なぜ私がフランスでもなく、イギリスでもなく、アメリカでもなく、イタリアを目指したのか?
イタリアに行ったことがなかった頃から”イタリアに住む”ことを夢見ていました。そして全てがつながるかのように私は”イタリア”という国に導かれていきます。それが確信に変わったのは、やはり実際にイタリアという風土に触れた家族旅行でした。
私がイタリアへ住むことを決めた経緯は先日のnoteに書かせてもらいました。
小学4年生の時からずっと憧れていた”イタリア”へ住む為に、お年玉やお小遣いはほぼ全て貯金!本当に欲しいものだけは買うように徹底しました。私には大学に行くお金はもうないので、自分でなんとかしなければと思ったんだと思います。
今考えると、小学生だろうと人は目標や夢ができるとちゃんと自分に必要なものやことを選んで行くんだなぁと今更ながら自分に感心します(笑)!!
ヨーロッパに家族旅行に行った時に、なぜ「やっぱりイタリアに住む」と決めたのか?を詳しく書きます。決定的な理由はやはり国民性でした。ルールや規則はもちろん大切で必要なものですが、それよりも人と人の繋がりを大切にし、接してくれる国民性に惚れました。日本ももちろん負けないくらい最高な国民性を持っています。ですが、何よりもそれを体現してくれるところが好きになりました。
ヨーロッパ家族旅行”イタリア編”で一番印象深かった出来事が二つあります。
その1、列車の中で
弟が運転席とそこからの景色が見たいと一番前で運転士さんの後ろから窓をのぞいていました。そしたら、イタリアの運転士さんたちは「もっと前で見たいか?おいで!」的な感じで運転席の近くに招き入れてくれました。ほんとに一番前で見れた外国の景色は一生忘れません。ところが、フランス領に入って運転士が変わった瞬間「ここ禁止だからあっちいきな」みたいな感じで追い出されました。それがすごく悲しかったのを覚えています。
規則的にはフランス人の対応の方が正しいし、それが普通ということもわかっているのですが、子どもの気持ちを大切に思い対応してくれるイタリア人の気質に感動しました。この運転士さんみたいに他人の気持ちに寄り添える人になりたい!この国に来たらきっとワクワクするようなことがいっぱいあるんだろうなーって思いました。
そして”やっぱ住むならイタリアや〜”と!
その2、ミラノの街中で
イタリアに家族で旅行をするって担任の先生に言った時に、家族で先生のお家でご飯を食べました。そして色々なイタリア話やアドバイスを聞きました。その時にセリエAのペナントがたくさんあって、先生が「どれか一つ持っていって良いよ」と言ってくれました。当時はどのチームが好きとかどのチームが良いとかなかったので、なんとなくかっこいいやつを選びました。
さてどのチームのを選んだでしょう?
正解は...
JUVENTUSです。
後からチーム名なども調べて知ったのですが、私はそこからJUVENTINA(ユベントスファン)になったのです(笑)そこからはユーベの試合を見たり、セリエAダイジェストを見たりしていました!
しかし、当時はユーベの本拠地がトリノにあるなんて知る由もなく...ミラノのスポーツショップで発売されたばかりのユベントスのジャージ上下を両親に購入してもらいました。最新のユーベのジャージでミラノの街を歩き回る小学生。今考えると自殺行為?(笑)って思います。
ある時、
普通に家族で道を歩いていると、BAR(バール)かなんかの店内から店員が出てきて「おぉ〜」と言って店内に連れ込まれました!何事かと思いみんなでびっくりしましたが、言葉が分からないなりに「見ろよ〜ユーベのジャージ、しかも最新だぜ」って感じでした。多分、ミラノの街をユーベの最新のジャージを着て歩いてるなんて、日本人で家族でいた子どもだから許されていたんだろうなあ。そしてきっとあの店主たちはみんなユーベファンだったんだろうなと推測しました。知らないって怖いですね。
さすが!サッカーの国!!やっぱこの国に住んだら絶対に楽しいでしょって思いました。
ウエア着ているだけで話しかけられて、なんか褒められてすごい国だな。”やっぱ住むならイタリアや〜”と!
てな感じで、当面の私の夢はフランスでもなく、イギリスでもなく、アメリカでもなく、イタリアだとなりました。今でもイタリアは私にとって母国同様に大切な場所です。
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コロナの影響真っ只中...良い一日をお過ごしください!