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西洋占星術っていう見方ではこういうものがありますって提示されたときに自分の中で客観視しやすいというか本当に、人

むかしむかし、ある村に、星見(ほしみ)という若者がいました。星見には不思議な才能があり、西の国から伝わる星の地図を使って、物事を違った角度から見ることができました。
星見はよく言っていました。「西の国の星の地図は、まるで遠くの山から自分の暮らす里を眺めるようなもの。普段は気づかない自分の姿が、よく見えるのです」
村人たちは最初、半信半疑でした。しかし、ある日、悩みを抱えた娘が星見のもとを訪れました。
星見は星の地図を広げ、こう語りかけました。「星々の配置によると、あなたは水の星のもとにいる。だから、誰かの気持ちが分かりすぎて、時に重荷に感じるのかもしれません」
娘は目を輝かせました。「そうなんです! でも、それを『自分は繊細すぎる』と責めていただけでした。星の地図を通して見ると、それは私の特徴なんですね」
次に訪れた職人には、「火の星が強いあなたは、情熱的に物事に取り組める方。だから、時々周りのペースを気にしすぎて、自分を抑えつけているのかもしれません」
職人は深くうなずきました。「確かに。自分の性質を否定するのではなく、活かし方を考えればいいんですね」
やがて、星見のもとには多くの人が訪れるようになりました。星見は星の地図を通して、それぞれの人の特徴を優しく説明しました。
「土の星の強さは、着実さという贈り物」
「風の星の影響は、自由な発想という才能」
「これは欠点ではなく、あなたらしさなのです」
人々は、星の地図を通して自分を見つめ直すことで、今まで気づかなかった自分の一面に出会えました。それは時に課題であり、時に才能でした。
後に星見はこう語りました。「西の国の星の地図は、私たちに新しい視点を与えてくれます。それは、自分を責めるためではなく、より深く理解するための道具なのです」
そして「星は遠くにあれど、心の鏡なり」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2024年10月30日10時56分に書く無名人インタビュー929回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは 梢(こずえ) さんです!

年齢:30代前半
性別:女
職業:求職中ニート


現在:なんか趣味って言っても、ずっと頭を使ってるような、調べものをするようなものがずっと好きなんですよ。

ナカザワアヤミ:
梢さんは今何をしてる方ですか?

梢:
今仕事はしてない、無職の状態で。双極性障害を今抱えていて、ちょっと社会復帰に向けていろいろ準備中っていうところですね。

ナカザワアヤミ:
普段はどんなことをされてるんですか?

梢:
普段はそうですね、趣味が占い、西洋占星術っていう占いなんですけど、それの勉強をしたりとか。あとは中国語の勉強したり。あとは絵を描いたりっていうのも、大体この三つをやってるかなって感じですね。

ナカザワアヤミ:
占いは、まずどういったきっかけで始められたんですか?

梢:
占いは2021年ぐらいだったと思うんですけど、当時Twitterで同人占いっていう自分の同人活動について占ってもらった人が、レポ漫画を上げてるのを見たことがあって。そのときちょうどイラストを描くこととかにも悩んでた時期だったので、自分も面白そうだなっていろいろ調べてみた結果、どうやらこれは西洋占星術っていう占いの一つをアレンジしてるものらしいぞっていうことに気がついて。私それまでは、もう占い全然信じてないどころか、ちょっと小馬鹿にしてたんですよ。
私、誕生日が11月22日なんですけど、雑誌とかメディアとかの占いで、さそり座か射手座かどっちか分からないって思ってて。

ナカザワアヤミ:
あ、そうですよね。21とか2ぐらいでわかれますもんね。

梢:
そう、そうなんですよ。そうそう、それを私ずっとなんか、占い師の怠慢だみたいな感じで考えてて(笑)なんで他の誕生日の人はしっかり決まってるのに、こういう22日のところだけブレてるんだっていうのがずっと気になって。それが原因でずっと信じてなくって。
でもなんか、西洋占星術だとその疑問がすっと解けたんですよね。それで占いって思ってたより面白いのかもっていう感じで。信じるっていうよりも、なんか知的好奇心を刺激されて始めたって感じですね。

ナカザワアヤミ:
さっきそのTwitterで同人占いっていうのを見たとおっしゃってたんですけど、これはご自身で受けられたってわけではないってことですか?

梢:
あ、受けましたね。受けたんですけど、受ける前にそのロジックがすごく気になって。自分がその同人占いを受ける前に、西洋占星術について書かれてる本を1冊買って、自分でいろいろ調べてみたっていうのがありますね。

ナカザワアヤミ:
受ける前に調べたっていう?

梢:
そうです。気になりすぎて(笑)

ナカザワアヤミ:
へぇ。実際受けてみてどうでしたか?

