見出し画像

プライベートの文章に一番エモの部分がある人

僕は深夜のコンビニで立ち尽くしていた。蛍光灯の下、カップラーメンのパッケージが妙にきらびやかに見える。ポケットの中で、スマートフォンが小さく震えた。
画面を見ると、見知らぬ番号からのメッセージだった。
「あなたの日記、読ませてもらいました。」
僕は息を呑んだ。誰かに読まれるはずのない、僕だけの言葉の海。そこには、どこにも見せられない思いが波のように押し寄せていた。
「誰だ?」と僕は返信した。
返事はすぐに来た。「私はあなたの言葉を集める人です。世界中の、誰にも見せない文章を。そして、その中で最もエモーショナルな部分を。」
僕は首を傾げた。エモーショナル。その言葉が、僕の中で奇妙な反響を起こす。
「なぜ僕の日記を?」
「あなたの言葉が、他の誰のものよりも強く響いたから。」
僕は店を出て、誰もいない深夜の街を歩き始めた。頭上では、星々が僕の秘密を知っているかのように瞬いている。
ポケットの中で、またスマートフォンが震えた。
「あなたの言葉は、誰かの心を救うかもしれません。」
僕は立ち止まり、夜空を見上げた。自分の中にある、誰にも見せられない思いが、どこかで誰かの心に触れる。その考えが、不思議と僕の心を温かくした。
「わかりました」と僕は返信した。「でも、僕の名前は明かさないでください。」
「もちろんです。言葉だけが旅をするのです。」
僕は歩き出した。明日の朝、目覚めたとき、この夜のことを夢だと思うかもしれない。でも、僕の言葉は、きっとどこかで誰かの心に寄り添っている。そう思うと、妙に心が落ち着いた。
コンビニの袋の中で、カップラーメンが冷めていくのを感じながら、僕は家路についた。今夜は、また新しい言葉を紡ぐだろう。誰にも見せないつもりで、でも、どこかで誰かに届くことを密かに願いながら。
と思う2024年7月28日11時33分に書く無名人インタビュー845回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは ウスイダイスケ さんです!

年齢:30代前半
性別:男性
職業:会社員/ライター
X(Twitter):https://x.com/usui_daisuke
Instagram:https://www.instagram.com/usui_daisuke/
note:https://note.com/usui_daisuke/


現在:文章を書く時間が、今一番熱い。

qbc:
今何をしてる人でしょうか?

ウスイダイスケ:
今はIT企業で会社員をしています。担当しているサービスをいかにユーザーさんに使ってもらうかを企画をしたり、そのサービスの改善のためにインタビューをして課題を洗い出したり、得られたインプットを元にサービス改善につなげたり。職種で言うと、プロダクトマーケティングマネージャーです。

qbc:
他に何かされてます?

ウスイダイスケ:
フリーでライターの仕事をしています。最近だとクイック・ジャパンさんで原稿書かせていただいたり、企業のメールマガジンや、オウンメディアのコンテンツ制作をしています。

qbc:
その他は。

ウスイダイスケ:
仕事ではないんですが、伊勢丹新宿店さんのサポーターを務めたり、VERMILLIONというジュエリーブランドさんのサポーターを務めたりしています。

所持しているVERMILLIONのジュエリー

qbc:
メインの会社とフリーでやられてるお仕事以外の時間に何されてますか?

ウスイダイスケ:
今年中にZINEを出したいなと思っていて。リハビリがてら、最近noteを書いています。あとは、ここ数年麻雀にハマっていまして、麻雀の放送対局を見たり、スマートフォンのアプリで打ったり、たまに友人と雀荘や家で打ったりしています。
1番の趣味というか娯楽としては、お酒が好きなので、平日休日問わず飲んでることが多いですね。

qbc:
あとは食事したりとか入浴したりがあると思っててそれ以外って何か残ったものあります?

ウスイダイスケ:
漫画を読んだり、最近あんまり観れてないですが映画を観たりするのも好きです。あと音楽は毎日聴いてますねポッドキャストを聴くのも好きなので、音声コンテンツに触れている時間が一日の中だと多いかなという気がしていますね。

qbc:
この中で言うと、今自分の中で一番これっていうものは何ですか?

ウスイダイスケ:
noteの方で不定期と言いつつなるべく毎日更新しようと思っていて。本当に最近からなんですが、エッセイというか個人的な日記みたいなものを、自分のnoteで更新するのが最近はルーティーンになっています
文章を書く時間が、個人的には今一番重視しているというか、熱いです。

qbc:
書くこと自体はいつ頃からされてたんですか?

ウスイダイスケ:
遡ってみると、たぶん中学生ごろだと思います。もしかするとさらに遡って小学生かもしれないんですが、読書感想文みたいなものを中学のときの国語の先生に褒められたことがあって、元々本を読むのが好きだったので、そこから不定期になんらか書いています
当時はSNSとか、パブリックに出せる場所が個人的にはあんまりなかったので外に出してはなかったんですが、文章を書き始めたの自体は中学生ぐらいの頃からかな、という記憶があります。

qbc:
中学生の頃はどんな文章書いてたんですか?

