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わかってほしい、わかってもらえるようにというか、誰かに伝わるようにって思う人

むかしむかし、ある村に、伝心(つたえごころ)という若者が住んでいました。伝心には強い願いがありました。「わかってほしい、誰かに伝わってほしい」という切実な思いでした。
伝心は言葉を探しました。
夜空を見上げては、
川のせせらぎを聞きながら、
風の音に耳を傾けながら、
どうすれば自分の気持ちが伝わるのかを考えました。
時には絵を描き、
時には歌を歌い、
時には手紙を書き、
あらゆる方法で思いを伝えようとしました。
ある日、村の賢者が伝心に言いました。
「心を伝えたいという思いは、それ自体が既に誰かに届いているのかもしれないよ」
伝心は驚きました。
「でも、うまく言葉にできなくて...」
賢者は続けました。
「伝えようとする思いの強さも、また一つの言葉。あなたの『わかってほしい』という気持ちそのものが、既に誰かの心に触れているのかもしれない」
後に伝心はこう語りました。
「完璧な言葉を探すより、ありのままの思いを届けることが大切だったんですね。誰かにわかってもらいたいという気持ちそのものが、既に一つの声なのかもしれません」
そして「伝えたい心は、既に声となる」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年2月14日23時00分に書く無名人インタビュー1020回目のまえがきでした!!!!!

【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは IYOZUKI さんです!

年齢:~10代
性別:どっちでもないになりきれなかった女
職業:JK



現在:新しい人との出会いがたくさんありますね。学校でも、学校を離れて塾とかに行っても、あとはこういうふうにオンラインとかで繋がらせてもらえる機会が多かったりして、たくさんの人と出会いますね。

こーすけ:
IYOZUKIさんは、今何をしている人でしょうか?

IYOZUKI:
今は実家を離れて、寮生活をしながら、高校に通っています。

こーすけ:
何年生ですか?

IYOZUKI:
高校1年生です。

こーすけ:
寮生活はどうですか?

IYOZUKI:
今まで本当に実家から出たこともなく、人と関わるイベントとかには参加してたんですけど、やっぱ生活するってなると、お互いの嫌な部分も見えてくるし、なんか自分が人をどういうふうに見てるんだろうっていうのを、なんか気付くようになりました。 

こーすけ:
何に気付きました?

IYOZUKI:
なんか自分がこの人いい人だなとか、なんか素敵だなって思うところがはっきりしたというか、ていう本当に小さな、なんかドアバンって閉めるような人じゃないっていうところだけでも、なんか人のことを考えられてるなって思うようになったとかって感じですね。 

こーすけ:
寮では何人で過ごしてるんですか?

IYOZUKI:
一つ一つの部屋ごとに大体4人ぐらいの部屋なんですけど、それが17部屋あるぐらいの結構大所帯です。

こーすけ:
4人で一つの部屋に住んでるってことですか?

IYOZUKI:
そうですね。

こーすけ:
寮生活はいかがですか?

IYOZUKI:
なんか地元を離れてみて、地元の良さに、より気づくようになりました。

こーすけ:
地元はどちらなんですかね?

IYOZUKI:
場所が場所なんですけど、あの、結構山奥の方に。ちょっと県は避けさせてください。

こーすけ:
全然全然、なるほど。

IYOZUKI:
すごい山奥から出てきて、今は海辺の町に住んでます。

こーすけ:
言える範囲で良いんですけど、地元の良さってどんな感じですか?

IYOZUKI:
何て言うんだろう、なんか住みやすいとかそういうのじゃなくて、私の中では空が綺麗だったなっていうのを、こっちに来て感じました。 どっちも田舎なんですけど、なんか空の色が、自分の町の方が綺麗に見えるというか、そんな感じです。 

こーすけ:
今は綺麗に見えないですか?

IYOZUKI:
いや、綺麗なんですけど、やっぱなんか雰囲気が違って。なんか星がもっと綺麗だったなとか、夕日がもっとはっきりした色だったとか、こんな色だったみたいなのを、こっちに来てから綺麗だったなって思い出すことが多くなりました。 

こーすけ:
なるほど。寮生活で嫌な部分が見えてくるって仰ってたと思うんですけど、住んでみてどんな気分になることが多いですか?

IYOZUKI:
なんだろう、 距離が近いからこそ、友達と喋れないことが増えたなって。遠く離れてる友達とか、地元の友達と一緒に過ごしてたときは、こんな悩みを話せてたけど、なんか生活していくと話せないんだなとか。

そういうのもあったし、やっぱ生活するってなると、本当にさっき言った扉の開け閉めだけでも、ちょっとずつストレスが溜まってく感じ。なんかそういうところかな。

こーすけ:
話せないっていうのは、どんな感情ですか?

