夫婦でハプニングバーに行った人
人生におけるエロの比重は人それぞれ。いつも考える。私が性的なインタビューを受ける側だったら、何をどう話すんだろう…。言葉にするのは少し恥ずかしく感じて口が重くなるかもしれないけど、日々欲望とどう向き合っているかというのは、きっとその人の本質でもある。生き方とも言える。現状に満足しているのか不満があるのか。今後、それをどう変えていきたいのか。少し寂しいのか、諦めているのか、願望を抑えているのか…。あなたはどうですか。
淫タビュー第二章、4つ目の記事です!
【まえがき:物書きセラピスト✨りな(作家)】
#無名人淫タビュー #インタビュー #夫婦 #セックスレス #ハプニングバー
今回ご参加いただいたのは、偏光 さんです!
りな:こんにちは。よろしくお願いします。
偏光:よろしくお願いします。
りな:今日は、どんなエロについて?
偏光:そうですね…。完璧、丸腰で来たんですけど。
りな:どういう分野に性的な興味をお持ちですか。こういうシチュエーションに興奮する…とか、何でもいいんですけど。
偏光:あぁ、そうですね…。だいぶその潔癖というか、真面目に考えてる人間で…。あの…小説を書いてるんですが。小説書いてて、R18指定は結構付けようかどうか迷うんですけども。基本的にその…うーん…もう付き合ってる二人にとっては普通やろって思ってるんですけど。もう別にそのR18付けようが付けまいが、それは普通に日常だろうと思っちゃう。
りな:うんうん。
偏光:付き合ってる二人と夫婦にとっては…ですね。でもなんかやっぱり「指定入れてくれ」ってことになるんで。それは日常なんだからR指定なんて入れなくていいんじゃないか、って思うんですけどね。小説の話の展開にも関わりますしね、日常だから。
主人が提案するものだったら、とりあえず何でも試す。他の人は一切受け付けない
偏光:それで…興奮するポイントというと、えーっと…もう主人限定なんですよね。主人が提案するものだったら、とりあえず何でも試すけれども。
りな:うんうん。
偏光:主人以外はもう完璧に嫌だからやめてくれ、っていう。ノーセンキュー。そんなに別に…平均的で…飛び抜けて優れた男性ってわけじゃないんですけどね、主人は。笑
りな:うんうん。
偏光:ただ、相性の問題ですね。他は受け付けない。一切受け付けない。受け付けないどころか、もう見たくもないから来るなっていう。笑
りな:それは、いつからですか?
偏光:それはもう…結婚する前、ですね。基本的に…うーん…、男性にそこまで興味が…ないと言ったら違和感があるけど…あのー、いらんもんはいらんっていうのがすごく強くて。
りな:恋愛以外においても?
偏光:ええ。
りな:それって…付き合ったらもうその相手しかダメ…って感じなのか、それとも今のご主人が特別なのか、どうなんでしょう。
偏光:そうですね…。付き合った人限定で…だと思うけれども、今のところ主人としか、その、そんな経験をしたことがない。他にその機会が、何人かありはしたんですけども。そこに行き着かなかった…っていう。
りな:そこにっていうのは、性的な部分?
偏光:なんか…えーと、大変、難儀したそうです。私はその受け手側なので、その難儀度合いはわからないんですが。
りな:うふふふ。
偏光:もう、ものすごい大変だったという話を聞いてます。ものすごい岩盤で先に進まないっていう。ドリル持ってきて…みたいな。笑。私も気づいていても、コントロールしようがなかったという感じですね。ものすごい緊張が強いらしくて。
りな:ご主人は違った?
偏光:えぇ、でも半年かかりました。半年間まあ、チャレンジしてくれたわけです。
りな:偏光さん的には、何がポイントというか、他の人との違いだったと思いますか?
偏光:えーとですね…。鳥肌実さんって知ってます?
りな:いや、分からないですね…。
偏光:鳥肌実という芸人なんだか、パフォーマンサーなんだか…がいるんですね。主人が大好きで、時々それを車の中で聞かされたりしてたんですけど。その人の持ちネタで「敬語で "交わり" 」ってやつがあるんですよね。
りな:へぇ。
偏光:で、そのネタの中で、いつも敬語で奥さんと交わってる男が、それを息子にからかわれて反論するっていうネタなんですけど。その時の鳥肌実さんの表現が、 "交わり" とは奉り納めると書いて「奉納の精神」っていう。それに主人は大爆笑してそれを心に刻んでいる、ということで。
りな:うんうん。
偏光:それがあるとないとで大違いだな…と、私としては。奉納の精神。男性側もそうでしょうし、女性側も奉納の精神かどうかを判別しなきゃダメだなと。
りな:それって、もう少し詳しく言うと、どういう感じでしょう?
