往復書簡インタビュー:ラヴィさん
今回ご参加いただいたのは ラヴィ さんです!
現在
6/26 7:00 なずなはな
ラヴィさん
はじめまして!
無名人インタビュー往復書簡チーム、なずなはな(https://note.com/nazuhana/)です。
呼び方は、「なずな」でも「はな」でも、「なずなはな」でも大丈夫です。
私は普段フリーランスライターをしている、小学生(一人っ子)の親です。
無名人インタビューでは主に編集を担当していますが、しゃべることよりも書く方が好きなので、文章でインタビューできる往復書簡チームに参加しています!
今回、ラヴィさんと往復書簡をさせていただくことになり、とってもワクワクしています。
どうぞ、よろしくお願いします!
さっそくですが、最初の質問の前にちょっと事前説明をしますね。
・返信の分量やペースは、ラヴィさんにお任せします。
・こちらからの返信は短め、早めを心掛けます。
・内容はなずなはなが書いて、往復書簡制作チームでチェックしてもらってます。
・現在過去未来=各3往復して、最大で約90日のお付き合いとなります。
なにか質問などあれば、いつでも聞いてください。
それでは、質問へ入っていきたいと思います。
★どんなインタビューにしたいか、といったイメージはありますか?
★今、何をしている人ですか?
お仕事でも、プライベートでも、お好きなように書いてください。
また、そのお仕事/趣味などを始めてから、どのくらい経ちますか?
★1日をどのように過ごしているか、平均的なスケジュールをお聞きしたいです。
ちなみに私は、朝起きて子どもを学校へ送り出し、ライターの仕事をして、12時前後にお昼ご飯を食べ、子どもが帰宅するまで仕事をして、その後は料理などして、19時頃に夜ご飯。後片付けやお風呂やのんびりするなどしてから、0時までには寝ます。
最初の質問はこんな感じです。
目安として期間を決めていますが、ラヴィさんのお好きなタイミングでご返信くださいね。
ラヴィさんは沖縄にお住まいということで!
ちょうど、沖縄で梅雨明けというニュースを見ました。
私は関東地方に住んでいますが、昨日はこちらも日差しが強くて、夏だな~って感じの良い天気でした。
私はちょうど今ぐらいの季節、春から夏に変わる時期が一番好きなのですが、ラヴィさんは1年のうちで、自分に一番合っているなと感じる季節はありますか?
それでは、よろしくお願いします!
なずなはな
6/26 16:43 ラヴィ
なずなはなさん
はじめまして!
ラヴィです。
なずなはなさんはフリーライターをされているのですね。
私も複業ライターをしているので親近感です。
インタビューの流れなど承知しました。
私も話をするより書く方が好きなので、往復書簡の形でインタビューをお受けできて嬉しいです。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、ご質問へのお答えです。
★どんなインタビューにしたいか、といったイメージはありますか?
有名人ではなく「無名人」をインタビューされていると知り、おもしろいなぁと応募させていただきました。
子どもの頃から不思議と人から相談を受けることが多いのですが、普通に暮らしているような人でも、いろんなドラマや葛藤を抱えて生きているのを垣間見ることがあり。
私のような人もいるんだなぁ。お互いがんばろう!と思っていただける内容になるといいなぁと思います。
★今、何をしている人ですか?
現在は複業ライターと名乗り、フリーランスで仕事を受注しています。
平日にライター業、週末にイベント会社の裏方や、友人知人より舞い込む仕事に対応しています。
ライターを始めたきっかけは18年前。
趣味で書いていたブログを読んだ方から依頼を受け、web記事を受注して書くようになりました。
その後、出てきたクラウドサービスに登録し、平均月10本ほどを納品。
子育て中だったので、在宅で仕事ができるのは助かりました。
以後、再婚・離婚やいろんな仕事を経て、2年前に福祉系の法人を立ち上げたのですが、交通事故に遭い後遺症のため会社をたたみました。
リハビリでだいぶ体が動くようになったので、1年前にライターの仕事を再開したところです。
ライターの他、スマホで撮った写真を販売したり、Twitterの運用代行をしたり、校正や編集のお仕事を行うこともあります。
プライベートでは6人の子がいるシングルマザーです。
上の2人は成人してそれぞれ暮らしていて、今は小・中・高・専門学校に通う4人の子を育てています。
趣味はピアノやパッチワークやミニチュア小物作り。
それぞれ10年以上続けて出張講師などもしていましたが、事故後、右手の握力が弱ったためいずれも難しくなり。
今は童話や小説を書いて文学賞に応募したり、息抜きにnoteを書いたりしています。
★1日をどのように過ごしているか、平均的なスケジュールをお聞きしたいです。
【平日】
朝4〜5時ごろ起床。
子どもが起きていない静かな時間帯に、好きなことをしています。
晴耕雨読で、晴れたら散歩やガーデニング。雨の日は本を読んだり、物語を書いたり。
Twitterの運用代行も早朝の時間帯にしています。
子ども達の朝ごはんはセルフ。台所に置いてある好きなものを食べて学校へ行きます。
お弁当を作り子ども達を送り出し、10時までに家事を済ませて後はライターのお仕事。
クライアントさんとzoomやSlackで連絡を取ったり、記事を書くのに集中したり。
買い物はほとんど行かず、ネットスーパーに配達を頼んでいます。
お昼は家で軽く済ませたり、気分転換に近くのコメダで仕事をしながらランチをとったり。
末っ子の学校が終わる時間まで、だいたいパソコンに向かっています。
子ども達が帰ってきたら、話を聞いたり宿題を見たり。
近くに住む、介護が必要な父の食事も一緒に作り、18時半前後に夕食をとります。
お風呂や夕食を済ませたら、子ども達とゲーム(Switch)をすることもありますが、締め切り前などはパソコンとにらめっこしています。
末っ子に合わせて21時半までには就寝。
オンラインセミナーやTwitterのスペースを聴きつつ、寝落ちすることもしばしばです。
【週末】
イベントの内容によって、朝早かったり夜遅かったりしますが、だいたい1日9時間ほど仕事をします。
コンサートや学会の受付など業務内容もいろいろですが、ライター業でなまった体を動かすのにちょうどいい運動量です。
外勤の仕事の間、子ども達は私の実家に行ったり、自宅でお留守番したり。
週末は一人暮らしをしている長女が子ども達を見てくれることも多いので、安心して仕事に行くことができます。
★好きな季節
冬生まれなので、秋冬が好きです。
沖縄は年中温室の中で過ごしている感じなので、関東で過ごした毛穴が引き締まるような寒さが懐かしいです。
ただ、海で泳ぐのは好きで近所のビーチへよく行くので、夏も好きな季節だと言えます。
(本土に住んでいる間に花粉症になったので、春と聞くだけでムズムズしちゃって苦手かも)
今回のご質問のお答えは以上です。
次回のなずなはなさんのご質問も楽しみにしています。
ラヴィ
6/28 19:00 なずなはな
ラヴィさん
こんばんは!
最初の質問へのお答え、ありがとうございました!
