セブ島でのデザイン留学【3ヶ月目】
こんにちは!すゑひろです。
このゑって毎回変換しないと出てきません。
さて今回はデザイン留学3ヶ月目です。前回はこちらから。3ヶ月目はほぼほぼ実践です。内容も少しポートフォリオチックになっています。次のキャリアに繋げられますように、、!!!
3-1.アプリのUI
毎日使っても飽きのこない、王道の歩数計アプリの依頼が来たので(というテイ)、誰でも簡単に使えるアプリのUIを設計しました。
今までのWebページとは違い、余白を多く取るよりかは、画面をいっぱいに使って制作していきます。
また、毎日使ってもらうために爽やかな印象の緑色、さらにグラデーションを起用しました。最初は緑単色や、水色などを使おうと思っていました。しかし、それだとどうものっぺりした印象になってしまったため、グラデーションに。
↓素早く記録を確認できるホーム画面
↓今までの功績をわかりやすく表示したレポート画面とカレンダー
今までとは違い、小さなキャンバスに細心の注意を払いながら可能な限り情報を詰め込むことが、すごく新鮮で面白かったです。こういうのもっとやっていきたい!
3-2.デザインで課題を解決していく〜その2〜
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためのデザインを考えました。
以下の人たちをターゲットに、既に厚生労働省が発表している手の洗い方のリデザインと、3月4月当時はマスクの買い占めや価格の高騰が多く見られていたので、家でも簡単に作れるハンカチマスクの作り方のポスターデザインを考案しました。
イラストで表現してあるから簡単に伝わるだろうと安易な考えを持っていたのですが、イラストこそ鬼門。まじで鬼門。
線の太さや長さ1つとってもそのデザインの情報になり、色のトーンアンドマナーが合ってないとそれもいらない情報になってしまう。正直とんでもない分野に足を踏み入れてしまったと、何回も後悔しました…。笑
そんな試行錯誤を経てできたものがこちら
「手洗い」ということで清潔感のある水色をベースに、それを邪魔しないように手前にある方の手と奥にある手の青色を配色しました。啓蒙ポスターは手をよく洗わなかったことで、手に付着しているかもしれないウイルスとこれから子どもに移ろうとしている様子を表しました。(多分こんなに容易な感じではないんだろうけど、あくまで表現の方法としてこのようにしました。)
ハンカチマスクは「親しみやすさ」や「簡潔さ」を求めて緑を起用しています。簡単さを表そうと、手順を一つのコマに省略させていたのですが、逆に手順が多く見えてしまい、どうやったら簡単に見えるのかを表すのがとても難しかったです。推奨ポスターの方はマスクが手に入らなくても家であるもので作れるよ!というのを表現するためにコピーをQ&A方式にしました。
ポスターは様々なパターン展開がしやすい「家でやろう。」シリーズから着想を得他のですが、キャッチコピーとイラストの兼ね合いがすごく難しかったです。また、手洗いとマスクの両方で、手を洗う文化やマスクをする文化がない国にも向け、英語.verも制作しています。
以上が私のセブ島で過ごした3ヶ月です。
最初の頃よりかは成長できたかなあ、!!!
2ヶ月目の途中からロックダウンが本格化し、授業は全てオンラインに移行。オンラインだけだと伝わらない表現を伝えるのが難しかったりとなかなかもどかしい部分もありましたが、スキル的にも人間的にも実りのある留学だったなと思います。
今日はこんな感じで。
ぜひハンカチマスクやってみてください。ではまた!