偏光:もう少し詳しく…。なんかその文言通りなんですけど。奉ったものを、納めるんですけど、具体的には…そのまんまなんですけど。そこに対してやっぱり敬意を払わなきゃいけないわけですよ。別に敬語を使わなくてもいいけど。あの、そういう意識で望まないと、基本的に、うまくいかないものであろうと。
りな:うーん…。なるほど。
偏光:あのー。えー、もうひとつ。まずそのあの "交わり" 中の「愛してる」はプロレスの「てめぇ、この野郎」と一緒だ、っていうことも言われたんですけど。信用するな、って。ただ、 "交わり" の直後に言われるのっていいと思うんですよね。逆に言うと、直後に言ってくれない人は信用しない方がいいと思うんですよね。最中と直後で意味が違う。もう最中はプロレスだ、と。
りな:その奉納の精神があるっていうのが、ご主人の "交わり" の良いところなんですかね。
偏光:そうですね。あの…もっと具体的に…もうちょっと思いついたのが、その…それは本当に普通で、それが一般的に普通であって欲しいんですけど、そのちゃんと相手に意志があるということを認識する。だから嫌なものは嫌だし、オッケーなものはオッケーだっていうのを、そのどんだけプロレス真っ最中でも、ちょっとは受け入れてくれるかどうかですよね。それは…相手が人間だと思ってたらある程度できると思うんですけど。まあ、なんせプロレス真っ最中なんで、人によっては難しいのかも。
りな:うーん。少し、生々しいことを聞いてもいいですか?具体的にどういう行為で興奮する…とか、ありますか?
偏光:うーん…えっと、妄想と行為は別物ですよね?
りな:いえいえ、妄想でも良いんです、偏光さんが好きなもので。
偏光:妄想に限って言うならば、私は結構その…レイプものが好きなんですけど。ぶっちゃけて言うと。笑
ただ提案しても、それはその意識では来ないから無理ですね。現実には不可能っていうことですよね。それはしたことないしされたくもないですが、妄想で限って言うならば、それかな。
りな:ご主人に「レイプっぽくして」みたいなことは言わないって感じですか。
偏光:一回言って、せっかくそれっぽくチャレンジしてもらったのに、思いっきり大爆笑してしまったので「ごめんなさい」って。
りな:うふふふ。
偏光:ごめんなさい、無理なことを。ごめんなさい、失礼しました。って。それはもう無理みたいです。
りな:なるほど、無理やりさせてまではしなくていい、っていう。
偏光:そう。まあ、実際にやってることで言ったら基本的にはもうこちらは、奉仕精神で臨んでるんで、向こうが望むことをしてやろうっていう感じです。向こうが喜ぶのであれば、ある程度までは試してやるが出来なかった時に文句を言ってくれるなよ、という。笑
りな:いろいろ提案されました?今まで。
偏光:ええ。そうですね。まず野外。野外、スカトロ、NTR。
りな:NTRは…寝取られ?
偏光:ええ。えーと、あと緊縛。主なところはそんな感じですかね?いや、もちろんできなかったものもあるんですよ。提案されて。
りな:ご主人は、そういう幅広い興味をお持ちなんですか。
偏光:やっぱこれ幅広いんですか?笑
りな:うーん、色々試してみたい方なのかな?って。
偏光:いやー、最初に付き合ったとき「僕、変態なんだ。ごめんなさい」って言われて、いや、そのくらいは普通なんじゃないかと私は思ってたんですけど、いろいろ本とかでは読んでたから。やっぱ幅広かったんだ。笑
まぁ、提案してくる人は少ないのかもしれない、実際のところ。えーっと、あとまあ各種色んな下着を身につけさせられたりもする。それはまぁちょっとオプションみたいなもんで。(偏光注:体勢や基本的なテクニックについては、ひと通り互いの好みを擦り合わせるだけのコミュニケーションを経ています。)
りな:お二人は結婚されてどれぐらいでしたっけ?
偏光:12年は超えましたね。付き合ってからでいうと、もうそろそろ20年になるのかな?
3~4年くらいレスだけど、手で抜いてはやる
りな:今でも現在進行中でいろいろ提案されます?