ラヴィさんも、話すより書く方がお好きなのですね。
そして人からの相談が多いということで、人の話を聞くことも得意なのでしょうか?
また、6人のお子さんがいらっしゃって、平日と週末で別のお仕事をしていて、とってもエネルギッシュな生活だなと感じました。
早朝の、1日が始まっていく雰囲気っていいですよね。
私はいつもギリギリまで寝てしまうのですが……。
それでは、現在の質問を続けますね。
ちょっと多めなので、ゆっくり考えてみてください。
★週末の外勤のお仕事は、どのような経緯で受けることになったのでしょうか?
★ライター業(Twitter運用代行など含めて)、外勤のお仕事、母親業、童話や小説の執筆などのうち、「自分が大切にしている順番」で順位をつけるとしたら、どうなりますか?
他に大切にしていることがあれば、それも追加して大丈夫です。
その順位になった理由も教えてほしいです。
★クライアントさんや周りの人(ご家族以外)からは、ラヴィさんはどのような性格だと言われますか?
★最近、楽しいと感じられる出来事はありましたか?
★好きな季節は秋冬とのことですが、寒さ以外だとどんなところがいいと思いますか?
往復書簡でのインタビューはじっくり考えられるので、音声やチャットツールを使ったインタビューとはまた違った印象があります。
とはいえ、私自身、最近はお手紙を書く機会が減ってきているので、ちゃんと書けているかな? と思ったりもしていて。
こちらの質問でよくわからないことなどあったら、いつでも聞いてください。
それでは、よろしくお願いします!
なずなはな
7/3 10:15 ラヴィ
なずなはなさん
こんにちは!ラヴィです。
先日のご質問のお答え、外勤の仕事中に熱中症になってしまい、遅くなりました。
エアコンで快適な室内にばかりいると、体がなまってしまいますね。
水分&塩分を忘れずにとろうと思います。
さて、ご質問にお答えします。
★週末の外勤のお仕事は、どのような経緯で受けることになったのでしょうか?
お仕事はほとんど知人の紹介で行っていますが、イベントの外勤のお仕事も紹介で始めました。
コロナ出現後、沖縄の観光業界やイベント業界は一気に優秀な人がいなくなったそうです。
少しづつ日常が戻って来て、観光客や催事が増えたけれど現場に人がいない。
「毎日の勤務は必要ないけれど時々頼みたい」という企業と、「毎日は働けないけれど時々ならOK」という私と需要と供給がマッチしたので、引き受けることにしました。
でも、野外のイベントは体力的に無理なので、屋内で行われるできるだけ短時間のもの。
その中でも、学会など最新情報が学べたり、自身も楽しめたりするイベントを選んで参加しています。
★ライター業(Twitter運用代行など含めて)、外勤のお仕事、母親業、童話や小説の執筆などのうち、
「自分が大切にしている順番」で順位をつけるとしたら、どうなりますか?
他に大切にしていることがあれば、それも追加して大丈夫です。
その順位になった理由も教えてほしいです。
順位をつけるのはあまり好きではありませんが、強いて言うなら……
①母親業
②創作(執筆)
③ライター業
④外勤のお仕事
ですね。
正直にお答えすると、ライター業や外勤のお仕事は生活や子どもの学費のためにしているので、「ふんだんにお金があったとしてもやること」を考えると、子ども達のことが何より優先で、次に創作(執筆)活動になります。
★クライアントさんや周りの人(ご家族以外)からは、ラヴィさんはどのような性格だと言われますか?
「最初は真面目な人かと思ったけれど……変わってるね!視点がおもしろいね!」とよく言われます。
好奇心旺盛だけど人見知りをしたり、緻密に計算していると思いきや雰囲気で動いたり、相反する面を持ち合わせているのも魅力だと言われます。
どの占いで見ても「変人」だと書かれているので、そういう生まれなんだろうとも思います。
血液型で言うと、AB型→B型→O型→A型の順番で言われることが多い、A型です。
★最近、楽しいと感じられる出来事はありましたか?
私の誕生日に、子ども達がサプライズで旅行をプレゼントしてくれたことです。
沖縄の北部へ2泊3日の家族旅行へ行きました。
海洋博記念公園近くのホテルに泊まって、美ら海水族館を見たり、美味しいものを食べたり、ホテルのアクティビティを楽しんだり。
家事も仕事もしないでいいのは久しぶりだったので、とても楽しく過ごしました。
★好きな季節は秋冬とのことですが、寒さ以外だとどんなところがいいと思いますか?
秋はイベントも多く、美味しい食材も増えて、頭も体もいろいろ楽しめるところがいいなぁと思います。
沖縄の冬は雪こそ降りませんが虫が少なくなるので、春に向けて野菜の栽培やガーデニングが楽しめるところがいいなぁと思います。
ご質問のお答えは以上です。
今週もよろしくお願いいたします。
ラヴィ
7/5 19:00 なずなはな
ラヴィさん
こんばんは!
ラヴィさん、熱中症になられたとのこと、今はもう大丈夫なのでしょうか。
体調がちゃんと元に戻るまで時間がかかると思いますので、どうかお大事にしてください。
返信も、全然遅くないので!
ご無理のない範囲で大丈夫なので、ゆっくりお答えくださいね。
今年の夏は、平年より厳しい暑さだと聞きます。
私もほぼ外に出ないので、室内でも気をつけなくちゃなと。
体力アップが目的で数年前にエアロバイクを買ったものの、もはや置物です。
お子さんたちからの家族旅行のプレゼント、とっても素敵な贈りものですね。
普段は平日と週末で、内勤と外勤のバランスを上手くとってらっしゃるんだなと感じました。
事故に遭われる前は出張講師などされていたことからも、多方面にわたってすごく行動力がある方だなという印象です。
それでは現在の質問、3通目です。
★お休みについてお伺いします。何かしらのタイミングで休日を作っているのか、それとも時間などでお休みを区切っているのか、お休みはないのか、どうでしょうか?
★周りの人から「視点がおもしろい」と言われた、具体的なエピソードはありますか?
また、占いで「変人」とよく出ることについて、ご自身で「確かに変人だな」と納得したエピソードなどあれば、そちらもお願いします。
★ご家族(お子さんたちや、お父さまなど)や近しい友人から見て、ラヴィさんはどのような性格だと言われますか?
★ご家族以外と、ご家族からの性格の印象を受けて、ラヴィさんはご自身の性格をどのようなものだと考えていますか?
★執筆などの創作をしている時は、どのような気持ちですか?
ライター業で文章を書いている時と比べて、気持ちの違いはありますか?
現在についての質問は、これで以上です。
たくさんお聞きしちゃいましたが、丁寧にお答えいただきありがとうございます。
次からは、過去の質問へ入りたいと思います。
お手紙を書く・送る・お返事を待つ、という一連の行動と気持ちって、子どもの頃で終わってしまったような気がしていて。
今こうしてラヴィさんと往復書簡をしているのが、楽しくもあり懐かしくもあるという、なんだか不思議な感じです。
どうぞ、よろしくお願いします!
なずなはな
7/10 13:54 ラヴィ
なずなはなさん、こんにちは!