梢:
実際受けてみて、その同人占いって、生年月日の他に自分が生まれた時間とか出生地とかも必要になってくるんですけど、そのとき私、出生時間がわからなくって。出生時間がわからなくて、占い師さんによると、その私の生まれた誕生日がお昼までに生まれてたらさそり座で、夕方以降だったら射手座っていう、すごいきわきわの日だったんですよ。

ナカザワアヤミ:
へぇ、違うんですね。

梢:
そうなんですよ。それで、なんか最終的に…どっちで読んでもらったのかな、確かさそり座で読んでもらったんですけど。あとあとして、自分が射手座生まれだっていうことがわかったので。何となく当たってるところはあるけど、ちょっとずれてるなっていう感覚はありました、当時。

ナカザワアヤミ:
で、それを受けて、受けるっていうよりは今度自分でちょっと勉強しようっていうことを考えられたんですかね?

梢:
そうですね。なんか西洋占星術って、今は占いの一つになってるんですけど、昔は学問の一つとして捉えられてたようなものでして。

ナカザワアヤミ:
へぇ~。

梢:
そうなんですって~。どこだったかな、アメリカだったかイギリスにも、今そういう西洋占星術の学問を学べる大学があるみたいなんですよ。それを知ったときに、占いを信じるっていうよりも、自分の自己分析ツールっていうんですかね。自分を深く知るための、自分のスペックとかステータスとかを客観視するためのツールとして、今ずっと捉えてるんですけど。何て言うんでしょう、占いを信じてるっていうよりは、ずっと自己分析してるっていう感じですかね。それがすごい楽しいです。

ナカザワアヤミ:
今、占いを勉強したり、占いに関わってるときってどんな気持ちですか?

梢:
うーん、なんか勉強楽しいなっていう感じ。面白い頭のいい人の面白い話を聞いてるときの、知的好奇心が湧く感じっていうんですか。それにすごく近いです。

ナカザワアヤミ:
なるほど、ありがとうございます。あとは、さっきおっしゃってた勉強してるのって中国語ですよね?これは、今、勉強されてるんですか?

梢:
そうですね、勉強ですね。勉強してます。

ナカザワアヤミ:
どうして中国語を勉強されてるんですか?

梢:
中国語は、元々高校生のときに第2外国語っていう立ち位置で中国語を3年間勉強してたんですよ。そこから、今私30代なんですけど、全然その勉強したこととかを忘れてたんですね。
でも今年の1月にたまたま掃除をしてたら、高校のときに中国語を勉強してたときの写真とか、台湾に1週間だけちょっとプチ留学みたいなのをしてたんですけど、そのときの写真とかが出てきて。
今年の1月っていうのが、ちょっと精神的にもちょっとしんどかった時期で、正直これから先どうしていったらいいかわからない不安な時期だったんですけど、中国語勉強してたときのことを思い出して、もう少し頑張ってみようかなって思って、今年の3月から中国語の勉強を再開し始めたっていう感じです。

ナカザワアヤミ:
今年の3月から。今10月なんで、半年以上経ってるってことですかね?

梢:
そうですね。なんやかんやで、半年経ちましたね。

ナカザワアヤミ:
中国語を勉強してみてどうですか?

梢:
そうだな~。難しいけど楽しいですね。今私、双極性障害を抱えていて、やっぱり気分のムラってものすごく激しいんですよ。1週間ぐらい本当にハイテンションな日が続いたら、次の2週間ぐらいは本当にもう寝込んでるみたいな感じで。何もできないような時間が続くみたいなのも結構あったりしたんですけど。
なんか自分の極端に動く自分のテンションとかを、中国語を勉強するぞっていうところに、自分のあり余ってる体力とかエネルギーとか、あと本当にうつ状態のときの何もできてないっていうこの落ち込みとかを、紛らわせてる感じがあります。だから中国語を勉強し始めてからは結構メンタル的には落ち着いてますね。

ナカザワアヤミ:
占いの面白さみたいなのとはちょっと違うんですか?

梢:
そうですね。でも自分の中で二つとも共通してるのが、学ぶことが面白いっていう感覚はずっとありますね。昔から、調べるのとか本読んだりとかするのがすごく好きで。
趣味って言っても、ずっと頭を使ってるような、調べものをするようなものがずっと好きなんですよ。だから、占いと中国語って、多分ものすごくかけ離れてるジャンルなんですけど、自分の中では自分の知的好奇心を刺激されてるので、なんか1個、自分の中では共通してる趣味かなって思いますね。

ナカザワアヤミ:
そしたらちょっと、3個目に話されてた絵を描くっていうところのお話も聞きたいんですけど。絵を描くっていうのは、どのくらい、どんな絵を描いてらっしゃるんですか?

梢:
そうですね。絵を描くこと自体は、ちっちゃいときから始めてました。
ここ数年は占いにはまってからは、その西洋占星術って占うときに、太陽とか水星とか、金星とかそういう惑星がいろいろ出てくるんですけど、それを擬人化して創作イラストを書いてますね。

ナカザワアヤミ:
絵を描いてるときはどんな気持ちですか?