IYOZUKI:
信用してるけど、信用できないみたいな。

こーすけ:
会話とかは普段しますか?

IYOZUKI:
しますね。

こーすけ:
どんな会話が多いですか?

IYOZUKI:
勉強の話もするし、普段のちょっと気づいた言葉の違和感とか、「私はこういう映画を観てこんなふうに感じたんだよね。」みたいなのを話してくれる子がいて、なんか、なんていうんだろう。 「あなただったらどう思う?」っていう話をされることが多いです。 

「自分はこう思うんだけど、どう思う?」ってそういう話を振られる。振られるし、振ることが多いかもしれないです。ご飯食べてるときとかでも。

こーすけ:
それは、同じ部屋に住んでる友達たちとが多いですか?

IYOZUKI:
同じ部屋ではないんですけど、食堂でパッて会った友達とか、先輩方とかと、なんかいきなりそんな話を、ご飯食べながらすることがあります。

こーすけ:
その会話してるときは、どんな気持ちになりますか?

IYOZUKI:
中学生のときはそういう話をできる友達がいなくて、なんかちょっと悲しいというか、なんかちょっとつまんないなって思ってたんですけど。

高校に入ってから、そんな話を振られるようにもなるし、私よりすごい考え方を持った人とか、知らなかった考え方を持った人と喋るので、楽しいです。 

こーすけ:
寮以外に、一人で下宿するとか、そういう選択肢とかってあったんですかね?

IYOZUKI:
基本的に、外から来る人たちはみんな大体寮だったので、そういうのはなかったですね。

こーすけ:
寮の人が多いですか?

IYOZUKI:
結構多いです。半分ぐらい。学校自体がそんなに大きくないんですけど、半分ぐらいそんな感じです。

こーすけ:
なるほど。高校生活はどんな感じですか?勉強だとか、それ以外のことだとか遊びだとか、何でもいいんですけど。

IYOZUKI:
新しい人との出会いがたくさんありますね。学校でも、学校を離れて塾とかに行っても、あとはこういうふうに、オンラインとかで繋がらせてもらえる機会が多かったりして、たくさんの人と出会いますね。

こーすけ:
それは生徒、先生、それ以外?

IYOZUKI:
高校生でもそうですし、同級生だけじゃなくて先輩とか、違う学校の人とか。あとは仕事をされている方であったり、それも自分と同じ場所に、同じ町に住んでる人じゃない人ともですね。

こーすけ:
仕事をされてる方ってのは、どうやって出会うんですか?

IYOZUKI:
なんかちょくちょくイベントが開かれてたりすると、基本的に開かれたら参加すると思って参加して。なんか対話会であったり交流会であったり、視察に来ている人がいたら、絶対そのイベントに参加するみたいな感じです。

こーすけ:
塾にも通ってるんですか?

IYOZUKI:
塾にも通ってます。

こーすけ:
どれぐらいの頻度で?

IYOZUKI:
行ける日は毎日行ってますね。何曜日とか決められてなくて。自分で勉強する場所があるっていう、そんな感じなので。

こーすけ:
○○塾みたいな、民間の塾なんですか?

IYOZUKI:
いや、そうじゃないんですけど、なんか塾がちょっと変わった塾で、なんかガツガツ勉強だけ、数学だけじゃない。人とも話せる場所があるようなところなので。

こーすけ:
なるほど。そこに通ってる目的とかあったりするんですか?

IYOZUKI:
二つぐらいに分けられて、やっぱ一つは、自分がここに来たら絶対勉強するっていう。家とかにいても、勉強は全然できなかった人なので、そういうふうに決めてやってたり。

二つ目は、いろんな人と喋れるっていうところで、イベントがたくさんあったり、あとは先輩方と、もうそこでかなり話をさせてもらったことが多かったので、そういうところで通ってます。 

こーすけ:
勉強の話があったと思うんですけど、高校生活の勉強ってどうですか?

IYOZUKI:
結構苦戦してます。なかなか本当に苦戦してます。

こーすけ:
どんなふうに苦戦してますか?

IYOZUKI:
いやもう、授業を聞いてても、そのときはわかっても、後から問題を解いてるとわからないとか。科目も多いし、もう点数もなかなか伸びないみたいなところで苦戦してます。

こーすけ:
なるほど。得意な教科とか、苦手な教科とかありますか?

IYOZUKI:
なんだろう、公共とか。

こーすけ:
公共って何ですか?