体調へのお気遣い、ありがとうございます。
暑さに弱く夏に冬眠するタイプなので、今回の熱中症は響きました〜
夏のイベントは、屋内のクーラー付きの現場だけ参加しようと思います。
エアロバイク、いいですね!
健康器具は、買って梱包を開けるワクワクで十分に役目を果たしていると思います。
それでは、質問の回答です。
★お休みについて
会社勤めをしていた時は、会社が休み=休日という概念でしたが、フリーランスになった今は、オンオフの区別が少なくなっていますね。
ほとんど家にいるので、近所の方や娘の友達に「何のお仕事してるの?」と聞かれたり、親戚からは「定職に就いたら?」などと言われます。
家族で共有しているカレンダーがあるのですが、「母としてしてほしいこと」は、子ども達に事前に記入してもらい、その日はスケジュールを開けるようにしています。
改めて考えてみると、締め切りや日程の決まっている仕事以外の日は、ぜんぶ「お休み」と言えるかもしれません。
★「視点がおもしろい」と「変人」について
写真販売サイトで撮った写真を出品していますが……
風景などキレイな写真が多い中で、私の写真は「コンセント・和室(襖や畳)・カビたパン・」など変わった物が売れていて、プロの写真家の方にも「視点がオモシロイ」とコメントをいただきました。
人と違うところを見ているようで、一緒に旅行に行っても主要施設ではなく、その場の一部分が印象に残ったりして、周りと感想が違うことが多々あります。
何気に話していても「変人」だと言われ、若い頃はどこが変か分からなかったのですが、だんだん「普通の人の感覚」と違うことに気づいてきました。
学生の頃は、友達がアイドルの話で盛り上がっている側で、ずっと本を読んでいました。
活字中毒で図書館の本はあらかた読んで、後は辞典を読んでいました。変わっていますね。
周りにさかなクンのようにマニアックな趣味を極めた人が多いので、類友なんだろうと思います。
そんな私の最近のマイブームは、種まき。
買った種だけでなく、食べた後の野菜の種を蒔いて育てるのにはまっていて、特にアボカドは10本ほど育てています。
お庭に直植えしたアボカドの木が3mに育ち、隣の家を侵食し始めたので泣く泣くカットしましたが、自家製アボカドを食べてみたいので、種から発芽させるのを楽しんで行っています。
★家族や友人から見た私の性格
子ども達からは「宇宙人」、親しい人からは「不思議ちゃん」と言われます。
絵本の世界でふんわり読み聞かせをしているかと思えば、UFOの本を読んだり心霊写真を撮ったり。
植物や動物を愛でているかと思えば、ふいに本当にあった怖い話をしたりするので、好みの幅が広くてつかみどころがないと言われます。
★私が考える自身の性格
相反する性質を持っている人だと思います。
最近、HSS型HSPと診断され「好奇心旺盛なひきこもり」や「素直な頑固者」の言葉がしっくりきているところです。
人見知りしますが、興味を持ったらどんどん行くので、ぜんぜん人見知りに見えないそうです。
ライター業で引きこもって作業したり、時々はイベントで初めての方とお仕事して刺激を受けたり、極端な動きでバランスを取っている感じがします。
★創作とライター業の違い
「書く」という共通点以外は、気持ちも動きもまったく違います。
ライターの仕事は、決められたゴールや型などがあるので、部品を探して適した場所に当てはめながら組み立てていく、プラモデルを作る感覚に近い感覚で書いています。
ライター業は、家事や他の仕事の合間に細切れでも進めることが可能です。
でも、創作の執筆をしている際は、その世界に入り込んで書いているので、途中で現実の話をされると、うわの空で対応が難しいことがあります。
なので、創作中は自宅で書くより外に出て、静かなカフェやレンタルスペースで執筆することが多いですね。
作家さんがホテルなどでカンヅメになって執筆するという感覚がよくわかる〜と思いながら、一人で黙々と書いています。
今はnoteの創作大賞2023にエントリー中の「お掃除屋さんは見た!家の裏側はミステリー」を執筆中ですが、それが終わり次第、小学生向けの児童文学の応募作品に集中する予定です。
ご質問のお答えは以上です。
いつも雰囲気で過ごしていますが、なずなはなさんにいろいろ聞かれて、ゆっくり自分について考えることができました。
貴重な機会をありがとうございます!
過去のご質問も楽しみにしていますね。
それでは、また^^
ラヴィ
過去
7/13 19:00 なずなはな
ラヴィさん
こんばんは!
現在の質問3通にお答えいただき、ありがとうございました。
ラヴィさんの性格について、お子さんたちから「宇宙人」と呼ばれているとのこと、つい微笑んでしまいました。
他人からは「変わってる」とよく言われるとのことですが、他人とは出来事の感想や物事の焦点が違うことについても自覚していらっしゃるんだなと感じます。
noteの創作大賞2023は来週が締切でしたね!
「お掃除屋さんは見た!家の裏側はミステリー」、いくつか拝読いたしました。
お話のテンポがよく読みやすく、色々な家庭を垣間見るお仕事の醍醐味を感じられました。
今回からは、過去の質問へ入ります。
ラヴィさんの今に至るまでの道のりについて、ゆっくりお伺いしていきます!
★子どもの頃(就学前)は、どんなお子さんでしたか?
どんな性格だったか、どんな遊びをしていたか、友達が多かったか・少なかったか、などなど。
★子どもの頃の家族構成はどのようなものでしたか?
また、当時のご家族との関係はどうでしたか?
★「子どもの頃から不思議と人から相談を受けることが多い」とのことでしたが、それはいつ頃からでしょうか?
また、人から相談をよく受けることに対して、どう感じていましたか?
★小学校・中学校、高校と過ごした中で、特に印象に残っている出来事はどんなものがありますか?
子どもの頃の記憶って、ふとした拍子に思い出すことがあります。
忘れたように見えても、頭の中には焼きついているんだなと考えると興味深いです。
質問を楽しみにしていただけるのは何より嬉しいです!
それでは、よろしくお願いします!
なずなはな
7/17 15:31 ラヴィ
なずなはなさん
こんにちは!ラヴィです。
お掃除ミステリ、お読みいただき感想までいただけて嬉しいです!