梢:
絵を描いてるとき、そうですね。絵を書くのは、自分の中で自己表現とかっていうよりも、自分の気持ちの整理をしているような感じがすごく強いですね。悩んでることだったりとか、あとは自分の好きなアーティストの曲を聞いたり、ミュージックビデオを見たりしたときの、わくわく感とかを、何て言うんでしょう、絵で再現したりとかしていて。ものすごくこういうテーマが描きたいっていうよりも、自分の気持ちの整理とか、外部から受けた影響とかを、自分の中で整えてるっていう感覚があります。だから、アーティスト気質じゃないのかなっていうのは、正直自分では思ってますね。絵を描いてるんですけど。

ナカザワアヤミ:
今お話されてたいろんなことをやりながら毎日過ごされてると思うんですけど、この話でもいいし、別の話でも大丈夫なんですけど、最近楽しかったことはどんなことですか?

梢:
最近楽しかったこと…そうですね、8月に台湾に初めて1人で行ったことですかね。たまたま以前働いてた会社から、保険金が振り込まれて。今正直もうずっと毎日中国語の勉強をしてるか、絵を描いてるか、占いしてるかっていう状況で、あんまり外に出てなかったんですよ。
で、その保険金っていうのが、15万円ぐらいかな、入ってきたんですけど、これどうやって使おうって思ったときに、親からあなた中国語ずっと勉強してるんだったら台湾にでも行ったらいいんじゃないって言われて。
ちょうどいい感じのパックツアーがあって、それが5日後に出発するスケジュールだったんですけど、たまたま空いてたので、この機会に行ってみるかっていうので、もう5日前に申し込んで台湾に1人に行きましたね。それがすごく楽しかったです。

ナカザワアヤミ:
どんなことが楽しかったですか?

梢:
そうですね。台湾に行くの自体は今回で3回目だったんですけど、本当に海外に1人で行くっていうのが初めての経験だったんで、もう何をするにも自分しか頼れる人がいないんですよね。で、中国語勉強してるとは言っても、実際に誰かと会話の練習をしたりとか、そういう経験が全くなかったので、自分の中国語がどこまで伝わるかもわかんないし。
3回行ってるとは言っても土地勘が全然ないので。どういう国かっていうのは知ってるけど、行くところは全然初めての場所ばっかりだったんで、どうなるんだろうっていう緊張感とわくわく感がすごく強かったですね。でも行ってよかったなって思います。

ナカザワアヤミ:
初めて海外に1人で行くっていうことを決断したときに、特に何か迷ったりはしましたか?

梢:
迷ってはなかったですね。行くっていう…なんだろう、行くっていうことしか考えてなかったです。確かに不安なところは何個もあったんですけど、それよりも、行かないっていう選択肢がなくって。言葉が通じなかったらどうしようとか、何を持っていけばいいんだろうとか、なんかこう行く前提で、いろんな疑問とか悩みとかが湧き出てたなっていうのがありますね。
なんか昔からそうで。自分がやりたいと思ったことに関してはもうすぐ動く感じではあります。普段はマイペースなんですけど。

ナカザワアヤミ:
1人で台湾へ。何日旅行って言ってましたっけ?

梢:
2泊3日ですね。

ナカザワアヤミ:
なるほどですね。ちょっと話変わるんですけど、ご自身では自分の性格についてはどう思ってますか?

梢:
自分と性格については、こだわりが激しいというか。自分の好きなものとかをずっと続けてたいっていう気持ちがあるので、1人で黙々とずっと何か好きなものに打ち込んでるかなとは思いますね。

ナカザワアヤミ:
人からも性格については、何か言われることってありますか?

ナカザワアヤミ:
人からは、結構それがいろいろ違う意見があって。両親からは感情の起伏がすごく激しいっていうふうに言われて。仕事場だったりとか友達とかからだと、なんかすごいおっとりしてるねとか、マイペースだよねっていう、なぜかわからないけど、どこに行ってもうまくやってけそうな人だよねっていうのはよく言われていて。
なんかそれは、何だろう。自分と家族とそれ以外の人。自分の性格を表現する言葉が結構違ったりするので、本当の自分って多分いないんだろうなっていう感覚はすごくあります。

ナカザワアヤミ:
本当の自分…何かそれについて考えることあります?言われる性格と自分で感じる性格について。

梢:
そうですね。それが結構ずれちゃってるので。仕事をしてても、例えば大学とかのサークル活動をしてたとしても、なんか周りからの評価と自分の自己評価がずれすぎて、それですごく葛藤を感じて。自分は言いたいことたくさんあるんだけれども、それを言ってしまうと、誰かを裏切ってしまうような感じがして、うまく言えなくてっていうのはすごくあります。