偏光:それがもう全然です。もう今は全然、全く "交わり" レスが4年…3年くらい続いてます。
りな:それは、偏光さん的にはどんな風に思ってますか?
偏光:もう無理してまでやることねえかなって、私の方では。笑
いやー、うーん…立たないし、立っても持続しないそうなんで。えーと、言い方生々しくなりますけど…手で抜いてはやります。
りな:なるほど。じゃあ、いろいろ試したのは少し前の話ではあるんですね。
偏光:そうですね。付き合いだしてから結婚して…付き合い出してから丸十年ぐらいは色々試して。えーっと、えっと、まああのお互い妄想は自由なんで、ニーズはあってもできない。できなかったらそれはそれでしょうがないので。結局スカトロとNTRはできてないんですけど、もうそれは私無理っていう。拒否反応が強かったんで、それはちょっと無理っていう。なんか無理でしたけど、理解はできました。スカトロも。
りな:スカトロって、あれですよね。自分とか相手の出したものを食べたり食べられたり…。
偏光:まあ、そうですね。飲んだり。
りな:なるほど。
偏光:それって生物の本能みたいなもんなんだろうなと思って、それによって、なんかこのあの受胎能力を確かめてるみたいな、この野性的なもんだなっていう。
りな:そうなんですね。
偏光:はい。男性側としては。これ、なんとなく生存…生物本能的にあるのかなっていう感じで、できはしませんけど、理解はしました。
りな:本能的っていうのはどういう部分ですか?
偏光:たぶん男性側のことなんですけど、女性を選ぶときに判断材料にするんだろうなって。健康であってほしいらしい。だからそれ自体が好きなんじゃなくて。あのー、下剤とかで出すとかは好きじゃなくて。あくまでも健康なものがっていう、はい、とにかく。
りな:女性の健康を確かめる…的なことなのか。
偏光:それに興奮するのは理解でき…そこまでは理解できないけど、もともとは本当はそういうことなんだろうなと思って。理解は示しました。
りな:うふふふ。
NTRは泣き出してしまってご破算に。主人が興奮しないなら意味がない
偏光:あとNTRはハプニングバー行ってみたんですけど。主人の友達も連れて行って。で、行くことにして。そしたらこれがあの、あの、実際やってみたら向こうが思ったほど興奮しなかったので、私は、私としては主人が興奮しなければやりたくない。そこで私は結構ちょっと精神的にちょっとかなり、まあ、迷惑…抑え気味に泣き出してしまって、そこでご破算になったんですけれども。
りな:うん。
偏光:いや、それは無理っていう。向こうが興奮しなきゃって言って。それ何のためにここにいるのかわからんっていう話で。お流れになって、結果お流れになってよかったねって話。
りな:お互いに、違う相手とするのを見ながら…っていう感じですかね?
偏光:そうですね。そうですね。向こうもお流れだったし。いやその時は向こうの女性は来なかった。なんか用事があって来れないってことになったんで、幸いにして2対1になったんですけど。
りな:なるほど。
偏光:2対2だったらヤバかったかもしれないですね。また別の扉が開いたかも。閉まったかな?閉まったかもしれない。わからない。
りな:ご主人が、偏光さんが他の男性としているのを見て興奮しなかったってことですよね。
偏光:そうです。されかかるのを見ても全然乗ってこない。私が途中でもう、それは話が違うなと思って。あーもうちょっとその余裕はなかったですよ。だいぶ泣きじゃくって。ダメだ。この状態じゃダメだって話。
りな:ご主人が興奮するならと思って、頑張って無理してたのに。
偏光:ですね、そうですね。何の意味もないと。
りな:ちなみに、ご主人はとりあえず試してみたかったのかな?
