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アメリカでやりまくっているM女の人

続々お申込み頂き、感謝です。私にとって2人目の淫タビュー。

この企画が興味深いのは、毎回全く別の雰囲気になること。性的なこと、エロといっても本当に様々で、めちゃくちゃマイナーで個性的な性癖や体験も大歓迎なんだけど、「普通」でも全然良いのです。「普通」ほど深いものはない、そんなもの。悩みの本質は似ていることも多い。インタビューなので、話すのに自信なんてなくても大丈夫。何を話していいか分からず、ずっと無言…なんてことにはならないので、気楽に身を任せてください。聞かれて思いつくままに、つらつら話してもらえたら。「インタビュー受けてみたいけど、自分の経験は普通だから…何話していいか分からないし…」なんてよく言われるけど、ご遠慮なく!皆、申し込む段階では、そんな感じです。大丈夫!(笑)
まえがき:物書きセラピスト✨りな(作家)

過去の淫タビューはこちらのマガジンから!

今回ご参加いただいたのは、jp_mamaさんです!


りな:こんにちは、よろしくお願いします。

jp_mama:お願いします。あの、敬語はすごい不得意で、ちょっと何か失礼な感じに聞こえたらすみません。

りな:大丈夫、全然大丈夫です。お気遣いなく!

SMが好きなんだけど、日本の男の人にあんまり性的な興味が湧かなくて、アメリカに来てやりまくってる。

りな:今日はどんなエロについてのインタビューにしましょうか。

jp_mama:全般的に言って、SM系が好きで、日本で生まれ育ったんですけど、長い間アメリカに住んでて、日本人の男の人にあんまり性的な興味が湧かなくて、それでアメリカに来てやりまくってます。(笑)

りな:jp_mamaさんのルーツは、日本ですか。

jp_mama:はい。

りな:今は、アメリカの方が長いですか。住まれてるのは。

jp_mama:アメリカの方が長いです。もう25年くらいです。

りな:日本の男性と何が違いますか。

jp_mama:なんでしょうね。私背が高いんですよね。180cm以上とか。そういう人、日本だとやっぱり数が少ないのと、多分顔とかがあまり好みじゃないんかな…って最近思うようになってきて。

りな:うんうん。

jp_mama:がっちりしてて、ガツガツ肉食系が好きやから、あんまりそんなの日本にいないじゃないですか。そういうのもあって、性的な魅力を感じられない…性癖じゃないけど、なんか…、まぁ多分性癖なんかなって、そんな感じです。

りな:アメリカに行かれて、気づかれた感じですか。

jp_mama:そうですね。あんまり日本にいたときも…結構、性に興味はあったんですけど、この人とやりたいとか、そういう願望があんまりなくって、エロ本見て、エロ漫画見て、自分でやってるって感じで。アメリカに来て、あ、こいつらとやりたい、みたいな…そんな感じ。(笑)

りな:SMもアメリカに行ってから…?

jp_mama:そうですね、大学ぐらいになって、AV見始めて、オンラインでね。それでSMのを見始めて、ずーっと興味はあったんですけど、会う人に「SMに興味あるか」って聞かないじゃないですか。そのときあんまり出会い系のサイトがなかったから、SMをやろうよっていう感じで付き合ったりはなかったです、"交わり" サイトみたいな、見つけてなかったから、ずっと興味のままで、AV見て自分でやるみたいな。

りな:うんうん。

jp_mama:で…結婚して離婚して、そしてまた結婚して、子供ができて、今、落ち着いた感じになってきたんですね。SM系のフェティッシュ、性的な出会い系サイトを見つけたんですよね、それで、40歳になった時に、あ…このままやったら女性としての魅力がなくなって、誰も私としたくないやろな…って思ったから、さあやろう、という感じですよね。(笑)

あんまり旦那に性的な魅力あまり感じない、感じてないんで、彼に。だからなんていうんかな、興奮したかったっていうか、実際に本当にやりたかった。それで行動に移した。

りな:旦那さんは元々ちょっと、タイプと違う。

jp_mama:うーん…、どっちかいうたら優しいし面白いから結婚したって感じ。
なんていうかな、性的にすごく魅力がある、魅力を感じるっていうタイプじゃない。

りな:私、SMってあんまりよく分かってないんですけど、具体的にどういう…?

