「Unity初心者も安心して参加できます」Unityゲーム開発者ギルド@オンライン【メンバー募集!全国Unityコミュニティ名鑑】
こんにちは、Unity Japanのnoteで編集長をしている田村幸一です。私は普段、Unityを広く世の中に伝える、広報的な役回りも担っています。
この連載『メンバー募集!全国Unityコミュニティ名鑑』では、全国各地で活動する有志によるUnityユーザーのコミュニティを紹介しています。
ここ数年の新型コロナウイルス感染症の影響で、ユーザーが集まるオフラインイベントやコミュニティ間の交流が減ってしまいました。そんな中でも、新しくUnityを始める人にとって、学びを後押しするようなコミュニティと出会えるようにしたい、というのが連載の目的です。
第11回は、Unityに特化した常設型オンラインコミュニティ「Unityゲーム開発者ギルド」を紹介します。コミュニティオーナーのないちさん(@naichilab)にお話を伺いました!
参加条件は「Unity」を使っていること
──はじめに、Unityと出会ったきっかけを教えてください。
8年ほど前に、趣味でスマホゲームを作ろうと思い立ってUnityを使い始めました。ここ数年は、ゲームのみならず、Webサービスの開発にも興味があります。
これまでには、Unityで作ったゲームを投稿できるサイト「unityroom」を立ち上げ、運用してきました。他にも、イベントとして「Unity1週間ゲームジャム(unity1week)」を開催しています。
──Unityゲーム開発者ギルドを設立した経緯について教えてください。
Unityユーザーと気軽に会話できる場所があったらいいな、と思ったんです。私は趣味でUnityを使っているのですが、なかなか他のUnityユーザーと交流できる機会がありませんでした。
Unityゲーム開発者ギルドは、常設型のオンラインコミュニティです。参加条件は「Unityを使っていること」だけです。なので、ここに集まる参加者は全員Unity経験者です。
──何人が参加し、どういった活動をしていますか?
現在のアクティブユーザーは約170名です。オーナーは私一人ですが、アクティブな常連の方が自主的にサポートしてくださっているので、大変助かっています。
主な活動は、雑談です。参加者一人ひとりに専用のSlackチャンネルを作ることを推奨しており、気軽に会話できる環境を目指しています。設立から4年経ち、累計の発言数はもう少しで150万に届きそうです。
Slackの他、オンラインスペース「ギルドタウン」も常時開放しているので、音声で雑談したり、作業通話をしたりすることもできます。
──コミュニティ活性化のために工夫していることを教えてください。
新しく参加された方がいきなり途方にくれないように、コミュニティの方針や「最初にやってほしいこと」などをドキュメントにまとめています。オンラインコミュニティという特性上、どうしても顔を見ながら丁寧にサポートすることは難しいですからね。
また、Unityゲーム開発者ギルドでは、初期設定と自己紹介がコミュニティ利用のチュートリアルを兼ねているため、すぐに既存メンバーと交流することができます。
現在も常時、新規メンバーの参加を受け付けていますが、あまり目立った募集は行っていません。ありがたいことに、ツイートやコミュニティ紹介ページを見た方が途切れることなく参加してくださっています。
Unity初心者からプロまで、皆が安心して会話できる場所を
──Unityゲーム開発者ギルドの特徴を教えてください。
一言でいうと、「Unity初心者も安心して参加できる」オンラインコミュニティです。
新しく参加された方や初心者の方が発言しづらく感じないように、ルールを定めています。他にも、どういった雰囲気を持つコミュニティにしたいかを明言し、どのような行為を歓迎するか、あるいは禁止するかも、はっきりと掲げています。
Unityゲーム開発者ギルドには、学生やベテラン問わず、初心者からプロの方まで様々な方が参加しています。そういった誰もが気持ちよく会話できる環境を目指したいですね。
参加者同士で会話していると、Unityに関する話題がたくさん出てくるので、勉強になることが多いんです。独学で頑張っている人やUnity仲間が欲しい人におすすめしたいコミュニティです。
──Unityゲーム開発者ギルドを運営していて「よかったな」と感じた出来事を教えてください。
コミュニティ設立当初の目的であった「他のUnityユーザーと交流したい」という考えはすぐに達成できました。
参加者の皆さんからも「参加してよかった」「良いコミュニティなので、知人を招待してもよいですか?」などといった言葉をいただくこともあり、コミュニティを立ち上げて良かったと感じています。
また、Unityゲーム開発者ギルドへの参加をおすすめする記事を書いていただけることもあり、大変嬉しく思います。
──ないちさんにとって、Unityゲーム開発者ギルドはどんな存在ですか?
他のUnityユーザーと気軽に会話できる、貴重な場所です。
コロナ禍で勉強会が激減し、普段の仕事もUnityとは無関係のため、なかなかUnityに関する会話をする場所がありませんでした。でも、オンラインコミュニティがあるおかげで、日常的にUnityについて会話する機会が増えました。そういった場所があることは、とても幸せです。普段から交流していただいている皆さんには感謝しかありません。
──今後、どのような方に参加してもらいたいですか?
Unityを使っていて、かつ他のUnityユーザーと会話してみたい方であれば、どなたでも歓迎します。
まずは気軽に参加してみてください。Unityに関連するコミュニティはここに限らずたくさんあるので、「合わなければ抜ければいい」といった軽い気持ちがちょうど良いと思います。
──今後の活動予定や宣伝があれば教えてください。
ゆるく運営しているので大きなイベントなどはありませんが、引き続き新規の参加者を募集しています。参加方法は、以下を参照ください。
ご興味あれば、ぜひご連絡ください!