あなたのことばが世界を変える
言葉とは不思議なものだ
打ち合わせが始まった。
こちらの想定や制約に相手の要求がマッチしていないことが開始5分で判明。
そちらの都合に対応するのは、なんだか都合よく思われるようで嫌だな、とか、メンドくさいし断ってみようかとか瞬時に考えた。
「なんとかやってもらえませんかね」とたたみかけるような相手からの言葉。
ちょっと緊張感。
相手の利益に寄り添ってみる
このままでは話は平行線、相手も気分が悪かろうと思い、「〜ということをやりたいのですね」と一旦、要求をオウム返しに受け止めてみたら、場の空気が一瞬にして和んだ。
「そうなんです。ウチではこれ以上できないので、代替案として出来れば対応して欲しいんですよ」と打ち合わせに至った背景が出てきた。
ここから、両者の話題は要求や問題にフォーカスすることから、一緒に考える解決策に変わった。
相手の要求を単に「できる」「できない」でジャッジしようとしていたら、駆け引きのゲームになったかもしれない。
例え、結論は同じであっても、打ち合わせで一体感のある検討という過程を経験しなかったかもしれない。
思うに・・・
言葉を変えると、相手(の反応)が変わる。
世界は望ましいものに変えることができる。
あ、対応については、持ち帰り、鋭意前向きに検討となりました。
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