存在するいのちの交感。
夜の散歩中に、猛禽類が飛ぶのをみた。
子どもの猛禽類が鳴いて、それを親が見守っていた。
あの辺はオオタカが営巣してると聴いたけど、彼らの子どもたちの、巣立ちだったのだろうか?
子どもは、二羽、居た。
親鳥の飛ぶ時の後ろ姿は、少し、フクロウのようにも見えたけど、大きかったからやっぱり、タカ系の猛禽類なきがする。
みのまわりに生きる彼らのことを、わたしはもっと知りたいな。
こんなに近くにいて、わたしたちの暮らしのなかで、その姿を見せてくれるんだもの。
どのくらいの住処が必要で、シンボルとなる彼らの足元に、どんなにか豊かな世界が広がっているのかを、わたしは感じて、言葉にしたい。
空の世界も、土のなかの世界も、海も、陸も、宇宙も、地球も、すべてが繋がってこのようにあることを、わたしは生きたい。
時には彼らの世界を歌ってもいいし、なにも言葉のない、音や踊りで歌ってもいい。
巣立ち前の子どもたちの、すこし不安そうに親を確認しながら呼ぶ声は、誰もいない夜の空へ響いてた。
親鳥はわたしとまめが通りかかるのを見届けると、そっと、森に向かって飛んでいった。
残された子どもたちは、何度も何度も、夜空に鳴いた。
いのちって、力強くて美しいなぁと、そう思った。
令和元年 七月 日本
地球に暮らす、さやかより♪
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