IYOZUKI:
社会科の公民みたいな。社会が好きなんですよね、社会科の授業が。なので、多分それで楽しいんだと思います。

こーすけ:
地理とか歴史とかも好きですか?

IYOZUKI:
好きです。すごい好きです。

こーすけ:
逆にあんまり好きじゃないとか、苦手な教科ってありますか?

IYOZUKI:
理科系の科目とか、数学とかは、苦手です。でも全部の教科は好きなんですよ。好き嫌いでいえば。

こーすけ:
文系か理系かでいうと、どっちですか?

IYOZUKI:
文系かもしれないです。

こーすけ:
勉強、塾、イベントに参加する、寮生活、それ以外で何に時間を費やしていますか?

IYOZUKI:
なんかプロジェクトとか、最近持ってる高校生多いんですけど、学校によっては。その中で今、いろいろと始めようかなと思っていて、今はラジオをやってます。

こーすけ:
ポッドキャスト的な感じですか?

IYOZUKI:
そうですそうです。1人だけじゃなくて、何人かでチームを組んで今、絶賛やってるところです。

こーすけ:
なるほど。それはいつ始められたんですか?

IYOZUKI:
先輩から引き継がせてもらって、1月ぐらいから。本当に、最近始めました。

こーすけ:
やってみてどうですか?

IYOZUKI:
そもそもラジオが好きだったので、すごいお話をいただけたときは嬉しくて。なんかチームでやることの難しさもすごいあるんですけど、でもなんかみんながラジオ好きだから楽しんじゃってるみたいな感じで、楽しいです。

こーすけ:
元々聴くのが好きだったんですか?

IYOZUKI:
聴くのが好きだったんですね。結構、あの、福山雅治さんのラジオとかずっと聴いてました。

こーすけ:
リアルタイムで聴いてたんですか?

IYOZUKI:
そうですね。ちょっと前まではそうでした。

こーすけ:
今も聴きますか?

IYOZUKI:
今も時々、ラジオは聴きますね。

こーすけ:
ラジオ聴いてるときって、どんな気分になったりします?

IYOZUKI:
なんかラジオ聴いてるときは、ちょっと現実とその境目がなんかあるようでない感じ。ラジオって、リスナーとの距離が近いって言うじゃないですか。それをすごい感じます。

こーすけ:
ええ。リスナーのお便りみたいな、あったりするんですか?

IYOZUKI:
私のやってるところでは、まだなかなかあんまり知名度も上がってないので、ないですけど、やりたいですね。

こーすけ:
なるほど。周りからこんな性格って言われるとか、そういうのってあったりしますか?

IYOZUKI:
性格、テンションがバラバラって言われることが多いです。すごい明るいときもあれば、いきなりなんかずっと黙ってるみたいなときもあって、ちょっとよくわかんないって言われますね。

こーすけ:
それは結構自覚あるんですか?

IYOZUKI:
自覚ありますね、結構。

こーすけ:
どんなときに明るくなったり、黙ったりするんですか?

IYOZUKI:
なんか多くの人が同じだと思うんですけど、朝からはなかなかあの盛り上がれないタイプで、静かにいるんですけど。なんかいきなり自分の好きな話とかになると、もう盛り上がりみたいなことやってたりするので、かなりテンション感がバラバラになる。

 よく言われるのは、学校にいるときはすごい静かなのに、学校終わったらすぐにテンションが高くなるって言われます。 

こーすけ:
学校終わってからってのは、寮も?

IYOZUKI:
そうですね。寮でも、すごいテンション高いときは高いです。

こーすけ:
そういう自分の性格ってどう思いますか?

IYOZUKI:
やっぱ良くないなとまでは思わないんですけど、なんか二面性がある感じっていいことだとはあんまり思えなくて。できればずっと静かでいたいんですけど。

でもやっぱり、何て言うんだろうな、その高校に入ってから自分で何だろう、テンション感を変えることで、エネルギー消費を抑えるところは抑えて、もう消費するところを消費してみたいなのになったので、なんかそれはそれで今の自分にはちょっと合ってるのかもって思ってます。 

こーすけ:
なるほど。IYOZUKIさんの好きな食べ物って何ですか?

IYOZUKI:
いきなりですね。好きな食べ物、それは料理とかですか?それとも食材っていうことですか?

こーすけ:
いや、もうどちらでも。

IYOZUKI:
グラタンです。

こーすけ:
グラタン、自分で作るんですか?

IYOZUKI:
お母さんが作ってくれるグラタンです。

こーすけ:
なるほど。

IYOZUKI:
すいません、二つ言ってもいいですか?

