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無名人インタビュー:書くことで気持ちを整理するレゲエインタビューライターの人

無名人インタビュー:書くことで気持ちを整理するレゲエインタビューライターの人

インターネットておもしろいなって思う。今回インタビューしたのはレゲエのwebマガジンなどで活躍されている兼業webライターさん。umiさん。活動数年でもう大門弥生&DABOのインタビューをしてるんだもの。
あと書くことが別にめちゃくちゃ楽しいものでもない、なんてところもおもしろかったかな。朝起きてご飯食べてすぐ書いてるんで、なんかふわふわした紹介なんですが、じっさいこのインタビューもふわふわしてるけど、やっぱり重要なところは重要というか、なんか、その人の中心にあるものをちょっと教えてもらえたインタビューになりましたわ。
どうぞ。お楽しみいただければ幸い。

今回ご参加いただいたのは umi さんです!
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1、BUZZLE MAGAZINE

qbc:ご参加ありがとうございます。どんなところに興味を持っていただいたのでしょうか。

umi:もう「無名人インタビュー」って名前が面白いなっていうのと、私もインタビューを去年からやりはじめたんですけど、ちょっと壁にぶち当たって。
インタビューの仕方と言いますか、される側の気持ち、どんなんだろうなと思って。

qbc:おもしろいと思ってもらえて光栄です! インタビューの壁ってどんなですか?

umi:インタビュアーとして聞いて1聞いても0.5しか返ってこない人とかけっこういて。1聞いたら100答えてくれればありがたいんですけど。
質問の仕方が悪いのかなとか。考えてうーんってなるのがあったので、受けてみたいなと。

qbc:あー、なるほど。私で回答になるかわからないですが。
インタビューする方はレゲエアーティストさんが多いんですか?

umi:そうですね。

qbc:表現者として表に出る方は、自分のイメージも含めて表現だから、難しいですよね。

umi:だからチェックもシビアで。

qbc:なるほどねえ。まずは、今何をやられている方かっていうところからはじめましょうか。

umi:今はIT企業でOLです。それで、上京したのが一昨年の8月なんで、もう一年半ぐらいか。転職でIT企業に来て。ずっと文を読むのも書くのも好きで、音楽が大好きだったので、プライベートでライターを始めてっていう感じなんですけど。書くのが楽しくて。それがあるから本職がんばれるっていうか。
逆に、ないと本職ががんばれなくなっちゃいますね。忙しいほうが良いっていうんですかね。

qbc:お互いに刺激しあいますよね。

umi:そうなんですよ。前職がけっこう大手で給料が良くて、そこから比べれば、全然経済的には潤ってはないんですけど、心は充実してるなって感じますね。

qbc:なるほどー。

umi:それで今やってるのがBUZZLE MAGAZINEっていうレゲエのWEBマガジンで、レゲエを広めたいっていう思いで、入れてもらったんですけど。とりあえずそのWEBメディアをデカくしたいな思って動いてる感じではありますね。

大門弥生 & DABO インタビュー!

qbc:BUZZLE MAGAZINE自体は最近参加したんですか?

umi:そうですね、去年の11月とかなんで。

qbc:これは企業が運営してるんですか?

umi:個人で運営してますね。
レゲエを広める企画をしたいなと思ったときに、ひとりじゃちょっときついなって思って、で一緒にやっていきたいなって思ったWEBメディアがBUZZLE MAGAZINEでした。

qbc:WEBメディアで音楽系は他にもあったかと思うんですが、決め手は何だったんでしょう?

umi:がんばってるなっていう感じがしたんです。ちょっと上からの目線になっちゃうんですけど(笑)。
私がすごい熱量で行っても受け止めてくれそうだったから。

qbc:すごい熱量。なるほど。

qbc:レゲエ自体はいつごろから聞きはじめたんですか?

umi:レゲエは、中学からずっと聞いてます。
導楽っていう日本のアーティストからなんですけど。

qbc:わかんない!

umi:ガラケーの着信音を、なんかカッコいいのにしたいなって、とりあえず「レゲエ」で調べて、その方の着信音にしたっていうのがきっかけですよ、最初は。

qbc:10年前ぐらい?