jp_mama:すっごい幅広くて、SMも。だから、いろいろ話し合いしてから、本当にパートナーを決めるって感じなんです。

「首絞めるの好きですか」とか「唾吐かれるの好きですか」とか「ビンタされるの好きですか」…もっと言ったら、「オシッコかけられるの好きですか」とか、なんていうんですか(笑)いろいろあるじゃないですか、プレイでも。それでお互い、趣味が一致したらやるって感じになるんですけど、まぁ基本的にMの人が、精神的とか体に、なんていうんやろな、相手にコントロールされて、それで興奮する

りな:jp_mamaさんはコントロールされる側?

jp_mama:ですね。それをいじめたり、コントロールすることによって興奮を感じる…っていうのがSで。で、ずっとMでやってきたんですけど、先週これも本当に新しい話で、最近noteに書いてあるんですけど、最近会った人で、スイッチっていう人がいるんですよね、それはSもMも好きな人、どっちもやる人。

りな:うんうん。

jp_mama:で、それで…面白いなと思ったんが、 " ポール" を女の人がつける…履くんですけど、ストラップを付けて、男の人の " お尻の穴" に入れるっていう。その人が、「それ、してくれる?」って聞いてきたから、面白いなと思って。それでAV見始めたんですね、そしたら、それってどんな感じだろうみたいな。男の人をいじめるっていうのを見て、これ面白いなって思い始めて、Sも私行けるかもって思って、先週会った人と、私、S側をやってみたんですよね。
じゃあ、結構楽しくて。だから多分、私、どっちもいけるんやと思う。だからSMは全体的に好きってことにします。M女じゃなくて、どっちもします。

りな:今まではMと思ってたけど…?

jp_mama:そうなんですよ。

Mになっている時、自分にあんまり判断力はなくて、他人に任せて快感を得るっていうのに、ものすごいリラックスする感じがある

りな:SMって、何がいいんですかね。

jp_mama:何なんでしょうね。ずっと私、普通の "交わり" してきて。前戯して入れてっていう。SMって言葉の卑猥なこと言ったりとか、精神的にいやらしいことを言ったりとか、あと手錠をつけられて、目隠しされて、やるとか。ちょっとプラス何かがある、 "交わり" プラス何か、みたいな感じなんですよね。"交わり" の “いく” っていうのはゴールじゃなくって、前戯の幅がすごい広い気がする。そう、それが多分魅力的なんだと思います。噛まれたりとか、 " 乳首" だけで遊ばれたりとか、卑猥なこと言われながら、そう全般的な "交わり" を楽しむのに精神的な苦痛を与えられたり。恥ずかしいプレーを入れたりとか、日本語でなんて言うかわからないですけど、女の人を呼ぶときに「ビッチ」とか色々言ってはいけないような言葉があるんですよね、そういうのを言われたりとかね、なんか難しいですよね、表現するのが。SMの魅力を。

りな:非日常感みたいなところもあるんですかね。

jp_mama:うん。そうですよね。

りな:同じ言葉を他の人に言われたら嫌ですか。他の状況で。

jp_mama:それは腹立ちますね。はぁ?って多分(笑)。そういう信頼関係を、まず築くっていうのがすごい大事やなと思うね、だって首絞めたりとか、手錠付けられてなんか痛いことをやられるのに、あんまり信用してない人やったら怖いじゃないですか。

完全にその人を信頼して、どこまでなら痛い痛くない、それをわかってて、それで預けられるっていうか、「好きにしていいよ」っていうそれが何か快感。結婚してて子供いて、スケジュール管理とか全部してて、仕事とかでも、部下とかに、「こうしろああしろ」って言ったり、ずっと判断し続けるわけじゃないですか、生活において。

でも、Mになったときに、自分に…あんまり判断力はなくて、他人に任せて快感を得るっていうのにもすごいなんか、変にリラックスする感じがあるんですよ。こんなんで文章書けますか、ボヤッとしてるけど。(笑)

りな:大丈夫です。(笑)
信頼できる人かどうかって、結構時間かけて見極めるんですか。

jp_mama:そうですね。結婚してるから電話とかできないから、メッセージを結構やり取りして…そうですね。1、2回会って、ご飯したりお茶したりとかして、雰囲気でわかるじゃないですか。こいつあかんな、っていうようなところが、なんかこう、ね。あと初めて彼の家に行くときとか、特に気をつけないといけないから、他の人に「彼の家行くから何時まで戻らなかったら頼むで」って言っといたり。
アメリカもいっぱい人種がいて、 "交わり" って言っても、いろんなやり方、皆あるじゃないですか。それが楽しい。なんていう人種もやし、背景もあるし、 "交わり" のやり方…SMもいろいろあるし、人によっていろいろあってそれが楽しい。あぁ、これは…こういう人なんや…みたいな。なんていう喋ってて、こういう人なんやって思ってても、いざ服脱いでやろうってなったら、みんな何か違うんですよね、ちょっと。性格が変わるっていうか、なんかすごい優しそうーな穏やかーな感じな人なのに、ベッドに行ったら、すっげえなんかもう(笑)命令してきて声も変わる、みたいなそんな人もいるし。

