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注文住宅のトレンドは?2024年大予測!

SUUMOから2024年の注文住宅トレンドについていくつかキーワードが発表されました。

今回はこの記事の内容を紐解きながら、2024年にどんなトレンドが来るのか予測してみたいと思います。

小さくても満足度の高い平屋人気の継続

2023年は建築費の高騰が続いていましたが、2024年はようやく一段落して横ばいに推移すると予想されています。
そんな中、建築面積を抑えることで建築費を抑えながら住みやすさを追求した平屋の人気が続きそうです。

以前記事にしましたが、コンパクトに家をまとめることで家事のしやすい動線を確保したり、光熱費を抑えたりといった効果が生まれます。
また、ハウスビルダー側から見ても建築コストを抑えられることで提供しやすい価格での販売が可能になります。

プライバシーを確保するために外構計画に工夫は必要になりますが、この平屋の人気はしばらく続いていきそうです。

打合せ時間短縮につながる規格住宅

注文住宅の最大のメリットは、当然何もかも自分の好みに作り込めること。
しかし一方で土地や間取りから壁紙の色ひとつまで決断の連続であることから、打合せに疲れてしまう人も一定数いるようです。

そんな人たちの選択肢として規格住宅が注目を集めています。

大まかな住宅の雰囲気はハウスメーカーごとの特色で決めて、パッケージの中からカスタマイズをしていく。
すでに決められたカタチがあるので選びやすいですし、金額的にもフルオーダーよりは手ごろに購入ができます。
タイパ、コスパという考え方は住宅業界でも共通のようです。

また、自分たちが情報を集めて1から組み立てるよりも、プロが考えた規格住宅をベースにした方が間違いないという考えもあるようです。
この辺りはお施主さまによって考え方が違うでしょうから、うまく性格を読み取って提案を行うことが重要といえそうです。

衛生関連の設備が定着

コロナ禍でブームとなった玄関近くの手洗い場や非接触スイッチなどの設備は、このまま定着しそうです。
手洗い場は子どもの手洗いの習慣付けになったり、ゲストに使ってもらうのに便利だという意見があるようです。

一方で、玄関近くに水場があると湿気がたまり悪臭やカビの原因になるといったデメリットも存在します。
手洗いを設置する際には通期の良い間取りにも注意したいですね。

また、玄関ポーチなどに背の高い立水栓を設置して、手洗いをしてから家に入るという考え方もあります。
ドアノブに触れる前に手を奇麗にできるので、感染症の対策としてはこちらの方が良いかもしれません。

環境への配慮が当たり前に

温暖化などの地球環境変化への配慮から、省エネ住宅・省エネ設備への関心が高まっています。
2025年からは断熱等性能等級4が義務化されるなど、国としても省エネを推奨する方向に動いています。

また、今後住宅取得のメイン層となるZ世代では、環境に配慮された商品や社会的な課題解決に向けて活動している企業の商品を選ぶ傾向があります。
幼少期からインターネットに触れていた「デジタルネイティブ」世代なので、環境問題・社会問題に触れる機会も多く、そういった課題に対する関心が強いようです。

かといって環境性能が良いから選ばれるということでもなく、あくまで価格やデザインなどの条件をクリアしたうえで「同じような商品なら環境に優しいものにしよう」くらいの感覚でいるようです。

市場を取り巻く変化を読み取る

資材価格の変化や住宅取得層の趣味・思考の変化によって、住宅市場で求められるものは少しずつ変わってきています。
変化を見極めながら、どうトレンドを取り入れていくかが重要といえそうです。


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