ナカザワアヤミ:
そっか。じゃあなんか言われることと自分だったり家族が思ってる自分のことが違うよねっていうのは、結構前から知っていたってことなんですね。

梢:
そうですね。そうだな、多分高校ぐらいから感じ始めていて。自分の意見を言うことで誰かを裏切ったり、誰かの期待を裏切ってしまわないかなとか。なんかその場で求められてる、梢ってこういうキャラだよっていうのを裏切ってしまって、その場の空気が悪くなっちゃわないかとか、結構気にしぃでしたね。

ナカザワアヤミ:
なるほど、ありがとうございます。

過去:占いしてるときは、なんかゲームのキャラクターのステータス値を見てるような感覚が強いですね。

ナカザワアヤミ:
過去の話も聞いてきたいなと思うんですけど。覚えてる限りで大丈夫なんですが、梢さんはどんな子供時代でしたか?

梢:
そうですね。両親からは1人遊びが好きな子だっていうのは聞いてました。で、水遊びが好きだったっていうのを覚えていて、なんか1人でお風呂に。もう3歳とか5歳で、もうお母さんと一緒にお風呂に入るのが嫌いで。1人でお風呂場で人形遊びしてるのがすごい好きでしたね。

ナカザワアヤミ:
へえ、覚えてます?

梢:
覚えてます。両親がやっぱり、子供1人でずっとお風呂場にいるので心配して入ってくるんですけど、「入ってこないで!あっち行って!」っていうのをよく言ってました。

ナカザワアヤミ:
なるほど。梢さんの子供時代っていうのは、どんな場所で育ったんですか?

梢:
あ、生まれ育ちは沖縄の石垣島ですね。大学は関西の大学出たんですけれども、大学入学で島を離れるまではずっと石垣島でした。
で、今は仕事を辞めて実家に戻ってきてるので、今は石垣島に住んでます。

ナカザワアヤミ:
お仕事はやっぱ関西とか?

梢:
そうですね~、関西はちょうど12年ぐらい住んでたのかな。ちょっと私いろいろ事情があって、大学に8年間在籍してたんですよ。その間いろいろフリーターとか派遣社員とかやって、基本的には、なんて言うんでしょう、サービス業についてて。
ただそこもちょっと去年あたり、2022年、3年あたりから、ちょっと調子が悪くなっちゃって帰ってきたって感じですね。

ナカザワアヤミ:
なるほど、なるほど。じゃあどちらかというと、自然にあふれて。

梢:
そうですね(笑)結構生まれ育ちが、石垣島だからかわかんないですけど、私の趣味を言うと、せっかく綺麗な海があるのにって言われますね。でも海は見るものなので。入るところではなくて。

ナカザワアヤミ:
まぁ、外には見えてるってこと?

梢:
そうですね。

ナカザワアヤミ:
なるほど。子供時代っていうところで、小学校中学校とか、そのあたりで何か覚えてることってありますか?

梢:
そうですね。私、小中は、最初の1年間はいじめられてたっていう記憶が結構ありますね。で、正直家でも、父親からの躾っていう名目での家庭内暴力があったりとかしてたので。何て言うんでしょう、すごく楽しいってだけではなかったですね。一番覚えてるというか印象的なのは、私、両親が共働きだったので、小学校のときは、祖父母のおうちに預けられてたんですけど。2時間3時間ぐらいの間なんですけど、そこでアニメを見るのがすごく楽しくて。
自分でお小遣いをいろいろ貯めて漫画買ったりとか、ちょっとおもちゃ買ったりとかしたんですけど。それを1年に1回焼却処分しないといけなくって。親が、親というか父親が、漫画なんて一回読んだらもう用済みだろうみたいな感じで、それを野焼きっていうんですかね。自分の家のお墓の近くに行って、何かガソリン撒いて燃やしてっていうのを小学校のときは結構やってて、なんかそれがすごく嫌だったっていうのがありますね。
なんか自分の好きなものとか趣味とかを、何だろう、こんな扱いされちゃうものなの?っていう悲しさとか許せなさとかがあって。それをすごく覚えてます。だからこそ今も、趣味は、自分が今どういう場所にいてもどんな状況であっても、諦めたくないっていう気持ちはすごくありますね。

ナカザワアヤミ:
うんうん。なるほど。

梢:
で、中学生の時は、いろいろ焼却処分されたんですけど、そのときも。でもちょうど反抗期だったので、いろいろその自分の趣味を諦めないためにはどうしたらいいかっていうのを一生懸命考えてた気がしますね。それこそ漫画の表紙を剥がして…なんかエロ本隠すみたいな感じなんですけど(笑)表紙をちょっと単語帳カバーに変えたりとか。あとお家にある広辞苑のカバーに、同人誌を詰めたりとか(笑)っていうので、なんやかんや頑張ってましたね。
でもそのときから絵を描くのはすごく好きだったので、絵を描いてるときとかすごく楽しかったです。

ナカザワアヤミ:
高校時代とかそれ以降については、何か印象に残ってることありますか?