ウスイダイスケ:
そのときはまだ、さっき申し上げたその読書感想文みたいなところにとどまっていました。
それから、高校生のときの話なんですが、不登校ではないものの図書室に引きこもっているような感じの学生だったんですが、司書の先生と仲良くなり、学校の記念冊子かなにかに「読書と私」みたいな文章を寄稿させていただいたことがありました。
外に出さないものだと、自分とその周辺環境における何らかみたいな形で、創作文というよりは日記としてを書くというのは、不定期に中高生のときからやっていましたね。
大学に入ってからは、編集プロダクションでインターンを始めまして、Webライターとして記事を書き、現在に関してはさきほど申し上げたようなプライベートのnoteや企業さんのコンテンツ制作をやっています。

qbc:
プライベートなライティングと仕事のライティングっていう何か違うものになってます?

ウスイダイスケ:
そうですね。まずプライベートの方に関しては、本当にある種好き勝手に書いたものをただ公開しているだけという感じです。自分の中で今喋りたい・今書きたいことを、自由に書き散らしています。
仕事に関しては、クライアントさんや媒体さんの色があるので、自分の色を出すというよりは、求められたものに応じてやっているので、プライベートとは別物です。

qbc:
なるほど。プライベートはどんな気持ちで書いてます?

ウスイダイスケ:
最近の立ち位置としては、自分が今何考えてるかの整理であり、文章を書くリハビリであり、というような感じですね。
今年中にZINEを出したい、という話をしましたが、そのリハビリとしてnoteを書いています。ZINE自体の構成はまだ全然考えてないんですが、ぼんやりエッセイ的なものを書こうかなと思っていて。最近あった出来事を元に書いていることが多いです。
内容は、最近ハマり直している将棋のことを書いてみたり、人と話すと頭が整理されるよね、みたいな話を書きました。

qbc:
何年ぶりぐらいですか?

ウスイダイスケ:
一応、年に1、2回は書くようにはしていたんですが、割と定期的にサボっていて。7月から再開してちゃんと書こうと思って書き始めているんですが、現時点で8本書いてます。

qbc:
プライベートの文章を集中して書いた時期ってあるんすかね。

ウスイダイスケ:
「日記をなるべく毎日更新する」ということをやってた時期があって。それが2018年の2月の半ばから3月の半ばにかけて、ほぼ毎日文章を書くということをやっていた時期がありました。

qbc:
今、そのプライベートの文章を書いているときの喜怒哀楽の部分というかそういう意味での感情ってどんな感じですか。

ウスイダイスケ:
喜怒哀楽、嬉しさとか怒りみたいなものの喜怒のところはあんまりなく、哀と楽、哀しさというとちょっと違う気もするんですが、哀楽の部分がウエイトとしては大きいかなと思います。

qbc:
哀しいっていうのはどんな感じなんですか?

ウスイダイスケ:
私事なんですが、今年の2月に30歳になりまして。20代から30代になるのは、ある種自分の中で節目だなと思っています。結構メンタル的にあんまり安定している人間ではないといいますか、過度にいわゆるエモさみたいなものを感じたり、「自分ってこうだよな」みたいなことを思ったりみたいなことが、特に20代前半くらいまで多かったんですが、歳を重ねたらそういうのって減ってくんのかなと思ったら、意外と減んねーなみたいなことを文章を書きながら、自分のことを整理しています。
哀しいというかヘコむというか、意外と思った通りにいかねよな人生って、みたいな意味合いで。自分に対しての反省といいますか、そういったニュアンスでの喜怒哀楽での「哀」っていう感じですかね。

qbc:
文章を書くってその自分の気持ちを捉えることの一つだと思うんですけど、それをさぼっていたわけじゃないですか。やらない、から、やった今、っていうのはどんな感じなんですかね。

ウスイダイスケ:
何かぼんやりと思っていたことが、もう少し洗練されるというか、頭の整理がつくなと実感しているところですね。

qbc:
これは「30歳」っていうのがトリガーになってですかね。

ウスイダイスケ:
そうですね、年齢という節目もあります。あとは、文章を書くこと自体は先ほどの通りずっと好きなんですが最近久しぶりに外部の媒体さんで記名記事を書かせていただいて、締め切りとか、強制力がないと書けないんだなというのもありました。
プライベートに関しても、ちょうど友人がZINEを作ろうかなって言っていて、元々僕も作りたかったので「お互いケツたたき合って作ってみませんか」と話して、年内にZINEをつくるという締め切りというか目標が、明確に定まったのが大きいです。
年齢的なこと、締め切りがある原稿を書いたこと、年内にZINEを出すという目標をちゃんと立て、友人とそこをある種の相互監視をできる環境を作ったことの三つかなと思います。

qbc:
これちょっとすぐ個人的な質問ではない感じなんですけど、ZINE作ってる人っていうのは、そのインタビューしてる人もちょこちょこいて、ZINEは流行ってるんですかね?流行ってるというか何と言っていいかわからないんですけど、身の回りの視野を含めてで全然いいんですけど。

