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学校英語はしっかり勉強しよう。

こんにちは。とげまるです。

最近の英語界隈では学校英語というワードが出るたびにネガティブな意見が飛び交っているような気がします。ネイティブは使わないや受験英語を腐して実用英語を極端に持ち上げる方々もしばしば目にします。

確かに学校英語のすべてが良いかと問われるとそうとは言い切れません。しかし受験を通して培われる文法知識や単語学習というのは将来の英語学習において必ず役に立ちます。

例えば私が普段読んでいるThe EconomistやThe guardian、英字新聞などは高校や大学受験で学んだ文法知識が直接役に立っています。他の技能だって大学受験で得た文法知識や学校で習った英単語や表現がしっかりとした土台になり英語力向上に貢献しますし、もっと言えば学校教科書の英文をマスターするだけでもCEFRでいえばB2レベルの英語力を身に着けることすら可能だと思います。

各々が英語を使って何を目指すか、あるいは英語に対する考え方も十人十色でしょうから学校英語に否定的な立場を取る方たちを決して否定するつもりはありません。しかし学校英語を習得し、それを使ってアウトプットする訓練を積めば少なくとも文法的な部分ではしっかりとした英語を習得することは可能だと思いますし、さらに世に出ている英語の文献や記事を読んだり、書いたり、話したりする力を身に着けるのに大いに役立つかと思います。

英語に限らず語学学習はネイティブの様に話すことが全てではないと思います。4技能とあるように話すこと以外に書いたり、読んだり、聞いたりすることも立派に外国語を操れていると胸を張って良いと思います。それらの技能を鍛える為には基本的な語彙、文法の知識は欠かせません。そういった意味でも学校英語はしっかり勉強しておくべきだと思います。


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