過去のお仕事経験を元に、小説風に書いてみました。
全26話、応募締め切りに間に合ってホッとしているところです。
締め切りって必要だけれど、毎回ドキドキしますね。
さて、今回のご質問の回答です。
★子どもの頃の私
私が子どもの頃に住んでいたところは、近くに米軍基地やサトウキビ畑が近くにあり、砂利道を牛が散歩しているようなところでした。
近所に住む同じ歳はほとんど男の子で、女の子は2人だけ。
その子達と、一緒に虫取りしたり廃材で秘密基地を作ったり。
子どもだけで出かけても近所の方が見守る、のどかなところで育ちました。
私は人見知りが強かったので、ミッション系の私立幼稚園へ入れられましたが、ぜんそく持ちで体も小さく弱かったので、園を休みがちでした。
週の半分は体調を崩して休み、病院や自宅で本を読んだり、ビーズ細工や折り紙など工作などをして静かに過ごしていたと記憶しています。
私は覚えていませんが、近所の子と道路にチョークでお絵描きしていた時、私が魔法陣を描いて驚いたと母から聞きました。
前世で魔女だったこともあるとスピリチュアル系の方から聞いたことがありますが、子どもの頃は前世の記憶が残っていたかもしれませんね。
(今は魔法陣は描けません)
★子どもの頃の家族構成
両親と姉、弟2人の4人きょうだいの中で育ちました。
実家の近くに祖母が住んでおり、母が仕事の時は祖母宅で過ごすこともありました。
私は次女なのですが、自由奔放な姉と比べて落ち着いているので、よく長女に間違えられました。
きょうだいの中では一番下の弟と仲が良く、今でもやりとりすることが多いです。
子どもの頃には、ペットもいろいろ飼っていました。
動物好きな父の影響で、時期をズラしながら6匹の犬と鳥とカメ、いただきものの蚕(カイコ)を幼虫から繭になるまで飼っていたこともあります。
***
>また、当時のはどうでしたか?
↑家族構成のところ、質問内容が途切れているようなので、詳細を教えていただけますか?
次回の回答時に一緒にお答えしたいと思います。
よろしくお願いします。
***
★子どもの頃から相談を受けることについて
記憶に残っているのは幼稚園の頃。
担任の先生より、幼稚園を辞めるかどうかの相談を受けました。
普通は園長や同僚の方にお話することだろうと思いますが、先生が切羽詰まっている様子で。
「先生、どうかしましたか?」とお聞きしたところ、『辞めたい』と言いながら泣き出したので、誰もいない裏庭でお話をお聞きしました。
5歳の私には、きっと先生が話す内容を半分も理解できていなかったと思いますが、先生をするのは大変なんだな〜ということは伝わりました。
「私は卒園までいてほしいけれど、先生がツライなら辞めてもいいよ」と答えたと、その後のお便り帳に書かれていたそうです。
先生は話をしてスッキリしたのか、卒園まで担任を務めてくださいました。
その他には、近所のおばさま達の夫婦喧嘩のグチや離婚相談などをお聞きしたり。
占いも好きだったので、小学校の同級生の恋占いや相性占いなどをしつつ、悩みを聞いたりしていました。
私の母は看護師で、周りからいろいろ相談を受ける方だったので、私も自然にそうなったかもしれません。
でも、バスで一緒になった初対面の方にも、半生を語られたり相談を受けたことがあり。
不思議だなぁと思いつつ、お話を伺っていました。
★小中高で印象に残っていること
小学校は、大変だった思い出が多いです。
学区の一番遠いところに住んでいたので、特に毎日の通学が大変でした。
また、学校給食を楽しみにしている子も多い中、私は食が細く完食できず。
給食を残した罰として、イスを持ち上げて正座したり、食べ終わるまで5時間目の授業を受けられなかったり、今では信じられないような指導をする先生もいらっしゃいました。
また、小学生の時はお稽古事ブームで。
私も学習塾やピアノや水泳などに通っていて、友達と遊ぶ時間を確保するのも大変でした。
そうして小3の時、塾に行く途中で5tトラックに轢かれたことがあり。
幸い打撲だけで済んで大丈夫でしたが、その後、自分で通う習い事が減ったのはちょっと嬉しかったです。
小学校を卒業し地域の公立中学校に通ったのですが、ヤンキー(不良)が多い学校で。
持ち物を隠されたりお金を取られたり、ガラス窓や先生の車も破壊されることも日常茶飯事。
早く卒業して良い高校に行きたいと思う一心で、残念ながら中学生活の思い出はほとんどありません。
コツコツと勉強をがんばって、実力よりワンランク上の高校に合格することができました。
高校受験の際、叔母に「高校の友は一生の友」と言われ、良い高校に入るよう励まされていましたが、その言葉通り、ヤンキーのいない高校生活は平和で楽しいものでした。
学園祭や体育祭など、友人と協力して作り上げたり。
「楽譜が読める人募集」で入ったオーケストラ部ではバイオリンを担当し、入部して3ヶ月で発表曲を弾けるよう特訓したのもいい思い出です。
オケ部のおかげで、県外の高校文化祭にも参加でき、修学旅行を2回行った感覚でラッキーと思いました。
でも、高校卒業後の進路は親の意向が大きくて……
県外の音大に行きたかったのですが「卒業後、仕事が限られるし費用がかかりすぎる」と反対され。
文学部のある四年大は「女の子が高学歴になると結婚できない」と反対され。
留学の希望も「日本を出たら戻ってこない」と反対され。
消去法で、県内の短大に通うことになりました。
今の私なら、知らんぷりして受験して、親の事後承諾を狙うと思いますが。笑
そのことがあり、我が子の進路にはアドバイスはしても反対はせず、好きな道を選んでもらうよう心がけています。
今回は以上です。
暑い日が続きますが、引き続きよろしくお願いします!
ラヴィ
7/19 19:00 なずなはな
ラヴィさん
こんばんは!
過去編1通目、お返事をありがとうございました。
そして、前回の質問で消えている部分があり、すみませんでした……!
書きたかったのは以下の質問です。
ーーーーーーーーーー
★子どもの頃の家族構成はどのようなものでしたか?
また、当時のご家族との関係はどうでしたか?
ーーーーーーーーーー
大変失礼しました……。
仲が良いのは一番下の弟さんとのこと。
よろしければ、他のご家族との関係もお伺いしたいです。
幼稚園の頃は人見知りが強かったということですが、先生のいつもと違う様子に気づいたり、小学校で占いなどをしつつ悩みを聞いたりされていたのですね。
それでは、過去の質問を続けます!
★短大はどちらの学科へ行かれたんでしょうか?
また、卒業後はどのような道を選びましたか?
★ご自身にとって、人生の中で大きな出来事だったと感じることはなんでしょうか?
分岐点と言いますか、ターニングポイントと言いますか。
複数あれば、複数書いていただいて大丈夫です。
★子どもの頃から成人後をざっと振り返って、ご自身の性格で「変化したな」と感じる部分はありますか?
★現在の質問の時に、ピアノやパッチワークやミニチュア小物作りなど、たくさんの趣味をお持ちだったとお聞きしました。
そうしたご自身の好奇心や行動の原動力はどこから来ていると思いますか?
暑い暑いと言っていたら、もう7月も後半。
学校に通っているお子さんは、夏休みがはじまりますね。
実は我が家、つい最近、保護猫団体から子猫を引き取ったばかりで。
可愛くて仕方ないですが、まだ小さいので、今年の夏休みは外出を控えめにする予定です。
ラヴィさんは、夏休みの計画は何かありますか?
夏も本番なので、どうぞご自愛くださいませ!
なずなはな
7/28 16:24 ラヴィ
なずなはなさん、こんにちは!
