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色彩の英語慣用句から学ぶ色の意味 ~黄色編~
一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事 色彩専門家・カラーコンサルタントの 南 涼子です。
今日はTwitterで紹介している、黄色についての色の慣用句をまとめてみました。
1.yellow journalism(黄色いジャーナリズム)
=扇情的ジャーナリズム、誇張して伝える報道。
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欧米では、歴史的に見ても黄色についてのイメージが良くないことが多いです。体の色にまつわる黄色も、病的な表現として使われがちです。
2.「to be yellow」(黄色になる)
=怖くて何かをすることができない、勇気がないという意味。
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欧米で黄色は臆病さの象徴として、扱われている傾向があります。
良い黄色の慣用句もあります。
3.「follow the yellow brick road」(黄色いレンガの道をたどる)
=成功、または冒険に繋がると信じられている行動の道、過程に沿って進む
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映画「オズの魔法使い」に出てくる、エメラルドシティへ続く架空の小道です。 これはまさに希望と輝きの黄色の性質を表わしている言葉だと思います。
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