梢:
そうですね。正直、高校時代、もう両親というか、父親ですね。父親がちょうど仕事を失って一番アルコール依存症がひどかった時期で。
で、お金が全くなかったので。それこそ小学校のときから貧乏だったんですけど、もう高校生のとき本当に酷くって。母親がダブルワークしてて、私も高校1年のときから新聞配達と飲食のバイトを掛け持ちして、なんとか家計を支えてるっていう感じで。
だから、…正直つらいことの記憶が強くって、高校のときは。学校にはほとんど行けませんでしたね。新聞配達のバイトが朝大体3時半ぐらいに起きて、7時ぐらいに終わるんですけど。
なんで学校が始まるまでに1時間ぐらいしか寝れないんですよ。それよりもっと寝れたとしても、トータルで3、4時間ぐらいしか寝れなくて。っていう生活をしてたら、もう学校に行きたいけど行けないみたいな。
で、自分が思い描いてたような高校生活じゃないし、お家にいても仕事を失って飲んでくれてる父親がいるので、居場所がないし。っていうので、すごく病んでましたね。
でもなんやかんやでネットカフェに行ってニコニコ動画見たりとか、漫画読んだりとか。
あとは当時ビジュアル系にすごくハマってたので、ビジュアル系の曲聞いたりとか。
今思えば、当時すごくつらかったんですけど、ニコニコ動画見たりとかビジュアル系聞いたりとかっていうのは、なんか青春してたな、青春してたのかなとは思いますね。キラキラはしてないですけど。

ナカザワアヤミ:
確かにあの頃流行ってましたよね、今よりさらに。

梢:
めっちゃ流行ってましたね。

ナカザワアヤミ:
確かに。で、そっか、その後に島を離れるんですね?

梢:
そうです。

ナカザワアヤミ:
関西に行くことについては、どういう経緯で関西に行かれたんですか?

梢:
そうですね。もともと大学に行きたいっていうのは、小学校ぐらいから思っていて。それもなんでだったのかはちょっと覚えてないんですけど、正直。でも、ずっと小学校のときから、大学に行きたい、できれば沖縄県外の大学に行きたいっていうのをずっと言ってましたね。本当は台湾の大学に行こうかなって思ってたんですよ。

ナカザワアヤミ:
へえ!

梢:
距離がすごい近いので(笑)東京とか大阪に行くよりも。

ナカザワアヤミ:
確かに、なるほど。

梢:
それも考えてたんですけど、ちょうど3.11があった次の年が、私のその大学進学とか受験の年だったので。まぁ何かあっても一応国内にいた方がいいのかな~って思いと、私中学校ぐらいから歴史がすごい好きになってたので、一番日本らしい場所で勉強してみたいと思ったときに、特に関西圏、京都とか大阪とかがそうかなっていう印象がすごいあったので、関西を選んだって感じですね。

ナカザワアヤミ:
そっか、高校時代、さっきも中国語の勉強をしてたっておっしゃってましたね。

梢:
そうです、そうです。なので今でもそうなんですけど、なんかあんまり外国っていう感じが正直しないんですよね。台湾とか中国に対して。正直台北は、石垣からだと那覇よりも近いし。

ナカザワアヤミ:
確かに、なるほど!

梢:
そうなんですよ(笑)昔アナログ放送ってあったじゃないですか。

ナカザワアヤミ:
はい。

梢:
あの、デジタル放送に切り替える前の。そのときに電波の調子が悪いと台湾のテレビがちょっと見れたりとかしてましたね。それぐらい近い(笑)

ナカザワアヤミ:
へぇ、そっち拾っちゃうんですね。

梢:
そうなんです、そうなんです。それぐらいだったので、なんか近くて遠いというか、なんか東京に行くよりも台湾に行く方が心理的なハードルは低いみたいなのがありますね。

ナカザワアヤミ:
なるほど。で、大学は8年間でしたっけ?

梢:
はい、恥ずかしながら(笑)8年間在籍してました。

ナカザワアヤミ:
なんか大学時代の思い出とかありますか?

梢:
大学時代は、一応歴史がすごい好きだったっていうのもあって、日本文化を中心に勉強してましたね。ただそのときもすごい勉強するのっていうか、調べものがすごい好きで。
なんかとある戦国武将にどハマりして、1年半ぐらいすごい、その近場の大学図書館とか国立国会図書館とかに行って資料をかき集めて、すごい内容が薄かったWikipediaを編集しまくるっていうのはよくやってました。

ナカザワアヤミ:
あ、編集もしてたんですね?