私も取材の仕事が立て続けに入り、バタバタして返信が遅くなりました。
普段はWeb記事の仕事が多く、紙面の記事は久しぶりでドキドキ。
無事に入稿でき、ホッとしています。
それでは、前回のご質問の分よりお答えしていきますね。
★子どもの頃の家族関係
ちょっと複雑になりますが。
私には実父母と養父母になる予定だった二組の両親がいます。
養母は母の姉(私からみたら叔母)で長年、子どもに恵まれず。
私の生家には4人の子がいたので、1人養子にと求められたそうです。
長女と男の子2人よりも次女の私がいいということで、養女として引き取られる予定でした。
でも幼稚園のころ養父母宅にお泊まり体験に行った時、私が喘息の発作を起こしてしまって。
「こんなに病弱な子は育てられない」と、もう少し丈夫になってからにしようと出戻りました。
養父母の援助もあり、きょうだいの中で私だけ英才教育を受けていました。
みんながのんびりサトウキビ畑の中で遊んでいる時も、私は私立の幼稚園へ通ったり、習い事が多く忙しい日々でしたが、新しいことを学ぶのは今も昔も好きなので、そこまで大変とは思わずいろいろチャレンジしていました。
そういうわけで、子どもながらにいろいろ複雑な思いを抱え、実父母や他のきょうだいとは、ちょっと距離を置いて、というか節度を持って接していました。
また、母方は教員家系で祖父の校長をはじめ、母のきょうだいやイトコ達に学校の先生が多かったので、勉強するのは当たり前の雰囲気でした。
反対に、父方は大工など職人さんが多く、男尊女卑が強かったので、私が本を読んだり勉強をすると嫌がられました。
父方の祖母に「女の子は勉強より家事を覚えなさい」と注意され、読書禁止令が出たこともあります。
少し大きくなってからは、お茶やお花なども習い「女の子らしさ」を求められたり、両親と養父母の子育ての考え方や接し方など違いが大きく、ダブルバインドで育つのは複雑だなぁと思いながら表面は従っていました。
求められる「女の子らしい姿」を演じる、子どもらしくない子どもだったと思います。
★進学先の短大と卒業後の仕事について
進学を考えた時、怒って子どもを従わせようとする親の対応に疑問を持っていたので「子どもの育て方」について学びたいと考えるようになりました。
近所の保育園で、騒がしい子どもを指一本で静かにさせる保育士を見かけてスゴイと思い、福祉系の短大を選び幼児教育を学びました。
短大ではグループワークも実習も多く、2年間で幼稚園教諭や保育士などの資格を取るので、周りの大学生のようにバイトをする時間はほとんどなく、毎日課題に追われていましたね。
大学では習っていたピアノを活かせてよかったのですが、苦手な体育の講義が4つもあり大変で。
友人のサポートを得て、なんとか単位を取ることができました。
卒業後は、親戚のコネで県立学校で働きました。そこでは理科の実習助手や行政職を担当しました。
臨時職員だったので1年更新でしたが、数校で勤務した後、民間企業で働くことを決めました。
その後に関わった仕事はたくさんあるのですが……
noteのポートフォリオに転職31回のダイジェスト版を載せてあるので、よかったらご参照ください。
☆ラヴィnote・ポートフォリオ
https://note.com/la_vie705/n/n3a55e8d70fce
★人生のターニングポイント
やはり、結婚・離婚・再婚でしょうか。
それぞれ3回ずつ経験して今はシングルマザーとして子ども達を育てていますが、こんなに結婚する気はなかったです。
☆元夫①
沖縄でサラリーマンをしている方でした。
ご実家は建設関係の事業をされていたのですが、婚約直前に会社が倒産。
養母には大反対されましたが「借金は一緒に働いていけばいい」と甘く考えて結婚しました。
数千万の借金だと思っていたら、後にいろいろボロが出てきて利息がつき、数億の返済額となりました。
私は学校で働いていましたが、より高い給料をいただける民間企業へ就職することにしました。
月に数十万の返済をするために、リゾート物件を扱う不動産会社に入社しましたが、想像以上にブラックで「人を騙してお金を稼ぐのはイヤ」とすぐに辞めました。
その後、不登校で悩む方から教育相談を受け、一緒にフリースクールへ見学に行ったところ、そちらの代表の方にスカウトされスタッフとして働くことになりました。
それからしばらくして夫の夜遊びと借金を負担に感じ、娘①は私・息子①は夫が引き取り離婚しました。
☆元夫②
離婚後、親戚のいる関東で働こうと娘①を連れて沖縄を離れました。
ただ、親戚のところは街中で空気が悪く、私は持病の喘息もあったので、海に近い自然豊かな環境を求めて引越しました。
仕事をどうしようか考えていたところ、以前から知り合いだった方より声をかけられ、共同事業で家事代行サービスのお店を立ち上げました。
その彼がのちの2番目の夫となり、3人の子にも恵まれ幸せに…
暮らしたかったのですが、いろいろありました。
出産ギリギリまで働いていたので、重度の妊娠高血圧症で緊急搬送されてその日に緊急帝王切開で娘②を出産したり。
元夫②のモラハラが原因でうつになったり、交通事故に遭い手が痺れてカバンも持てなくなり、寝込んで過ごす日が続きました。
私が大変な状況の時、旅行のついでに遊びに来た実家の両親が、私の状態を見て数ヶ月身の回りのことを手伝ってくれ、なんとか回復できました。
事業も体調も落ち着いた頃、東日本大震災が起こりました。
3月のまだ寒い時期。計画停電で暖房も使えず、食料や日用品も手に入りにくくなり、電車も止まり仕事もキャンセル続きで、一時避難のつもりで沖縄行きの飛行機に乗り、そのまま移住というかUターンしました。
元夫②は沖縄でも家事代行のお店をしたいと一から立ち上げました。
私は元夫②の仕事が安定する間、保育士資格を活かして保育園やフリースクールで勤務し、その後、自分でフリースクールを立ち上げました。
スクールの運営で忙しい時、元夫②は某プレゼン大会に出場したいと言い出し、私はイヤイヤながらそのシナリオを担当しました。
でも、沖縄大会だけでは飽き足らず、元夫②は東京での世界大会にも出場して大賞を受賞。
華やかな賞もいただいて落ち着くかと思った元夫②のモラハラはさらにひどくなり、子ども達は全員私が引き取る条件で、なんとか離婚することができました。
☆元夫③
元夫②と離婚した後、スクールの保護者の方やボランティアさんのサポートを得て、なんとか暮らしていました。
でも精神的に不安定で、前の職場で知り合ったカウンセラー(元夫③)に、カウンセリングをお願いしました。
これまでの話やこれからの相談をしている内、スクールのこともいろいろ手伝ってもらうようになり、プライベートでも会って……子ども(娘④)を授かりました。
実家にも報告して、弟夫婦には籍を入れずに出産するよう言われましたが、父親はいた方がいいだろうという判断で入籍をしました。
妊娠中は私の収入で暮らしていましたが、出産後はスクールもしばらくお休みするので、元夫③に生活費について話し合ったところ、働いていない上に借金があることがわかりました。
私に返済も頼みたいようでしたが、それ以上借入できないよう、自己破産の手続きをして早急に仕事を探すよう話し合いました。
すると元夫③の態度が変わり、私に黙って娘④を連れ実家へ行き、帰ってこない日もありました。
離婚が頭をよぎるようになりましたが、娘もまだ小さいし、さすがに3回も……と思う気持ちもあり。
何度も元夫③と話し合いを重ねましたが、仕事を探すと嘘をついて出かけ、姪っ子の学校行事に参加していたのがわかって、三行半を突きつけました。
離婚後は定期的に娘④と面会をしていましたが、コロナの流行でオンライン面会や写真だけ送ったりすることも増えると、養育費を払わなくなったので、連絡を取るのをやめました。
長くなりましたが、3回の結婚・離婚がターニングポイントになるでしょうか?
