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ディスクユニオンヘヴィメタル担当の人

むかしむかし、ある静かな村に、空想(くうそう)という名の若者が住んでいました。空想は、その名の通り、妄想したり想像したりするのが大好きでした。
毎日、空想は村はずれの大きな木の下で、目を閉じては様々な世界を思い描いていました。雲の上を歩く自分、海の底で人魚と話す自分、はるか宇宙まで飛んでいく自分...。
村人たちは空想のことを、「変わり者」と呼んでいました。「あんなに妄想ばかりしていて、何の役に立つんだ」と、よく噂していたものです。
ある年、村は大干ばつに見舞われました。川は干上がり、作物は枯れ、村人たちは途方に暮れていました。
そんなとき、空想が村の広場に現れ、こう言いました。「私の想像の中で、山の奥に隠れた泉を見つけました。そこから水路を作れば、村に水を引けるはずです」
村人たちは半信半疑でしたが、他に方法がなかったので、空想の言葉を信じることにしました。
空想は目を閉じ、想像の中で山を探索し、泉への道を見つけました。そして、その想像を頼りに村人たちを導いていきました。
驚いたことに、空想の言った通りの場所に、本当に泉が見つかったのです。村人たちは協力して水路を作り、村に水を引くことができました。
それからというもの、村人たちは空想の想像力を尊重するようになりました。困ったことがあると、「空想さん、何か良いアイデアはない?」と、相談に来るようになったのです。
空想は自分の能力を村のために使うことを喜び、様々な問題解決のアイデアを提案しました。そして、子どもたちに想像することの楽しさや大切さを教えるようになりました。
やがて、その村は「想像の里」として知られるようになり、多くの人が空想のもとで想像力を学びに来るようになりました。
空想は晩年、こう語ったそうです。「想像することは、現実から逃げることではありません。むしろ、新しい現実を作り出す力なのです」
そして、空想の教えは「想像の翼で、未来を切り開こう」という言葉とともに、長く語り継がれていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2024年9月4日23時00分に書く無名人インタビュー880回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは つっちー さんです!


年齢:20代前半
性別:男性
職業:ディスクユニオン店員


現在:音楽聴くっていうのは体に染みついてしまって、もう何か聴かないと、落ち着かないというぐらいにはなっていて。

くじらぐも:
つっちーさんは今、何をしている人ですか?

つっちー:
現在ディスクユニオンに店員として働いております。

くじらぐも:
ありがとうございます。ディスクユニオンはどういうお店なんですか?

つっちー:
主に中古のCDの販売と買い取りを行っております。
僕が勤めてる店舗はハードロックとヘヴィメタルの専門店となってまして、その名の通りハードロックとメタルだけを置いています。

くじらぐも:
ありがとうございます。ディスクユニオンに勤めて長いんですか?

つっちー:
まだ1年経ったぐらいですね。

くじらぐも:
始めようと思ったきっかけは何かあったんですか?

つっちー:
元々音楽がすごい好きで、大学4年生の時に就活していたんですけれども、好きなことを仕事にしたいなって思っていて。そこで昔から通い詰めてたディスクユニオンで働きたいなと決意して、応募しましたね。

くじらぐも:
今お仕事はどうですか?

つっちー:
仕事は大変な事もありますけど、すごい楽しいです。時間があっという間です。

くじらぐも:
どんなところが楽しいですか?

つっちー:
やっぱり常に音楽と触れ合えるところですね。

くじらぐも:
つっちーさんが好きなジャンルも取り扱っているロックやメタル系なんですか?

つっちー:
はい。その通りです。

くじらぐも:
魅力はどんなところにありますか?

つっちー:
魅力・・・。元々趣味でギターを弾いてたんですけど、ロックとかメタルってギターが結構難しいんですね。ギターを弾く側としては、弾いてるとすごいやりがいがありまして。
かつ攻撃的な音楽なんで、すごいストレスが発散されるっていうところで、良いジャンルだなって僕は思いますね。

くじらぐも:
おすすめの曲とかCDとかってありますか?

つっちー:
これはもうあれですかね。バンド名とか出しちゃっていい感じの?