偏光:えーとね、すごくあのこれ、結構、あの個人的すぎる話になるから、話してもいいんですけど、ちょっと記事にするのは微妙なとこなんですけど。主人があの、えーえー、主人の再婚相手なんですね。私ね。で、最初の奥さんは寝取られてるんですよね。だからトラウマ混じりなんですよね。
りな:ご主人が以前にも結婚されていて、ってことですよね。
偏光:主人が。私は再婚相手で、主人にとっては2回目なんです。私は初婚で。1人目の奥さんの時に寝取られてしまって。
りな:あー…。
偏光:寝取られたと知った時にめちゃくちゃ興奮を感じて。だから半分トラウマ混じりの欲求なんですよ。
りな:うーん。不思議な感情なんですね。
偏光:不思議な感情ですね。なんか掘り起こしたら闇が出るかもしれないです。ここで止めといてよかったかもしれない。だから妄想ではすごく好きみたいですけど、実際にやるとなるとトラウマが噴き出すんじゃないかと。いや、これが微妙なところで、いや、あのすごく奥さん。前の奥さんって言ったらあれなんですけど、元嫁から誕生日に電話かかったり、普通しないですよね。そのあの奥さん側の…、奥さんが多分結婚するときにあの、多分「子供いらない」って、気を使って言った言葉を主人は真に受けすぎてて。もうじゃあいらないつもりでいたら、奥さん本当は、欲しかった。
りな:うーん。
偏光:離婚してすぐ別の方と再婚してすぐ子供を作ったっていうのは、多分そういうことだろう。それで毎年誕生日には電話してくれるっていうのは嫌いじゃなかったんだろう。あのね、私の存在を知ったらもう、誕生日の電話はなくなりました。だからあの奥さん、いい人なんですよ。笑
りな:そうか…笑
偏光:奥さんとの離婚の原因を、もちろん再婚するとき、結婚するときに私聞きまして、っていうより、それを話せなきゃダメだなと思って、話してくれなきゃダメだなと思って、その時に奥さんの悪いことは言わない、ここで奥さんの悪口言う人はダメだなと思ってたんですけども。自分が悪かった風な言い方にしてくれてたので。えーっと、まあそこで奥さんの悪口言う人は多分私と別れても同じように言うじゃないですか。私はそう判断したんですけど。
りな:で…野外とか緊縛に関しては実践してみたって感じですか。
偏光:その野外はやりましたけど、やりましたけど、あの…ものすごく気をつけてください。人にはお勧めしません。私もあの、えー、正直犯罪なんで。誰にも見られない場所を探すのは相当苦労します。リアルタイムで見られていないとしても、どっかで隠しカメラとか。
りな:そっかー…。
偏光:あることは前提の上で、前提の上ですよ。防犯カメラに撮られてるかもしれないことは。もうそれは怖いと思ってやるしかないです。やりましたけど。
りな:実際、どうでした?
偏光:うーん、あの、えーっと、本当に準備までが大変だったんで、なかなか大変だったというのが強いんですけど、ちゃんとゴム準備しとかないと。それもあの、切らしたらアウトなんでね。
りな:あ、そうか。
偏光:えぇ、そんな野外だからって生ではできませんので。むしろやっちゃいけませんので。っていうことをちゃんと守ってくれる相手かどうか、まあ、なんかそういうの守らなさそうな人もいるじゃないですか。守らないみたいな話も聞くから。それは、よろしくないので。
りな:一回だけですか?
偏光:二、三回。笑 えーと、これが難儀したのが…、その向こうはもう向こうはもういっちゃうじゃない。こっちは盛り上がり最高潮で終わるんですよ。それで二回戦に挑めないわけですよ。その状況的に。
りな:ああー。
偏光:これがね、悶絶しますよ。こっちは、だからあんまりおススメしない…本当に盛り上がり最高潮で…。屋内であればまだ続きができますけど。急いで、その。急いで見られないうちに終わらせないといけないから。軽犯罪ですからね。
りな:興奮自体はしました?
偏光:まあそうですね。盛り上がり最高潮でしたからね。
りな:野外 で"交わり" をする時の興奮する要素って何でしょう。
偏光:えっとなんせ外開けてますからね。空気がね。何にせよ。
りな:開放感的な感じですか。
偏光:ですね。
りな:ちょっとデメリットもあるけど、やってもいいなって感じですか?偏光さん的には。
偏光:場所が見つけられればっていう。
りな:それが難しいですよね。なかなか。
偏光:場所が相当難しい。今はなおさら難しいでしょうね。それ十年以上ぐらい前なんで。まずは、今はなおさら。
りな:同じ場所で同じ時間帯にしてもダメかもしれないですもんね。
偏光:無理ですね。本当、その時にその時偶然そこに何もいないっていう時に。
りな:夜だったんですか?
偏光:夜…いやまあ、両方。笑
りな:うーん。
偏光:昼は本当、周りに全く何もいない状況。誰もいない状況だったから良かった。なんか夜はなおさら怖いです。夜は更に怖いですね。見えるものが何もないですからね。自分たちも見えませんからね、なかなか。隠しカメラどころか、本当は実は隠れてる誰かがいないとも限りませんからね。もうそれ、なんかフランスの、ルクサンブール公園だったかな? 中世時代の公園だったらそれはもう、奪い取られてますからね。その見つけた人のものになりますからね。
りな:うーん。女性が?
