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無名人インタビュー:裏方を輝かせるためのサッカーメディア発起人

こんなんじゃない? まだこんなもんじゃない? もう、こんなもの?
そんなものわかるもんでもないよ! 誰が決めるものでもない! 戦いなんだ人生は!
と、いうことで、あんがいすばらしいアイデアっていつにまにか実現していて、いつのまにか育ちはじめてるんだよな、と思うインタビューだったのが金谷さん回。
金谷さんは「サッカー」という大きな存在を支える裏方さんたち、スタジアムの清掃から選手の健康管理をする光のあたりにくい人たちを紹介する、そこからの情報発信をするメディアをたちあげた人です。アイデアはね、誰でも思いうかぶかもしれんね。でも、実現させる人はすくないんだ。
インターネットが産むメディアの可能性は、すべての人に光があたる世界がもしかしたらくるのかもしれない?
今日も楽しんでいってね!!

今回ご参加いただいたのは 金谷良太 さんです!

qbc:どんなインタビューにしましょう。

金谷良太:4月に、サッカーに関わる人に記事の執筆をお願いして、WEBマガジンをスタートさせたんですね。
12月から2月までは期間限定で無料投稿の活動をしていたんですけども。4月からは購読料をいただくっていう形で、本格的にスタートしたのでその話を中心にしたいです。

qbc:なるほど。

金谷良太:本業としては、4月から理学療法士をしています。
今年28になるんですけど、大学でアスレチックトレーナーっていう資格を取って、その後で専門学校に入って理学療法士の資格も取りました。
専門学校に通っているあいだ、昼間に病院でリハビリ助手をしていました。そこでケガをする学生がすごく多いなって感じていたんですね。もともとトレーナーを志望していたので、ケガで苦しむ学生を減らしたいな、予防のところで何か貢献できないかなっていうところが、最初あったんですね。
僕は大学生時代サッカー部で学生トレーナーをしていたんですけれども、やはり指導者とか選手の方たちは競技力の向上を優先すると思うんですよ。なので、サッカーの現場で予防に取り組みたいと思っても、現状、あまり認識が高くないっていう課題があると思います。あと、僕がケガ予防でこういうことが良いですよっていうことを伝えたとしても、相手はそれを知らないので、受け入れてもらいづらいのかなって思うんですよ。
そうなったときに、僕のことを知ってもらう前に、まず相手のことを知る必要があるなって思ったんですね。サッカーに関わる人を思い浮かべると選手と指導者になると思うんですけど、サッカーに関わる人ってもっと多いんじゃないのかなと思ったんです。最近だったら栄養士の方だとか、メンタルトレーナーとか。あとホペイロやチームを支えるサポーターの方など多くの方がいるなって思ったんですよ。そういう方たちの話も聞いたほうが面白いのかなって、そのときに思って。そういう人たちの考えとかそれまでの経験って、なかなか表に出てこないなって思ったんですね。

qbc:なるほど。

金谷良太:世の中にある情報って、指導者であれば戦術であったりとか、トレーナーであれば治療法であったりとか、知識とか技術の情報ってすごくあるんですけど、その情報を得るまでの過程っていうものに、すごく価値があるなって思っています。そういう人たちの背景を、WEBマガジンという形で世の中に発信していけたら良いなと思ったのが、この活動をはじめたきっかけですね。

qbc:ありがとうございます。私、もっとラフな、サッカーエンターテイメントマガジンみたいなイメージを勝手に持っていたんですが、めちゃくちゃ独自性のある、すばらしい活動ですね。かっこいい。

金谷良太:ありがとうございます。

qbc:そういう活動って必要だけど、めんどくさいからやりたくないやつですよね。派手さがないし。

金谷良太:僕の最終的な目標は、多職種で連携をすることです。サッカーを取り巻く、コーチやカメラマン、さまざまな職種の人たちが連携する。
でも現状では、たとえばカメラマンさんが投稿した記事は、カメラマンさんの中では反響があるんですけども、他の職種の方にはなかなか届いてないのかなっていうのがあるんです。

qbc:なるほど。

金谷良太:そういうところは、もっと改善していかなきゃならないのかなと思っていて。3ヶ月の活動を振り返ったときに、12月に比べたら1月、1月に比べたら2月と、Twitterのアカウントのフォロワー数であったりとか、noteのPV数とかはどんどん増えてきているので。、体の認知度としては上がってきてるのかなと思っています。この活動に興味を持ってくださっている方も、少なからずいるのかなっていう感じですね。
読者の中から、僕も執筆してみたいっていう方が声をかけてくださったりとか。