くじらぐも:
はい。大丈夫です。

つっちー:
なるほど。僕もう好きなバンド多すぎて、ちょっと悩んじゃうんですけど、でも本当に最近すごい聴いているのは、Sailing Before The Windっていう日本のメタルコアバンドの新譜なんです。それがすごいかっこよくて、めちゃめちゃ聴いてますね。

くじらぐも:
他とはどんなところが違いますか?

つっちー:
メタルコアっていう部類に入るんですけど、そのメタルコアのジャンルの中に結構メロディアスな、ハードロックの要素とかも入っていて。僕自体ハードロックから聴き始めた人だったので、すごい刺さりました。

くじらぐも:
ありがとうございます。では、お仕事をする1日はどんなふうなタイムスケジュールというか、どんなふうに過ごすんですか?

つっちー:
会社は11時出勤なんですね。なので結構遅めに起きておりまして、それで出社して。勤務中は、査定を済ませてもう販売できるっていう商品を店頭に出せるように準備して出したり、レジで会計したり、お問い合わせの対応したりっていうので。あとは店舗のSNSとブログの運営もしてます。それで閉店まで働いて、帰宅という感じですね。

くじらぐも:
帰宅するのは何時ぐらいですか?

つっちー:
20時に閉店しまして、そこですぐに退勤という感じですね。

くじらぐも:
お仕事の充実度合いは何%ぐらいですか?

つっちー:
今は70%ぐらいですかね。

くじらぐも:
70%。残りの30%をつけられない理由はありますか?

つっちー:
やっぱりジャンルがジャンルなので。本当に若い人が全然来ないんですね。若いお客さんをどうやったら店頭に呼べるか、そして商品を買ってくれるかっていうので、いつも悩んでいまして。それがなかなか今は実っていないっていう感じですね。

くじらぐも:
客層としては今、どんな年代の方が多いんですか?

つっちー:
見た目で判断しちゃうんですけど、30、40代とか。50代とか本当におじさんばかりで、女性もなかなか来ないですね。

くじらぐも:
何か若い人が来るために打った施策とかはあるんですか?

つっちー:
今僕がちょっとSNSでやっているのが、サブスクに載っていない・聴けないアルバムを宣伝したりとか。あとはそうですね、古いバンドではなくて、若手のバンドの宣伝をしてみたりとか。
ツイッターは結構フォロワーいるんですけど、インスタはまだそんなにフォロワーがいなくて、結構インスタって若い人のユーザーが多いので、最近はインスタも積極的に何かいろいろ投稿してみたりだとかをしてますね。

くじらぐも:
反響は何かありましたか?

つっちー:
着実にインスタグラムのフォロワーは増え続けてるんですよね。サブスク未解禁の商品は、あんまり反響がないんですけれども、Tシャツとかが逆に、若い人が買っていくのを見てて、Tシャツ宣伝をもうちょっと訴求強化してみようかなと考えているところですね。

くじらぐも:
そういったグッズ系の取り扱いもあるお店なんですか?

つっちー:
そうですね。バンドに関連しているようなものであれば、割と何でも販売しておりますね。

くじらぐも:
なるほど。ありがとうございます。仕事が休みの日はどんなことをされてますか?

つっちー:
専ら音楽聴いてますね。サブスクだったり、レコードで聴いたりしてますね。あとは趣味でギターを弾いてるので、家で弾いたり、コピバンのライブがあったりすると、それに向けてのバンド練習とかもしてますね。

くじらぐも:
ギターも長く続けられてるんですか?

つっちー:
そうですね。中学2年から始めてるので、9年とか10年ぐらいにはなりますかね。

くじらぐも:
ライブには結構頻繁にというか、どれくらいの頻度で出演されるんですか?

つっちー:
昔は結構出てたんですけど、今もう社会人になってからは、たぶん年に1回2回ぐらいの頻度でしかライブはしてませんね。

くじらぐも:
音楽を聴くのと、自分で弾くのとでは、どんな気持ちの違いがありますか?