偏光:女性が。そんなことやってるならいいんだよな、ってことになりますからね。
りな:え…そういうこと?
偏光:男なんか殺されちゃいますよ。
りな:うわぁ…。
偏光:緊縛の方は、あの…遊びでやってる分には面白かったです。っていうのは、遊びじゃない世界も、あの、覗き見たんですけど。プロの緊縛師の方を紹介されたけど、ただ単に紹介されただけで、その人の実演があるんですけど。そこの世界になると、もうそれはお金を取るレベルっていう。もう、もうアートの世界になって、ここまではやってないですけど。あのー、縛って吊るすんですよ。そして撮影するという。
りな:うーん。
偏光:でも上手いこと縛られると、それでもう女性の方はガクガク震えて、いっちゃってましたけど。(偏光注:緊縛師は緊縛と状態管理のみ。誘導はパートナーがします。)やってみたくはあるけど、それはその人にお金を払って頼まなきゃいけないので。そこまでではないのでっていう、そこまではちょっと…。
りな:うーん、実際はご主人が縛ってくれたんですか?見よう見まねで。
偏光:うんうん。
りな:吊るされるまではせず。
偏光:それはせず。
りな:難しいんですよね。きっと。
偏光:いやー、もうあの、本当にヤバいらしいです。その、ちゃんと技術を持ってないと。えー、骨折れたり肉裂けたりするらしいんで、本当にそれは、ちゃんとやってもらわないと。なかなかすごかったですけどね。それは見る価値はあったような。
りな:うーん。
偏光:アートレベルの。
りな:緊縛のショーがあるんですか?
偏光:あ、そうですね。ショーみたいなのがあって。(偏光注:会員のみの限定公開です。)うーん。作品になってましたね。もはや。
りな:それは一緒に見た後、やってみたって感じですか?
偏光:いや、それはあの前から。やってみた後で知り合いの紹介で見に行って。ここまではいらないねって。そこまでは、いや、その人に、結構なお金積まなきゃいけないんですよ。やっぱりプロだから。まあでも、見れてよかったね。面白かったねっていう。そういう世界があるんだなっていう。極めた人は極めるんだねっていう。
りな:そうなんだ。いろいろやってみた結果、どういう形の "交わり" が一番、偏光さんはよかったなって思います?
偏光:やっぱりうちで落ち着いて、結局は家で落ち着いて。笑
落ち着いた状況で、家よりは本当は、ラブホの方が楽なんですけど、後始末しなくていいし。なんかもう、そうですね。3年ぐらい前からもうラブホもお金かかるし、もうなんか疲れるし面倒くさいってなる感じで。連れてってもらえない。「お金もったいない」と。
りな:それは、ずっと一緒にいるからマンネリ化みたいな感じなんですかね?
偏光:えーと、多分なんですけどね。もうなんか別にマンネリ…ああ、そうですね。向こうの気持ちがわからんので何とも言えない。もう立たないし持続しないのが悲しいと言われてるから、マンネリはマンネリなんでしょうけど、なんか飽きるというよりも。たぶん多分なんか15年間1人の女性…多分ちょっと悪いこと言うかもしれないですけど、あの、多分同じ女性に対する男性のその限界じゃないかなって。あの、これはあのその人の性格とか理性とかそういう問題じゃなくて、その。
りな:うんうん。
偏光:もうあの生物。自分の子をはらめる相手という認識が。根っこに無くなるのかなと思って。人間的な情とか、理性の世界とはちょっと別のところにですよ。それを超えたらもう家族っていう言い方をよくしますけど。家族っていうか、まあまあ穏やかに過ごしていいんじゃないか…ぐらいになっちゃうんじゃないかなと。
りな:女性から男性に対して、はまた違うんですかね。
偏光:あー、はいはい、女性もそうかもしれないですね。女性も実はそうかもしれない。その相手とはもう10年15年が限界なのかもしれない。あともう一個思ったんですけど、言うたら、その、飢えた動物じゃなくなるわけですよ。その付き合いだした時みたいな、ある程度お腹いっぱいになると食べたくなくなるというのは普通のことかな、って。割と序盤ってすごくなんかこう、飢えてるからガツガツくるけど。
りな:うーん。
偏光:もうそれを過ぎると、もういいや、もうある程度満たされたんじゃないかな、って気が。
そろそろ閉経。もう子供が作れないこと確定になるのは、寂しい
りな:なるほど。レスに関して、偏光さんは結構受け身な感じですか。
偏光:うーん。なんかやっぱり時々ちょっとなんか寂しい感じはしますけれども、立たない持たないで主人にそんな悲しげになられると、要求するわけにもね。そうですね、寂しいと言ったら多分もう私、そろそろ45歳で閉経が来るんですよね。だからそのもう作れないという、そこの寂しさはありますね。子供作れない。まあ社会状況的に作れないんですけど、元々。
りな:子供、欲しかったですか。
偏光:いやー、いや、欲しくないと言ったら嘘になりましたけど。あのー、まず私がまず結婚した当初は体弱かったのと。体弱くて卵巣の形が異常で、まあできないだろうって言われてたのと、まあできて産んだところで家族の、実家の協力が得られないとか、そういうことがあったんで。それは別に欲しくないとは言わないけれども、できたら産みたかったけれども作れないよねっていう、状況のままもう作れないこと確定になるのは、確かに寂しい面はある。
りな:避妊まではしてなかったけど?