ウスイダイスケ:
私が学生のころも周囲では流行っていたと思いますが、ここ数年改めて増えたなという印象がありますね。元々ありましたが、文学フリマやTOKYO ART BOOK FAIRとか、より盛り上がっている気がしていて、ZINEをつくる人が年々増えている気がします。

qbc:
今現時点でウスイさんにとってのZINEってどんな感じの存在なんですか。

ウスイダイスケ:
読み手としては、作者の生っぽい声、それこそTwitterだったりnoteだったり、SNSでパブリックになってる文章の中で、「この人の文章好きだな」「もっと読んでみたいな」というものが、手に取れる形で所有できるということ自体にも価値を感じますし、ZINEでしか読めない文章が読めるという、読者としての嬉しさみたいなものを、読み手として感じています。

書き手としては、作家になってみたかったなという気持ちを、特に高校生とか大学生の頃に思っていました。
大人になってからは、いやらしい話ですがお金を遣って自分でZINEという形で作るのはいつでもできるなと。ある種、過去の夢をやり直すじゃないですけれども、自分の作品が物理的に出せるというのはいい環境であり、ありがたいことだなと思っています。
書き手としてのZINEは、そんな感覚で捉えています。

qbc:
シンプルになんで紙でやろうっていう。ブログでも全然できることじゃないですか。

ウスイダイスケ:
そうですね。紙という媒体に、今も信仰心を持っているのが大きいなと思っています。今は電子書籍を読むこともあるんですが、小説とかに関してはなるべく紙で。書影・装丁とかも含めて一つの作品だと個人的に思っているので、手元に収めたいという感覚が大きいですね。なので紙で出すということ自体に価値を感じていて、noteも書いてはいますが、やっぱり物理的に物を作ってそれを販売してという、一連の行為をやってみたいです。

qbc:
これもあれですけど、印刷屋さんも含めて考えようとされてます?紙こうしようとか。

ウスイダイスケ:
どこまでこだわるかはまだ決めておらず、表紙はグラフィックデザインをやっている友人がいて、お願いしたいなとは思っていますが、紙質みたいなところに関しては予算も含めて要相談かなという形です。

qbc:
ありがとうございます。性格ですね。性格について周りの人からなんて言われたりします?

ウスイダイスケ:
なんだろうな。怒ってるの見たことない、あんまり怒らなさそうだよねと言われることが多いので、言い換えると穏やかな人・性格に思われることはあるかもしれません。実際間違ってはいないのですが、仲のいい友人には、自分のことを「いい性格してる」とおちゃらけて言っているので、悪い方の意味のいい性格とそのまま言われることはあります。

qbc:
自分では性格をどう思っていらっしゃいます?

ウスイダイスケ:
あんまりパブリックイメージとずれてないというか、確かに目に見える形で人に怒るということはしないですし、悪い方の意味でのいい性格してると自分に対しても思っているので、この二つは自己の認識としてもそう捉えています

qbc:
距離の近い人、家族パートナーより近い親友より身近な人から言われるような性格、一面ってあります?

ウスイダイスケ:
両親、特に母に関しては気が利くというふうに私のことを表してくれることが多いです。4歳下の弟が1人いるんですが、文化系IT企業勤務の兄と体育会系公務員の弟、という形で全然違って。ざっくり言うと、粗雑だけど根は優しいやつ、そういうタイプの弟です。なので、特にそことの対比として気が利く・丁寧・細かいみたいなところは、ポジティブなコメントとして、言ってもらうことが多いですね。

距離の近い友人とかだと、こうやって自分で喋るのも好きなんですが人の話を聞くのも好きなので、話聞いてもらってて楽になるとまでは言われないですけれども、何か話して楽しいとか、そういうところの会話を褒めてもらうことは、ありがたいことに定期的にありますね。

qbc:
好きなお酒を教えてください。

ウスイダイスケ:
お酒は大体好きなんですが、一番好きなものを挙げろと言われると日本酒ですね。

長野県松本市にある「おおつき酒店」という好きなお店で飲んだ品々

qbc:
今日本酒だと思うんですけど、30までの推移みたいなのあります?このときこのお酒が好きみたいな。

ウスイダイスケ:
それで言うと、日本酒はずっと好きですね。一番最初に口にした日本酒が、よくある大学生のとき飲み放題で飲まされる、ベッタベタの日本酒みたいなものではなく、八海山の純米吟醸だったんです。当時インターンをしていた先で、人生で初めて口にした日本酒がそれだったので、「日本酒ってうまいな」というありがたい体験をさせていただいたので、日本酒は初めて飲んでから今に至るまでずっと好きです。

日本酒と競って、一番好きを行ったり来たりしているのはワインです。特に社会人になって、実家を出て自分でご飯作るときに、ちょっとワインでもみたいなタイミングが多いですね。ワインと日本酒が二大巨塔みたいな感じです。

あとはビールも好きですし、ウイスキーも好きですし、ジンとかも飲みます。二大巨塔がある中で、一段下にこれらがいて、クラフトビールの熱が高い時期もあれば、ウイスキーの時期もあれば、ジンの時期もあり、ぐるぐるしているというところです。

qbc:
今一番好きな飲み方。お店優先でもいいし雰囲気とか、お酒の種類でもいいし、今こういう飲み方してますみたいなのありますか?

