「あの人、メンヘラじゃない?」
最近は、頭おかしい人や病んでる人に対して"メンヘラ"と呼ぶ人たちが多いと思った。
その人が何を悩んでいるか、何を思っているかもわからずにそういった言葉を当てる。
考えてみよう、その人は病気かもしれない。
あるいは障害を抱えているかもしれない。
病気や障害を抱えている人に対してメンヘラは無責任で失礼だ。とても。
そう言った人たちが抱えているものはメンヘラなんて言葉じゃ収められない。とても重い悩みなのだ。
人を見た目で判断するのは良くない。
確かに人の中身は外見に現れる。外見だけでわかるという人もいる。
でも他人が何を考えているかなんて、誰にもわからない。
その人がどんな人間なのか、どんな性格なのか、趣向、事情、人それぞれあるのに見た目で「あの人はパッと見、〇〇だよ!」と決めつけるのは甚だ失礼だ。
確かにわかる人にはわかると思う。人を見る目が優れている人はいる。ただそんな人間はごく稀である。
だいたいの人は見ただけでどんな人間かなんて分かり得ない。
大事なのは話すこと、そして知ること。
知る事によって自分の視界も広がり、相手を理解できる。相手を知る事は正しい事だ。
そもそも困っている人悩んでいる人がいたら、助けてあげるのが、人間ってものだ。