qbc:いいですね。

金谷良太:ちょっとずつ輪が広がっているかなって感じです。
僕はWEBマガジンというものをやったことがなかったので、手探り状態ではじめていて。執筆者の方のサポートがあって成り立っている部分がすごく大きくて。僕ひとりではここまでこれなかったなって思いますね。

qbc:金谷さんのすごさは、目立たないものをとりあげる、てところですよね。

金谷良太:その立場の人にしかわからない課題ってすごくあると思うんですね。僕はトレーナーをしているので、トレーナー目線のことしかわからないと思っているんです。そこをお互いに理解することで、トレーナーの視点で指導者に意見ができたりとか、お互いに意見を出し合ってまた違った取り組みが生まれてくると、環境が良くなるのかなと思っています。
今ある世の中のコミュニティの多くが指導者だけであったりとか、選手だけであったりとか、けっこう閉鎖的だと思うんです。それが、より多くの人が集まれる場所になるのが良いのかなと思っています。それが環境を変えていくことなのかなと。
たとえば、グラウンド整備であったりとか用具を揃えるのも、最終的には人なのかなと思うんです。それを使う人がしっかりと、知識とか正しい判断ができないと、環境を生かせないのかなっていうふうに思っていて。

qbc:面白い。どうして、そういう考えにたどり着いたんですかね。

金谷良太:進路で迷っていたときがあって。スクールトレーナーになりたいと考えていた時期があったんてす。
体育祭や部活動の時間をサポートしたりする仕事なんですが、でもまず社会経験が必要だなと思って、まずは社会に出ました。
そのときにスクールトレーナーの方と話す機会があって、人の話を聞くのってすごく面白いなって思ったんですね。

qbc:なるほど。

金谷良太:その方からの紹介で、また違う方とお話をしたりとか。人のこれまでの経験って、すごく価値があるなって感じたんです。
あと、さきほどのケガの予防を取り入れたいってなったときに、相手のことを知る必要がある。で、聞いてみようってなりました。

qbc:なるほど。もともとサッカーをやられてたんですか?

金谷良太:いや、僕がもともとやってたのは水泳で、大学のときからサッカー部でトレーナーをしていました。
もともとサッカーを観たり、高校のときは昼休みにサッカーをしたりとか、サッカーが好きで、サッカーの道に進んだっていう感じですね。

qbc:WEBマガジンをやるにあたって、周りの反応っていかがでしたか?

金谷良太:執筆者の方たちは、僕の知り合いではなくて、僕がTwitterでDMを送って、企画を説明して、協力してくれている方たちです。少なからず同じ思いというか、この取り組みがいいなと思ってくれてる方はいるのかなと思っています。そういう人が1人でも増えてくれればいいなと思ってるんですね。
反応は、基本的には面白いですねっていう感じで。最初は、執筆することによって執筆者の方たちの時間を奪ってしまうので、謝礼をお支払いしたいなって思っていたんです。僕自身、トレーナーをしていて、知り合いだから値段が安かったりとか、サービスでっていうことがすごく多い業界なので、執筆に対する対価っていうのはしっかり発生しなければ、環境は変わっていかないかなと思っています。
12月から2月は無料投稿だったので、購読料はついていないです。最初はお支払いしますって言ってたんですけども、投げ銭機能だと購読料がつかなくて。12月が終わった段階で、執筆者のみなさまに、購読料がつきません、お金が入らないので、あと2ヶ月無料でも良いですかって話をしたんです。そしたら、この活動自体に賛同してるから、謝礼はいりませんっていうことで、共感してくださっているっていう感じですね。

qbc:執筆者は何歳くらいの方が多いのですか?

金谷良太:30代後半とか40代後半の方が、すごく協力してくださっているんですね。
まずは一度、話を聞いてくれる。話を聞いてくださって、そこから活動に共感していただいて、謝礼はいらないっていう形で。周りはそういう感じです。

qbc:心強いですね。やりはじめたとき1人だったんですか?

金谷良太:無料投稿期間は、大学生のライターを目指している方とやっていました。
その学生が別の道に進む、個人で活動していきたいっていうことで、2月の段階で活動終了っていうことになって。現在は1人で運営しています(インタビュー時)。

qbc:もともと、こういうことを考えるのが好きな人だったんですか?

