学びを深める出会い
2019年のいいね100 「新しい知識を補完する」
昨年までの学びの中心だった場所から、全く異なるトレーナーさんのセミナーへドキドキしながら初参加。
何がドキドキだったかというと、剣道や柔道でいうところの流派や方針の違う道場へ部外者がいくようなイメージがあったから。
道場破り、というほど大げさなものではないけれど。
会場へいくと、すでにいる参加者さんは顔見知り同士のような方たちもいて、ちょっと気後れしそうな感情が持ち上がるも、「この新しさ、新鮮さを楽しむ」笑顔もでてくる。ヨシヨシ・・・
隣りのかたとご挨拶したり、トレーナーさんのファシリテートのおかげで、セミナーのワークショップも参加者間コミュニケーションをとりながら進み、だんだん場に馴染んでリラックスできてきた。
始めは「よく見られたい」という潜在欲もあったかもしれないけど、ワークの一つ一つが貴重な実践と学びの場となり、そちらに集中していたら、ドキドキや不安は遠くへ去ってしまった。
行きは一人、帰りは同じ学びの友が増えた。
新しい知識や人との出会いに、脳が心地よい疲れと興奮で幸せな気分。
「求めよ、さらば与えられん」
また違う学びの扉をたたいたら、可能性という世界が広がった。
最後におまけのような考察
そういえばダイビングに一人で行くと、行く先々のダイビングショップは平等に受け入れてくれていたことを思い出した。
彼らは、リピーターさんがフレンドリーさを求めればフレンドリーに接し、さらりとしたビフォー/アフターダイブを望めばそうしていた。
私のような、もしかするとまた来るかもしれない初回のお客にも、気配りもあった。
どのショップもある一定水準の「快適さ」を提供してくれていた。
そして、ダイビングは参加者の結束は緩いこともあるけど、安全にダイビングを楽しむという共通の目的でつながったチームのようなものだと思う。
参加したセミナーも、共通の目的は学び。(学びの動機や達成したいゴールは人それぞれ。)
ダイビングショップがトレーナーさんにあたるのかもしれない。
そうすると、最初に新たにトレーナーさんのところに行ってみるのは、道場破りなどではなく、いろんなポイントで海を潜ってみるダイバーそのままという気がした。
これって、人(自分)の本質はそう簡単には変わらない、ということにも似ている。