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色彩の英語慣用句から学ぶ色の意味  ~ピンク編~

一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事、色彩専門家・カラーコンサルタント 南 涼子です。

Twitterで毎日更新している、英語の色の慣用句、今日はピンクを引き続きご紹介します。

色の慣用句は、色の意味や性質を多分に表わしているため、色のイメージやはたらきを学びたい人は、知っておくと良いと思います。
また、国、地域による色彩イメージの違い、英語表現、海外の文化などについて知ることもできますよ!

1.「strike me pink」(私をピンクに打って)

=驚きの叫びや、ショック、憤慨を意味する表現。

叩かれたり打たれたりすると、皮膚はピンク色になります。

その叩かれたショックや衝撃を、変色した皮膚のピンクに例えたものと思われます。

2.「pink tea」(ピンクのお茶)

=フォーマルな(主に女性)のお茶会。 または、気取ったお茶会という意味。

ピンクは優雅なイメージですし、やはりジェンダー的にいうと女性を表わすことが多いですよね。イメージ的には分かりやすい表現だと思います。


3.「SEE THE WORLD THROUGH ROSE-TINTED GLASSES」(バラ色のメガネを通して言葉を見る)

=過度に楽観的で、非現実的な方法で物事を見るという意味。


幸福で陶酔的な感覚を促すピンクを通して見る景色は、そうした気分をもたらすのでしょうか。


4.「pink wave」(ピンクの波)

=特定の選挙または特定の期間中の政治的地位の女性候補者の豊富さ、または女性候補者を支持する有権者の急増。

今この時点で、なかなかタイムリーな慣用句ですね。
参院選は今週の日曜日。一体どうなることでしょう。

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