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無名人インタビュー:自然に人の輪の中心になってしまうゆず林檎の人

いやーおどろいた。無名人インタビューを受けた後、変化が起きる方ってけっこういらっしゃるんですが。ミセスユニバースのファイナリストになった方とか、note上のキャラ変更をされた方、はたまた精神病院に入院された方など。
今回のインタビュー参加者ゆず林檎さんは妊娠、結婚されました!
わーおめでとー!!!
おめでとう! 楽しんで読んでね!

今回ご参加いただいたのは ゆず林檎 さんです!
YouTube

1、ホテル

qbc:どんなインタビューにしましょうか。

ゆず:テーマは決めてなくてですね。

qbc:全然大丈夫。今、何をされてる方でしょうか?

ゆず:今、ホテルのフロントをやってまして。働いて、まだ5年ぐらいなんですけど。
note自体をはじめたのは、たぶん1週間か2週間前ぐらいで。
もともと人と関わりが多い仕事で、お客様からもいろんなお話をいつも聞かせていただいたりしてたんですけど、コロナで人と会うということが一切なくなっちゃってて。
noteをはじめたきっかけっていうのが、なんか、こういうときだから新しい価値観というか、いろんなお話に出会って吸収していきたいなって思ったことですね。

qbc:なるほどなるほど。ゆず林檎さんて、ひと言で表すとどんな人ですか?

ゆず:血液型がAB型なんですけど。初めての人に血液型って何型ですか?って聞かれてABなんですよって言うと、あーわかるってすごい言われるんですよ。
A型の血もB型の血も両方入ってるじゃないですか。だから、細かいとこは細かいんですけど、自分がどうでも良いと思ったことは本当にどうでも良くって。

qbc:書くこと自体は好きですか?

ゆず:あー。学生時代なんですけど、趣味でアメブロはじめて、ネットとか携帯さわる時間も多くなってきてて、アメブロより楽しそうって、ちょっと軽い気持ちではじめました。

qbc:インターネット自体は、普通にやられてた感じなんですか?

ゆず:はい。インターネットは普通にやってたんですよ。インスタも、それこそずっと高校生ぐらいのときからやってて。で、アメブロが、もう自分の心の中をただ語るみたいな。誰に見せる目的でもなく、日記みたいな目的でやってたんで。
noteは、今までで一番楽しいかなっていう印象ですね。みんな、リアクションすごくないですか?
通りすがりで見てくれた人も、とりあえずスキって押してくれるみたいな。どこか気になったらひと言でもコメントくれたりとか、活発なイメージなんですよね、note。

qbc:活動的なユーザーが多いですよねー。

ゆず:ですよね。そういうところも、やってて楽しいんですよ。新しいコミュニケーションが取れるので。家にいる時間が多いからこそなのかもしれないんですけど。
自分の日常の変なことを面白がって書いても、みんなが「それ、わかる」とか書いてくれて。共感してくれると、うわー楽しい、わかってくれる人いるんだっていう、そういう気持ちが大きくなります。

qbc:その、なんていうか、何をもって普通とするかっていうのは難しいところなんですけど、ゆず林檎さんは普通の人ですね。

ゆず:すごい、一番ノーマルな人間。

qbc:今、仕事はどうです? 好き? 嫌い?

ゆず:そうですね。でも今のところ、接客が楽しいって思うんですよね。
いろんな人は、そりゃあいますけど、いるんですけど、それも含めて。たぶん接客やってないと出会えない人だなって思うんで。
変な人がいたりとかしても、絶対、この仕事やってないと見れないというか、出会えないんで、そういうとこも、おもしろ〜って思っちゃうんですよね。

qbc:人は飽きないですよね。

ゆず:毎日、もう違う人が入れ替わりで来るので。

qbc:今やりたいことってありますか?

ゆず:何をしたいんだろ。うーん。将来の夢的な感じですか?

qbc:そうですね。

ゆず:うーん。でも、本当に、まだ自分の中では壮大な夢みたいな感じなんですけど。

qbc:はい。

ゆず:今は雇われてホテルのスタッフじゃないですか。

qbc:はい。

ゆず:自分でホテルをつくりたいなって思っちゃいました。

qbc:おー。

ゆず:今、働いてて、自分だったらこうするのにとか、そういうこと、よく思うことがあって。まあ、みんな思うことはあると思うんですけど。
自分が経営者の立場になったらどんなことができるか、どういうホテルができあがるのかなって気になっちゃって。一回、やってみたいなって思ったことはあります。

qbc:ホテルが良い? アパレルじゃなくて?

ゆず:今のところはホテルかなと思うんですけど。

2、人見知り

qbc:アラサーなんですか?

ゆず:すいません、アラサーの線引きがわからなくて。プロフィールにアラサーって書いてるんですけど。

qbc:30プラスマイナス2、3ぐらいじゃない?

ゆず:今、24歳なんですよ。

qbc:それアラサーじゃないよ。でもじゃあ、落ち着いた人ですね。

ゆず:あ、本当ですか? うれしいです。

qbc:今、好きなものはなんですか?