りな:jp_mamaさんも結構、普段とは別人になるんですか。

jp_mama:別人ですね。だって、服装とか喋ることも普通の、そこに近所にいるお母さんって感じなんですけどね。(笑) "交わり" の話とか下ネタとか一切言わないしね。だから初めて2、3回会うときに「本当に、できるんかな?」ってみんな思うみたいで、やっぱり(笑)なんかすぐにそういうのやったりしそうな感じじゃないから、でもそれぐらい隠しかんとね、バレたらヤバいから。

りな:でも、どっちも本当の自分って感じなんですかね。

jp_mama:うーん…そうですね。でも、本当は皆に話したい。noteに書き始めたのも、それが理由で、こういうことを話す相手が1人ぐらいしかいなくて、彼忙しいから、そんなに喋れないから、何かnoteに書いて、自分の考えとかを整理したかったのと、あと楽しかった記憶を残すためにnoteに書こうと思って、本当に紙のノートとか携帯に綴ってもよかったんですけど、もし何かバレたときに「これなんやねん」っていうふうになったら恥ずかしいなと思って。(笑)オンラインやったらね、手元にないわけやからいいかな、と思って書き始めたら、あ、読んでくれる人おるやん、みたいな。

りな:1番最初にSMのパートナーを見つけたのって、どれくらい前ですか。

jp_mama:えっとね…3年前ぐらいかな。

りな:何か具体的なきっかけがあったんですか。

jp_mama:40歳…手前になって、39ぐらい。それで、あ、やばいと思って。多分日本でもそれ遅いんやと思うけど、なんていうん日本人ってすごく若く見えるじゃないですか。年齢、嘘ついて、いつもやってるんですけど。

りな:SMに元々興味があって、実際に行動を起こしたのが3年前って感じですか。

jp_mama:そうなんですよ。だから興奮する対象がSM系なんですよね。普通のAV見たって別に…っていうか。

りな:今、定期的に会う人がいる感じですか。

jp_mama:はい、います。今…3人います。で、4人目が今、どうかなーってくらい。

りな:どれぐらいのペースで会うんですか。

jp_mama:1人は1~2ヶ月に1回で…それが1番好きな人なんですけど、でも会える回数が少ないから、それでまた探し始めて、それでいろいろメッセージして3人選んで、今、2、3回やったって感じですね。その中からまた好きなのは?違うな、ってなったら切り捨てていく、って感じ。それを面接って呼んでるんですけど(笑)自分が面接して実技面接して、それで決める…っていう。

女性ってね、本当ラッキーで。尽きることないですよね、やる人。そう思いません?尽きることなく、やる相手がいて女性は。男性はずっと女の人を探してんねんけど、なかなか良いのが見つからないっていうのが現実みたいで、話聞いてると。

りな:それは数の違いなんですかね。

jp_mama:なんでしょうね。男の人の方が探してる数が多いんかなーと思った。でも、そういう出会い系とか見たら、結構女の人いるから…なんだろうね。多分みんな、見つからんとか言いつつ、探してる相手の条件を厳しくしてるんちゃうかな…って思うんですよね、やっぱり。年齢、体型とか、絞っていったら少なくなるから。たぶん、男性の方が女性に対する条件が多いんじゃないかな

りな:1番好きな人は、どんな人なんですか。

jp_mama:これ、あんまりね。外見はタイプじゃないんですよ、その人。でも、 "交わり" がもうすごい上手で、それで1番好き。あと性格もすごい良くて。その人シングルだから、電話したりメッセージしたらすぐにレスポンスくるんですよ。そういうのも、すごいなんていうか、安心感があるじゃないですか。仕事してても電話したら「今仕事してるから後で電話する」とか、そういうこまめに。女性って好きでしょ、そういう人。(笑)

