大学授業一歩前(第56講)
はじめに
今回は予備校講師の武川晋也先生に記事を書いて頂きました。お忙しい中記事を作成して頂きありがとうございます。それでは第56講です!!
プロフィール
Q:ご自身のプロフィールを教えてください。
A:予備校講師をしております。
新卒後、不動産デベロッパーの企業に入社し5年弱勤務した後に現職を始めました。
2021年度は東進ハイスクール・衛星予備校、IRL、博耕房、水戸駿優予備学校、夕陽丘予備校に出講予定です。
オススメの過ごし方
Q:大学生にオススメの過ごし方を教えてください。
A:book smartかつstreet smartたれ。book smartは「頭でっかち」というネガティブな意味で用いられますが、頭でっかちになるぐらい色々な知識を詰め込んでください。それだけ学べる場です。そして、どうか自分の世界を行動により広げてください。street smartであることはあなたが社会に出る上で、その可能性を大きくしてくれます。若いうちは両方を追求してください。
必須の能力
Q:大学生に必須の能力を教えてください。
A:面白いものへのアンテナと行動力を磨くこと。自分が興味を持ちそうな「面白いもの」を見つけられる力は磨こうとしないと磨けません。そして、見つけるだけでは面白くないので、そこに立ち会える行動力も鍛えないといけません。時に失敗することもあるでしょうが、その失敗もアンテナを磨く上で役に立ちますから。
学ぶ意義
Q:先生にとっての学ぶ意義を教えてください。
A:新しい世界に出会うことであり、世界を変える切っ掛けになること。例えば「お箸」を知らない人間にとってはそれはただの棒きれかもしれない。 しかし、それを「食器」であると学ぶことでその用途がわかるわけです。そして、それを使うことで食事における可能性が広がる。そう、知ることで世界の見え方は変わります。
そもそも、世界は常に変わり続けているわけですから、我々が様々なことを学ばないと対応できなくなりますからね。
オススメの一冊
Q:オススメの一冊を教えてください。
A:『教養の書』戸田山和久 大学で学ぶこと、そもそも教養って何なの、必要なの?と言うことを面白く述べている一冊。このぐらいの時期に新大学1年生に読んで欲しいですね。
メッセージ
Q:大学生にメッセージをお願いします。
A:大学生活は人生の通過点。やりたいこと、学びたいことが見つかっていてもいなくても変に焦らず、自分が見たり感じたりしたことを大事にして生きてください。全て何らかの糧になりますから。
おわりに
今回は予備校講師の武川晋也先生に記事を書いて頂きました。お忙しい中記事を作成して頂きありがとうございます。大学受験などが人生においての分岐点であるように、大学もまた通過点です。自分の感覚を大事にしていきたいと思います。次回もお楽しみに!!