今は、それこそ趣味にnoteが入ってきてるんですけど。いろいろ書いてます。
ある人が私の記事を紹介してくださったんです。そこに、静と動ががすごい、みたいな感想が書かれていて。静かな感情の記事もあれば、感情がすごい荒ぶってる記事もあって、見てるほうはめまぐるしいけど、なんか気になって見ちゃいます、って。
でも、自分の生活も、あのまんまだなって思いました、それ言われて。

qbc:なるほどねえ。子どものころはどんな感じの子だったの?

ゆず:子どものころは、すっごいシャイだったんですよ。
もう、お父さんとお母さんの後ろに隠れて。誰かから話しかけられたら、もう絶対に一言も交わせないぐらいに、本当にシャイな子どもで。
宅配のお兄さんとかにも、もう恥ずかしくて。「ちょっと出てよ」ってお母さんに言われても、本当に出れないぐらいだったんですよね。だから、子どものころの自分が今の自分のnoteを見たら、全然信じられないと思います。

qbc:人見知りはどうやって治ったんですか?

ゆず:たぶんアパレルの仕事で改善、克服したのかなって思いますね。
もともと高校2、3年からアパレルで働いてみたいって、その時期は思っていて。高2のときは、ピザ屋さんで働いてたんですけど。そのときから、もうずーっと卒業したら、もう絶対アパレルやりたいって思ってて。卒業式の前の日に電話したんですよ、店に。
で、未成年とか高校生は募集してませんって書いてあったんですけど、明日、私、高校を卒業するんです、それでも無理ですかって言ったんです。
そしたら店長が、卒業するんなら一回来てみてって言ってくれたんで、高校卒業して次の日から面接行って。で、1週間ぐらい合否の空白があって、1週間後に受かって、もうそっから3年間バイトだったんですけど、3年間やってました、アパレル。

qbc:なるほどー。はげしいですね。なんとなくゆず林檎さんの雰囲気がわかってきました。
休みの日とか、どこ行ったりするんですか?

ゆず:私、テレビ一切見ない人でして。Youtubeが、とにかく大好きなんですよ、私。
最初、ヒカキンさんとかから入って好きになったんですけど。今はusagiさんっていうYoutuberが好きです。お料理とかアップされてる方なんですけど。その方が、もう本当に大好きで。その方ばっかり、最近は観てますね。
あとはヒカキンさん、セイキンさん。あの辺の動画、観ちゃうんですよね、安心感で。
今どきの流行ってる人たち、曲とかドラマとか、Youtuberとかアイドルとか、全然わかんなくて。
流行りについて行けないと、ちょっと困ることもあるんてんすけど。

qbc:まあそうね、20代だったら周りとズレるかもしれないですね。

ゆず:新人の子とかは18、9なんですよ。もう全然わかんないんですよ、ジャニーズの話とか。
それこそ初めましての子と、今何してるのとか、どういうことが好きなのって聞いても、まったく理解ができなくて。曲とかも、全然趣味が合わないんです。先輩とかとかも全然合わないです、それこそ。

qbc:ゆず林檎さん自身はどんな音楽が好きなんですか?

ゆず:古いって言ったらあれですけど、WANDSとかが好きなんですよ。ZARDとか。

qbc:そういう20代は時々いるね。Beingね。

ゆず:あ、もう大好き。

qbc:マジか。お父さんお母さん聞いてたってこと?

ゆず:そうなんです。うちのお母さんが今48で。お父さんが58?

qbc:けっこう離れてるんだ。

ゆず:特にお母さんのほうが、Being好きです。なんか私、先輩からも平成の子じゃないんじゃない? って言われるぐらいで。

qbc:古臭いとか感じないの?

ゆず:そう思わないんですよね。逆に新しいっていうか。元気出る系じゃないですか、Beingって。今の時代の曲で、あんまりない気がして。
私、「香水」とかよくわかんないんですよ。

qbc:なんで? 「香水」についてどう思うの?

ゆず:あのドルガバの香水の歌、あるじゃないですか。でも何が言いたいのかわかんなくて。

昔の、というかBeing世代とかの曲って、どストレートに来てくれるじゃないですか。そういうのが好きなんですよね。遠回しに言うんじゃなくて。

ライブ版しかなかった。

3、自然に人の輪の中心になってしまう

qbc:今後やりたいことって、ホテル?

ゆず:一回やってみたいです。総支配人ってやつを。

qbc:あー、民泊とかじゃなくて、完全にホテル。

ゆず:そう。でも、あとはnoteで、もう全然私、語彙力ないし文章力も全然ないんですけど、書籍化をしてみたいんですよね。今、普通にnote投稿してる記事を。
でも、自信がなくて。こんなんただのブログ程度だしなとか思って。他の方見ると、もうすごいじゃないですか。もう誰が見ても面白いじゃないですかってことばっかり書かれてるんで。悩みどころです、そこは。
でも一回やってみたい、それも一回やってみたいことですかね。書籍化とか。

qbc:うんうん。一人っ子?

ゆず:いや、3人兄弟でして。

qbc:3人なんだ?!

