中学生のバイト事情。
パパ活ツイートに直接返信で警告 効果抜群、全国警察に広がる
https://mainichi.jp/articles/20191105/k00/00m/040/349000c.amp#click=https://t.co/BkSF75s1hQ
世の大人たちの懐が寂しい昨今、その子供達も当然不況のあおりを受けている。
お小遣いが足りないらしく、「パパ活」や「ママ活」に手を出してしまう。
…そんなにお小遣いが足りないのだろうか?
どの学年でも、「子どものお小遣いの使い方に満足している」という保護者が過半数を占めました。
(中略)
「無駄遣いせずに計画的に使っているから」という理由が目立ちました。「お金の大切さがわかるようになってきた気がする」という声も少なくありません。
https://benesse.jp/kyouiku/201112/20111208-1.html
ベネッセの調査では、大抵の子供達は毎月のお小遣いをしっかり貯金し、高額なものは相談するなど、子供達なりにお小遣いを親に心配を掛けぬようにやりくりしているようだ。
●お小遣い日の翌日に、もう、「お金がない」と言い出す始末。あきれるほど計画性がない。息子の将来に不安さえ感じます(中2の保護者)
●娘は、お小遣いを文字通りあっという間に使い果たしてしまいます。誕生日のプレゼント交換とかプリクラ遊びとか、友達づきあいにいろいろお金がかかるのだとか。わからなくもないですが、お金のありがたみを少しは理解してほしいと思います(中2の保護者)
(上記のベネッセサイトより引用)
ところが全体の1割とはいえ、お小遣いの使い方に満足していない親もいるようだ。
1つ目の意見の中学生は、親に使い道を報告していないようだ。これは自分も良くないことであると思う。というのも、あんかるむは「お小遣いは100%自分のお金と言えるものではない」と考えているから。
子供が子供として生活するための「必要経費」と言えばわかるだろうか?「必要経費」は事業を行うために使うものであり、それは会社にとって「利益だから」、「報告」してもらえれば「支給したり」するのである。
自分の思うに1つ目の中学生はここでの「報告」を怠っているとしか思えない。
では、先ほどの2つ目の意見の中学生の"誕生日のプレゼント交換とかプリクラ遊びとか、友達づきあいにいろいろお金がかかる"はどうだろう?「友達づきあい」にプレゼント=「贈答品」、プリクラ遊び=「お付き合い」…これは自分の思うに「交際費」であり、これは「報告すれば必要経費」で良いのでは?
…ところが、その「中学生の必要経費」に2つ目の意見の親御さんは「利益がない」と感じているようだ。このように、「交際費に利益がない」と思う経営者も世にはいるのだろうか…
話を戻して。
自分の思うに、「パパ/ママ活」をしてしまう中学生の親御さんはこの「中学生の必要経費」すら支給できていないのではないだろうか?
支給できていない原因はご家庭によって様々だろうが、どちらにせよそれは中学生によって解決出来ることでは無いのではないか?例えば給料が少ないから子供に渡すお金の余裕なんてない…とか…
そんなわけで、中学生の一部たちは親御さんからもらうお小遣いを増やすことより「自分で稼げるなら自分で稼ごう」と思うのではないか?実に立派な考えだ。中学生にしてもう自立の意思があるのだから。…ただその稼ぎ先が「売春」や「年齢を偽った仕事先」であってはならない。絶対に。
高校生だと自分のお金を稼ぐために「アルバイト」という選択肢があるが…残念ながら中学生にはできない。なぜなら法律で禁止されているから。
例外として「新聞配達等と子役」があるが、どちらも「学校や役所の許可が必要」。昨今のいじめを無視するような先生がそんな相談をしてもらえるほど信頼されているとは思えない。
「中学生 バイト」で検索をかけると関連キーワードはこうなる。
"ばれない" "ごまかす" "安全"
中学生にとって仕事をすることが「怒られる原因になる」と認識しているようだ。実際怒る親も多くいるだろう。相談していればこんな関連キーワードになるとは思えない。
親も頼れないようだ。
…さて、親も頼れない、学校の先生も信用ならない…となると正しい情報を得ることは中学生にとって難しくなってくる。「親や先生にバレて怒られること」「中学生が身分を偽ってバイトすること」「パパ/ママ活」…どれが最もマシ行為なのか教えてあげねばならない。だが後者二つを選んでしまう中学生は…きっと怒られることがなにより嫌なのだ。"ばれない"などという関連キーワードになるわけである。
この問題に対して自分は、「中学生でも稼いでいい方法」を「警察や政府」が学校等で展開して欲しいと考える。
「警察や政府」のお墨付きなら、中学生が親御さんにバレても言い分が出来る。何も違法なことはしていないと表明できる。
「パパ活・ママ活」を撲滅するには、売春をしてしまう生徒・学生のケアこそ最重要課題だと、あんかるむは思う。