つっちー:
難しいですね。音楽聴くっていうのは体に染みついてしまって、もう何か聴かないと、落ち着かないというぐらいにはなっていて。楽器の演奏は1人で弾く分には何も、本当に暇つぶしみたいな感じなんですけれども、人前で演奏するってなると、演奏するだけじゃなくて、パフォーマンス面もしっかり考えて演奏してますね。あんまり良い答えではないかもしれませんが。

くじらぐも:
パフォーマンスというのは、喋りとかですか?

つっちー:
いやあ、動きですかね。ただぼーっと突っ立っていて演奏していても、ただの発表会みたいになってしまいますので、余裕を見せた感じで弾くとかっこよさが出るのかなって思いますね。

くじらぐも:
なるほど。つっちーさんにとって、音楽とは何でしょうか?

つっちー:
僕にとって音楽は、やっぱり一番の趣味であって、今となってはもうなくなったら、困っちゃうものですね。

くじらぐも:
音楽から離れる時間というのはあるんですか?

つっちー:
いやあ、寝るとき以外はないと思いますね。

くじらぐも:
ありがとうございます。ちなみにつっちーさんはご自身の性格はどんなふうだと思いますか?

つっちー:
結構人見知りですし、すごいネガティブ思考ではあると自覚してますね。

くじらぐも:
周りの人からも同じふうに見られていると思いますか?

つっちー:
そうですね。周りの人も結構同じように言いますね。

くじらぐも:
今はお一人暮らしですか?

つっちー:
まだ実家で暮らしております。

くじらぐも:
そうなんですね。家族構成はどんなメンバーがいますか?

つっちー:
今は、僕と母と妹の3人で暮らしております。

くじらぐも:
ご家族はどんな人間ですか?

つっちー:
母親は僕と結構似たような性格ですけど、はっきりと言うタイプの人で、妹は僕とは何から何まで正反対ですね。

くじらぐも:
正反対だとどんな性格になりますか?

つっちー:
僕はあんまり喋らないんですけど、妹はもう話出したら止まらない人ですし。あとはポジティブなんですよね。音楽もそんなに聴いてるわけではないですし。

過去:今まで聴いてきた好きな音楽を、自分の手で弾けるようになったときの喜びですかね。

くじらぐも:
ありがとうございます。では、ここから過去のお話について伺っていきたいと思います。つっちーさんは子どもの頃はどんな子でしたか?

つっちー:
小学生ぐらいまでは、結構明るい子だった記憶がありますね。もう、ちょっとやんちゃすぎて、自分の中で反省した時期がありまして、そっから今みたいな性格になったっていう感じですね。

くじらぐも:
反省したのはいつ頃ですか。

つっちー:
小学5年生の頃ですね。

くじらぐも:
それまでのやんちゃだったことを象徴するエピソードみたいなのはありますか?

つっちー:
今だから言えますけど、友達に暴力振るってしまったりとか、あとはモデルガンあるじゃないですか。BB弾入れて、人の車を撃ってたりしました。

くじらぐも:
反省をしようと思ったきっかけって何かあったんですか?

つっちー:
きっかけはなかったと思います。ある日ふと思ったんですよね。

くじらぐも:
そこからはどんなふうに変化していきましたか?

つっちー:
それから本当におとなしくなっていって、おとなしくなるだけなら良かったんですけど、人との会話もどんどん苦手になっていっちゃって。どんどん内向的に、性格が変わってしまいましたね。

くじらぐも:
内向的になるまでにどれくらいの時間がかかったんですか?

つっちー:
小学5年生から反省して、ギターを始める手前まで、中学2年生とかの頃には、完全にもう出来上がってましたね。

くじらぐも:
中学校に入ってからはどんな生活を送りましたか?

つっちー:
中学1年のときはずっーと、ゲームばかりやってましたね。そこから、中学2年生になって、文化祭がありまして。「合唱コンクールでピアノを弾け」と先生に頼まれたんですよ。元々ピアノを習っていたので、それを先生に知られて、半ば強制的にやらされたんですけど。
でもそっから楽器へのモチベが高まっていって、本当にやってみたいギターを始めて、残りの中学生活はもちろんゲームもずっとやってましたけど、ギター弾いたり、音楽をめっちゃ聴いていた始まりでしたね。

くじらぐも:
ちなみにゲームはどんなタイトルをやられてましたか?

