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ケンブリッジ英検CPE合格の為に独学で取り組んだことその1
こんにちは。とげまるです。
今日は上記のタイトルで記事を書きたいと思います。
先日ケンブリッジ英検CPEの結果が返ってきて無事合格しました。
今日はケンブリッジ英検CPEに合格する為にどんな勉強をしてきたのか2つのパートに分けて書いていきたいと思います。
今回はreadingとUOE(Use of English)Listeningについて話していきたいと思います。
①Reading
Readingについては試験対策はほぼしておらず普段日課にしている英文記事読みを地道に毎日やっていくことで力を付けていました。
主に使用していた英文記事はJapan Times, The Economist, Foreign Affairsです。
特にJapan Timesはケンブリッジ英検には良い対策になると思います。なぜならリーディング自体が新聞からの抜粋であることが多いのとライティングの対策にも有効になるからです。(後ほど詳しく話します)
読む際に意識していたことは内容の理解に留まらずコロケーションや様々な語彙がどんな文脈で扱われるのかにも注意を払って読むようにしていました。読み進めていく中で知らないコロケーションや語彙に出会ったら全てノートに書き留めるようにしていました。
ケンブリッジ英検のreadingセクションはとにかく丁寧に読むこととコロケーションの知識を容赦なく要求してきます。
CPEを目指されている方は普段から丁寧に英文を読み込むというのを意識しておきましょう。普段から大量に英文に触れられているかどうかでCPEの合否が決まると言っても過言ではありません。
②Use of English
このセクションについては個別の対策を行いました。
使った問題集は以下のものです。
①objective proficiency
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136277719/picture_pc_f47c49aadfbbdf9dee73dc14a69f6b7c.png?width=1200)
②C2 proficiency公式問題集
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136277758/picture_pc_2350a220090dd2d812fe8bfcbaaf3b09.png?width=1200)
③C1 advanced 公式問題集
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136277828/picture_pc_18d4fc7dfec53068e32370b2f5c64a9d.png?width=1200)
①のobjective proficiencyはCPEを目指す上でのバイブル本だと思います。
各セクションに対してどのようなアプローチを取って取り組めば良いのか詳細に解説してあるのでケンブリッジ英検CPE受験を検討されている方は是非購入することをオススメします。
ただ購入する際に一つ注意しなければならないのは解答付きかどうか確認しなければならない点です。
表紙にwith answersがついていれば模範解答が付いているので良いですがwithout answersと書いてあるものは模範解答が付いていないので要注意です。
②と③についてはケンブリッジ英検の過去問になります。試験直前まで過去問のUoEセクションだけを解いていました。
UOEセクションは語彙、コロケーションの知識、文法運用力を問う形式になっていますが、ある程度の慣れも必要だと思います。
なぜならある程度パターン化されている部分もあるからです。問題を沢山解けば、この語彙はこの前置詞と相性が良いなとか、この文で書き換えれば良いなというある程度のパターンが見えてきます。(勿論それだけでは太刀打ち出来ません。)
ただUoEセクションで気をつけなければならないのは全ての解答を大文字で書かなければならない点です。普段小文字で慣れてしまっていると大文字で書いた際にうっかりスペルミスをしてしまうということがよくあります。(リスニングのディクテーションでも大文字で書く必要があります)
③Listening
ケンブリッジ英検CPE最難関のパートですね。(個人的に)
リスニングもリーディング同様ほぼ試験対策はせずに挑みました。(part4以外)
リスニングについてはThe Economistの音源を1.25倍速で2回ずつ5記事毎日聞いてオーバーラッピングする、UK parliamentを毎日聞く、過去問演習(part4のみ)というのを日課にしていました。
ケンブリッジ英検のリスニングの難易度はIELTSや TOEFLとは比にならないくらい難しいです。
何がそんなに難しいかというと読まれる速度がナチュラルスピードに加えて、イギリス英語だけでなくスコティッシュアクセントやインド英語、場合によってはアジア系や中東系のアクセントまで出てきます。
それに加えてイギリスで使われる口語表現やイディオム、英検1級以上の語彙が容赦なく登場してきます。(その部分が解答根拠になることが多い)
例えば
strike a chord with
blood is boiling
the ball's in your court
have skived off
keep your finger on the pulse
keep me in the picture
など
が高速のリスニングで流れるので、これらの表現を聞いて瞬時に意味を取る練習をしておくことが必要になります。
放送文自体は2回読み上げられますが、そのハンデがあっても異次元に難しいと思います。
ケンブリッジ英検CPEのリスニングの対策はやはり普段から沢山の英文を丁寧に聞くことだと思います。
丁寧に聞くというのは聞き取れなかった部分を確認するのは言うまでもなく、聞き取れなかったリスニングのスクリプトの精読、オーバーラッピング、知らない表現や語彙の確認、聞き取れるまで何度も聞くというのを地道に繰り返すのみだと思います。
後述しますがケンブリッジ英検CPEは今までどれだけ丁寧に正確に英文をインプットしてきたかを問う試験だと考えています。
話は変わって前述した通りpart4のみ個別の対策を行いました。
このpart4が悪魔のパートと言っていいほど難易度が高いパートになります。
問題形式は以下の通り。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136283394/picture_pc_01248edcca967e2ea2acca1e3ec59af8.png)
上のように2つのtaskを同時にこなさなければなりません。
また厄介なことに解答根拠は順番通りになるわけではなくtask2の解答根拠が先に来る場合も数問あります。
解き方としては全パートにも言えることですが1回目の放送は話の流れに重きを置いて内容に集中して聞くようにします。
話の流れが分かってくると設問の解答根拠が大まかに分かってくるので2回目の放送の時はその根拠の部分に集中して聞くようにします。
勿論毎回上手くいくわけではありませんが、この解き方を身につけてから本番では9割以上マークすることが出来ました。(リスニングのスコアは225/230)
次回はライティングとスピーキングについて書いていきます。