こーすけ:
はい。

IYOZUKI:
一つはお母さんの作るグラタン、もう一つはお父さんの作る牛すじカレーです。

こーすけ:
牛すじカレー、ありがとうございます。


過去:生徒会活動に、生徒会長立候補して落ちたんですけど、入れてもらえることになって、なんかその責任感とか使命感みたいなので、何か行く理由ができて、行かなきゃと思って行ってました。

こーすけ:
今高校1年生だと思うんで、生まれて物心ついて、記憶のあるあたり、一番記憶のあるときって何歳ぐらいですか?

IYOZUKI:
2歳とか3歳とか、ですかね。

こーすけ:
2歳から3歳のとき、どんな子供やったなみたいな、覚えてたりします?周りから言われるとか。

IYOZUKI:
とにかく喋ってるっていう。本当にずっと喋ってたっていうのを言われました。

こーすけ:
誰から言われます?

IYOZUKI:
もう、家族全員から言われます。

こーすけ:
もし差し支えなければ、ご家族の構成って聞いてもいいですか?

IYOZUKI:
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんです。一人っ子なんです。

こーすけ:
その4人からは、全員から言われるんですか?

IYOZUKI:
ずっと言われます。今でも言われます。

こーすけ:
今の高校1年生のIYOZUKIさんも?

IYOZUKI:
本当に昔のことを思い出しても言われるし、今もずっと変わらないねって言われます。

こーすけ:
それはIYOZUKIさんの中では?

IYOZUKI:
もうその通りです、本当に。

こーすけ:
なるほど。幼稚園とか保育園って行ってました?

IYOZUKI:
行ってましたね。幼児園に行ってました。

こーすけ:
何か印象的な思い出とかってあったりしますか?

IYOZUKI:
ちょっと幼稚園と幼児園が混じってるかもしれないんですけど、一番覚えてるのが、ちょっと変な思い出話になるんですけど、私、お母さんのことはお母さん、お父さんのことはパパって呼んでたんですよ。 それに対して、先生から「おかしくない?」って言われたっていうのが残ってます、心に。

こーすけ:
それは、なんで記憶に残ってるんですかね?

IYOZUKI:
なんか、反抗的だったのか、ちょっとわかんないんですけど。「なんで一緒じゃなきゃいけないんだ。」みたいな。なんかそういうところに、すぐ取っ掛かりというか、引っかかるみたいなのを、すごい多分感じたんだと思います。 

こーすけ:
「なんで一緒じゃないといけないんだ。」と誰かに話したりしたんですか?

IYOZUKI:
それはすごく、お父さんとお母さんに熱弁した覚えがありますね。

こーすけ:
ええ。なんて言われました?

IYOZUKI:
いや、なんか、一旦全部話を聞いてくれて。「それは別に自分が呼びたいように呼べばいいし、関係ないよ。」って言われましたね。

こーすけ:
気持ちは、その言葉で落ち着いたんですかね?

IYOZUKI:
もうこんなに覚えてるってことは、どうしても何か引っかかったんでしょうね、多分。それからもう、本当に人前ではお父さんお母さんって、全部もう一緒にしようと思って決めてました。

こーすけ:
他の思い出とかってありますか?

IYOZUKI:
どうも友達とかと仲良くなれなかったっていうのはありましたね。

こーすけ:
それは周りに言われるんですか?IYOZUKIさんがそう思うんですか?

IYOZUKI:
私がそう思ってますね。なんか、よく喋るはよく喋るけど、やっぱ避けられるということはありましたし、そうですね、難しいな。

こーすけ:
それは気持ち的にはどうでした?

IYOZUKI:
早く小学生になりたいって思ってました。 本当に、何か自分がもうちょっと何かみんなと、みんながもうちょっとなんか年齢が上がればというか、自分がもうちょっと落ち着けば、もっとどうにかなるはずだと思って。なんか早く小学生になりたい、大人になりたいみたいなことをずっと思ってました。 

こーすけ:
それも、ご両親には話してたんですか?

IYOZUKI:
話してましたね。幼稚園に入ると小学校に入りたい、小学校に入ると中学生になりたいって言って、なんか、一歩先をずっと言い続けてたって、すごい言われました。

こーすけ:
今は高校生だけど、同じように思ったりするんですか?

IYOZUKI:
高校に入ってから、大学生になりたいなって思ってます。

こーすけ:
なるほど。小学校は家の近くですか?

IYOZUKI:
そうですね。家の近くの小学校に通ってました。

こーすけ:
どんな小学生だったと思います?

IYOZUKI:
相変わらずよく喋るし、あとは正義感の強い小学生でしたね。

こーすけ:
正義感が強いっていうのも、幼少期から変わらず?