umi:そうですね。ちょっと悪いものに憧れるみたいな時期があるんですよ。それで悪いところがあるっていうか、歌詞にエロさが入ってくる、そういうところに憧れて。
そこからずっと好きで、なんか、まだ自分は厨二病っぽいのかな、て思っちゃいますね。

qbc:厨二病かー。

umi:私は家族や親戚の間でも、お前はどこのうちの子だ、みたいなことを言われてるんですよ。そういう扱いを受けるので。

qbc:レゲエ聞きすぎで日本文化圏じゃなくなった、みたいな?

umi:田舎のふつうの家庭なんで心配はされますね。なんかちょっと自分はズレてんのかなと思ったり。
だから、他人もズレてる人に興味が沸いちゃうっていうか、ふつうじゃない、自分をしっかり持ってる人に魅力を感じるほうなので。別に変って言われるのは、もう褒められているようにしか聞こえないんです。
だから、こういう無名人インタビューとかは、良いなって思ってますよね。聞いたことなかったから。

qbc:ありがとうございます!
中高と、どんどんレゲエにハマっていったんですか?

umi:そうですね。そのころは夜のイベントとかは行けなかったから、昼間のやつに行って。ちょうどアルバイト先にいた同い年の子もレゲエが好きで。その子にクラブに連れてってもらったのが初めてだったんですけど。

qbc:何歳ぐらいのとき?

umi:高校生のときですね。

qbc:それは、やっぱり楽しかった?

umi:楽しかった。うーん、緊張したんですよ。みんな怖っ、て思って。
でもすごいカッコ良い人がいっぱいいるし、女の子はかわいいし、みたいなのをすごい覚えてる。

qbc:そこから、なにか変わりました?

umi:レゲエの人ってクラブとかイベント会場を現場って言うんですけど。現場に行くと違います。
違うっていうか、曲だけじゃ真実は全部書かないじゃないですか。だから曲で好きな女の子に対して大好きだよって歌ってる人も、現場に行けば女遊びバンバンしてるとか。

qbc:バンバンしてるの?!

umi:まあ、そこはある意味レゲエですよね(笑)
でも、大音量の中で体を動かしながら聞くていうのは、全然気持ち良さも違うし、感じることも違いますね。

qbc:なるほど。

umi:高校卒業して、大学に行ったんですけど、ただのパリピみたいな。金髪とピンクの髪の毛みたいな方向に一回なって。

qbc:大学は東京?

umi 栃木だったんですよ。でも案外東京へのアクセスが良いところで。東京にすごい行ってたし。クラブもガンガン行くようになって、レゲエじゃないところにも行ったし。オールジャンル行くっていう感じですかね。そこで彼氏ができて、その彼氏がラッパーだったんですけど。そこから、日本語ラップとかヒップホップも聴くようになって。

qbc:専業ラッパー?

umi:学生で、ラッパーもやってるみたいな。
だから、レゲエから離れてはいないんですけど、割合がヒップホップのほうが多くなっていった時期もあったんですよ。

qbc:へえー。

umi:今は付き合ってないですけど、そのときから音楽の幅が広がっていったっていうのもあるし、ちゃんとお付き合いしてたんでパリピって感じでもなくなって。
音楽がすごい好きになったというか、聴き方が変わったっていうんですかね。

qbc:あーなるほど。それは、何が違ったんでしょうか?
「悪いところかっこいい」から入って、クラブ行けるようになって「楽しい」になって、またそこから何が変わったんでしょうか?

umi:それまでの私にとっての音楽って、盛りあがるためのアイテムみたいな役割が多かったんですよ。雰囲気を盛りあげるため。音楽ってそういうものだって。
でも、自分の内側のために聞いてるっていうか。迷ったときとかも、曲の中にすべて答えがあるなって思うんですよ、今の私は。

qbc:へえー。すごい違い。

umi:迷ったときに、前に好きだった曲とかを聴くと、ここのリリックで答え言ってるじゃん、みたいな。

2、書くことについて

qbc:文章を書きはじめたのはいつからですか?

umi:上京してからですね。まだ本格的ではないと思うんですけど。

qbc:ていうことは、2019年の8月っていうことでしょ? それでwebでエッセイ掲載ってすごいですね。

鏡よ鏡!

