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背中の存在すらも疑う人間
「それほんと?聞いたことなーい」
「見たことないしなー」
これは至る所で聞ける。居酒屋でも、家庭でも、学校でも、道端でも。
僕は教職課程を受けているので(教師になるかならないかは決めてはいないが)、一応教育の情報は入ってくる。そんな中僕が聞いた話の一つに「教育格差」というものがある。
この「教育格差」の根本的な問題になるのが「貧困」である。
現代の日本は7人に1人の子どもが貧困状態にある。
境目 第2章 探偵の疑問
7月〇日 市内某所で殺人事件が発生しました。犯人はいまだ見つかっておらず,,,
拝啓 親愛なる,,,
この自粛により我々は鬱屈な生活を余儀無くされている。冷気が漂っていた気温も生物達の起床が終わり、日差しが我々に牙を向く季節を感じさせられる。我々は日陰者のような生活を送る。この生活は休憩をしているようでストレッサーとしての役割を果たしているのだ。
灯りは我々に光を与えるのだが、同時に網膜に対
境目 一章 魂の悪戯
魂の悪戯
拝啓 名探偵様
白く染まった空、いや積乱雲に毒されたといった方が正しいだろうか。
今にも雨が降り出しそうかといえば、そうゆうわけではなさそうなので、外に出るということだけを見れば非常に外出日和という言葉を使いたいのだが、そんなことを気軽に言えるような情勢でもなさそうなので、やはり積乱雲に毒されているという使い方は正しいだろう。家に籠るというのはなぜか自分の世界というものに浸かってしま