もう結婚はしないと心に決めて、今に至ります。
★変化したなと感じるところ
いろいろありますが、一言で表すと……強くなりました。笑
昔は「箸より重たいものは持てないお嬢様」と言われていましたが、今は両手で3歳児をダブル抱っこしても平気に歩けます。
肉体面だけでなく、精神面でも強くなりました。
仕事やプライベートで様々な経験をしたので、たいていのことには対応できますし、何を言われても柔軟にかわせるようになったところに変化を感じています。
★行動の原動力
子どもの頃は養母の希望で習い事をたくさんしていましたが、体が弱く気候や環境の変化ですぐ喘息の発作が起こっていたので、ほとんどベッドで本を読んでいました。
児童文学では飽き足らず、本棚にあったハンドメイド本や自然療法に関する本、歴史書や文藝春秋などジャンルを超えていろんな書籍を読んで、いつか実際にふれてみたい・チャレンジしたいことのイメージを膨らませていました。
不思議ですが、子どもを産むごとに健康になって、自分でなんでもできる状態になったので、昔できなかったことを今楽しんでいる感じですね。
趣味も仕事も興味を持ったらすぐ飛び込むので、周りには行動力があると言われますが、その時に「いいな!やりたい!」と思ったから動いているだけ。
満足したらさらっと辞めるHSS型HSPの性質があるので、飽きっぽい人と思われていると思います。
以上です。
今回は長くなっちゃいましたが、どうぞお納めください。
なずなはなさんも保護猫を引き取ったのですね!
猫っているだけで可愛いので、ついつい眺めちゃいます。
子猫の時代はあっという間なので、たくさん写真も撮って可愛がってくださいね。
夏休みは、子ども達の習い事やイベントが増えていつもより仕事は控えめです。
ウチにも保護猫が2匹いるので遠出はできず。
週1回は近くの海に泳ぎに行こうと思います。
それでは、また。
ラヴィ
8/13 19:00 なずなはな
ラヴィさん
こんばんは!
とても密度の濃いお話を分かりやすく書いてくださり、ありがとうございました。
養子として引き取られる予定があったことなど、子どもの頃からさまざまな環境に身を置かれていたのですね。
「子どもらしくない子ども」ゆえに、周りから相談を受けることも多かったのかなと感じました。
また結婚・離婚のお話やポートフォリオの職歴を拝見していて、とてもとてもたくさんの人や物事に触れてきたのだなと思いました。
お話しくださり、ありがとうございました。
現在から過去と、たくさんの質問が続いたので、過去編の最後は少なめにしますね。
★子どもの頃、ご家族とは節度を持って接していたとのことでしたが、それについてどう思っていましたか?
また、成人後は、ご家族との関係は変わりましたか?
★これまでに経験したお仕事で、一番印象に残っているお仕事はなんですか?
その理由も合わせて教えてもらえると嬉しいです。
近くの海へ泳ぎに行ける環境、いいですね~!
私の子どもの学校では、数回しか水泳の授業がなく……
公営プールに行くか、スイミングスクールの体験に行くか、考えているところです。
さて、次からは未来編となります。
引き続き、よろしくお願いいたしますね!
なずなはな
9/1 13:33 ラヴィ
なずなはなさん、こんにちは!
8月中にお送りする予定が、9月になってしまいました。
夏休みは子どもとゆっくりするつもりでしたが、法事や仕事が入って結局バタバタ。
なかなか予定通りに進まないものですね。
先月、インタビュー取材のお仕事があったのですが、なずなはなさんからいただいたご質問もマネしてお聞きしちゃいました。
インタビューを受けるのも勉強になっています。
いつもありがとうございます!
さて、前回の回答、ボリューム多めの内容でしたがご確認いただき、ありがとうございました。
いろいろありましたが、過去のことは軽やかに流して過ごしています。
★家族関係について
「家族」って良い意味でも悪い意味でも甘えがあると思います。
子どもだから、親だから、きょうだいだからと言っても、節度は必要だと考えています。
私の子ども達には「基本的に18歳、大学などへ進学するなら卒業までは面倒をみますが、卒業後は自立するように。もし家にいるなら生活費をいただきます」と小さな頃から伝えてきました。
長女も、短大卒業後は福祉施設で働きながら一人暮らしをしています。
他の子も同じように自立に向けて準備中で、自分の好きなこと・得意なことを生かして、仕事ができるようアドバイスをしています。
実家の家族は、両親と姉・私・弟2人の6人家族でした。
母が8年ほど前に亡くなり、今は父が車いすユーザーになり常に介護が必要な状態で、実家のきょうだいと役割分担してサポートしています。
弟②のお嫁さんとも、お互いにちゃん付けで呼び合い仲良くしていて。
私の家族(子ども達)とも、良い感じで距離をとりつつ暮らしています。
そんな風に、弟①と弟②とは、順調に連携できていますが……
ちょっと手に余っているのは、実の姉。
姉はお人好しすぎて詐欺に遭い、ネットで知り合った方に1日50万、毎日送金していたことがありました。
警察に相談しても「成人して分別のある大人だから」と詐欺として調査もしてくれず。
送金していたのが、自分の給料だけではなく、父の貯蓄を使い込んでいたのが発覚して、弟のお嫁さんがキレてしまい。
姉は昨年まで寮付きの工場へ出稼ぎに行かされていました。
私も呆れていましたが「バカな子ほどかわいい」という言葉の通り、父からしたら遠くで暮らす姉が心配なようで。
今年に入って呼び戻したので、複雑ながら姉のサポートもしています。
これも、人間としての修行の一環かなぁと思いつつ。
家族がお互い心地よく過ごせるよう、できるだけのことはしたいと思っています。
★一番印象に残っている仕事
これまで転職を31回ほどしたので、いろんなお仕事が走馬灯のように頭に浮かびました。
その中でも一番長く続いたのは自営業のお掃除屋さん。
物語の中でも描いたように、いろんなお客様と出会えたのは印象深いです。
でもでも、やっぱり……
一番印象に残っていると言えば、保育園やスクールなどで子ども達と関わったお仕事です。
保育園では、生後3ヶ月で入園した子がおすわり→つかまり立ち→歩くまで、身近で成長を見守れたのも嬉しかったですし。
幼稚園で担当したクラスの5歳の男の子に好かれ、ラブレターをもらい初めてのプロポーズを受けたり。
学校で働いた時は、部活や受験で悩む子ども達をそっとサポートしたり。
決まった授業やテストもないフリースクールでは、自分の好きなことに取り組んで自由に過ごす子ども達と、毎日笑ってぶつかって、私も人間として成長できました。
お金を稼ぐためだけの仕事よりも、人と関わる仕事の方がやりがいもあるし、印象的だなぁと感じています。
今回の回答は以上です。
この夏もたくさん泳いで、自然の豊かさを堪能しました。
なずなはなさんのファミリーも、いつか沖縄の海を楽しめますように☆
それでは、また。
ラヴィ
未来
9/5 21:33 なずなはな
ラヴィさん
こんばんは!