ウスイダイスケ:
家のキッチンでダラダラとお酒を飲むというのが、時間としても好きですし、頻度として一番多いかなと思います。

qbc:
立ってるってことですか。

ウスイダイスケ:
キッチンがカウンターキッチンになっていて、スツールを置いてあるので、リビングに食事を持っていかず、キッチンで作ったものをそのまますぐスツール側に移して、1人で飲み食いをしてるっていう感じです。

実際の様子

qbc:
作りながら食べるでは一応ない?

ウスイダイスケ:
作りながらも飲み食いしてます。ビールひと缶開けつつ、ちょっと料理しつつ仕上がったらその料理に合うワインなのか日本酒なのかを出し、締めに炊いてたご飯を食べ、みたいなことを。つまみばっかりのときが多くて、あんまり炭水化物を食べないことの方が多いんですけど、そんな感じの流れです。

qbc:
今の自分の好きなペアリングというか、何作って何飲んでるみたいなおすすめのものがあれば教えていただきたいです。

ウスイダイスケ:
今の時期だと野菜の焼き浸しと日本酒だったり、意外と白ワインが合ったり。最近作ったやつでいうと、にんべんの白だしを水で希釈して、ズッキーニと長ネギと、あとは1回レンチンして半月切りにしたトウモロコシ、あとはトマトを焼いてそのままだしに浸して一晩寝かしたやつが良かったですね。それで冷酒を飲んだり、白を飲んだりしました。焼き浸しは楽だし美味しいので、夏野菜を使っていろいろ作ってます。

qbc:
こんなに引っ張る予定ではなかったんですけど、その何ていうかその飲み方ってどこで覚えたんですか?

ウスイダイスケ:
学生時代の話に戻るんですが、さきほどの八海山を飲ませていただいたインターン先に、カメラとタバコとお酒が好きな同性の先輩がいまして。その先輩に鎌倉へ写真小旅行みたいな感じで連れて行ってもらいつつ、夜はちょっと小料理屋だったり、バルだったりで飲みながら教えていただいたり。

あとは大学のときは集団の飲み会は割と避けていて、友人と少人数で「安くてうまい店探そうぜ」と言って、立ち飲みのビストロに行ったりという感じだったので、ペアリングの相性とか、酒の飲み方は学生時代に覚えましたね。

qbc:
不躾な質問なんですけどdancyuとか読まれます?

ウスイダイスケ:
読みますね(笑)購読してるわけではないんですが、Kindleで読んだり、美容院に行ったときに、タブレット端末に入っているdancyuだったりとかエル・グルメだったりを読んだりしてます。

過去:スクールカーストの上にも下にもいた子供。「好きなことを仕事にする論争」肯定派です。

qbc:
子供の頃はどんなお子さんでしたか。

ウスイダイスケ:
スクールカーストの上にいたときもあれば、下にいたときもあるという子供でした。父親が転勤族だったので、小学校で3校、中学校で2校、さらにさかのぼると保育園で2園。中学1年生の冬から横浜で、そこが一番長い実家なんですが、それまでに9ヶ所ぐらい転々と引っ越しをしていたので、その時々によって立ち位置が違いました。

ただ、共通してたのは、子供って今振り返ってみるとシビアだなと思うので、初手をミスるとその後仲良くしてもらえなくなるぞ、みたいな。たぶん一定の恐怖感というか緊張感というか、そういうものを子供ながら抱えていたなと思っていて。
なので自分の立ち居振る舞いみたいなものとか、ポジション取りみたいなものにめちゃくちゃ自覚的な子供だったなと思います

qbc:
何歳ぐらいの頃に、自覚できてました?

ウスイダイスケ:
今みたいな発想を持ったのは、最終的に引っ越しをしたたぶん中1の冬ぐらいかなと思ってます。小学校の3年生から6年生が、自分で言うのもなんですがスクールカーストの上にいました。ある程度勉強ができて足が速くて、卒業アルバムの「◯◯な人1位〜3位」みたいなやつの大体1位から3位どれかに入ってるみたいな子供でしたね。
そのときはある種天狗になってたと思うんですが、中学の1年生のタイミング、10ヶ月だけだったんですが仙台に転勤になって。最初こそ良かったものの、ずっと中学もそのまま地元で通うと思っていたので、そこに対する子供ながらのストレスがすごくて。あとは今も多少あるんですが、アトピー肌で結構その時期ストレスが溜まっていろんなとこをかきむしっちゃったりとかで、どんどんコンディションが悪くなって。