ナカザワアヤミ:
はい(笑)もう私が知ってることよりもWikipediaの情報の方が少ないっていうのは、どういうこと?って思って。だったら学生で時間もあるしWikipediaを埋めるかみたいな感じで、もちろんちゃんと調べたことを。いろいろ書いて編集してっていうのをよくやってましたね。
ただ、そのときは勉強がすごい楽しくて、お金の心配っていうのを、何て言うんでしょう、ちょっと優先してなかったんですよ。金銭面に関して。奨学金借りてたんですけど、それも当時実家の家計がすごく大変だった時期だったので、自分の懐には入らないみたいな感じで。
で、バイトもしてたけど、せいぜい8万円ぐらいしかないので、正直家賃と携帯代払ったら本当にほとんど何もないみたいな。それでよく電気ガス止まっちゃったりとか。次の給料日まで10日ぐらいスマホが使えなかったりとか。っていうのはもうしょっちゅうでしたね。
だからやっぱりお金が足りなくって、それで食べるものにも困って、だんだんだんだんメンタルも不安定になっていって、休学とか復学を何回も繰り返すぐらいのメンタルになっちゃったので、8年間在籍することになったっていう感じ。

ナカザワアヤミ:
歴史の勉強自体は、やりたい部分はできましたか?

梢:
そうですね。もうやりたい、もうやれるだけやろうと思って。やっぱり時間的な制約っていうのもそうなんですけど、場所的な制約っていうんですかね。当時通ってた大学が京都だったんですけど、やっぱり調べものをするというか、歴史だったりとか、学術的なものを学ぼうと思ったときに、環境としてはすごい素晴らしい場所だったんですよ。
でもここで諦めて、実家がある石垣に戻ってきたとしても、石垣には市立図書館が1個しかないし、書店とかも、まぁあるっちゃあるんですけど、大きな書店はないし。結局自分のメンタルの安定とかを一番に考えて戻ってきたとしても、場所的な格差はやっぱりあるし、そこで自分は学びたいことを一生懸命学べないっていうところでまた病みそうだなと思って。
それで、正直本当に毎日の生活もきつかったんですけど、本当に。でも何だろう、ずっと自分が今まで抱えてきて感じてた場所の格差があるところには戻りたくないっていうのが正直強くて。それで本当に体に鞭打って、ずっと大学8年間在籍することになっても、自分の好きなことを学んでたって感じですね。

ナカザワアヤミ:
そこのなんか意欲の源泉みたいな部分でいくと、さっきから何回も出ている面白いみたいな、なんかそういうのだったんですかね?

梢:
そうですね。自分もそれが、何で面白いとかこれやりたいって思ったことをやらないと気が済まないんだろうっていうのは、ずっと感じてたんですけど(笑)
なんかそのヒントが解けたのがやっぱり占いで自分の性質を知ったときに、西洋占星術だったら生まれたときのその惑星とか星座の位置がわかるような図を出すんですね。で、それにもうまるっと書かれてた。書かれてたっていうのかな、表されてた。それ知ったときに、なるほどな!ってすごい腑に落ちた感じがあったんですよ。
で、私の場合自分自身を表す星座が、おうし座なんですよ。
おうし座っていうのは、自分の好きなことだったりとかやりたいことを充実させることに喜びを感じる星座なので、何かそれを知ったときに、あぁ、これかなみたいな(笑)面白いとかこれ好きだなって思ったことを、自分が納得いくまで楽しみたいって思うのは、自分の中ではすごい疑問だったけど、趣味を通じてなんかそれが紐解けた。っていうのを知ったときはすごく、あぁ!これか!ってなりました。

ナカザワアヤミ:
ふうん。そっか、牡牛座ってことは、その自分を表す星座とご自身の星座ってまたちょっと違うんですね?

梢:
あ、そうですね、違いますね。自分自身の肉体とかを表す星座は、自分が生まれたときに東の地平線上にある星座。

ナカザワアヤミ:
へぇ、肉体のときは、そういう感じなんだ。

梢:
はい、そうです、そうです。なので例えば、雑誌に書かれてるあなたは何座ですよっていうのは、基本的には太陽がある場所なんですけど。ただやっぱり朝日の出と同時に生まれてきた人は、自分自身の肉体を表す星座と太陽の星座が一致してるんですけど、昼とか夜とかだともう全然違っちゃう。
なので、人によっては雑誌で書かれてる太陽の星座よりも、その肉体を表す、アセンダントって言うんですけど、それの星座の方が当てはまるっていう人も結構いたりしますね。

ナカザワアヤミ:
占いで、あ、これだっていう気づいたタイミングっていうのは、最初にお話されてた2、3年前ぐらいの同人占いの話をしたとき、そのタイミングだったんですか?

