日本におけるソーシャルビジネスの現状
1.市場規模
日本においては、ソーシャルビジネスについていくつかの調査が行われてきているが、「ソーシャルビジネス」「社会的企業」などの定義がそれぞれ異なるため、その統計数値については大きなバラつきがみられる。2015年の内閣府における調査では、社会的企業による付加価値額は16兆円(対GDP比3.3%)、社会的事業による収益は10.4兆円とされているが、本調査においても社会的企業か否かの判断基準は企業からのアンケート回答に依っているため、実態とは乖離がある可能性がある。
2.