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半径15メートルくらいの圏内にある超現実的すったもんだに振り回されていた中、何光年か先の宇宙を見ているかような競技を見て、改めて心洗われた。十年前、何なら今よりも現実が辛かった頃、フィギュアスケートに触れることは絶対的な救いで、辛うじて生きることは楽しいと思える時間だった。

普段のきっちりとした好みとは真反対の、ヒップホップストリート系の洋服にずっと憧れがあるものの、2〜3着だけポッと買ったところでクローゼットの中で浮きまくるのが気になって踏み出せない…👒

過ぎ去った夏が作り出したあの透き通ったあなたを思い出した

過ぎ去った夏が作り出したあの透き通ったあなたを思い出した

10月に入って一気に秋めいてきた。
秋晴れの日は、空がいつもよりずっと高く感じられる。

9月末の平日、仕事を早く切り上げ、ここ2年間で最も私の夏を彩ってくれたバンドであるtetoのライブへ行ってきた。

tetoはいつも、過ぎ去りしものや失ったもの、今ここにはないものを慈しむ態度を教えてくれる。
特に、『拝啓』と『9月になること』がそう。

この曲を聴くと、かつて好きだった人のことを思い出す。

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大学の4年間住んでいたのが馬場から計40分くらいのところで、一人暮らしにしては遠いため日々不満タラタラだったんだけど、その移動には「忙しなくて落ち着けない都心から心理的に距離を取る」という重要な意味合いがあって、日々の気疲れをリセットするのには最適な時間だったかも、と思った。

感情電車のBメロが四季の全てということにしても良い

"若木たち咲くのは 春の花
キラリ飛び交わして 夏の夢
背中に落ちゆくは 秋の空
手のひらに包んだ 冬の種

あかねさしまつのは 朝の庭
ゆらりはぐらかして 昼の声
目隠し飛び合うは 夜の幅
隣り合う裾根を絵に描いた"