梢:
あ、そうですね。で、自分の実際に生まれた時間を知ったのは去年ぐらいだったんですけど。

でも、西洋占星術って本当にいろんな見方があるんですよ。どこどこの水星がどこにあって、東西南北どこにあるかでまたその性質が変わってきたりとか。だから結構見るところが細かくて。ただ細かい分、やっぱりなぜか自分に当てはまる。それはいいところも悪いところも、もちろん当てはまってて。なんかそれを見たときに、どう動かすか、どう運用していくかっていうのは自分自身にかかってるのかなって。

だから占いしてるときは、なんかゲームのキャラクターのステータス値を見てるような感覚が強いですね。だから信じるっていうよりも、自分のステータス値を確認して、じゃあ自分はこういう強み弱みがあるから、その次ちょっとしんどくなる時期が来たときにどう動こうかみたいな、戦略立ててく感じだったりとか。それがすごく楽しいですね。

ナカザワアヤミ:
なるほど。ありがとうございます。

未来:もしそこで行き詰まってるんだったら、西洋占星術っていう一つの見方で、自分を客観視できる可能性もあるよって

ナカザワアヤミ:
梢さんは未来についてはどういったイメージをお持ちですか?
梢:
未来ですか?…うーん、そうだな~…なんかいろいろ、自分が選んだ選択肢によって無限に広がるイメージはありますね。

ナカザワアヤミ:
広がるイメージなんですね。

梢:
ただやっぱり自分が今まで本当に浮き沈みが激しかった時期があるっていうのもあるので、明るいだけではない。けど、自分が明るい方に行きたいと思ったら、何とかそこにたどり着くことができる、とは思います。

ナカザワアヤミ:
近い将来でやってみたいこととかありますか?数年ぐらいのスパンで。

梢:
そうですね。最近感じてるというか、今年に入ってから思ってるのは、ワーキングホリデー行きたいなとは正直思ってますね。ちょうどギリギリ、最後に申請できる年なんですよ、今年が。今ちょっと金銭の準備をしてる途中なんですけど。なんだろう、一生に1回しかできないことなので、ワーキングホリデーって。なのでそこに行きたいなっていうのは正直ありますね。
それで何か帰ってきたときに、バリバリ働けてる人になってるかどうかは正直わからないし。多分失敗することもあるだろうし。でもなんか、与えられたチャンスがあともう少しで時効切れになってしまうんだったら、その前にちょっと挑戦してみたいなっていうのがありますね。

あとは、そうだな…他にしてみたいことと言えば、私は泳げないので(笑)ダイビングとかちょっと、いつかやれたらいいなと思ってますね。沖縄県民なんですけど、中学校から海には入ってないので。日焼けするのがすごく嫌いで。
でもなんかそれも別にいいかなって、ちょっと挑戦してもいいかなって思ってます。だから今後先々、今の自分が思ってるほど、なんかキラキラした自分にはなれないんでしょうけど。でもなんか1個ずつ、今の自分ができてないことを一つずつできてるようになったらそれでいいかなと思ってますね。

ナカザワアヤミ:
なんかどの辺りのできないを、できるようにしたいとか、そういう思いは今あります?

梢:
私食わず嫌いがすごい多いんですよね。経験することに関して。
で、なんかそれって、自分の現状維持をすごく好むのと似てるのかなって思うんですけど。なんかただその食わず嫌いをしてきて、今思えば、何かもっと先に知っておけばよかったとか、もっと先に体験しておけばよかったってこと結構あるなって気づいたので。その食わず嫌いがもう少しマシになるように、もう少しフットワーク軽く動けてもいいのかなって思ってます。

ナカザワアヤミ:
今はあんまり、フットワーク軽く動けてない?(笑)

梢:
そうですね(笑)動けてないっていうかもう、何だろう、この1、2年は隠居生活みたいな。
でもそうですね、来年辺りぐらいには、ちょうどいろいろ休息もしっかりできたし、動きたいなと思ってますね。ただ今は隠居生活中です(笑)

ナカザワアヤミ:
なんか結構何回も、占い、西洋占星術の話が出てきてるんですけど、なんかそこで、さっきの気づき、私こういう星だったんだみたいなところの気づきがなかったら、どういう人生になってたと思いますか?

梢:
なんかすごく生きるのが、ものすごく下手だったと思います。そうだな、自分の気持ちをうまく言えないとか、あとはもう本当にペース配分が苦手なところとか。
あとは働くに関しても、やっぱりホロスコープを見ると、適性が何となくわかったりもするんですよ。その適性っていうのが、今まで自分がうまくいった経験とやっぱり共通点というか、なんか関係性があるんですよね。

ナカザワアヤミ:
へぇ、なるほど。

梢:
ただそれを知らないままで生きてたら、多分また人生で一番つらかったときみたいに、インフラ全部止まったりとかしてたと思います(笑)今はさすがにそんなことなくなったんですけど。
でも本当に生きるのがすごく下手で、3回転んでやっと気づくみたいな人生を送ってるんだろうなとは思いますね。占い知ってなかったら。

ナカザワアヤミ:
占いで、具体的に何か変わったっていうか、変えたんですかね?

