Second Pain-9

2024年8月17日 08:55

清鐘きよかね歌鳥かとり「そ、そんな！どうするねん！？」
花都はなみやこ美彩みいろ「代かわりの人ひとを探さがしてほしいって…。まぁ、演奏えんそうもするんだけど…」

ありゃ…。

清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「君きみ1人ひとりかい？」
花都はなみやこ美彩みいろ「まぁ、ソロでやってるからね」
清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「ふーん…、演奏えんそう…。バンドやってみたいなぁ…、あ、俺おれ、キーボードね」
清鐘きよかね歌鳥かとり「おいおい何なに勝手かってにバンド組くもうとしてるん！？美彩みいろがどう思おもうかで…」
花都はなみやこ美彩みいろ「とりあえず母かあちゃんと話はなしてみる！えっと…、もっかい電話でんわ！…もしもーし！母かあちゃん？なぁなぁ、僕ぼくだけでやるのもなんだし、ボランティアのプログラムに演奏えんそうあるよね？それでさ、ボランティアのメンバーバンドメンバーで…、そもそもバンド組くんで参加さんかはアリ？…えぇ！？いいの！？わかった！メンバーは…、今いまのところはキーボード1人ひとりは候補こうほある！あとは…」
清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「昨日きのうの5人にんでいいんじゃない？」
花都はなみやこ美彩みいろ「え」

え？メンバーもう決きまる！？

清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「キーボードは俺おれで…、ギターが奏那他そなた、ドラムが明吾めいご、ベースが君きみで…、ボーカルはあの子こ、実花沙みかさちゃん」

え？私わたしがボーカル！？

花都はなみやこ美彩みいろ「あ…、なんかもうメンバー決きまっちゃった感かんじ…？あはは…、ん？打うち合あわせしたい？じ、じゃあ…、あ、明日あしたの午後ごごか！わかった、頑張がんばって連つれてくるわ〜、じゃっ！」

ピロン♪

花都はなみやこ美彩みいろ「おいおい！何なに勝手かってに決きめてるんだよ！あとのみんなは同意どういなんて…」
清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「まぁまぁ、向むこうは困こまってるようだし」
清鐘きよかね歌鳥かとり「ちょっと！実花沙みかさっちは？どう？」
金藤こんどう実花沙みかさ「…私わたしの歌声うたごえ、みんなを…」
清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「それなら俺おれたちの能力のうりょくでなんとかなるんじゃない？どうするかはこれから考かんがえればいいし！」
清鐘きよかね歌鳥かとり「んもう…」
清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「とりあえず明吾めいごと奏那他そなたにも聞きいてみる！…よし、まずは明吾めいご！しもしも！俺おれ！弘鷲こうじゅ！実じつはさ〜」

もう明吾めいごさんに電話でんわしてる…。

清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「え？ちょうど奏那他そなたも一緒いっしょにいるんか！じゃあさ、奏那他そなたもバンドに参加さんかしてくれるか聞きいてみ？」

そ、奏那他そなたさん…。

清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「え？オッケー！？そりゃ助たすかるよ！明日あしたの午後ごご、美彩みいろちゃんの家いえで打うち合あわせがあるって。来これる？明日あした日曜日にちようびだけど。…おっけ？よし、じゃあそういうことで！まずは公園こうえんに集合しゅうごうしよっか。それならみんなで美彩みいろちゃん家ちに行いこ！うん！またね！」

ツーツー…。

清鐘きよかね歌鳥かとり「よくオッケーが出でたね」
金藤こんどう実花沙みかさ「だ、大丈夫だいじょうぶかな…」
花都はなみやこ美彩みいろ「まぁ、まずは実花沙みかさの能力のうりょくの暴走ぼうそうとかなんとかしないとだな…」
清鐘きよかね弘鷲こうじゅ「うーん…、能力のうりょくをどう使つかうか…だな…」

とりあえず、明日あした、恋奏れんかさんとお話はなしすることになりました。