IYOZUKI:
変わらずですね。なんかもう間違ったことは絶対間違ってるとか、悪いことは全部悪いみたいな、なんか、なんていうんだろうな。ちょっとはみ出してるのを、どうしても許せないようなそんな感じでしたね。

こーすけ:
具体的なエピソードとかってあります?

IYOZUKI:
なんか母から言われたのは、コンビニの前でたむろしてる中学生か高校生を見たときに、もうなんか、「あれはいけないんだ。」みたいなことをすごい言って、もう言ってたとか。

あとはなんか友達に、「お前はすぐチクルから、お前には秘密なんか話さん。」って言われたのをすごい覚えてます。 

こーすけ:
それは言われてどうでした?

IYOZUKI:
いやあ、なんかそのときに、何か正しいこと言ってても駄目なんだって、すごい思って。なんかでも、やっぱ自分は正しいって、すごい信じようとしてはしてましたね。

こーすけ:
なるほど。小学校のとき、勉強とかはどうでした?

IYOZUKI:
いや、かなりよくできました。小学校のときはなんかもう、全然解けるなみたいな。自分、全然勉強できんじゃんって思っていました。

こーすけ:
それは数学も理科も?

IYOZUKI:
数学も理科も。本当に、結構成績は良かったと思います。

こーすけ:
勉強は小学生のときから、ずっと好きなんですか?

IYOZUKI:
好きですね。新しいことをするのがとにかく好きで、だからもう、勉強してとか、勉強っていうより、何か授業で先生が新しいことを教えてくれるとか、教科書に書いてある端っこのやつとか、面白いってすごい思ってたので、そういうとこですかね。 

こーすけ:
他は放課後の思い出とか、こんなことよくしてたとかあったりします?

IYOZUKI:
何してたんだろう、小学校のとき、外ですごい遊んでたかもしれないです。あんまり記憶はないんですけど、とにかく自然が多かったので、山を走ってるみたいな。

こーすけ:
誰かと一緒に走ることが多かった?

IYOZUKI:
ずっと1人でしたね。1人でばっかり遊んでました。

こーすけ:
なるほど。小学生時代のことで、話しておきたいこととか、印象深いこととかってあったりします?

IYOZUKI:
自分が小学生のときに、自分の学校がこれからなくなるかもしれないっていう話を聞いて、なんかでも、もうほとんど、今は小学校の4、5、6年生ぐらいの記憶が今ほとんどなくて。ちょっとごめんなさい。

こーすけ:
全然大丈夫です。中学校も、地元の中学校ですか?

IYOZUKI:
はい。地元の中学校に行ってました。

こーすけ:
小学生と違ったなみたいなこととかって、あったりしました?

IYOZUKI:
小学校のときから、ちょくちょくなんていうんだろうな、授業を受けられないみたいな、なんかそんなときがあったんですけど、中学に入ってからそういうのが増えましたね。保健室に行っちゃって、もう半分仮病みたいな。

こーすけ:
何年生ぐらいからありましたか?

IYOZUKI:
それが中学校1年生の2学期から、中学校2年生の後半ぐらいまでずっとありました。

こーすけ:
1年ちょいとかですかね?

IYOZUKI:
そうですね。

こーすけ:
これがきっかけだったなみたいな、あったりします?全然言いたくなかったら大丈夫ですけど。

IYOZUKI:
本当にもうクラスでもみんなによくしてもらってましたし、いじめられたとかも一切なく、本当に何が原因ってのはわからないんですけど、9月、10月に、いきなりなんか、もう全部感情がマイナスみたいな風になってしまって、そこからでしたね。 忙しさなのかな、どうなんだろうわかんない。 

こーすけ:
何が忙しかったんですか?

IYOZUKI:
やっぱ勉強であったり、あとはもう学校のイベントとかが、すごい2学期たくさんあって。

こーすけ:
運動会とか?

IYOZUKI:
そうですね。

こーすけ:
保健室に行ってたんですかね?授業が受けられなくて。

IYOZUKI:
はい。保健室行ったり、時々もう駄目だと思ったら、学校行かないときもありました。

こーすけ:
誰かに話してたとかってありました?

IYOZUKI:
いろんな人には、相談してたかもしんないです。親にも話はしましたし、学校の先生とかにもちょくちょくしてたし、あとはスクールカウンセラーさんとかにも相談してました。

こーすけ:
どんなふうに言われてたんですかね?

IYOZUKI:
最終的に全員言われたのが、「あなたは高校生か大学生になったら、もっと楽しくなるよ。」って言われました。

こーすけ:
その意味みたいなのっていうのは、理解してました。もしくは今、解釈とかありますか?