梢:
あぁ、変えたの方が強いかもしれないですね。自分ですごく欠点だって思って、これはやらないでおこうってふさぎ込んでたところが、実はそこが周りから見て、もうそのホロスコープから見ても、いやそこ、そこが自分の強みになるところじゃない?っていうのを知ることができたりとかっていう経験をしたので、1回占いっていうツールで自分を客観視することによって、なんか自分の使い方がよくわかった感じはしますね。

ナカザワアヤミ:
あぁ、なるほど。

梢:
だから信じるっていうよりも、使ってるという感覚の方がすごい大きいです。

ナカザワアヤミ:
占いを使うってことですか?

梢:
そうですね。なので、私スピリチュアル的なこととか、なんていうんでしょう、占いで示されているあなたの本当の使命とかは全然信じてないんですよ、実は。
ただそれよりも今の自分を客観視して、今こういう星回りで自分はこういう星を持ってるから、ちょっとやり方変えてみようかなとか、新しいことに挑戦してみようかなっていう、なんか実験をしてる感じはすごくあります。

ナカザワアヤミ:
あぁ、実験なんだ。へぇ、なるほど。

梢:
はい。もしかしたらちょっと占いをしてる人にも、え!?って言われるかもしれないんですけど。でもそれぐらいの接し方が、自分の中では、自分にとっては一番ベストかなって思ってます。

ナカザワアヤミ:
じゃあ今後、その占いで自分はこういう方が向いてるとかちょっと客観視できた部分を仕事や生活みたいなところに活かしていく?

梢:
そうですね、そうですね。なので今仕事を探してるときも、私は今ここの星があってこういうところが強みだから、この仕事でうまく使えるだろうかって考えてみたりとか。あとは企業に出す書類でも、ホロスコープ見ながら、ここのアピールポイントを使ったらうまく刺さるかもしれないとか考えてるので(笑)
なんかそっちの方が、心理的に楽じゃないですか?なんか自己分析って言っても、それが本当に正しいのか、最終的な答えかどうかわからないけど、でも西洋占星術っていう1個の見方ではこういうものがありますって提示されたときに、なんか自分の中で客観視しやすいというか、本当に。

ナカザワアヤミ:
なるほど。

梢:
うん。やっぱり自分の中では、家族とか、いろんな友達とか、他の人、上司部下とか、そういう人たちからもらう評価っていうのが、なんか全部バラバラだったところに疑問を抱いてたので。より何かもう一つ、自分を評価する上での軸がある感じはしますね、占いって。

ナカザワアヤミ:
なるほど、ありがとうございます。ちょっといろいろお話1時間くらい聞いてきたんですけれども、最後に言い残したことは何かありますか?自分に対してでもいいですし、感想でもいいですけど。読者に対してでも。

梢:
そうですね。多分私の人生ってめちゃくちゃキラキラしてはないですよね、本当に。失敗続きというか。本当に社会の当たり前のレールを、何回も外れてきてるような(笑)
でもそれでもなんやかんや生きているし、本当に過去ボロボロだったんですけど、何とか占いと出会って自分との向き合い方を知って、何とか前を向いていけてる感覚はあるので。
趣味も、私、結構いろいろ変わってきたんですよ。だから、何て言うんだろうな、人生というか自分って、その時々でものすごくつらいことがあっても、なんか数年後には、え、そんなこと?みたいな感じで、こうやってインタビューに出たりすることもできてるし。
だから何て言うんだろうな。本当に人生って多面的だなと思いますね。なので、もしインタビューを読んでいらっしゃる方で、もう本当にしんどいっていう思いがあったとしても、なんか人生って多面的だから、未来に対しても過去に対してもそこまで心配はしなくていいんじゃないかな。ただただ今をどう生きるか。
で、もしそこで行き詰まってるんだったら、西洋占星術っていう一つの見方で、自分を客観視できる可能性もあるよっていうのを伝えたいかなと思いますね。

ナカザワアヤミ:
なるほど、ありがとうございます。

あとがき

「なんか青春してたな、青春してたのかなとは思いますね」

過去のパートのここが非常に印象に残っています。
梢さんのインタビューでも出てきたので、Wikipediaで「青春」を調べてみました。

「青春(せいしゅん)は、季節の「春」を示す言葉である。転じて、生涯において若く元気な時代、主に青年時代を指す言葉として用いられる。」
陰陽五行思想のなかの春を表すことばで、日本では夏目漱石の『三四郎』のヒットを機に定着したらしいです。日本オリジナルの意味も含まれてそうな言葉だから、翻訳された書物で「青春」ってタイトルのものってどういう意味の単語だったんでしょうね。

ひねくれものなので、青春が一点の曇りなく楽しかった!と本気で思っている人はいないと思っていて、(実は黒歴史の一つや二つあるでしょ、と)いま、まさに甘さと苦さのある青春の中を生きる人々に、そして、そんな日々を過ごした人に、この言葉が届いたらいいなと思いました。

【インタビュー・あとがき:ナカザワ】

【編集:mii】

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