ゆず:そうなんです。私が長女。で、真ん中に20歳がいて、男の子なんですけど。一番下に中1に上がる男がいます。

qbc:離れてるね、けっこう。なんか普通にモテるタイプの子じゃないの? ゆず林檎さんて。

ゆず:マジですか? なんか、話が合わないくせに、同世代の人から言い寄られることがあって。今の彼が32歳なんですけど、やっぱり30代から上の人のほうが、いて楽しいんですよね。

qbc:上って、8つでしょ? けっこう上じゃない? それぐらいの差の人と付き合ってたの? ずっと。

ゆず:今までは2、3こ年上みたいな程度だったんですよ。で、今の職場で私が入社したときに、仕事を教えてくれたのが彼で。

qbc:ゆず林檎さんて、悩みある?

ゆず:悩みは、そう、あるんですよ。いじられることが多いんですよ。
どんな輪の中にいても、自分が勝手に中心に行っちゃうんですよね。わかります?

qbc:えー。悩みなの?

ゆず:周りが私のことをいじってくれて、どんどん私の話題でいっぱいになるんですけど、私、騒ぐのが好きじゃない。

qbc:あー。別に中心になりたいわけじゃないってことね。

ゆず:そうなんです。だから普通のポジションにいたくて。たぶん変な悩みだなって思います、自分で。なんで悩んでんのかなって思うときもありますし。

qbc:華があるからじゃない? やっぱり。

ゆず:うーん。

qbc:さっきモテるって言ったけど、なんかね、ゆず林檎さんにはそういう明るさがあるわけですよ。
ずっと静岡の人?

ゆず:そうです。生まれてからずっと静岡で。

qbc:そうなんだ。あんま出ようという感じじゃない?

ゆず:高校を卒業するときに担任から、お前は進路どうすんだって言われて。そのころ、美術かアパレルかですごい迷ってて。美術科にいたんですよね、一応。
エスカレート式で行ける高校とか大学があったんで、とりあえずそこか、美術やるんだったら多摩美とか大きいところに行きたいですっていう話をしてたんですけど。うーん。なんか怖くて。うち、そのころ、母子家庭だったんですよね。今も母子家庭なんですけど。そう考えたときに、うーん、家庭のこともあり。
まあエスカレートで行ける大学に行って、そこでも美術科は専門的にあったんで、そこで学んでも良いかなって思って。それで大学入って美術科に行きました。ビジュアルデザインコースっていうコースにいたんですけど。

qbc:あ、でも、今からでも十分方向転換できると思いますよ。デザインとかやられても良いのかなって思いますけどね。作るほうに専念するっていうのも。

ゆず:大学の先生にも同じこと言われて。お前ならもっと違うこと、違うことっていうか、なんかもっと面白いことできるんじゃないかって言ってくれたんですけど、何をして良いかわかんなくて。当時からずっと。
まあとりあえず、ど素人だし。

qbc:いや、まあまあ。みんな最初はね。

ゆず:今のまま、今は今で楽しいんですけど、つまんなさもちょっと感じてて。noteでこうやってコミュニティを作れんのが、本当楽しくて。
何かはやりたいんですよね。本当に。

qbc:そうねえ。天性の人間関係づくりの上手さを感じるけど。

ゆず:自分で言うのもなんですけど、環境適応能力があるのかなって思います。
だからどこに放り込まれても、別に、生きていけるみたいな。

qbc:そんな感じする。それじゃあ、最後に言い残したことは?

ゆず:全部言い切った気もしなくもないですけど、勢いとノリで、楽しくて。
みなさん、どんなこと言われるんですか?

qbc:たとえばその、宣伝したいことがある人だったら電子書籍出しますみたいな。

ゆず:そうですね、でもそれで言ったら、私も書籍化してみたいです。
書籍化に限らず、qbcさんと話したときに、とりあえずいろんなところ、いろんなことやってみたいなって思いました。楽しいなって。

qbc:普通かなって最初感じたんだけど、やっぱり普通じゃない部分っていうのが、顕著にあるね。

ゆず:あります。

qbc:眠れる獅子みたいな才能っていうか、光るものっていうか。まあそんなもんか20代前半なんて。

ゆず:これから咲く的な。

qbc:まあ咲かないかもしれないけどね、何もしなかったら。

ゆず:確かに。

qbc:なんか元気をもらった気がする。ありがとうございました。

ゆず:ありがとうございました。

あとがき

なかなか文面からだけでは伝えられないものがありまして。ゆず林檎さんの陽気さ。
これに注目して、ある商品開発プロジェクトに投入したのですが、結果は崩壊。
問題は彼女にあったわけじゃないんだ!
私のコントロールが悪かっただけよ。

で、このテラスハウスという企画ですが、解散に至る流れの最初は、ゆず林檎さんの妊娠でした。妊娠が悪かったわけじゃないんだけど、つわりあるしちょっと参加が控え気味になるかも、というふうになって、そこからちょっと企画自体を見直そうということになり、それで、なんか、これってうまくいってないんじゃん? みたいになっていっきに解散へ。
まあ私がせっかちなのもあるし。
ということで、私たちテラスハウスを背負ってゆず林檎さんは身ごもったわけです🍎
彼女は伝説だよね。

編集協力:有島緋ナさん 白原すみさん

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