偏光:できたら生もうかなってのもなかなかね。あのやっぱりそれはある程度責任取れなきゃ作れませんからね。育てきれるだけの環境は用意してからじゃないと。ただ、産めばなんとかなるっていうのはちょっとお互い好みじゃなかったんで。そんなわけないんで、やっぱりちゃんと育てきれるだけの状況は確保してからじゃないと。それは少子化なりますわ、って思って。
りな:うん。複雑ですよね。
偏光:ええ。なかなか。別に仲悪くないのに作れないんだから。仲悪くないけど、主人の方も体壊して年単位で会社を休んでしまったんで。結婚してから。結婚してからすぐの、一年目ぐらいですかね。もうそれもあってなかなか状況が良くなかったしならなかったっていうのは。でもまあいないならいないで。
りな:それはそれで。
偏光:ただ、それでもやっぱり寂しさはありますよね。そろそろ閉経って。大体がその…あー、ちょっとだいぶ愚痴りますけど。そうですね。閉経や生理のことを本当に表立って喋る機会が一切ないのはどういうことなんでしょうね!?って思うんですけど。(少しヒートアップ気味に)ちょっとなんかこれ、あまりにもあまりにもなんか喋る機会なさすぎじゃないかって思って。
りな:うん。
偏光:それ小説で書くこともできないし、書いたら「気持ち悪いから消せ」っていう感じになるし。気持ち悪いってなんですか?確かに男側のフィニッシュを書かれたら私もそう思うかも、でも、なんか聞いた話ではすっごい、人生最初の精通がむっちゃくちゃ痛いって言うから、それは女性も知っといていいんじゃないかなって。
りな:うん。
偏光:知っといたら、もうちょっと女性側の男性を見る目も優しくならないか、って思ったりもします。なんかこの、軽く扱われますよね。閉経の話も生理の話もすごい。男性側の話も多分。なんか当人はだいぶ悩んでたり苦しんでたりするんですが。
りな:なかなか分かってもらえない。
偏光:今でこそ、産婦人科なんかも、なんか若いうちから通っとくといいよって話ですけど。実際のところ通ってみても「何しに来たの?」って感じだったりするんですよね。あの田舎のちょっとした産婦人科は「え、ここ妊娠したい人しかいらないよ。」みたいな感じの雑な対応することが多いんで、悲しい。行きにくいですね。だいぶ。
りな:偏光さんは、ご主人の提案を何でも受け入れるって感じで言われてて、だから "交わり" レスもしょうがない、って感じですか。
偏光:ええ、そうですね。現状維持になってますね。
りな:少し寂しい気持ちもあるけど…っていう?
偏光:そうですね。寂しい気持ちもあるけど…、もう抜いてやってるしっていう。
りな:そこに関しては、偏光さんはどうなんですか?
偏光:私は、どうぞどうぞやりましょうっていう感じで。お望みならどうぞ、って。笑
りな:嫌ではないし?
偏光:ええ、全然。オッケーです。ただ本当、主人以外は絶対嫌っていう。なんかなんかそれがちょっとアレなんですけどね。正直あの主人の以外は見たくもないと。
あの、実際のところNTRをホントにやってたら、多分扉が閉まりきったと思うんですよね。実際やっちゃったら、これ本当に最後まで行っちゃってたら扉が完璧閉まってたと思うんですよね。やらなくてよかったと思って。もう、もう受け付けなくなったんじゃないかなと。主人のことも。
りな:うーん。
偏光:ね。でもでも、妄想ではレイプもの好きなんですよね。ここもトラウマがあるのかもしれない。
りな:現実じゃないからいいんですかね?怖いもの見たさ、ホラーみたいな?