あと、自分の中で印象的な出来事として、当時携帯の持ち込みが禁止になってたんですけど、生徒会に入ってた友人と仲良くなってそれを持ち込むのをやめさせようみたいなのを投函箱みたいに入れたところを、ヤンキーに見られまして。そこからいじめまではいかないんですが、元々「おもしろい転校生が入ってきた」だったのが、「なんかあいつ・・・」みたいになり。
自分がやったことで、こういうふうに人からの見られ方って変わるんだなみたいなことを明確に自覚して、それから横浜に引っ越したというのがあったので、そこで自分の立ち振る舞いに対して意識するようになったと思います。

qbc:
なるほど。子供の頃の遊びってどんな遊びしてたんですか?幼稚園とか。

ウスイダイスケ:
幼稚園とかだと、それこそ砂場で泥団子を作ったりとかもありましたし、あと習い事で器械体操をやっていたのでその体操をやったり、あと冬場になると、たぶん1回2回だったんですけど、スケート場に連れて行ってもらってスケートしたり、かなりアクティブな子供でした。
小学校のときに関しても、小学校2年生のときに1年間だけですが野球をやってました。引っ越した先でも放課後にサッカーをしたり、あとは友達の家に行ってゲームしたり、アクティブに外にも出るしゲームとかもする子供時代でした。

qbc:
この頃に、今に繋がるような読書とか映画とか音楽とかその辺りの文化系寄りのみたいのってありました。

ウスイダイスケ:
読書体験としては、小学校時代から明確にあって、ハリー・ポッターシリーズと、素顔の勇者たちシリーズっていう、イチローだったり、高橋尚子だったり、スポーツ選手がどういうふうに育ってきたかを書かれた伝記物みたいなものがありまして。その二つが、文章って面白いなって思ったきっかけでしたね。

qbc:
映画とか音楽は?

ウスイダイスケ:
映画や音楽は、中学校ぐらいまでほぼノータッチでした。小学校5、6年ぐらいから中学に上がるにかけて、アニメとか漫画とかが好きになって。当時、ニコニコ動画とかもちょうど出たか、出てちょっとぐらいだったんですが、オタク趣味にどっぷりでした。そこからちょっとずつアニメの延長線上でアニメ映画を観ることはあったんですが、ほぼ記憶にないぐらいです。

映画や音楽を好きになったきっかけは中学3年のときに、オタク趣味もあるがバンドも好きだし、カーストの上にいるという印象深い友人がいて、彼にとあるロックバンドを「これかっこいいんだよね」っておすすめしてもらったのをきっかけに、アルバムを買って、邦楽ロックに傾倒していきました。

qbc:
その邦ロックって誰ですか?

ウスイダイスケ:
9mm Parabellum Bulletというバンドです。メジャーデビューしたときのファーストアルバムを教えてもらって、受験が終わったぐらいだったと思うんですけど、Amazonで買ってそこから死ぬほど聴いたのをよく覚えてます。

qbc:
高校時代はどんな感じだったんですか?

ウスイダイスケ:
高校時代はオタク趣味も引き続きやりつつ、音楽に目覚めたことをきっかけに軽音楽部に入りました。最初はベースで初めてそこからギターをやって、最終的にボーカルギターをやって、音楽に結構がっつりのめり込むようになりました。
あとはさっきの9mmを教えてくれた友人が、服も好きで服もちゃんとしなきゃいけないなという、思春期特有のモテたいというよりは、なんか今の自分ダサいなと友人を見ていて気づかされて。元々好きだった本と、服と音楽の3軸。軸が増えた高校時代という感じでした。

qbc:
服ってどんな格好してたっていうか、まず高校時代ってそもそもどこにいたんですか?

ウスイダイスケ:
高校のときは横浜にいました。服に関しては、高校生になってバイトも始めてお金も入るようになり、ユニクロで買ったりもしてましたし、あとは横浜駅にビブレという商業施設があるんですが、そこに今はないハンジローというオリジナルの商品も扱っている古着屋さんがあって、よくそこで服を買っていました。徐々にバイト代を服だったり、引き続き漫画アニメも好きだったので漫画買ったり、あとバンドのCD買ったりっていうという感じでしたね。

高校時代のウスイ。ジャケットは「ハンジロー」で買った古着

qbc:
高校の後は進路進学はどうなったんですか?

