#10 通信制高校進路決定プロセスの問題点⑤(「卒業研究」提出への道のり)
【通信制高校の生徒募集】
通信制高校の生徒募集は大きく分けて2つあります。
中学生の募集と高校生の募集です。
???高校生の募集???
全日制高校と違うのは、全日制高校を途中でやめてしまう転学生の獲得を重視している学校も多いこと。
高校生の募集は、全日制高校とのつながりで決まる場合も多く、一般的な生徒募集とは異なります。
ここでは、主に、中学生の生徒募集について考えたいと思います。
① 認知を得る
ホームページ、資料請求、学校へのチラシ配布、説明会など
② 体験
授業体験やオープンスクール
③ 面談
入学相談
上記の3段階により、入学への意志決定を図っていただきます。
そして、①認知を得る手段として、かなりの労力を割いて、中学校への訪問活動(営業活動)をしています。
もちろん、小さな学校(フリースクールのようなところ)は、そのような活動をしていない(できない)というところもあります。
【年間に延べ300校、約1カ月半分の労力】
私の所属する小さな学校でも、エリアに100校くらいは中学校があります。
それについて、年間に3回、延べ300校回ります。
当然、アポイントを取っての訪問になりますので、アポイントを取る担当がいます。
多い時は1日あたり10校。40分刻みで昼休みもなく9時~5時まで回ります。
車での移動なので、アポイントの時間に間に合わせるのが大変です。
ざっと計算したら、この業務だけで約1カ月半はまるまるかかっています。
その期間は、学校の他の業務は一切できません。
そのため、授業に入ることもできませんし、校舎も管理者不在の状況になってしまいます。
ただ、これが正しい方法なのか?は非常に疑問です。
要するに、教員ではなく営業マンとしての活動を1カ月半は余技なくされています。他の学校の教員もこれには辟易していると考えられます。
そもそも、この生徒募集活動に問題はないのか?
次回以降、そこについて触れていきたいと思います。
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