つっちー:
コールオブデューティとか、バトルフィールドみたいなFPSだったり。バイオハザードとか、あとはあれですね、グラセフです。

くじらぐも:
そのゲームにはどういう魅力があったんでしょうか?

つっちー:
どういう魅力か・・・。現実ではできないことをできちゃうっていうところが、すごい快感だったんだろうなって思います。

くじらぐも:
ギターを始めてからこれまでで苦労することとかはありましたか?

つっちー:
始めた当初は、ストロークって言って、ギターってピックを持って、上下に動かして弾くじゃないですか。あれの上げる動作ができなくて。それに慣れるのに、当時はめちゃめちゃ苦労しましたね。

くじらぐも:
ギターを弾く楽しさはどんなところにありましたか?

つっちー:
今まで聴いてきた好きな音楽を、自分の手で弾けるようになったときの喜びですかね。
今はライブで弾いて褒められたりとかすると、やっぱり嬉しいですね。

くじらぐも:
子どもの頃、小学校中学校ぐらいで、何か衝撃的なエピソードというか、忘れられない記憶みたいなのはありますか?

つっちー:
忘れられない記憶・・・。高校とかでも大丈夫ですかね?

くじらぐも:
大丈夫です。

つっちー:
高校3年生のとき、軽音楽部に入ってたんですけど、大会があったんですね。東京都が主催してる。そこで高校時代組んでいたバンドで決勝戦まで行って、賞を取れたっていうことが、今までの人生の中で、賞を取ったっていうことがなくて。初めて称賛されて、鮮明に嬉しかったなって思う記憶として残ってます。

くじらぐも:
賞を取れたのはなぜだと思いますか?

つっちー:
そのとき組んでいたメンバーで、もう「この音楽をやりたいな」っていうのをちゃんと貫いて、洗練していって、良いものを作れたからだと思いますね。

くじらぐも:
メンバーにはどんな人がいましたか?

つっちー:
実はメンバー内で音楽性はあまり合ってなくて、僕は当時からメタルが好きだったんですけど、他のメンバー、ベースボーカルの子と、もう一人ギターの子いたんですけど、2人はR&Bとか、あとは日本の渋めな邦ロックとか好きな子で。
ドラムの子に関してはもう急遽、「ドラムをやれ」って言って入れた子だったので、今思えば「無理をさせてしまったな」みたいにはちょっと思いますね。

くじらぐも:
そのメンバーで大会に向けて練習をする間に、どんなことがありましたか?

つっちー:
でも意外と意見が対立するとかなくて。毎日のように学校で練習して、学校が閉まったら近くの児童館みたいな施設で夜まで練習してっていうのをやってましたね。それが苦痛とかじゃなくて、楽しかったから毎日そういうことができてました。

くじらぐも:
軽音楽部の活動は、3年間ずっと続けられたんですか?

つっちー:
そうですね。3年間諦めずに続けました。

当時組んでいたバンドの曲(高校時代であまりに拙いですが)

君島大空さんと作ることができた曲

くじらぐも:
勉強とか学校生活は、どうでしたか?

つっちー:
勉強は結構頑張っていて。一番良かったときは、学年が200人ぐらいいる中で、トップ10に入るほど勉強頑張ってました。

くじらぐも:
勉強は楽しいものでしたか?それとも、どちらかというと辛いものでしたか?

つっちー:
教科によりますね。それこそ音楽と、あとはパソコン系の授業と、社会系は結構好きで、勉強してましたけど、数学は全然楽しくなかったですね。

くじらぐも:
授業は真面目に受けている方でしたか?不真面目な方でしたか?

つっちー:
僕は真面目に受けてたと思いますね。周りが結構寝てる人ばっかりになっちゃう授業とかでも、寝ずに我慢して受けているような人でした。

くじらぐも:
それはなぜ頑張ろうと思って受けたんですか?