umi:しかも、根拠のない自信っていうか。これだって思うと周りが見えなくなっちゃって、突っこんでいくタイプなんです。

qbc:ふーん。

umi:記事も、一番最初は大好きなアーティストさんがプロフィールの文を募集してて。それを上京したタイミングで寝る前にTwitterで見て、すぐ朝5時くらいまでかけて書いたんですよ。
そうしたら、それが採用されて。今度、グッズでも送りますよって言ってくれたのがきっかけで、私でもけっこう行けるかもしれないなあって。そこからもう、営業とかかけまくって載せてくださいとか。そういうのをやってた感じですね。

qbc:文を書くのが好きになったのはなぜですか?

umi:私、4年くらい前は、落ちこんだらずーっと落ちこんでるっていうか、病んじゃうタイプで。寂しがり屋なんですよ。他人に勝手に期待して、勝手に落ちこんで、寂しい、私は一人だみたいな。
それでなんか、自分で書き出した文に答えを求めたりして、っていうのがきっかけとしてはけっこう大きかったのかもしれない。でも今、自分で変われたなって思うんです。

qbc:変われた?
                              
umi:自分のことを発するようになったというか。病んでる部分を言葉にして、辛い辛いって嘆いているだけじゃなくて、溜めてバンって出す。辛いことっていうのは、そのためのネタだと思うようになったら、すごい楽になるっていうか。

qbc:なるほどね。

umi:ちょっとスピリチュアル系を信じちゃうタイプなんですけど、言霊っていうのを信じるようにしていて。愚痴とかも一切言わないようにっていう期間を作ったりしたんですよね。落ちこんでる自分が辛すぎて。

qbc:そうですね。話してくれてありがとうございます。私もずっと小説書いてきているので、書くこと自体の感覚はわかりますね。直接声にできないこと、伝えられないで溜まってきちゃうこと表現すると、そういうことを書くと落ち着くっていうのはありますよね。
umiさんは、たぶん自分に合った表現の形を見つけたってことなんだろうかね。

umi:ある意味、出口じゃないけど、書くことは自分を整理する場所になってるんで。

qbc:鏡ですよね、本当に。鏡見ないと、自分が誰だかわかんないじゃないですか。

umi:あーそうですね。

qbc:文章は自分の気持ちの部分を映してるので。あ、自分はこういう考え方だったんだっていうのを、書いてみて初めて気づくんですよ。自分の考えがわからないから不安になる。
で、書いたものを見て、それでまた考えるっていう繰り返しをするんですよね。

umi:なるほど。

qbc:頭の中で考えて書いたものを吐きだして、思ってもみなかった地点に到達していったりとか。つまり、それが自分という個性を作るって過程です。

umi:わかりますね。わかります、の一言で終わらせるちゃうのもなんですけど。

qbc:でも、今けっこう楽しいっていうか、umiさん自身は、落ち着いてて良い状態なんじゃないですか?

umi:すごく良い状態です。もう最近はずっと、ハッピーですね。(笑)

qbc:それは、書くことを覚えたから?

umi:そうですね、その暗かった時期に、辛すぎるから自分で解決しないといけないわと思って。紙のノートに書いてたんですよ。
寂しいことがあったらなんで寂しいのか、こないだ友達に遊びをドタキャンされたからだ、じゃあ、なんでそれを寂しく思っちゃうのかを掘りさげていって、自分に自信がないからって結果とかにたどり着くんですけど。
そういうのをやってた。やっぱり文に書くって大切なんですよね。その場所を作るっていうか。

qbc:書く人と話す人がいて、話す人は話してないとダメなんですよね。話す人は、書いて整理してくださいって言ってもダメだし。
レゲエアーティストは、気持ちの表現の方法にレゲエを選んだ人たちで、だからレゲエやってんじゃんってなるんですよね。

umi:なりますよね。表現方法はいろいろある。

qbc:インタビューとエッセイは、どっちが楽しいですか?

umi:私、音楽やってる人の力になりたいっていうか、携わりたいし、その界隈にいたいんですよ。音楽をもっと知りたいし、詳しくなりたい、音楽をやってる人が何を考えてるかっていうのを知るのも好きなので。まだまだ修行中だなって感じだけど。
書いてて楽しいかって言われたら、そうではないんですよね。

qbc:両方とも? エッセイも?

umi:エッセイは、楽しいっていうか、自分の感情も込みじゃないですか。

qbc:書いてること自体が楽しいっていうわけでもない?

