データで見るバトオペ2戦績 #3
概要
バウンド・ドックに乗り続けたら、数カ月後には成長が見えるのか? ここでは2023年2月〜12月まで、大胆な引退をはさみつつ約半年にわたりバウンド・ドックの個人戦績を記録し、月単位で戦績の変化を検討しました。
PS5版バトオペ2 コスト650帯 強襲機 バウンド・ドックの戦績x600件と、比較用にコスト600帯 支援機 ザクIV の戦績x180件、計780件の戦績をバッジチャレンジからOCRで文字データ化→Rで図示
条件
レート: 概ねS-の前半 (2,700~2,800)
MAP: 廃墟都市・北極基地・補給基地・軍事基地がメイン 次いでコロニー落下地域、墜落跡地、無人都市、熱帯砂漠
編成抜けは行わない
作業イメージ
PS5でバッジチャレンジの画面を毎日スクショ撮影→USBメモリ経由でPCに移動
Pythonといくつかのライブラリを利用してOCRスキャン→TSVに変換
Rで作図
バウンド・ドック戦績 日当たり平均を月別にplot
バウンド・ドックの600件の戦績から一日単位で戦績の平均値を求め、月別に表示した。左上から試合勝率、ライバル勝率、総合偏差値、与ダメージ、個人スコア、アシストスコア、撃墜数、被撃墜のパネルであり、各ドットは一日の平均値を表している。大きな丸は月あたりの平均値と標準誤差を示す。
7月から10月は引退していたのでデータがないが、6月までと11月で若干ながら傾向の異なって見える項目があり、ライバル勝率が50%を超えている日が増えたことと、被撃墜数が若干低下している気がする。統計的な評価はしていない。少なくともレートが引き続きS-前半をうろうろしていることからも分かる通り、特別強くも弱くもなっていない。
バウンド・ドック戦績 全600試合における総合偏差値と与ダメージ
総合偏差値と与ダメージの一戦ごとの値を表示した。11月の総合偏差値と与ダメージは6月より高い傾向が見られた。
ザクIV戦績 全180試合における日当たり平均戦績
もともとコスト600では強襲機のハンブラビによく乗っていましたが、2023-12-02現在の環境では600強襲機はいずれもかなり厳しい状態にあるため (これはレート帯によって異なると思われ、S-戦場では活躍できない状況にあると思いますが、バトオペ公式の機体調整時の集計を見ると、全体としては良い戦績を出していることがわかる)、今回はとても強い支援機のひとつ、ザクIVに乗って戦績を記録しました。
11月の戦績を見ると、明らかにバウンド・ドックと異なる点として以下が見られました。
アシストスコア バウンド・ドックが500前後に対しザクIVは750前後
被撃墜数の分布 バウンド・ドック平均3超えに対しザクIVは3未満
ザクIVの全180戦における総合偏差値と与ダメージ
11月のザクIVの総合偏差値と与ダメージはバウンド・ドックと比べて安定しており、バウンド・ドックより上振れも下振れも小さい傾向が見られた。
まとめ
バウンド・ドックの戦績は分散が大きく、ザクIVの方が安定して戦績を出せている結果だった
バウンド・ドックの戦績は650強襲としては不十分で、機体性能を未だに引き出せていない点が多いと考えられる
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