偏光:そうですね。現実じゃないからですね。現実だったら、やっぱり現実は耐えられないですね。妄想ですね。やっぱり。うん。
りな:ちなみに、何の障害も何の障壁もないとしたら、偏光さんはどういう性生活を送りたいですか。
偏光:うーん、何の障壁もなかったら…何の障壁もなかったら…ああー、いや、何の障壁もなかったら子供作りたかったなっていうのはありますね。やっぱりね。やっぱりね、そこがありますね。何の障壁もなかったら、まずやっぱそこが先に来るのかな?一番。今、やっぱ女性の根源こっちかもしれないですよね。やっぱり子供欲しいっていうのはあるんでしょうね。
りな:本能的に…ですかね。
偏光:本能的には。理性とかはもういいとして。やっぱ子供、子供ほしい、なくてもいいけど、やっぱ作りたかった。これが結構でっかくありますね。
りな:うーん、それはお母さんになりたいのか、今のご主人との子供が欲しいのか、どっちが強いですか?
偏光:あー、主人との子供が欲しいですかね?えぇ、そうですね。うん、そうですね。子供作る前提で交わりたい、交わりたかった。もうがっつり、できてオッケーみたいな感じの状況で。笑
りな:それは女性特有かもしれないですね。もしかしたら。
偏光:ですね…。それはそれは、なんかこのぜんぶどっか取っ払った "交わり" ができたんじゃないかなって思うんです。笑
遺伝子レベルでは海の男にむっちゃくちゃ惹かれる。理性では絶対無理だけど
偏光:であ、あと!多分…なんですけどね。あの…、多分と言ったらちょっとまた…、いやえーっと、私あの九州出身で。もともとの好みはものすごい今の主人とタイプが違ってて。なんか海の男みたいな。日に焼けた。小柄な。頭はげ散らかしてるけど。体毛濃いみたいな。そういう人にむっちゃくちゃ惹かれるんです。
りな:うふふ。
偏光:これ多分、もうそういう人見かけるたびに、もうあのぶっちゃけ体がうずくレベルで、めちゃくちゃ好きってなるんですけど。多分、だから、本当はそういう人と結婚する。なんか遺伝子的にはそういう流れだったんだと思うんですけど。もう今大阪に移り住んで主人は全く全然タイプの違う、白くて髪の毛フサフサで。
りな:うん。
偏光:毛も薄くて、なんなら自分であの自転車乗ってるから剃りたい方で。でもあの多分DNA的にはね。あの、なんか本能からくるような情欲はわからない。でもすごい人間的に好きだから奉納の精神があるから、結婚してまあ過ごしましたけど、だから本当はそういう海の男に滅茶苦茶にされたい人間だと思うんですよ。
りな:うんうん。
偏光:遺伝子レベルです。私は選ばないけど、っていう。あの港の女になる宿命だったと思うんですね。笑 港に寄ってくる男をとっかえひっかえって、言い方違うか。今日はこの人明日はあの人を、慰めてあげるわ。みたいな感じのが多分、遺伝子的には求められてたのかもと思って。
りな:なるほど。
偏光:はい。ただ私理性では、それはもう絶対無理なんで。だから、今は別に、今理性ではこの人生でいいんですけど。そっち側が多分いや、多分やってみたい部分があるんでしょう、みたいな。
りな:もし別の人生歩むなら、ってことですね。
偏光:ただ、すっごくあの海の男は本当に奉納の精神なんてあったもんじゃないですから。笑
あの親世代を外側から見てる範囲ですけど、もうもう耐えられない耐えられない。
りな:うーん、女性を大事にしないって感じですか。
偏光:まあ「酒飲まずに女と寝れるか」みたいな。どういうこと?って。私自身も「酒の子だ」って言われてますしね。自分が父親から「酒の子」って言われてるのが、それがショックだった。母親からも泣かれてるんですよ。あんたは「お酒の子」だ、って言いながら母親が泣く…って言う。(偏光注:それこそ酒の席で夫婦仲の良さをからかわれての照れ隠しに言う事が多いので、一種の九州文化的な表現だとは思いますが、母親が我が子一人に向かって泣きながら言う場合はアウトです。)
りな:酒の子っていうのは酒で酔った勢いで…って感じで合ってますか。
偏光:そう、酒の勢いで作っちゃった子供。本当は父が酔っ払ってる状況では、少なくとも母は望まなかった。それがすごく嫌だから、そこに引きずられてるところがあるのかもしれないですね。
りな:うーん…。偏光さんは、これからどうしていきたいとか、ありますか?