金谷良太:まったく好きではないです。理学療法士を目指してやっていたんですけど、まったく人に興味がないんですね。
よく人からも冷たいとか言われる性格なんですけど、ただ進路を考えたときに、人の話を聞くっていうのが、すごく自分の成長になるなと思って。そこから人に興味を持つようになりましたね。

qbc:仕組み自体をつくることに興味はありましたか?

金谷良太:すごく興味があって、今はWEBマガジンとして活動してるんですけど、来年度、再来年度につながる仕組みをつくっていけたらと思っています。
最終的な理想としては、施設をつくりたいと思っています。グラウンドがあって、スタジオがあって、食堂があって、すべてがそこで完結するようなものをつくりたいなと思っています。
たとえば、子どもがグラウンドでサッカー教室に参加しているあいだに、保護者の方がカフェで時間を過ごすとか。トレーニングルームもつけて、お父さんはトレーニングルームで筋トレをするとか。スタジオがあって、お母さんたちはヨガをするとか。子どものスクールが終わった段階で、みんなで食堂へ行って食事をして帰るとか。
そういうものが作れたら良いなと思っています。そのためには、多職種連携がすごく大事だなと思うんですね。指導者の方がいて、トレーナーがいて、ヨガの先生がいて、食堂で栄養士がいてとか。WEBマガジンやる前に、そういうものがベースにあったと思います。

qbc:このWEBマガジンをつくることになったトリガーは、何だったんでしょうか?

金谷良太:僕が人の話を聞いただけではもったいないと思い、信をすることが大事だなと思ったんですね。それで、まずはWEB媒体から活動をはじめようと思いましたね。

qbc:きっかけになったてきごととかは?

金谷良太:特にないです。最近、オンラインサロンとかあると思うんですけど、そういう感じで人を集められたら良いなと思っていて。人が集まったほうが、自分のやりたいことが実現しやすいのかなと思うんですね。
ただ、僕自分身が何者でもないので、他の人の力を借りようっていうのが、正直ありましたね。笑
なので、執筆をお願いした方も、フォロワー数が多い人とか、そういうところはあったと思います。月30日あるので、日替わりで記事を投稿したら面白いのかなと。自分ひとりで、毎日投稿するコミュニティをつくるのは難しいと思っていたので。

qbc:コミュニティをつくろうっていう発想は、どこから?

金谷良太:ケガの予防を広めるためには、1人ずつ当たっていくよりも、コミュニティを作って、そこでこういうことやりますっていうほうが早いなと思ってたんです。
あと、そういうケガの予防っていうのは研究が大事だと思っていて。研究をしたい人はいると思うんですけど、研究をさせてもらうというか、取り入れられるチームはなかったりとか、けっこうあると思うんです。なので、研究したい人がいたら、そこを紹介できるものをつくりたいなっていうはありました。
そのためには、人を集めないといけないな、コミュニティつくらないといけないな。で、WEBマガジンです。

qbc:子どものころから、そういうタイプだった?

金谷良太:基本的に、あまり前には出ないタイプですね。二番手にいて、裏でコソコソやってるタイプですね。

qbc:インターネットは好きだった?

金谷良太:インターネットは全然。僕、SNSとかは正直やったことはなくて。アカウントつくって、見る専門でやってたぐらいで。このWEBマガジンをやるってなった段階で、noteのアカウントつくって、みたいな感じ。Twitterも全然投稿してないような人間でしたね。

qbc:今、執筆メンバーって何名ぐらいですか?

金谷良太:4月の投稿は12名を予定していて。5月はプラス5名ぐらい。
最終的にはひと月30日を、30人が日替わりで投稿できるのが良いのかなと思っているんです。

qbc:なるほどなるほど。
大きく分けて、選手目線、トレーナー目線、コーチ目線、監督目線、あとは栄養とか、グラウンドを整備する視点とか、そういうのも入ってくるの?

金谷良太:入れたいなと思ってます。ただ、僕がつながりがないので。

qbc:いや、自然に集まってきそうな気がするよね。それにしても面白い。実感は、手応えはどうですか?