umi:そうですね。けっこう辛いって感じたときに書きたいと思うことが多いんで。
楽しいって思ってるときって、文字、出てこないんですよ。変な、辛い状況に陥ったときのほうが、自分の言葉がスラスラ出てくる。
だから、楽しいときはあんまり書けないかもしれないですね。難しいです。

qbc:インタビューも辛いの?

umi:インタビューは違います。もうなんか、作業的な何かがあるというか、自分の知識っていうか勉強してる感覚ですよね。

qbc:レゲエの世界観ってちょっと独特な感じするし、もっと深く知りたいって思うなあ。

umi:触れる機会がすくないと思うんですよね、レゲエって。なので、そこをもうちょっとひろめていかないとなって思います。

qbc:その、広めて行きたいなっていうのはどういう気持ちですか? 自分が楽しむだけでも良いわけじゃないですか。レゲエを広めたいってその衝動は、なんなんですかね?

umi:何だろうなあ。あんまり言うのもあれかもしんないんですけど、ヒップホップのほうによく行ってた学生の時期って、レゲエをダサいって思ってたんですよ。

qbc:へえー。

umi:レゲエって、カルチャー的にも年齢層が上なんですよね。

qbc:あー確かに。

umi:だけど、ヒップホップはフレックスって言って、自分を良く見せる、お金を持ってるふうに見せるとか、俺はこんだけ女も金も持ってるぜ、みたいなところがあるんですよ。カルチャーじゃないけど、しっかりあるんですよ。
だけど、レゲエはありのままなんですよ。そこが良いんですけど、そういう感じなんで、きれいに着飾ってるとかいうのは、ヒップホップの人たちのほうが多いかなって。

qbc:いやーすごいおもしろいですね、そういう違い。私はやっぱりそのへんよくわかってないですよ。

umi:あんまり言っちゃいけないかなって思うんですけど(笑)

qbc:でも、見た目でそう思っちゃったわけだよね。

umi:そうですね。そういうところを見て思っちゃった過去があるんですけど、でもやっぱりレゲエが好きだなっていうのを思います。
広めたいっていうのも、自分がダサいって思ってたってことは、他にもダサいって思ってる人も絶対にいると思うんですよね。

qbc:そうですね。

umi:あと、レゲエはすごく歴史を大事にするので。年功序列じゃないけど、培ってきた経験がモノになる、みたいなとこがあるので。だから歴史が知られていない日本では、幅広く広まっていくのが難しいのかなとも思います。

qbc:へえー。

umi:もっと、レゲエ、本当は良いのにっていう。もうあれですね、自分でももっと知りたいし。なんか、まとまらなくてすいません。

qbc:おもしろいですね。人間観察は好きですか?

umi:人間が好きなんですよね。嫌いで好き、みたいな。

qbc:私も一緒ですね。

umi:先日、友達4人と飲んでたんですよ。みんな音楽が好きな人なんですけど。そこで飲んでたときに、思い出に曲がつくのか、曲に思い出がついてるのかっていう話で盛りあがって。

qbc:どっち派だったの? umiさんは。

umi:思い出に曲がついてるなって。私、人に曲がついてるんですよ。たとえば彼氏と別れたときに聴いてたとか、あの友達にお勧めされて聴いたとか。あの子っていったらこの曲、みたいな。だから人間が好きなんですよね、結局。

qbc:なるほどね。人間中心にね。

umi:たぶん一番人生で悩む回数が多いのも人間関係だし。

qbc:なんかさ、みんなあんまり他人に興味ないんだなっていう気がするよ。そんなことない? 私、すごい他人に興味があるんです。だから無名人インタビューやってるんだけど。

umi:あー。私は、すごく極端になっちゃうので、興味ないと本当に覚えられないんですよね。

qbc:嫌いなことに、記憶のメモリを使わないタイプですね。

umi:だから、嫌いな人も私、いないなって思ったんです。消去してるんですよね、記憶から。覚えていないだけってこともありますけど。好きな人だとすごい好きになるんで、距離の詰め方もおかしいって言われます。