そういうのとか精神的にすごい安心感を与えてくれる。だから、彼に何されても、すごい安心感があって。でも、あのね…なんか "交わり" の相性が合うのと、なんかタイミングとかあるじゃないですか、いろんな。ここで何をしてほしいとか、ここでやめてほしいとか、そういうタイミングがすごい合うのと、あと卑猥なことすごい言うんですけど、声がすごい好みで。なんかそういう小さいことってすごい重要じゃないですか。それで、すごい興奮する。もちろん ” ポール” の形とか、サイズもぴったりで、寸止めのタイミングとか、すごいうまくて、多分ちゃんと表情とか見ててくれて、それでタイミングとか合わせてくれてるんだと思うけど…それで何か相性が良い。外見は除いて。

りな:その人と頻繁に会えたら、その人1人でいい感じですか、本当は。

jp_mama:いやそれね、私も考えたんですよ。1人でいいんかな…?(笑)もしかして、いろんなものを食べたい人なんかも、私。バイキング派なんかも。今まではずっと相手は1人だったんですよ。ずっと1人ずつとやってて、今は3人いて、あ、これもこれで楽しいな…みたいな。少しずつちょこちょこつまむ、みたいな、それも楽しいな…みたいな思い始めてて。だから、もしかしたらこの人と頻繁に会ってても、なんかちょこちょこつまんでそうな気がする。今考えたら。

りな:それは、相手には言わない。

jp_mama:言わない。だって、相手にもよるんですよね。だってこの3人…会ってる人も、別に私に何も言わないですよ、他に会ってる人いる?とか。僕1人にしてね、とか、そういうの言わないってことは、向こうも多分複数いて、っていうのを暗黙の了解でやってると思うんですよ。だから、それ「僕1人だけにして」って言われない限り、多分、何も言わずに複数いると思う。でもこの1番好きな人には「あんまり他の人と会わないで欲しいな…」って言われたけど、1~2ヶ月に1回しか会いに来ないお前が悪い、と思うし(笑)
結局始めたきっかけが、何かいろんな経験をしてみたいっていうのがやっぱりあったから、ここで止めとくのも何か勿体ないし…と思ったり、そう、なんていうんですか、いろいろ自分でも…なんていうか分析するっていうか、なんでこんなことしてんやろうって考えるんですけどね。うん、難しい…、答えを出すのは。

りな:jp_mamaさんは今結婚されてますけど、相手がシングルだったりするとちょっと依存してきたり、そういうのもありますか。

jp_mama:どうやろ…、多分出会い系でこういうふうにごちゃごちゃする人って、たぶん…自分も何かしてるから束縛とかあんまりないと思うんですよね。結局、いろいろやるのが目的だから。今3人いるんですけど3人とも若い子。28~30歳とか、そんな子らはやっぱりやりまくってるでしょ(笑)…って思うんですよね、で、やっぱりエスコートが上手かったり "交わり" が上手いと、やっぱりいろいろやってきて、今もいるんだろうなーと思いながら、接してる。やっぱり "交わり" が上手いってことは経験がいっぱいあって練習がいっぱいあったからこそで、それをそこで止めるのは勿体ないと思うから、もっと遊んで来い、とも思う。(笑)

自分のスキルもやっぱり磨いていきたいし、その人の好みによって変えていって相手を満足させたい。スキルアップをしていきたい。

りな:これからもそんな感じでSMを楽しみながら、やっていきたいなって感じですかね。

jp_mama:うん…多分、年取っていって、もう魅力がなくなる時ってあるじゃないですか。あ、やばいこれなんかすっげぇ年とった…みたいな。それでも、需要があるんですよね。それはそれで年上好きっていう人が結構いて、それでも需要があるならやり続けるのかもしれない

なんていうんですか、私、 "口でする" のにも…いっつも聞くんですよね、評価を。「レビューが欲しい」って。やっぱり人によって "口でする"やり方も…すごい好みがあって、手を使ってほしい、手は使うな、喉の奥までやってほしいとか「オエッ」って言ってほしい、言って欲しくないとか、いろいろあって。自分のスキルもやっぱり磨いていきたいし、その人の好みによって変えていけるような。自分で相手も満足させたいっていう、なんかやっぱりスキルアップをしていきたい

りな:その相手の好みを覚えておいて、

jp_mama:そう…、何個か動画撮られてるんですよね、 "口でする" ところ。それを、前に撮られた "口でする" 動画を次の相手に送って、そしたら「僕はこっちの方がいい」とかって言うんですよ。手はない方がいい、手は後ろに回しておいてほしい、とかって言うと、「わかったOK」みたいな。