ウスイダイスケ:
都内の大学に進学して、実家から通ってました。最初に軽音サークルと、あとは漫画とかアニメが好きな人が集まるサークルにいたんですが、音楽に関しては、高校の軽音楽部が楽しすぎてどうしてもそれと比較をしてしまって、あんまりのめり込めず半年くらいで行かなくなりました。
オタクの方のサークルに関しては、たまたま同じ学部の新入生が6人から8人ぐらいいたので、もうそこでつるめばいいじゃんとなり、こちらも半年くらいで行かなくなり、結局その学部の友人とつるみつつ、大学生活自体はぬるっと終わったという感じでしたね。

qbc:
今の活動をやられることを見ると、大学内に収まらないような感じがあったんですが。

ウスイダイスケ:
一応授業はちゃんと出席して、同じ授業を取ってる友人とテスト前に徹夜でとりあえず詰め込むみたいな感じではありましたが、ストレートで卒業しました。
ただ、大学自体への興味みたいのはそんなになく、編集プロダクションのインターンだったり、1人だったり友人と飲みに行ったりして、意識としても行動としても外に向いてましたね。

qbc:
大学卒業後のお話を聞かせてください。

ウスイダイスケ:
編プロで働いていたというのもあり、文章が好きで、そこから派生してメディア・媒体が好きで、新卒の時は女性向けのウェブメディアを運営している会社に就職しました。
もう少し手前で言うと、伊勢丹さんのサポーターをやってますという話をしたと思うんですが、服とか買い物が当時から好きだったので、本当は三越伊勢丹に就職したかったんですが、落ちてしまって。じゃあ何しよっかなと思ったときに、やっぱり文章やメディアが好きだし、メディアで働きたいなと思って方向転換したという形でした。

最初は広告営業からキャリアをスタートさせまして、その後はバックオフィスだったり、調査まわりだったり、インサイドセールスの立ち上げだったり、1社目は3年半ほどいました。今の会社が4社目なんですが、2社目は同じくメディア、3社目はコンサル、現職はITで、会社員としてはメディアからは離れつつあります。

qbc:
なるほど。働くのは好きですか。

ウスイダイスケ:
好きか嫌いかで言えば、好きぐらいかなという感じで。プライベートと仕事をトータル100で割り振ってくれと言われたら、私はプライベート100ないし99という人間なので、プライベートを楽しむために、稼がなきゃいけないので仕事をする。ただ、やるからには楽しいことをやりたいし、面白いことをやりたいという感じですやっている仕事自体は好きだけど、マインドシェアとしては、プライベート(趣味)の方が圧倒的に高い、というのが自分の中の整理です。

qbc:
仕事ゼロにできるならしたいですか?

ウスイダイスケ:
してみたいですね。ただ、その状況で働かずとも一定困らない額が入ってきたとしても、飽きて仕事する気はします。ただ、ゼロにできるなら1回なにもしないでみたいな、とも思います。

qbc:
メディアって結局趣味の部分とその仕事の分野重なったりとか、伊勢丹さんもそうですけどやっぱカルチャーと商業がほぼ重なってるものだと思うので。そういう人にとって仕事ってどうなんだろうなと思って。

ウスイダイスケ:
好きなことを仕事にする論争みたいな、よくあると思うんですけど、私の中では好きなことがそのまま仕事に活きて、仕事をしやすかったですし、楽しかったですし、やってよかったなというふうに思ってました。

qbc:
ちょっとささっとになっちゃうんすけど、ご両親からどのように育てられたと思っていますか?

ウスイダイスケ:
ほっとかれたとはニュアンスは違うんですが、いい意味であんまり干渉されなかったなという記憶があります。なんでか振り返ってみると、さっきのその弟の話にまた戻るんですが、弟の方が結構手がかかる子だったのと、さっきの立ち振る舞いへの意識みたいなところは、たぶん自分の中で家庭内にも向いていて、「あんまり手のかからない子供でいよう」みたいなことはたぶん子供ながらに思っていた気がします。
そういう意味で、愛されなかったわけでもないし、構われなかったつらい記憶があったわけでもないですが、そんなに構われなかったなというような認識ですね。

qbc:
将棋とか麻雀って言うの何が好きですか。

ウスイダイスケ:
やる方としても観る方としても好きですが、将棋に関しては本当に実力でのねじり合い。偶然勝てるみたいなことがほとんどない世界で、いかに対局されている先生方が、事前に相手を研究し、それをぶつけ合って、本当は勝てたはずが一手間違っただけで負けまで転ぶみたいな、静かではあるものの何か熱さを感じるというところに面白さを覚えます。

逆に、麻雀は僕みたいな素人でも運でプロに勝てることもあるので、その偶然性も含めて好きです。ただ、偶然だけではなく、最適解・最善手を導き出すプロの思考みたいなものを見ているのも面白いですね。

qbc:
両方ともというか共通するのかどうかわかんないすけど、一番興奮するタイミングってとこですか。

ウスイダイスケ:
共通するところとしては、そんな手があったのか!みたいなところですかね。素人が観ていても「次ってこれしかないよね」みたいなこともあるんですけど、まったくわからない手も出てきて。解説者が「こういうふうな意図でしょうね」と解説したり、対局が終わった後の対局者の振り返りを聞くと、「いや、あれってそこまで考えてたんだ」みたいな興奮がありますね。

qbc:
生まれ育ったところの風景こうだったよなっていう。その間、転々とされたっていうことですが、生まれ育ったところこういうところで育ったんですよみたいな描写をするとしたら?