つっちー:
理由はないと思うんですけど、心の中で寝たら許せない自分がいたんだろうなと思います。

くじらぐも:
では、高校を卒業した後はどんなふうな生活をされましたか?

つっちー:
大学1、2年のときはコロナウイルスの蔓延真っ只中で、ずーっと家でぐうたらしてましたね。もう何もできなかったので。高校から組んでたバンドも、自然消滅しちゃって。でもそんな中で大学のサークル活動が再開して、そっからはずっとサークルでひたすらギターを弾いてました。

くじらぐも:
大学ではどんな勉強をされてましたか?

つっちー:
音楽の次に興味があったのが法律系の勉強だったので、法学部に進んで法律を。

くじらぐも:
法律になぜ興味が湧いてましたか?

つっちー:
元々社会の授業が好きだったっていうのもあるんですけど、法律勉強しておけば、他の学科よりもこの先の人生で役に立ちそうだなって思って、選びましたね。

くじらぐも:
大学受験はどうでしたか?振り返ってみて大変だったとかありますか?

つっちー:
僕は指定校推薦っていうのを受けまして、苦労はあまりなかったですね。そのときはバンドやりたいからっていう思いで、簡単に大学を決めてしまいましたけど、でも今となっては別にそれはそれで良かったかなって思います。

くじらぐも:
大学では、法律の勉強は結構されたんですか?

つっちー:
オンライン授業がほとんどだったので、割と簡単な課題ばっかりで、あんまり今となっては染み付いてないですけれども。ただゼミナールに通ってまして、そこで学んだものは、結構今も覚えてますね。

くじらぐも:
ゼミではどんなことを学ばれたんですか?

つっちー:
税金系のセミナーだったので、消費税とか、所得税、そういうのを奥深くまで勉強しておりました。

くじらぐも:
では、大学を卒業された後はどうなりましたか?

つっちー:
大学を卒業して、学生のときにバイトで入っていたディスクユニオンに、そのまま社会人になった今も働いているっていう感じですね。

くじらぐも:
就職活動みたいなことはされなかったんですか?

つっちー:
一般の企業の就活はしてましたけど、心の奥底で全然興味を持てなくて、やっぱり音楽を仕事にしたいと思ってディスクユニオンを選びました。

くじらぐも:
その決断は正解でしたか?不正解でしたか?

つっちー:
入った当初はいろいろ悩みごととかありましたけど、今となってはこれは正解かなと思います。

未来:確実に言えるのは、音楽に対して全知全能になっていたいなってことですね。

くじらぐも:
ありがとうございます。では、ここからはですね、今後の未来についてのお話をお聞きしたいと思うのですが。つっちーさんは5年後や10年後、あるいは死ぬときまでを想像してみて、未来についてどんなイメージを持たれますか?

つっちー:
全然考えたことなかったですけど、確実に言えるのは、音楽に対して全知全能になっていたいなってことですね。

くじらぐも:
全知全能というのは、どういう状態ですかね?

つっちー:
あらゆるジャンルの話されても、「あぁその音楽知ってるよ」みたいな感じで言えちゃうような。あとは、CDとかレコードの価値を目で見てすぐわかるような人になりたいです。

くじらぐも:
あらゆるジャンルですと、クラシックとかもですか?

つっちー:
そうですね。そうなっていきますね。

くじらぐも:
音楽の全知全能になったら、何がしたいですか?

つっちー:
何がしたいか・・・。ちょっとそこまでは考えてないですね。

くじらぐも:
では全知全能になるためには、何をしていったらいいと思いますか?

つっちー:
とにかくいろんなところにアンテナを張って、音楽の最新情報とかを知るだけではなくて、今できる業務をしっかりこなせるようになって。あとは僕まだ査定をしたことがないので、査定をできるようになって、一人前になれたらなっていう感じです。

くじらぐも:
では、今後の予定としては、今のお仕事を続けていかれるようですか?

つっちー:
そうですね。続けていきたいですね。あとは先ほども言ったように、査定をやってみたいっていう感じです。

くじらぐも:
音楽以外で何かこれをしてみたいなとか、そういうことってあったりしますか?