夏休み、お疲れさまでした。なんだかんだバタバタしてしまいますよね。
私は8月中旬にコロナにかかり、ずっと寝込んでいました……
まだ本調子ではないのですが、夏休みが終わってほっと一息ついているところです。
インタビューのお仕事で参考にしていただいたとのこと、ありがとうございます!
私もラヴィさんのお手紙を読むたび、今まで知らなかった新しい世界がどんどん広がっていくようで、とても楽しいです。
これまで往復書簡を続けてきて、ラヴィさんは「人と関わり、サポートをする」「育てる、作る」ことに力を注いでいるのかなと感じました。それは、幼い頃の家族との関係や、周りの人の相談などからラヴィさんが受け取ったことにもつながるような気がして。
そして、刺激を求めているけれど、ご自身の中に線引きがあって「これはもういいかな」と次に行ける行動力、とても魅力的に思えます。
それでは、未来の質問を始めますね。
★5年後や10年後、そして20年30年と、最後は死ぬまでを考えていただいて、未来について、どういったイメージをお持ちですか?
★もしもの質問です。もし、ラヴィさんが子どもの頃に「体が弱い」という経験がなかったとしたら、今はどんな人生を送っていると思いますか?
ちょうどこの前、家族と「沖縄に行きたいね~」って話をしていました。
すぐに実現するのは難しいかもですが、私は沖縄に行ったことがないので、いつか行けたらいいな~と思っています。
ちなみに、ラヴィさんが沖縄で一番オススメの場所とかってありますか?
ざっくりの質問ですみません!
それでは、よろしくお願いします!
なずなはな
9/13 14:06 ラヴィ
なずなはなさん、こんにちは!
コロナ、大変でしたね。
体調を崩すと健康のありがたさを感じますが……
すぐに忘れてスイーツを食べすぎちゃいます。
私もこれまでの往復書簡のやりとりで、いろいろ思い出して考えることができました。
改めて貴重な機会をありがとうございます!
それでは、質問の答えをお送りします。
★未来のイメージ
・5年後
創作した小説や絵本が人の目に留まり、印刷されて本屋さんや図書館に並んでいると、めちゃめちゃ嬉しいなぁと思います。
作品が売れても実名や顔出しはせず、ひっそりニヤニヤして過ごします。
・10年後
子育てが終了するころなので、自分のことに時間やお金がたっぷり使えるといいなぁと思います。
父の介護がなければ、ライターの仕事をしながら、気が向いたところにあちこち旅行に行きたいです。
・20年後
近所の子がフラッと気軽に立ち寄れる、駄菓子屋というか、体に優しいおやつを置いているお店をやりたいです。お店の奥では、不登校の子を受け入れて勉強したり一緒に何か作ったり。どんな子も安全に過ごせるスペースを作りたいなぁと考えています。
・30年後
実家の物件を改造してコミュニティハウスをつくり、友人知人の独身女性とシェアハウスを運営。
毎日ヨガをしたり美味しいものをいただいたり、楽しく老後を過ごしたいなぁと思います。
・最期
私が死んだら、お葬式ではなくティーパーティを開いてほしいと長女にお願いしています。
「おかーさん、宇宙人だったよね」って美味しいお菓子とお茶をいただきながら、笑顔で思い出話に花を咲かせて欲しいです。
そして、お墓に納骨せず、灰の状態にして沖縄の海にまいてほしいとお願いしています。
外国に行こうとするといろいろ壁が現れて行けなかったので、海を漂いながらあちこちの国に行きたいなぁと思います。
★もしも子どもの時、体が丈夫だったら
予定通り養女に行っていたなら……
世が世ならお殿様の家系だったので、
お手伝いさんのいる家で、何不自由なく過ごしていたかもしれません。
自分で家事もしなくていいし、買い物はお店の方が持ってきてくださる。
学校は私立に通い、習い事や塾などで忙しい日々を送っていたかもしれませんね。
欲しいものはすべて手に入り、外国にも気軽にお出かけしたり。
そして、養父母が決めた方と結婚して、キレイな着物を着て座っているだけの日々。
後継ぎさえ産めばいいので、大きな屋敷の中で静かに一生を終えたかもしれませんね。
満たされすぎて、人の痛みや困りごとに気がつかない。
天然系の人か、はたまた傲慢な人になっていたかもしれません。
いろいろ想像してみましたが……
やっぱり気軽にお散歩に行ける、今の生活が楽しいなぁと思います。
★沖縄のオススメ
お子さんがいらっしゃる方は「美ら海水族館」ですね。
那覇空港から遠いところにあるので、北部で1泊してゆったり行くのがいいと思います。
北谷の「アメリカンビレッジ」は、若者に人気ですね。
アメリカ人が多く建物も独特で、外国気分が味わえます。
お城跡など世界遺産めぐりもいいですね。
「首里城」は復元中で一般公開されていませんが、先日、取材の仕事で建築中の正殿を見てきました。
ヒノキのいい香りが漂っていて、宮大工の方々がステキな感じに仕上げてくれそうです。
(完成まであと3年!)
個人的に見ていただきたいところは、糸満市の「平和祈念資料館」ですね。
海も空もキレイなイメージだけではなく、沖縄戦のことも知っていただけたらと思います。
(展示内容が重たいので、最後に回るのがいいと思います)
それでは、また〜
ラヴィ
9/20 10:13 なずなはな
ラヴィさん
こんばんは!
未来の予想図をありがとうございます!
これからも意欲的に新しいことへ向かおうとしているラヴィさんの意気込みに、私も励まされる気持ちになりました。
また最期についても、ありがとうございます。
笑顔で送られるティーパーティ、いいですね。
散骨で海の一部になり、海の生物たちと一緒に漂って、他の国を訪れる。
人や世界と関わっていたいというラヴィさんの気持ちがあらわれている、とても自由でロマンのあるアイデアだと思いました。
ラヴィさんとの往復書簡も、あと2往復。
これまでたくさんお聞きしてきたので、未来の質問はゆったりと行きますね。
★なんの壁もなく外国へ行けるとしたら、どこに一番行きたいですか?
また、そこで一番してみたいことは何ですか?
★未来でやりたいことに向けて、自分がどういう風に変わりたいとか、こういう立場でいたいとか、自分の内面で「なりたいもの」のイメージはありますか?
沖縄でおすすめの場所をありがとうございます。
美ら海水族館も行ってみたいなと思ってました!
