メモ　考える

考える。相手が何を考えているかを考える時間が好き。これはとても苦しいのだけどかなり好きだからやめられないんだと思う。しかもあまり意味が無いと言うか、「甲斐」がないというか。当たることがないしそもそも当たってるかどうかを知る術があまり無い。それなのにぐるぐる考えて苦しくなったりするのだ。悲しいのかな、嬉しいのかな、ガッカリしたかな。これは本当に寿命が縮む感覚がする、自分の心をささくれを剥くような、心を掴んでおろし器で擦るような感じ。実際考えすぎるのが病む要因なのもわかる。そう聞くし体感もある。でもやめられない。それをいつか思い出した時に（そういえば私はその時こんなことを考えていたな）と思う。というか自分が考えていたことをきっかけにして物事を覚えていたりする。だから悪いことばかりでは無いし、いつか相手がその時のことを話した日に僕も心の中から思い出を取り出せたら、2人で見せ合えたら、と思う。答え合わせができる瞬間がいつかあれば、その時のその瞬間のことを抱える相手をひとりぼっちにしない。それのために心が削れる瞬間も愛おしいと思う。