りな:動画を…次の、他の人に見せるってことですか。

jp_mama:そう、次の相手に。何かこう話してる状態のときに、別の相手の動画を送るんですよね。

りな:それは相手の顔とか映ってなくて、

jp_mama:そう、大体男の人が撮るんですよね、上から。だから顔とか映ってないから、その男の人が髪の毛掴んで喉の奥までやって、「いくとき喉の奥でいっていい?」とか、
そういう会話してからやるから、「あーOK」みたいな。今、すごいこと言ってますよね、やばいことを(笑)

りな:jp_mamaさんはこういうのが嫌っていうの、何かあるんですか。

jp_mama:オエってなって吐きそうになったら、足をタップするから…って。何て言うんですか、K1とかでもタップする時あるじゃないですか。「タップするからそのときは離して」っていう、そういう会話をしといたら安全じゃないですか。吐く寸前までやるから、吐きそうになったらこうするから…、みたいな。

りな:なるほど。

精神的に病んでるんでしょうね、何かの闇があるんだと思う。なんでこんなことで興奮してるんだろう、って自分でも不思議。

jp_mama:はい…。今話してて、なんでこんなこと私してんやろう…とたまに思うんですよね。何でこんなことが快感なんやろう…って自分で不思議に思うんですよね。

りな:言葉にするとまた…客観視するんですかね。

jp_mama:客観視、一応、今特にnoteで書いてるとき、客観視するようにしてて、でも答えは出ないですよね。なんで自分がSM好きなのかっていう答えがあまりない。精神的に病んでるんでしょうね、何かの闇があって

りな:そっか、そう思うんですね。

jp_mama:でも、お育ちはいいんですよ、すごい私(笑)ちゃんとした家に育って、DVとかなしに育ってるんですよ。だから精神的に欠陥があるとか、そういうのはないと思うんですよね。

りな:何が影響してるんでしょうね。

jp_mama:うーん多分…昔、りなさん若いからわからんと思うけど、3チャンネルか4チャンネルか忘れたけど、夜中にAVが流れてたんですよね。日本で。何チャンって言うんか忘れたけど、私、関西の方で、それで小学校高学年ぐらいのときに見てしまったんですよね、夜中。

で、それが… "口でする" シーンで、もう絶対忘れない。 "口でする" シーンで、男の人が "口で" させとって、女性がオエッてなって、ソーセージかなんか手に取って、喉の奥に突っ込んで、それが多分初めてのAVで、なんていうかもう衝撃ですよね、もう小学生やから。うあぁ…!?みたいな。それで、それが始まりで、そっからのスタートですよね、多分そのイメージが大きかったと思う。

りな:その時、特にネガティブな印象は受けなかった。

jp_mama:なかった。こんな小学生やからわかってないから、みんなそうするんかな…みたいな、でも違うじゃないですか。そうじゃないじゃないですか。オエッてさせて突っ込んで、多分何て言うんだろうな、自分もされたかったのかな

でも早かったですよね、なんていうん、エロの影響は。小学校高学年でもう…中学年ぐらいかな。小学校4~5年生ぐらいからもうオナニー始めて、エロ本とか、中学校ぐらいのときに友達と一緒にAV見て。ちょっとソフトSMみたいなのって結構あるじゃないですか。普通の、でもそれも好きで、でも、もっともっともっと…みたいな。インターネットが普及し始めて、もっとなんかいろいろサーチできるじゃないですか。それで、自分の好みなのをサーチしていったら、やっぱり過激なSMが好きみたいな。縛られて、鞭で叩かれて、電マで無理やりいかされて…みたいな、そういうの好きですよね。

りな:さっき、何かちょっと病んでるのかもって言われたじゃないですか。それは、なぜですか。

jp_mama:だって…ビンタされて興奮するってどういうこと、って思いません?(笑)
客観的に見て。だってそれもう…DVじゃないですか。

りな:うん、だってホントに痛いんですもんね。

jp_mama:痛いですよ。うん、SMを初めてやった時に、その相手がすごいおもちゃ持ってて。あの小さいスーツケースあるじゃないですか、あれでやってきて、そん中におもちゃいっぱい入ってて、鞭とか、何て言うの乗馬するときに、馬を叩くやつ。鞭もいろんなのがあって…ぴろぴろってレザーがぴろろろってなってるの、分かりますか。

りな:分からない…(笑)

jp_mama:なんて言うんだろう、あれ、パドルって言ってレーザーでできた叩くやつとか、いろんなおもちゃを持ってて、その人が " 乳首" の吸引とかするのとか、それが初めてやったから、いろんなことされるわけですよね。彼に「これが初めてやからよろしく」って言っとったから、どんなのが好きか、いろいろ試してみようって。

