志島道生

なにものでもないわたしは、なにものにだってなれる、なっていいんだ。

志島道生

なにものでもないわたしは、なにものにだってなれる、なっていいんだ。

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付き合うということ

初恋は高校生の頃だった。 もちろん、「恋」ってやつの定義は曖昧模糊としていて掴み所がないとは思う。 例えば、小学生の頃にバレンタインチョコをあげたり、もらったり…

志島道生
5年前
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愛するということ

「私は何者でもない。」 「何者でもない私は、何者かにならなければならない。」 そう考えていた。 何者かでなければ生きている「価値がない」 そう思っていた。 では、…

志島道生
5年前
3

付き合うということ

初恋は高校生の頃だった。

もちろん、「恋」ってやつの定義は曖昧模糊としていて掴み所がないとは思う。

例えば、小学生の頃にバレンタインチョコをあげたり、もらったりしている関係。
幼稚園児も同じだと思うけれど、彼らの
「好き!」
ってやつと、思春期を迎えてからの
「好き。」
ってやつは、まあだいぶちがう。

だいぶちがうとは言ったけれどそこに境界線なんてなくて、墨絵の濃淡みたいにちょっとずつ濃くな

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愛するということ

「私は何者でもない。」
「何者でもない私は、何者かにならなければならない。」
そう考えていた。

何者かでなければ生きている「価値がない」
そう思っていた。

では、どうやったら私はその何者かになれるのだろう。
ナニを持っていれば私は何者たり得るのだろうか。
学歴だろうか?
金だろうか?
地位だろうか?
社会的名誉だろうか?
もしくは、能力だろうか。

リーダーシップがある、運動で秀でている、コー

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