IYOZUKI:
なんか、「まだみんながあなたに追いついてない。」って言われて、多分なんか、みんな私はなんでそう考えるのとか、なんかさっきみたいに、映画から自分はこんなこと思ったんだみたいなのを、なんか周りに大人がたくさんいたっていうのもあって。

すごい求めちゃうところが、もしかしたら自分が気づいてないだけで、小中学生時代多かったのかもしれないなって、今思ってます。 

こーすけ:
今、そういうふうに思ってるって感じですか?

IYOZUKI:
そうですね。

こーすけ:
当時、「高校生、大学生になったら楽しくなるよ。」って言われたときは、どんなふうに感じてたんですかね?

IYOZUKI:
今辛いのに、なんでそんなこと言うんだって思ってました。本当に。

こーすけ:
中学校2年生の2学期後半あたりから、授業に出るようになったんですかね?

IYOZUKI:
そうですね。生徒会活動に、生徒会長立候補して落ちたんですけど、入れてもらえることになって、なんかその責任感とか使命感みたいなので、何か行く理由ができて、行かなきゃと思って行ってました。

こーすけ:
立候補したのは、いつ頃ですか?

IYOZUKI:
10月ぐらいですね。

こーすけ:
入れてもらったっていうのは、会長以外の役職で?

IYOZUKI:
はい。

こーすけ:
生徒会に立候補した理由とか、あったんですか?

IYOZUKI:
学校に行かなきゃって、思ったからです。それはちゃんとした公約は考えましたけど、一番は学校に行かなきゃいけない理由が欲しくて、立候補しました。

こーすけ:
誰かにアドバイスとか受けたんですか?自分で考えたんですか?

IYOZUKI:
自分で。せっかくだったらやるしかないとか思って、立候補しました。

こーすけ:
なるほど。生徒会入ってみて、どうでした?

IYOZUKI:
もうなんか、大変でしたけど、これが青春かって思いました。

こーすけ:
どんなところが大変でした?

IYOZUKI:
やっぱりそのイベントを動かすとか、学校で新しいことをするとかってなったときに、一番最初に動くところですし、やっぱり容赦なく先生から根拠を求められるというか、そういう経験が良かったですけど、やっぱ、詰められるので、すごいそこが辛かったです。 

こーすけ:
これが青春か、ってのはどういう?

IYOZUKI:
なんか放課後にそのメンバーで集まって、下校時刻ギリギリまで作業するとか、体育祭とかをやり遂げた後の自分たちが作り上げたんだみたいな。

そういう感じで、仲間と一緒に何か話せたっていうのが、すごい自分には何か思い描いてたそのキラキラした学校生活みたいなのが、本当にそこにあったなって思いました。 

こーすけ:
これから未来のことについてお伺いしていこうと思うんですけども、その前に何か言い残したこととかあります?

IYOZUKI:
言い残したこと?

こーすけ:
ターニングポイントとか、もし言い残してることがあれば。

IYOZUKI:
さっきも話した生徒会のメンバーとか、そこにいた人、今もすごいよくやり取りをしてる友人とかですかね。 高校の2年生になって、学校は違ってもやっぱ今でも話をする人なんですけど、やっぱその出会いがターニングポイントだったかもしれないです。 

こーすけ:
今も会ったりするんですかね?

IYOZUKI:
もう、本当夏休みに一度会ったりとか、もう1人は、もう卒業してから会えてないです。もうほぼ1年会ってないですね。

こーすけ:
これから、ご予定はあるんですか?

IYOZUKI:
部活動をやってるので、大会観に行きたいなとかは思ってるんですけど、お互いに忙しいので、なかなか難しいなとは思ってます。


未来:でも、多分世の中に同じように、今自分は辛いんだって、人から見たらそんな辛くないかもしれないけど、私にとって今とってもとっても辛い、これからもっと辛いことあるかもしれないけど、今自分にとっては耐え難いことなんだって思ってる人って、意外とたくさんいると思ってて。

こーすけ:
高校2年生3年生、あとは卒業後、もしくはそれから、もっと先のこと、10年後20年後30年後とかでもいいんですけど、こんなふうになっていたいなみたいな夢とか、イメージとかってあったりします?抽象度はまかせるんですけど。

IYOZUKI:
なんだろうな、いろいろなんか憧れる方だったり、生き方だったり、なんか自分もこうなりたいみたいなのは、やっぱ新しく人と出会うたびに変わっていくんですけど。

でもなんかその中でも、自分だけの何か何て言うんだろう、 生き方とか、その考え方とか、何か手に入れたいなって思います。

自分を持った人になりたい。 

こーすけ:
何歳ぐらいで、そうなりたいとかってありますか?