ウスイダイスケ:
転勤族だったので難しいんですが、一番印象深いのは出生地であり小3から小6を過ごした横須賀で、家から徒歩5分ぐらいのところに海があって、海から来る潮の香りとか、あとは近くの神社だったりお寺さんだったり、あの景色が自分の原風景なのかなと思います

qbc:
人生をざーっと話していただいて、転換点みたいのっていくつ置いてもいいですけど、ここかなみたいなのありますか?

ウスイダイスケ:
いくつか置かせていただくとするならば、中1のときの仙台に引っ越して、自分の立ち振る舞い一つで自分の立場が壊れるというと語弊がありますが、そんな立ち振る舞いにおける影響度みたいものを、本当に考えなきゃいけないなと思ったのが転換点の一つでした。

二つ目の転換点としては、おそらく大学2年の冬、編集プロダクションでインターンを始めたときですね。元々文章を書くのは好きだったけど、文章を書くということでお金は稼げるのだろうかという、疑問と挑戦でした。本業ではないですが、今もライティングの仕事に就けているということはありがたいですね。

あとはその時々で、いろんな先輩からお酒だったりタバコだったりカメラだったり、今も楽しんでいる娯楽を教えてもらったのは大きかったですね。
転職は、それぞれある種の転換点ではありましたが、自分の根本に繋がるような話ほどの転換ではないので、何か大きな転換点がありましたかと言われると、中1と大学2年の時かなと思います。

未来:中身はエモ、周りはロジカル、みたいなバランス。

qbc:
未来は残り10分ぐらいで。5年10年も30年40年最後自分が死んでしまうっていうところまでイメージして未来について今どんなイメージを持ってらっしゃいますか。

ウスイダイスケ:
「これはネガティブな話ではない」という大前提はあるんですが、「明日、別に死んでも構わんな」と身勝手ではあるものの、個人的には思ってますというのがあって。今ありがたいことにそれなりに楽しく生きているなと思いますし、人にも恵まれているなと思うし、それこそZINEを作って昔の夢をやり直すみたいなことにも取り組めているものの、今が30歳なので例えば「あなたは80歳まで生きます、あと50年あります」となったときに、50年かけてそんなにやりたいことってあるんだっけっていうのが自分の中でありまして。
「今、30歳としてやりたいことも、40になったとき50になったときにやりたいことも、別にそんなに変わらないんだったら、いつ終わっても変わらなくないかな」というのが個人的に根本思想としてあり。
なので、そういう意味ではあんまり将来のことを考えず、結構その日暮らしで生きてしまっているなというのはあります。

qbc:
人生最大の不幸って何ですか。

ウスイダイスケ:
自分がある種壊してしまった部分もあったので、それを不幸ととるのかは、自分の中でも解釈が難しいんですが、引っ越し先で余計なことをしてうまくいかなくなった中学生の頃ですね。横浜に越してきてからも、アトピーしかり、コンディションとしては一番最悪な時期で、ヤンキーとかに絡まれて軽く殴られたり、いじめみたいなのもあって。
ただ、そのときにさっき言ったような、カーストの上だけど自分と仲良くしてくれる友人だったりオタクの友人がいて、人との交流はありがたいことにあったので、ちゃんと救いはあったんですけど。

一番の不幸という意味合いで言うと、中学1年の仙台にいたときと、あとは横浜に越してからのタイミングが、自分の過去の経験の中で一番不幸というかしんどい時期だったなとは思います。

qbc:
自分を表すキーワードを三つ挙げるとしたら、私はお酒が入るのかなと思って。そういう物質的な意味で、残り二つってなんですかね?

ウスイダイスケ:
服と、あと何だろうな。でもそうすると本ですかね。酒・服・本。あとは美容も好きなので、美にするか本にするか難しいところですが、今日お話するとやっぱり改めて本なのかなと思ったので、酒・服・本ですかね。

qbc:
でもビジュアルというか全体を含めてしまえば、服とコスメって。

ウスイダイスケ:
たしかに、容姿の姿とかでもあるのかな。酒・姿・本

qbc:
洋服をあんまり聞けていなくて。洋服何が好きですか?

ウスイダイスケ:
ブランドで言うと、mama kurogouchiという日本のデザイナーズブランドが好きです。
伊勢丹新宿店の3階にリ・スタイルというお買い場があるんですが、そこで売ってるようなブランドが結構好きですね。

mame kurogouchiのお気に入りアイテム

qbc:
服自体はどうしてお好きですか。

ウスイダイスケ:
たぶん一番最初は、中3のときに服と音楽にハマって、ダサい自分から抜け出したいというような、ダサさからの脱却が立脚点だったんですが今に関しては物自体への愛着とか、デザイナーさんの意図とか、極端な話アートとしても楽しめるし、自分を彩る身にまとう、立ち振る舞いの構成要素の一つでもあるし、シンプルに所有欲も満たせるしという、いろんなものが詰まった大好きなものの一つというところでしょうか。

qbc:
美容系はいつ頃から?

