不安は「やさしさ」

コロナ禍の中、多くの方が、経済的不安、将来への不安を感じていらっしゃると思います。

しかし、不安に対する見方を変えると、生きる事が少し楽になるかもしれません。

ある脳科学者によると、日本は自然災害が多いので、備えをしたり、不安に感じやすい人が結果的に生き残り、生き残った現在の日本人は不安に感じる人が多いそうです。

祖先に不安というものが無ければ、僕らはすぐ死んでいたかもしれません。

不安は、自分の命を守ろうとしてくれる、「やさしさ」だと思います。

大勢の前で話をする時に、うまく話せるかどうか不安になってドキドキする方がいます。

これは、全身に血を巡らせ、エネルギーを高めるために、心臓が頑張ってくれるためです。

不安で夜眠れなくなるのも、何とか生きる活路を見出そうと頭も身体もフル活動しているのかもしれません。

自分のために不安に思ってくれる心や体、その優しさに感謝し、不安を愛でてあげる事で、生きる事が少し楽になるかもしれません。








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