つっちー:
旅行に行きたいですかね。

くじらぐも:
行き先はどこですか?

つっちー:
結局音楽と関連しちゃうんですけど、音楽が盛んなイギリスとかアメリカに行きたいですね。

くじらぐも:
行って何をしますか?

つっちー:
好きなアーティストの聖地巡礼とかしてみたいですね。

くじらぐも:
今のつっちーさんを構成する要素として、音楽が結構大部分を占めていらっしゃると思うんですが、音楽以外の要素って何かありますか?

つっちー:
音楽以外の要素・・・。本当に微々たる割合で映画が好きっていうぐらいですね。

くじらぐも:
では、もしこの世界に音楽が存在しなかったとしたら、つっちーさんは何をしていると思いますか?

つっちー:
そしたら、映画系で何かやってたのかもしれませんね。

くじらぐも:
好きなものを見つけて、打ち込むのに変わりはなさそうですか?

つっちー:
もう、そうですね。

くじらぐも:
音楽が社会に及ぼす影響とかって何かありますか?

つっちー:
心に豊かさをもたらすのはもちろんですが、何か政治的な影響とか、日本ではあんまりないんじゃないかなって思いますね。

くじらぐも:
日本以外だとあるんですか?

つっちー:
そうですね。今はちょっとわかんないですけど、昔はそういう政治的なメッセージの強い音楽とかが、人々を動かして、殺人まで起きた事件は何個かあります。

くじらぐも:
では未来のことに戻るんですけども、これから年を重ねていって、理想の大人像みたいなものってありますか?

つっちー:
うーん・・・。変な老害みたいにはならないようにっていう感じですかね。

くじらぐも:
つっちーさんは憧れる人とか、尊敬する人っていうのはいますか?

つっちー:
ギターを始めたきっかけのバンドだったりとかはありますけど。その人にめちゃめちゃ影響を受けたっていうわけでもないので、特にいないですかね。

くじらぐも:
では、これからいつ死ぬかわからない中で、「これをしなければ死ぬわけにはいかないな」ということはありますか?

つっちー:
死ぬまでに絶対にライブで見てみたいっていうバンドが2つありまして、それを観ずには死ねないですね。あとはやっぱり、ロックの始まりの地とも言えるようなイギリスに行きたいです。

くじらぐも:
では、死ぬときはどんなふうに死にたいですか?

つっちー:
周りに迷惑をかけずに、ただ1人ひっそりと苦しまずに死にたいですね。

くじらぐも:
よくお葬式で好きだった音楽を流したりすると思うのですが、そのときの選曲は何がいいですか?

つっちー:
メタリカっていうバンドの、Master of Puppetsっていう曲ですかね。

くじらぐも:
この曲はどんな曲なんですか?

つっちー:
もう、とにかくリフがかっこいい曲なんですよ。このバンドが僕実は一番好きでして。その中で一番思い出に残っている曲なので、これですかね。

くじらぐも:
ありがとうございます。

つっちー:
はい。

くじらぐも:
では、この記事がnoteに発表されたときに、もしかしたら若い世代の方が見るかもしれないんですけど、その人に何か伝えたいこととかってありますか?

つっちー:
メタルを聴いてくださいってことですかね。

くじらぐも:
初心者におすすめのバンドとか曲ってありますか?

つっちー:
えー。やっぱりメタリカとか、あとはスリップノットとか、アイアンメイデンですかね。

メタリカ

スリップノット

アイアンメイデン

くじらぐも:
では私もここから聴き始めてみたいと思います。(笑)

つっちー:
ありがとうございます。(笑)

くじらぐも:
では、インタビューも終わりとなりますけれども、何か他に見ている人に伝えたいこととか、あとは独り言みたいなことでも何でもいいです。何かお話することはありますか?

つっちー:
ぜひディスクユニオンにご来店くださいませ。

くじらぐも:
わかりました。ありがとうございます。

つっちー:
ありがとうございます。

【インタビュー:くじらぐも】

【編集:本州】


マガジンで過去インタビューも読めますよ!

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【編集:本州】

#無名人インタビュー #インタビュー #音楽 #ヘヴィメタル


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