IYOZUKI:
社会に出るってなったら、何か自分の中で持っていたいって思ってます。

なんか大学卒業するとか、社会に出て仕事をするってなったときに、何かいろんな考えを持つことは大事だけど、やっぱ自分の中で、これって思うもので何か動きたいって思ってます。 今はちょっとすごい抽象度高いですね。 

こーすけ:
いえいえ、大丈夫です。
高校2年生3年生は、何かこんなふうに過ごしたいとか、これにチャレンジしたいとか、あったりします?

IYOZUKI:
そうですね、なんか今のままたくさんの人と出会うっていうことやって、話をするっていうことを大切にしながら、自分のやりたいことを、もっと固めていきたいなって思ってます。

こーすけ:
それは、探すところから含めてってことですか?

IYOZUKI:
そうですね。 なんか、まだまだ知らないことってたくさんあるから、今やっぱり何かこういうの素敵だなとかって思ったりしますけど、多分まだまだおもしろそうなことはあると思って、ずっと探していきたいとは思ってます。

こーすけ:
現時点で、こういうことやってみたいなのとかあったりします?

IYOZUKI:
今は将来の夢みたいな感じで言ったら、あのなんていうんですかね、海外に関わることとか、スポーツとか、食に関わることとか、まちづくりとか、なんかすごいバラバラなんですけど、そんなところに興味を今持ってます。 

こーすけ:
なるほど。高校を卒業したら、どうする予定ですか?

IYOZUKI:
今のところ、大学に進みたいと思ってます。

こーすけ:
何系の大学とかは、これからって感じですか?

IYOZUKI:
これからですね。

こーすけ:
塾はずっと続ける予定ですか?

IYOZUKI:
はい。楽しいので。

こーすけ:
高校卒業後、大学に進む予定ってことだと思うんですけど、どういう環境の場所で大学生活を送りたいですか?

IYOZUKI:
へえなんか、何だろう。 ずっとずっと学んでいきたいっていう気持ちがすごいあるので。

教科だけじゃなくて、いろんな人がいる場所って、すごい大きいですけど、でもちょっと都会に憧れがあるので、都会の方に住んでみたいなとか、あとはいろんな学部の人、いろんな自分の好きなことを学んでいる人たちがいるところで、過ごしたいなって思ってます。 

こーすけ:
そのイメージが今は都会かなって感じですかね?

IYOZUKI:
そうですね、都会とか、総合大学とか、そんな感じです。

こーすけ:
今寮に住んでると思うんですけど、どういう暮らしがいいなみたいなイメージってあったりしますか?

IYOZUKI:
一人暮らしして自炊したい、それが今の一個の夢ですね。

こーすけ:
今はご飯どうしてるんですか?

IYOZUKI:
今は、寮でご飯を出していただいてるので、普段は全く料理することはないですね。

こーすけ:
なるほど。イベントの話がいろいろ出てきたと思うんですけど、今ってどういうイベントに参加することが多いですかね?特に印象に残ったイベントとかでもいいですけど。

IYOZUKI:
なんか雰囲気でいくと、やっぱ対話会とか交流会とか、そういう名前がついたものに、参加することが多いんですけど。

高校生と、その研修に来ていらっしゃる大人の方と、対話をするイベントみたいなのが定期的にあって、そこにいて、その自分の今までについて語ったりとか、本気で悩み相談をしたりとか、何かそういう機会があって、それがすごい印象に残ってますね。 

こーすけ:
これから、どんなイベントに参加したいなとかあったりしますか?

IYOZUKI:
やっぱ喋ることが大好きなので、今、参加させてもらってるイベントであったりっていうものにも、ずっとこれからも参加していきたいですし、なんていうんですかね、あの年関係なく、何か中学生とでもいいし、高校生、大学生、大人、社会人みたいな、本当いろんなところの人と関わりたい、そういうイベントに参加したいなって思ってます。 

こーすけ:
どんなことを話したいなとか、ありますか。

IYOZUKI:
なんか今日も全然うまく喋れてないんですけど、自分の今までのことについてだったりとか、自分が大切にしていること、価値観とか、あとは夢とか、なんかそういうものをなんか豊かな言葉で伝えられるっていうのが、結構何て言うんですかね、目標で。

あとは人から話を聞き出したり、何かっていうところも目標なので、そういうふうに頑張っていきたいって思ってます。 

こーすけ:
それは、豊かな言葉で発信すること自体を大事にしたいとか、何かこういう人たちに向けて伝えたいっていう感じなのかっていうと、どんなイメージですか?