そのときに、めっちゃ痛いんですけど、なんかすんごい脳が興奮してて、めっちゃ濡れるんですよね、痛いんだけど、それってちょっと異常じゃないですか。だから…私病んでるのかな、って彼が帰ったとき、よく思うんですよ。
そのときはもう興奮してるからいいんですけど、帰った後に、こう傷の跡があったりとか
鞭の跡とか、お尻真っ赤っかとかやのに、これで興奮してるって、ちょっと精神的におかしいんちゃうかなって思うんですよね。でも、答えが見つからない。そういうのもう生理的なこう…、反応じゃないですか、濡れるって。私はなんで痛さを快感と感じるのか、っていうのをすごい考える。首絞められて苦しいのに、それが ”いく” ときの助けになるんですよね、いきやすくなる。それってどういうこと…?みたいな。(笑)

やっぱり他人に何かコントロールされるっていうのが別格なんだと思うんですよね。すごい卑猥なことを言われながらも鞭たたかれて、叩かれた後にその跡を優しく撫でられたら、すごい愛情を感じるんですよね。だからもうDVですよね。DVの人って殴った後にすごい優しい、って言うじゃないですか、そんな感じで鞭で叩かれて痛いことした後で、なでられたりとか、「いい子」とか言われたら、すごい愛情感じて。飴と鞭ってそういうことだよね、みたいな。なんか、病んでるんでしょうね、やっぱり。
だってDVされてる人、別れればいいのに、ずっとそのままその人と、いるじゃないですか、そういう何か曲がったことだよな、すごいなんかやばい "交わり" した後にベッドで抱かれてリラックスしてるときって、すごい幸福感じるんですよね。それが1回、そうすごいやばい痛い "交わり" して「もう行かないかんから帰るわ」ってやられたときに、すごいなんていうか心の中が空っぽな感じしたんですよねなんかやっぱり、やった後に抱かれてキスして話する…それがすごい重要。だから話の段階で、そういうのアフターケアっていうんですけど、「アフターケアは絶対に必要やから、よろしく」って言うようにしてるんですよね。

りな:アフターケアを重視するのって、jp_mamaさんが女性だから?M寄りだから?関係ないですか。

jp_mama:いや、関係ないと思う。アフターケアはしたい、したいっていう人、男の人も多い。「それは絶対に僕はする」って、あと「それが好き」っていう人も多いです。

りな:最中は痛いからこそ、その後のギャップがいい…?

jp_mama:そこで愛情を感じる、みたいな。寸止めされて焦らされて、いってギュッと抱きしめられると、いったあとにぎゅっと抱きしめられるのがすごい好きなんですよね。そういうのとかも、お互い話し合っておく。言っとったらやってくれるから。曲がってますよね…(笑)それはもう、みんなに理解してもらえるとは思ってない…。

りな:なんか異常だな、と思うんですね。

jp_mama:それは、もうわかってやってる。そういうことも話し合うんだけど、やっぱり、なんでこれが好きなんやろう…みたいな。「僕もなんでこんな、女の人を痛い目に合わせて興奮してるのか、わからない」って言う。やっぱり教育されてくるじゃないすか。女の子に優しくねとか、そんな暴力あかんよとか、教育されて育ってるのに、そう痛いことをして、させて興奮してるっていうのが僕にはわからん、って、みんな言うんですよね。

りな:一時的にハマっているというよりは、もうずっと続けそうな感じですかね、

jp_mama:ずっと。だって、それじゃないと、性的に興奮あんまりしないんですよね
1回会った人で普通の "交わり" をしてきたやつがいるんですよね。

りな:SMの、そういうアプリだったのに…?

jp_mama:そういうアプリだったのに。まずは普通の "交わり" をしてから信頼を得てからSMに移行しよう、と思ったんかもしれないですけど、全然興奮しないですよね。あーもうなんか、残念やった…みたいな。いったけど、あんまり満足してないっていうか、こうSM終わった後にすごい晴れ晴れした幸福を感じる、何か「あー、やったー」みたいな満足感じるんですけど、普通の "交わり" の後はもう何か「ことを済ました」みたいな、あーつまんなかったなーって思ってしまうんですよね、もう。
だからもう今、普通の "交わり" は面白くない。エンターテイメントなんですよね、結局。ボーリングしたりとかカラオケ行ったりとか、人によっていろいろストレスの解消方法があるじゃないですか。バッティングセンター行ったらスッキリするとか、お酒飲んだら楽しくてスッキリするとか、そういう感じ、SMの "交わり" をしたら、幸福を感じてスッキリする、そういう感覚です。