金谷良太:無料投稿のときには手応えはありました。僕がもともと、WEB媒体っていうのを知らないので、どれぐらいが良いものなのか基準っていうのがわからないんです。ただ、アベレージでPV数が300ぐらいなので、少なくとも300人の方に届いてるんだなっていうのがうれしくて。
ただ、有料化したときにどれぐらい届くのかっていうのが、4月から試してみるっていう感じですね。

qbc:執筆を依頼したときの反応があるのって、どんな感じでした? びっくりしました?

金谷良太:正直、びっくりしましたね。僕が何者でもないので、若造がいきなりDMで連絡をして、協力してくださる。

qbc:「多職種連携」っていうのは普通の言葉なんですか?

金谷良太:僕がアスレチックトレーナーっていう職業をしていて。スポーツ現場の通訳みたいな感じなんです。医者、栄養士の方とか指導者の方とかと触れる機会が多くて。そういう業界では「多職種連携」っていうのは使ったりしますね。

qbc:今後、未来については、どうしていきたいですか?

金谷良太:大きな枠組みとしては、今年度はWEBマガジンをやって、オンラインのコミュニティをつくりたいなと。
来年度はアプリをつくりたいなと思ってるんですね。執筆者で保護者の方がいるんですけど、小学生世代をチームにするのが難しいとか、そういう課題があるらしいんですね。なので、指導者を検索できるサイトであったりとか。あとは、高校生が卒業して大学で体育会系をやるってなかなかハードルが高くて、社会人でやる方がけっこういるって聞いて。その社会人の方たちが検索できるサイトであったりとか。
あとは、多職種の連携。サッカーっていうキーワードで、多職種がお互いに相談できる場をつくったり。あとは、保護者の方であったり、サッカー選手が専門家に相談できるサイト。そういうソフトウエア系をつくっていきたいなと思っていて。

qbc:アプリも!

金谷良太:次は、そのサイトに登録するとなると、人が集まってくると思うんですね。そしたらその段階で、オフラインのコミュニティでサッカーチームをつくりたいなと思っています。
最近、よくサッカーチームを作る時にまずチームをつくって選手を集めて、そこからサポーターをどうしましょうって、資金がないっていうチームがあると思うんですけど。まず人を集めようかなと思っていて。そしたら、資金で困ることはないのかなって。
その先に、多職種連携施設とかつくったら面白いな。で、そのあとに、人が集まっていると思うので、グラウンドをつくったりとか、どんどんやっていければ良いのかなと思っていますね。

qbc:なるほど。

金谷良太:媒体をはじめるにあたって調べたんですけど、サポーターにフォーカスしてる媒体はあったんです。あとは、指導者のコミュニティで指導方法とか投稿するのはあって。でも人の過去とか経験っていうものを投稿するものはなかったんです。
多職種が連携するっていうことに焦点を当てているものもなかったので。

qbc:なるほど。地味だもんね、裏方にフォーカスしたメディアって。

金谷良太:サッカーって、歴史が古いし、トップダウンでしかものごとが変わらないなっていうのがあると思うので。そこをボトムアップで変えられたら良いのかなっていうのも1つ思ってるんですね。

qbc:金谷さん個人は、どうなっていきたいですか?

金谷良太:僕個人でいうと、やっぱりケガを減らしたいなと思っているので、トレーナーが普通に働ける環境をつくりたいなと思っています。サッカーチームにトレーナーがいるっていう状況をつくりたいんです。
トレーナーも今、誰でも名乗れる職業なので、そのサイトからトレーナーを派遣するとか、そういうことができればいいのかなと思ってます。ただ、それだと僕だけの視点になってしまうので、本当に今困っていることは何なのかなっていうことを、執筆者の方と相談しながら。どこが優先度が高いのかなっていうのを相談しようかなと思ってますね。
個人的にはトレーナーの部分ですね。

qbc:自分がもっと有名になりたい気持はないんですか?

金谷良太:それは全然ないです。僕はもう裏方で良いと思っているので。そのために何ができるかなっていうのは、すごく考えているんですけど。そのために僕の知名度が上がんなきゃいけないっていうのであれば、そこはがんばらなきゃいけないと思うんです。でも今のところ、僕がどうなりたいっていうのは、別にないです。

qbc:なるほど。

金谷良太:「僕は」っていう感じはないです。僕自身はまだ記事を投稿していなくて、僕の情報はまだ発信していないので。なんていうんですかね、うーん、難しいな。執筆者の人たちが勝てばいいなって思ってるんですよ。僕が執筆をお願いしている人っていうのは、サッカーが好きな人っていうだけではなくて、サッカーに関わる素敵なこと、面白いことをしてる人なので。その活動が世の中に広がることを、僕は目標にしているんですね。なので「僕が」っていうよりは、その執筆者がどう世の中に広がるっていうところに。
合ってますかね、僕は質問に答えられてますか。

qbc:サッカー界全体のことを考えますか?