IYOZUKI:
一番は話を自分としてくださってる方に、何か興味を持ってもらいたいとかっていうのもちょっとあるし、なんかどれだけ自分の中で思ってる思いを、なんか同じように受け取ってもらえるか、その自分がこんなことをして、こんなふうに楽しかったっていうのを、なんか同じ風景を見させるぐらいの気持ちで伝えられるようになりたいっていうのもありますし。

今noteとかで書いてるような感じで、口じゃなくて、書くっていう面でも発信するっていうところでも、頑張りたいなっていうのはあります。 

こーすけ:
発信を大事にしてる根本とか理由とか、モチベーションってあるんですか?

IYOZUKI:
それは話すうえでっていうこととか、イベントに参加するっていう意味ですか?

こーすけ:
話すこととか、noteみたいに書くってことを通じて、発信したいってことだったんで、そもそもその発信を大事にしてる、モチベーションって何ですか?

IYOZUKI:
ええ。

こーすけ:
なんで発信してるんですかって聞かれたら、何て答えますか?

IYOZUKI:
なるほど。なんだろう。ちょっと待ってくださいね。

こーすけ:
いえいえ、ゆっくりで大丈夫です。

IYOZUKI:
もし、自分の思っていることとか感じていることは、何か自分だけのものだっていうのを伝えたいって思ってて、例えばの話でいくと、今私が何かたくさんのものを抱えていて、私
がついた嘘、忙しい、辛いとかって思ってたとしても、

「今忙しいんだよね。」「結構精神的に辛いと思ってるんだよね。」って、伝わらないことってあると思うし、私なんか伝え方によっては、「いやいや私の方が辛いよ。」って、多分、てか結構言われるんですよね。「 みんなそんなもんだよ。」って。

でも、多分世の中に同じように、今自分は辛いんだって、人から見たらそんな辛くないかもしれないけど、私にとって今とってもとっても辛い、これからもっと辛いことあるかもしれないけど、今自分にとっては耐え難いことなんだって思ってる人って、意外とたくさんいると思ってて。

だから、なんかそういう人に向けても、なんか何て言ったらいいんだろうな、自分の辛さを伝えたいとかじゃなくて、どれだけ自分のぱって出てくる言葉で表現できるか。 

挑戦してみたいって思ってるから、伝えたいって思ってるから、まとまってないな。 

こーすけ:
いえいえ。それはさっき話してくださった過去の経験とかから、来てる感じですか?それとはまた別ですか?

IYOZUKI:
過去の経験からも、やっぱ来てますね。 高校生になったら、もっと楽しくなるって言われたけど、そうじゃないじゃんって今は正直思ってますし、やっぱりなんか何て言うんだろう。

何かの病気になることがとか、なんか自分がもう精神的に駄目になって病気です、って診断されないからって辛くないわけじゃないっていうのを、すごい自分っていうことだけじゃなくて、周りの人を見てても思うから、なんかそうですね。

 なんかそれをちゃんとわかってほしい、わかってもらえるようにというか、誰かに伝わるようにって思ってます。 

こーすけ:
ありがとうございます。もしもの質問っていうのを、やってるんですけども。もしもIYOZUKIさんが、中学生のときに生徒会に入ろうって思わずに、生徒会に入ってなかったら、今のIYOZUKIさんってどうなってたと思いますか?

IYOZUKI:
多分今の学校にも入れなかったし、結局何か、全部にマイナスのイメージを持ってるというか、そういうなんか、もっと世界を、世界の中を読んで嘆いてたみたいな感じは、あるかもしれないです。 

あと親友に出会えてなかったかなって思います。 

こーすけ:
最後、今まで話しそびれたことでもいいんですけども、仮にIYOZUKIさんが明日いなくなるとしたら、遺言、もしくはこのインタビューの感想でもいいんですけど、何か言い残したいことがあれば、最後にお願いします。

IYOZUKI:
例えば、やっぱ家族にはずっと喋っててごめんっていうのは伝えたいし、親友には本当に文章だけじゃないんだけど、口でならいいけど、愛してるよって伝えたい。ありがとうございます。 そんな感じです。 

こーすけ:
ありがとうございます。

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あとがき

コロナ禍の学生時代を過ごした時、非常に強く感じたことがありました。
人間は、共通の悩みを抱えた時に強くなる。
環境がガラッと変わると、自分でもびっくりするくらい自分が変わることがあると思います。新しい自分が見えたり、むしろ出てきた自分が本当の自分だったり。
抽象的なことでも、言語化が今は難しくても、その時に肌身で感じたことって、ずっと人生の軸として残っているのかもしれません。

【インタビュー・編集・あとがき:こーすけ】


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