りな:ただ、なかなか人には言いにくい。

jp_mama:そう…言えないんですよ。で…よくジムに行くんですけど、何かナンパすごいされるんですよね。なんかこう、ナンパって、結局「やりたい」じゃないですか。結局、でもこいつはかっこいいし、すごいかわいいけど、どうせ普通の "交わり" するんやろ…みたいな。もう結婚してるし、彼氏もおるし、セフレもおるから無理やわ、って言うんですよね。結局それは、それぐらい言っといたらもう何回もしつこく言ってこないじゃないですか。アメリカってそういうのあるんですよ、すごく。すごいナンパするっていうか、「結婚してても関係ない」みたいな。それぐらい言っといたら、もう迫ってこないかな。でも、そういう風に普通に道端で、公共の場で出会った男性と、何々をするっていうことはもうない。だって、つまんないんでしょ、って思う。

りな:SM率は、やっぱり低いですか。

jp_mama:低いと思う、だって「首絞められますか」みたいな、多分勇気がない人がほとんどだと思うんですよね。なんか悪いなって思うからとか、あんまりきつくはできん、怖い、とか。後は…なんていうん、自分の性癖に無理に合わせたくないっていうのもあるし。

あと最近ハマってるのが、こう普通に道歩いてて、こいつはSMやったらどっちか、Sっぽく見えて、すごいマッチョで背が高くてタトゥーだらけで、でもベッド入ってみたらすごいMだった…みたいな人いるんですよね。どっちかな、っていうのを想像しながら過ごすのが好き。サングラスしてるから、じっと見ててもバレないので。子供連れのお父さんとか、こいつはどっちかな…?っていうのを、考えながら過ごすのが好き。

りな:今まで、SMで最悪だった "交わり" みたいなの、ありますか。

jp_mama:1番はやっぱり、普通の "交わり" ですよね。

りな:もうそれ以外は、先にある程度すり合わせてるから、ないですか。

jp_mama:でも1回はね、すごいもう痛すぎて、ちょっともうちょっとトラウマになった時があって、調理道具みたいな、突っ込まれてあそこに、すごいラフにされて「痛い」って言ってもやめなくて、それはもうちょっとトラウマになった。そういうの話してなかったやん」みたいな。それは学んだっていうか、これちゃんと気をつけなあかんなと思って、首絞めるのもタップしてるのにすぐに離さなかったから、彼。すぐに離してほしいんですよ。でもちょっと、ちょっと時間おいてからやったから、こいつとは合わんな…って思って、ただただ人を傷つけたいだけの自己中な人、それは気をつけなあかんなと思った。自分の快感のためだけに相手のことを考えずに傷つけるだけを楽しんで帰る、みたいな、そういう人もいるから気をつけた方がいいよって、Mの子に言いたい。そういうのが好きな子もいるかもしれないけど、私はちょっと嫌かな、って言いました。帰ってからその人にメッセージしたんですよね。「こうこうこうで、やめた方がいいよ」って、「ごめんごめん、もうせんから、またやろうよ」って。「いやいやもう無理。でもこれから次の子とやるときはこういうのは気をつけた方がいいよ」って。それぐらいかな、危ない目に遭ったっていうか、嫌なのは。

あとね、やばかったのは…家でしてたんですよね。で、旦那が「今から帰る」って、メッセージくれたから、メールくれたからラッキーだったものの、昼間に帰ってくることっていうのは本当にないんですよね、だから家でやってたのに。今から帰るから、って「やばい!」って、それが1番、結局やばかった。それ以来、彼の家に行くように、家に行かせてもらえる人を選んだ。あれは、ヤバかったからね。

 "交わり" 、いつもやる前に寝室の写真を送ってもらうんですよね。片付いてない部屋とかベッドカバーの柄が気に入らんとか、そういうのはすごい気になるんですよ私。仕事柄、ビジュアル系、アートの仕事してるんで、ビジュアルがすごい嫌やと、なんか気になって集中できないんですよね。散らかってる部屋とか、だから寝室の部屋送ってもらって、「あーうん、これいける」みたいな、いつも聞かれるんだけど「何で寝室の部屋?」って、「いや片付いてるかなと思って」って。なんか嫌じゃないですか。何か靴とか服とか散らかった部屋で、そのシーツの上でやるの、嫌だ。