ウスイダイスケ:
美容はアトピーだったというのもあり、スキンケアは中学生ぐらいから始めていました。ネイルをしたりメイクをしたりするようになったのは、社会人になって2、3年目ぐらいのタイミングで。当時の彼女がネイルをしているのを見て、楽しそうだなと思ったものの、ちょっとひよってるっているところがあり、そんなことをぽろっと喋ったら「塗ってみたら?」と言われたので、塗ってもらったらめちゃくちゃテンションが上って。
6年ぐらい前だったんですけど、それを友人たちに見せたら、「いいじゃん」「メイクもすればいいじゃんみたい」と言われてメイクもするようになったっていう感じでした。

実際の手元

qbc:
何をしてるときが一番好きですか?例えば、美容の話と麻雀将棋いうのは、あんまりかみ合わない。お酒とか本は両方またがることができるかもしれないけど、どこが一番その抽象的な部分で一番興奮ポイントというか、好きなところなんすかね。

ウスイダイスケ:
話して楽しいみたいなところを趣味から選ぶとするならば、服かもしれないですね。やっぱり年月として好きな長さもありますし、自分の中での深さみたいなところもあり、今シーズンの◯◯よかったよね、みたいな話を酒飲みながらするもの好きです。どれも好きなんですが、パッと今浮かんだのが服だったので、やっぱり無意識的にも自分の中での優先順位って服なのかなと思いました。

qbc:
服は見るのが好き?それともやっぱ自分が着てがピーク?どこですかね。

ウスイダイスケ:
どっちも好きですね。自分では絶対着られないけど、このコレクションのこのモデルさんのこのルックめっちゃいいなもありますし、この服は絶対自分で着たいと思って買うこともありますし、どっちもですね、服に関しては。

qbc:
お洋服を人のために選んだり一緒に買いに行ったりします?

ウスイダイスケ:
そうですね。友人の服を選んだりはすることがあります。

qbc:
その楽しさは、その自分が買うのと自分が着る服を選ぶのとどっちが楽しいですかね?

ウスイダイスケ:
それで言うと、自分で着る服を選ぶ方が楽しいです。ただ、服を選ぶ楽しさという意味ではそうなんですが、その人に似合うものを一緒に探して喜んでもらえる嬉しさもありますね

qbc:
もしもみたいな質問というのをしていて。もしも、中1のときの自分の立ち振る舞いで環境が変わるっていうような勉強をしてなかったら、どんな人生になったと思いますか?

ウスイダイスケ:
極論、引きこもって死んでた可能性もあるのかなとは思います。そのまま抜け出せなかったら。何も学ばずにいじめのループみたいなのに入り、人と喋るのが嫌になり、学校に行かなくなるみたいなのは、分岐としてはあったのかなとは思います。

qbc:
ありがとうございます。ご自身はロジカルな観察者なのか、それとも何か刺激のあるものを求めて、エモーショナルな刺激をたくさん受けたい人って言ったらどっちの方ですかね?

ウスイダイスケ:
どっちかっていうと、たぶん後者。根本は絶対的にエモ。刺激を求めるが、ロジックで上塗りして、なんですかね・・・中身はエモ、周りはロジカルみたいなバランスになってます。なので、自分はロジックよりもエモなんだなとは思いますね。

qbc:
なるほど。このインタビューは失敗したとは思ってないんですけど、自分を客観視しているがゆえに、エモさをあんまり引き出せなかったって思ってて。どんな感じなんですか?今一番エモさを覚える瞬間ってどんなとこなんですか?

ウスイダイスケ:
プライベートの文章を書いてるときは、自分の感情の吐露でしかないので、ロジカルというか読みやすいようにとか整理はしますけれども、生っぽい感じをそのまま出してるので、自分の文章に一番エモの部分が乗っている気はします。

qbc:
書いてるときも、感情を当ててる?

ウスイダイスケ:
そうですね。それこそロジカルというか、冷静であれと思いますし、高ぶっているわけではないですが、筆が乗るというか、感情が乗ってるときなのかなとは思います。

qbc:
なるほど。ありがとうございます。
最後の質問が、最後に残したことは?っていうもので遺言でもいいし、読者向けメッセージでもインタビュー感想みたいなのでもいいんですけど、最後にいい残したことがあればお伺いしております。

ウスイダイスケ:
さっきおっしゃっていただいた感情が引き出せなかったみたいな部分で言うと、インタビューが朝だし、酒を飲んでないしというのが大きいと思うので、次回こういう自分のことを喋る機会があったらお酒を飲んでから臨もうかなと思いました(笑)
それでも、自分の思考が整理されるいい時間だったなと思いますし、本当に貴重な機会をありがとうございました。

qbc:
ありがとうございました。

あとがき

洋服は偉大だなと思った。

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:さりあ】



#無名人インタビュー #インタビュー #ライター #IT #ZINE

マガジンで過去インタビューも読めますよ!

インタビュー参加募集!


いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!