金谷良太:考えますね。

qbc:はじめは水泳やってたんだよね。個人競技ですよね?

金谷良太:大学に入る前、僕、1年浪人していて。現役のときは、経済学部とか商学部とかに行って、普通に生きていこうと思っていたんですけど。
その浪人生活の1年間で、本当にやりたいことはなんだろうって考えて、スポーツに関わりたいなって思って、トレーナーの道へ進んだんです。

qbc:どうしてトレーナーになろうとしたんですか?

金谷良太:すごく楽しかったですね、やってみて。チームとして勝つっていうのは、すごく面白い。
裏方でサポートするっていうのがすごく楽しいなと思いました。支えるっていうところが合ってるのかなって思いましたね。もともと学生のときとかも、委員長タイプではなくて、副委員長とか二番手のタイプだったので。そこにつながってくるのかなって思います。

qbc:そなるほど。

金谷良太:今は、デザインの人を募集したいですね。来年度からアプリもつくっていきたいので、協力してくれる人を探しているんですけど、どこで探せばいいのかっていうのがわからなくて。ちょっと困っています。

qbc:最終的には商業的なメディアを目指しているんですか? NPO?

金谷良太:もともとは、4月以降は購読料は支援にまわすって決めていて。NPOとかそういう方向にするのかなと思っていたんですけれども。
サイトをつくったりとか、サッカーチームつくったりっていうことを考えると、違うのかなとも思ったりしていて。まだちょっと、そこははっきりしてないです。

qbc:多職種連携かあ。たくさんの人と連携するときって、ラフスケッチというか、模型がないとダメじゃないですか。
金谷さんは、今それをつくってるわけじゃないですか。Twitterで見かけた人に連絡して、こういうことがあるんだけどって、まだ形になってないけれども、自分はこういうことがやりたいんですって。

金谷良太:確かにそうなんですよね。TwitterでDM送って、みなさん協力してくれるものなんだな、っていうのはありました。

qbc:送るのは、おっかなびっくりだった?

金谷良太:普通に送れました。無視されたら無視されたで良いかって思ってたので。
僕が、まだ立場が確立したものではなかったので、誰に迷惑かけるわけでもないし、とりあえず送ってみるかっていう軽い気持ちで送ってましたね。笑

qbc:ありがとうございます。
最後に、言い残したことがあればお伺いします。

金谷良太:やっぱり僕1人じゃできないことがあるので、仲間がほしいです。1人でも多くの方に活動を知ってもらって、協力したいっていう方が増えてくれると良いのかなと思っていますね。

qbc:金谷さんが言う仲間ってなんですか?

金谷良太:それぞれの得意分野を生かして協力してくれる人たちですね。
僕がインターネットを使えないので、インターネットに強い人であったりとか、サイト構築ができる人であったりとか、そういう運営に関わってくれる人を仲間としてます。あと、プラス執筆者の方も募集はしているので。興味がある人。

qbc:嫉妬とかヤキモチって焼かないんですか? 自分ができないことをできるみたいなとかさ。

金谷良太:全然、僕はプロに頼んだほうが良いなと思っているので。もともとこだわりはないんですけど、髪切りに行ったときも、どうしますかって言われたら、何でもいいですよって言う人なんですよ。プロなんだから、あなたのほうがわかってるでしょ、ぐらいの。なので、嫉妬とかはしないですね。

qbc:おっと時間。ありがとうございました!

金谷良太:ありがとうございます。

あとがき

いかがでしたか今日のこのインタビュー! 楽しんでくれたなら私もうれしい! 感想、思ったことがあったらくださいん!
いかがでしたか?
私はね、こういう地味なことを、必要なことを、しれっとする人ってすごいなあと思いました。だって自分にもどってくるリターン薄いじゃん!! あるいは未知数じゃん!!
てか、こういう冒険心のある人が世の中を案外変えてしまうのかな、と、ふと思ったインタビューでした! 最高じゃんねこの世の中!! 天国ってここじゃんか!

編集協力:有島緋ナさん 白原すみさん

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