非情報系からエンジニア就職へ。「できない」から「できる」瞬間に得られる達成感とは
2020年に新卒で入社した林です。
新卒生の課題が落ち着いてきたところで、note記事の更新にトライしています。
2020年度はこの会社では珍しく、私を含め4名もの新卒生が入社しました。
その中でも、最も情報系から遠い学科出身である私自身のエンジニアデビューについて、その過去と現在、リアルな新卒現場のお話などご紹介したいと思います。
非情報系・文系必見です!
絵・図工などモノ作りが好きだった
小さい頃から絵を描くことや工作が大好きだった私は、小学校の授業ではもちろん図工が一番好きでしたし、中学校でも授業そっちのけでノートの端に絵を描き続ける毎日でした。
(↑大学時代に書いた絵ハガキです)
高校・大学では一応理系に進んではいましたが、数学も化学も苦手だし(赤点ギリギリも結構あった)、むしろ英語が一番得意で、なぜこんな私が文系に進まなかったのか不思議に思うかもしれません。
ただ、大学の建築とか設計とかクリエイティブな学部はやはり理系の学部がほとんどだったので、理系に進んだわけです。
非情報系からIT業界へ
私は大学で環境科学系の学科に入り、人間工学系の研究をしました。
疲労を和らげるための環境設計とか、自然景観のデザインとか・・・
なので、エンジニアとはほぼ無縁で、知識も0でした。
ただ、大学のときにアートなプログラミングであるprocessingを使ってみる授業があって、そこでエラーを繰り返しながらも、思い通りの図形やパターンがディスプレイ上に現れた時はとても嬉しくて、それが「エンジニア」を目指す第一歩になりました。
就活では、エンジニアだけでなくWEBデザイン、家具メーカーなどクリエイティブ系に絞って就活してましたが、新しいことにチャレンジする自由な会社の雰囲気もマッチしていて、縁あってユニゾンシステムズに入社させていただきました。
いきなりハードな新人課題
4月に入社してからの2か月間は外部のjava研修を受け、エンジニア周りの知識を広く浅く習ったところで、6月からは会社に入って新人課題をこなす毎日が始まりました。
そんな新人課題の一発目は、なんとビデオチャットの実装。使う言語もjavascriptとphpで、はじめましての言語。しかも、AIを使った文字起こしや翻訳機能付きです。
別のIT系企業に入った友達の話を聞いても、「早くない?(笑)」って言われるし、正直当時の私も「やばい会社に入ったかも」なんて思いましたが、とりあえずやるしかない。先輩や上司のヒントを手掛かりに進めていくことになりました。
ひたすらネットで調べまくる毎日
サーバーの構築からjavascriptやhtmlのコーディング、AIの組み込みまで、とにかくネットで調べながら実装していきました。ネット上に転がっているいろんなコードを参考にしつつ、テストして、エラー起こして、原因調査して…の繰り返しです。英文での情報(海外版の知恵袋的なサイト)しかないことも普通にあります。なので、いかに検索ワードを組み合わせて調査するかが大変でした。
もともとネットでの調べ物は得意な方でしたが、それでも検索能力や目的の結果を得るまでの忍耐強さは昔より各段に上がったんじゃないかなと思います(笑)。
「できない」→「できる」へ。失敗を繰り返した先の達成感
調べても調べてもなかなかうまくいかないときはしんどいし、頭が煮え切って無になることもよくあります(笑)。ただ、こうやって何回も失敗した後に、ついに思った通りの動きが出た瞬間は本当に嬉しくて。次もやったるぞ!って思う原動力になります。
同じ部署のメンバーと協力し合いながら、おかげでビデオチャットも無事完成させることができました。
私の部署は、新しいサービスを探索・開発していくR&D部。最初からできることをやるんじゃなくて、できないことをできるようになる意欲がより必要です。
ただ、これは私の部署にかかわらず、すべての分野に言えることじゃないでしょうか。この課題を通して、仕事に対する大切な姿勢を培うことができたと思います。
基本は独学がITのスタイル。とにかく自分で調べて吸収していくこと
最初2か月のjava研修みたいに、エンジニアって誰かが言語や環境構築を1から丁寧に教えてくれるものだと最初は思っていました。しかし、エンジニアは基本的にはこうやってひたすら自分で調べながら進めていくのが基本スタイル。自発的にどんどん吸収&アウトプットしていく行動力が必要であると知りました。
IT系の技術は変化も早いので、知識も日々アップデートしていかなければなりません。私自身、知的欲求はある方なので、それらの情報を調査していくのは楽しいです。
自分の好きなことにも取り組めるようになった
前述の通り、私は絵が好きということでデザイン系に興味があり、大学時代には北欧デザインの勉強を目的に、スウェーデンにも留学していました。なので、2つ目の新人課題である「WEBデザインの考案と実装」はかなり意欲的に取り組むことができたし、「ああやっぱり自分はこういうのが好きなんだな」ということも分かりました。
この課題が終わった現在も、社内用ポータルサイトや自社製品のロゴ制作、UI改善などに取り組んでいます。
エンジニアとしてこの会社に入りましたが、こうやって自分が興味のあった分野の仕事にも取り組めるのはとても嬉しいことです。
自分が「やりたい」をトライさせてくれる会社
ユニゾンシステムズは、小規模な会社だからこそいろんなスキルを磨けるし、一人一人が「やりたい」ことにも積極的にチャレンジさせてもらえる素晴らしい環境があります。
そのためには、自分で動き、「できない」を「できる」に変える前向きな意欲が必要。それさえあれば、文系だろうが理系だろうが関係なくエンジニアになれると思います。気づけば自分の強みを生かしたオンリーワンのエンジニアになれるはず。
これからも頑張っていきますよ!
ユニゾンシステムズでは、一緒に働く仲間を募集しています。
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