偏光:そうですね…もうあのリアルがもう厳しいんで、小説の中で好きなもん書いていくしかないなっていう感じで、小説が徐々にエロくなってきてる。どうしたもんかと。話がエロくなってきていて。
りな:書かれてるのは、恋愛小説なんですか?
偏光:恋愛小説もありますけどね。やっぱりその私は、もう付き合わせて、付き合いだしたらもうやらせたいので、普通に日常生活として。だって、みんなそうでしょうと思ってるので。R18に引っかかるといっても、R18で見せたいわけでもない。そんなにガッツリエロでもないっていう。
りな:表現を工夫して、そのギリギリの境目を探してる…って感じなんでしょうか。
偏光:そうですね。基本的にもうなんだろ、私以外のことを言えば、もうあのー、その当人同士が納得できれば、もう、同性だろうが異性だろうが複数いようが構わない。小説として書く分には全く、その辺は人それぞれ自由でいいんじゃないかと。だから、一応腐女子でBL好きだということにしてますけど、実際BLじゃなくてもいいんですよ。その当人同士が良ければ別にいいんですよ。ノーマルでも。複数ってのもありだと思ってるんで、別に一人に限るわけじゃないだろうと思って。
りな:偏光さん自身の好みが反映されてる?それとも小説では少し違うんでしょうか?
偏光:うーん。うーん、もう、ただ、やっぱり複数はあり得たんでしょうね…って思いますよ。その主人以外にも、誰かそういう人が…その海の男が、現れたら。笑
りな:うふふ。
偏光:海の男が現れて。そっちに寄ってっちゃって。不倫しながら結婚してるみたいなことに、片足踏み入れかけたことあるから。海の男っぽい人に近寄って、お互い不倫ですのでやめましょうね、って、理性を総動員してやめたことがあります。
りな:なるほど。
偏光:小説は妄想半分。まあ、こういう人生があっても良かったんじゃないかな、みたいな。アブノーマルという意識すら私、本当は持ってないです。
りな:うんうん。
偏光:それ、それをあの、そういう人間だっただけじゃないかなって話です。一人に限ったわけじゃないんでしょう?と。どうしてもその不倫ってことになってしまってね。現実にはしづらいんですけどね。小説の中では書いちゃってますし。
りな:小説の中では自由ですもんね。
偏光:そうそう。お互いに納得してるやん、としか思わない。
りな:今書かれているのは、出てくるキャラクターたちが納得している形のストーリーが多いんでしょうか。
偏光:そうですね。そうですね、もう…そうですね、あの…無理強いは嫌なんで、そういえば無理強いはむしろ打破してます。もう、なんかもう成敗してますね。笑
りな:それは作者自身が嫌だから。
偏光:それは私は嫌ですね。妄想でって言っちゃいましたけど、これ多分どっかちょっとトラウマ的なのかもしれないと思って。本当はすごく嫌だから、なんかこっちに引きずられてるのかなって気もちょっとしてきました。
りな:ああー。
偏光:好きなわけがないんですよね…っていう感じがして。今の話、ものすごく私小説では思いっきりそういうタイプのやつは排除してますから。言われてみたら自分で書いてる話に全く出してない。レイプものに興奮するって言ってた割にね。
りな:あー、なるほど。
偏光:妄想してる時は自分じゃないですからね。それもちょっとだいぶ困るな。妄想ではね。自分以外ですよね。なんかこれはちょっと黒いものがありそう、はい。
りな:では最後になりますが、偏光さんにとってエロってなんですか?
偏光:あー奉納の精神で。笑
やっぱりそれはそれだけ書いてくださいって感じ。大事です。大事です。絶対。全国民の心に刻んだ方がいいと思ってて。
りな:なるほど、男性も女性も。
偏光:はい、男性も女性も。
りな:なるほど、ありがとうございます。最後何か言い残したことはありますか。
偏光:いや、もうある程度そうですね。もう結構喋ったんで大丈夫です。
りな:はーい。ありがとうございました。
偏光:ありがとうございました。
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あなたとの子供が欲しい
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ここからは、りなのあとがきです。
一生に一度でも良い、子供が出来てもいいと思いながら "交わり" をしたい…。
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