3、負けず嫌い

qbc:今後、未来に対して、どうしていきたいですか? ライターをこのまま続けたい? とか。

umi:私の目標や夢がライターなわけではないんですよ。それで食べていきたいとかいうのもなくて。今はやりたいことをやってるっていう感じなんです。
それがライターっていう感じだから。

qbc:なるほど。

umi:長期的なスパンだと、私、何も考えてないですね(笑)。
まあ、結婚して幸せになりたいって言う女の子ってふつうにいると思うんですけど、それも幸せだと思いますけどね。幸せになりたいって、今幸せじゃないの?って思っちゃうんですよね。
なので、今を全力で生きたいなっていう。

qbc:どんな人って言われますか?

umi:なんか、プライド高くて負けず嫌い、は言われますね。ふつうにバカとかも言われる。おちゃらけ系っていうか、人前では基本ふざけてるタイプなんで。

qbc:なんで自分が負けず嫌いとか、考えたことがありますか?

umi:たとえばですけど、彼氏が私よりも良い音楽を先に知ってたとかでも、本当に悔しくなるんですよ。

qbc:本当? 相当の負けず嫌いだね。

umi:行きたかったイベントに行って良かったとかも、イライラするから言わないでほしいし。
負けず嫌いがすごい。でもそれがなきゃ、私、パワー出ないんですよね。ある意味、勝ち負けじゃないじゃん、みたいに割りきったら終わりなんですけど。

qbc:インタビュー中はそんな片鱗、ぜんぜん出てなかったですね。

umi:たぶん、キャラの使い分けがあるっていうか。みんなあるんですかね?

qbc:もちろんあると思いますけど。今はどういうテンション?

umi:今は、朝のテンション(笑)。ちょっとまとまらないんですけど。

qbc:飲み明けのテンションみたいな? 土曜日の朝みたいなね。

umi:大学時代にキャバクラでバイトしてたんですけど。そこの初対面の人としゃべる感じ。

qbc:えーキャバクラみたい? 私が客みたいな感じだったってこと?

umi:精神的には。でもこんな深い話、ぜんぜんキャバクラでしないですけど。

qbc:まあ、逆に。このインタビューってバーテンダーみたいな仕事にも近いのかな、とか思ったりしますね。ひたすら話を聞く仕事。
えんえんと自分の話したいことだけ話していく人もいらっしゃるんで。

umi:なるほど。でも話すっていうのも、良いですよね。文と似たようなとこもあって、整理されますよね。

qbc:ただ、聞き方が悪いと、鏡の役割ができなかったりもするので。
もっとね、未来に対してぐわーってこうしたいみたいな、そういうのが出てくるかなと思ったんだけど、そういうのはない?

umi:あー。行き当たりばったりっていうか。私、全部直感なんですよね。だから、失敗も成功も大きく出てると思うんですけど。転職も結局、1ヶ月半くらいで全部決めて引っ越したんですよ。ただ、引っ越しの時期的に合わなくて、1週間くらい家なかったりとか。
でも、今だ、みたいなのがあるんで。行動力はあるのかもしれないですね。

qbc:無名人インタビューはね、申し込み形式だから、勢いのある人が多いって偏りがあるんですよ。衝動的、直感的な人が多い。

umi:まあそうですよね。私は、今回、まとまんなすぎて、朝のテンションです(笑)。

qbc:いやあ、けっこう話の筋は見えましたよ。

umi:インタビューされる側の気持ちも、ちょっとわかりました。

qbc:オッケー。じゃあ最後に、言い残してしまったことがあれば。

umi:言い残したこと。ううーん? なくてもいいですか?(笑)

qbc:いいですよ。いい、いい。

umi:なんか、楽しかったです。

qbc:今日はありがとうございました。

umi:はい、ありがとうございました。

あとがき

インタビュー中にキャバクラで働いていた時を思いだした、という衝撃発言。
そればかりが頭の中に残っていたインタビューだったのですが、実際に編集してみたらばさ、けっこう他にもいろいろ話しをしてたなって。
特に、書くことが自分の鏡になるっていう、鏡になって自分自身が見えて、それで不安が薄まるというところ。自省、内省内観、振り返り。これはとても重要なことなのですよね。ブリーフィングって事前説明はするくせに、行動が終わったあとのデブリーフィングはやらないという。
アドレナリンは出てしまうと、それを燃えつくさないとくすぶったまま残るんですよ。それと同じで、今ある自分の気持ちというのは書きだしておいたほうがいい。

編集協力:有島緋ナさん 5周年さん

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