【詩】 秋旅
君を想って 僕は何ができるだろう
『何でもできる』なんて言ったら それこそ
子供の強がりのようにも聞こえるけれど
君を想って 僕はどう生きていこう
些細なことに笑ってくれる君の笑顔は
冬の寒さを和らげる 日差しのようだ
この暖かな時間を この幸せな瞬間を
ずっと続けてゆけるように
僕はそのために どんなことでもしてみよう
愛しているよ どんな時だって
君がこの空の下で 同じように息をしてる
吐息がそろそろ白くなるだろう その時は
僕が君を暖める 日差しになろう
愛しているよ どんな日々も越えて
君と歩いてゆく旅路に終わりなどはないさ
果てが見えないのは不安かい? それならば
僕はこう言おう 『果てまで一緒だ』
終わりなき旅が 終わることのないように
僕は繋いだこの手を…大切に繋いでゆこう