りな:SMのSの方も最近、目覚めて?

jp_mama:そう、すごいその人ね、 "ボール" つぶされるのが好きなんですよね。つぶされたりとか、蹴られたりとかするのが好きで、足フェチだから足の指、私は舐めたりとかその足で "ボール" つぶしたりとかしたら、すんごいセクシーにもがくんですよね。めっちゃセクシーなんですよその人、もがくとき。それがすんごい感覚で。 "ボール" つぶすのなんか絶対駄目じゃないですか。すごいものすごい楽しくて仕方ないですよ。また今週の日曜日にやるんですけど、私にストラップをつけて " お尻の穴" を突くっていうのは。今、男の人を突く練習してて、やる行為あるじゃないですか、動き、やったことないから、これはやばいなと思って、最近練習してるんですよ。

りな:どうやって練習…するんですか。

jp_mama:枕を置いてそれをお尻に見立てて、こう、なんて言ったらいいんやろ、動かす練習、ちょっとストレッチきかせとかんと腰にくるなと思って。だから長い間リズムよくやるにはやっぱり練習が必要だなと思って、やり始めて、日曜楽しみなんですよ。

りな:新しい世界ですね。

jp_mama:そうなんですよ、突きながら、すごいもうマルチタスク。「突きながら "ボール" をつぶしながら、 " ポール" で遊んで、いかせてほしい」って言うんですよね、彼が。だから腰を動かすことぐらい、あんまり集中しなくてもできるように練習しとかなあかんな、と思って練習してるんですよ。

りな:なかなか、大変そうですね。

jp_mama:はい、Sも大変なんですよね。

りな:SMって始める時とかも、Sの人が主導で…って感じですか。

jp_mama:そうですね、うん。彼がやって欲しいっていうのは、まず家に行ったら私にSをやって欲しくって、1回いって休憩してから彼がSになりたいっていう、だから交代制みたいに、やる感じみたいですよ。そう、前会ったときもそんな感じ。 "ボール" つぶしていかせて、それから私がMをやって。面白いですよね。

りな:あまり抵抗はなかったですか、Sになることに。

jp_mama:全っ然。そう、それで、びっくりしたのが、すごい楽しくて、どっちか言うたら私Sかもって思って。いつも話してる人に、「私Sかも、Sやってんけどすごい楽しかった」って言ったら、「いや、あなたはSやと思った」って言われたんですよね。なんでって言ったら、喋り方とか態度とかでSだと思った、すごいSっぽいって言うんですよね。女王様すごい似合ってる、って言うから、そうなん!?…とか思って。

どっちもやっぱり楽しいな…と思ってしまって、もうこれからはどっちも行ける人を探そうかなと思う、ダブルなんですよね。楽しみが2倍に増える。楽しみが今いっぱい。なんか。

りな:モードに入り込むっていうか…、多少やっぱり演技力みたいなのも大事ですかね。

jp_mama:大事!女王様になるの。何て言うかな、「私が支配してんねんから、お前やれよ」っていうふうに、あと言葉遣いを変えるから、やっぱり演技は重要だなと思う。

りな:だけど、ベースには愛があるっていうのがSMなんですかね。

jp_mama:これが嫌ってことは知ってて、それを絶対しないとか、あの、表情とかをちゃんと見てて「あ、これはやりすぎやな」ってことをやめるとか、そういうのってやっぱり愛情じゃないですか。そう。この痛いは良いけどこれは嫌だ、っていうのが。

りな:その加減とかが人によって違うから、ちゃんと相手のことも見たり聞いたりして。

jp_mama:そう。だって、 "ボール" 潰されるのはいいけど、 " ポール" はあんまり強くせんとってほしいとか、いってる瞬間は先っぽあまり触らんとってほしい、とか。

りな:なんか忘れそうになってメモしたりするんですか。

jp_mama:いやもう、それはもうほんまに、ほんまにエクセル作らなあかんな、とたまに思うんですけど、人が増えてきたらやっぱりね、いろいろ人によってあるから、整理しとかなあかんなって思う。

りな:なるほど…。何か言い残したことありますか。

jp_mama:何もあんまり考えずに来たから…、特にないです(笑)

(※直接的な言葉には、りなフィルターをかけました。 
”交わり”など、ダブルクオーテーション(”)で囲んだ言葉がそうです。)

#無名人淫タビュー #インタビュー #海外 #アメリカ #SM

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「私もSかもしれません」(りなのあとがき)

ここからは、りなのあとがきです。

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