沖縄の歴史を知りたいので、平和祈念資料館にも行きたいです。
他の場所も、旅行の計画を立てるときには参考にさせてもらいますね!
それでは、よろしくお願いします!
なずなはな
11/08 18:16 ラヴィ
なずなはなさん、こんにちは!
未来の質問をありがとうございました。
メールが届いていなくて、なずなはなさん体調を崩されているのかなぁと思ってそっとしていましたが、大丈夫だと知り安心しました。
(Gmail内のフォルダを全部見たり検索してもメールが見つからず……謎です)
それでは、未来のご質問の回答です。
よろしくお願いします!
★なんの壁もなく外国へ行けるとしたら、どこに一番行きたいですか?
また、そこで一番してみたいことは何ですか?
外国に行けるとしたら……
ヨーロッパでオペラを、カナダでオーロラを見てみたいし、ブラジルに移住した親戚にも会いに行きたい!
いろいろ行きたいところはありますが、一番はアーミッシュ村に行ってみたいです。
アーミッシュはドイツ系移民の方たちで、アメリカのペンシルバニア州やオハイオ州で暮らしています。
新しい技術は使わず昔ながらの農耕で自給自足の生活をしていて、今でも馬車で移動するなど、人も物も環境も大切にしつつエコな暮らしをしているそうです。
パッチワークを習っていた20代の時、講師の先生がアーミッシュのキルトを見せてくれました。
すべて無地の組み合わせでとてもシンプルなのですが、これが本来のパッチワークなのだと感激したのを今でも覚えています。
アーミッシュ村は宗教を母体とした独特のコミュニティなのでよそ者は暮らせないと思いますが、許されるならしばらく滞在して、アーミッシュの方と一緒にいろいろとお話をしながらキルトを作ってみたいです。
★未来でやりたいことに向けて、自分がどういう風に変わりたいとか、こういう立場でいたいとか、自分の内面で「なりたいもの」のイメージはありますか?
これまでいろんな業種で仕事をしてきて、たいていのことはこなせるようになりましたが、英語がスムーズに話せないのをもどかしく思っていました。
周りに語学の先生や英語が話せる方が多かったので、なんとなくやり過ごしてきましたが、自分の考えや思いを英語でも表現できるようになりたい!と語学アプリを使ってリスニングの練習をしたり、英語で日記を書いたりしています。
英語のほかは、子ども達に自分の思いを言葉で表現するサポートをしていきたいです。
今、仕事のひとつで不登校気味のお子さんのキャリア教育にかかわっていますが、数人の子より「ブログを書いてみたい」とリクエストがあり先月よりスタートしました。
普段は悩みがないように見える元気なお子さんが、実は家族のことで悩んでいたことがわかったり……
自分の想いを表現してスッキリとした気持ちになり、進路のことを考える余裕も出てきた子もいました。
周りから見たらたわいのないように見えることも、本人にとっては大きなことだったりします。
誰にも話せないと思っていることも、ブログなら匿名で書くことができたり、記事を公開せず下書きのまま置いておくこともできます。
自分が抱えているモヤモヤを書くことで整理できたり、客観的に見ることができたり。他の方の文章を読むことで自分もやってみよう!と勇気づけられたり。
そのきっかけになるようなサポートを、そっと行っていきたいなぁと思います。
今回は以上です。
次がラストのやりとりとなるでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします!
ラヴィ
11/15 19:00 なずなはな
ラヴィさん
こんばんは!
メールの未達があったようで、申し訳ないです。
また、ご心配をおかけしました。
お返事いただけて嬉しいです……!
2通目の未来の質問の答えも拝見しました。
アーミッシュというキリスト教の一派があるのですね。
現代とは距離を保ちつつ、自給自足の暮らしをして、大切なものを守っていく。
それは、ラヴィさんが人から「変わっている」と言われる部分を大事にしていることと、つながるような気がしています。
また英語の勉強や、不登校の子どものサポートをしていきたいとのこと。
ラヴィさんははっきりと「やりたいこと」があり、たとえそれが思うように行かなかったとしても、別のやり方で前へ前へと進んでいく力を持っているという印象を受けました。
小さい頃から多くの人と関わりあってきたラヴィさんの力強さや柔軟さ、物事の楽しみかたはとても興味深くて、そうしたところも人を惹きつけるのだろうなと思います。
それでは、最後の質問です。
★最後に言い残したことはございますか?
この往復書簡を読んでいる方に伝えたいことだったり、「これを言ってなかった!」ということだったり、自分自身に対しての言葉だったり、何でも大丈夫です。
未来の3通目の質問はこちらの1つだけとなりますので、お好きなように書いてくださいね。
さて、6月下旬から始まった往復書簡。
距離をこえて、季節をこえて、これが私からお送りする最後の書簡となります。
これまでお付き合いいただきましたこと、心から感謝申し上げます。
ラヴィさんのこれまでと、これからのこと。
もちろん、書かれたことがすべてではありませんが、その一端を読み、たどることができて、とても嬉しく思っています。
ラヴィさんの今後が素敵なものでありますよう、お祈りしています。
お返事をお待ちしておりますね。
本当にありがとうございました!
なずなはな
11/21 19:35 ラヴィ
なずなはなさん
こんにちは!ラヴィです。
いよいよ最後のご質問。
やり遂げたような…なんだか寂しい感じもありますが、これまでありがとうございました。
またnoteやSNSで見かけた際にお話できれば嬉しいです。
それでは、最後の回答です。
インタビューって、何かしらを成し遂げた有名な人に行うイメージがありますが、「無名人」をインタビューしていると知り、「おもしろそう!」と応募させていただきました。
しかもリアルタイムの対話ではなく、ゆっくり考えて答えたい私にとって、往復書簡の形はありがたいものでした。
この半年ほどの間、いただいた質問に答えながら自分の過去を振り返ったり、未来に思いをはせたり。また、ぼんやりしていた部分を言語化することができ、とても有意義に過ごすことができました。
幼いころから「不思議ちゃん」と言われていた私なので、話についていけない部分もあったかと思いますが、思いをくみ取り次の質問につなげていくインタビュアーさんの姿勢、とても勉強になりました。
これまで「波乱万丈だね」と言われる出来事が多かったのですが、過ぎたことは終わったこと。
いろいろ経験したおかげで、リセットして次に行ってみよう!と切り替える能力が身についたと思います。
たとえ進む先に壁が見えたとしても、迂回したり、時には壁を壊したり(笑)
何があってもあきらめない覚悟を持っていれば、たいていのことはこなせるのではと考えています。
その考えは、我が子だけでなく関わる方に伝染しているようなので、これからも興味を持った世界にワクワクと覚悟を持って飛び込んでいきたいと思います。
「無名人インタビュー」に参加させていただき、ありがとうございました。
これからの活動を祈念するとともに、無名人の方々の生き様にふれられるのを楽しみにしています。
ラヴィ
以上
参加者:ラヴィ
インタビュアー:なずなはな
約半年間の長丁場、ラヴィさん、なずなはなさん、皆様お疲れさまでした!!!
(無名人インタビュー主催:qbc)