SUUMOから2024年の注文住宅トレンドについていくつかキーワードが発表されました。 今回はこの記事の内容を紐解きながら、2024年にどんなトレンドが来るのか予測してみたいと思います。 小さくても満足度の高い平屋人気の継続2023年は建築費の高騰が続いていましたが、2024年はようやく一段落して横ばいに推移すると予想されています。 そんな中、建築面積を抑えることで建築費を抑えながら住みやすさを追求した平屋の人気が続きそうです。 以前記事にしましたが、コンパクトに家をま
SUUMOリサーチセンターから「『住宅購入・建築検討者』調査(2023年)」が公表されました。 https://suumo.jp/journal/2024/05/22/202805/ 住宅に対する考え方はどう変化しているのか? そして、今後売れる住宅のポイントは何なのか? 今回は調査から見えてきた住宅取得者の意識の変化を紐解きながら、今後の住宅について考えていきたいと思います。 年々増え続ける「買い替え購入者」「売却検討者」今の住宅を売却し新しく住宅を購入した「買い替え
前回の記事はこちら。 今回は前回の記事ではお伝えしきれなかった展示・商品についてご紹介させていただきます。 用途に合わせたラインナップ拡充「EVポート(充電器)」昨年初めて出展したEV充電器を、さらに幅広いシーンで使っていただけるようラインナップを拡充しました。 まずご紹介するのは、建築から離れた位置での使用に便利なポールタイプです。 ポールタイプは旗竿地などで建築壁面にコンセントを設置できない場所での利用に向いています。 ケーブルリール付きのタイプⅠは5.5mまでケー
4月11日、12日に幕張メッセで開催されましたエクステリアの展示会EXG2024。 弊社も出展し、数多くのお客様にご来場いただきました。 今回はご来場いただいた方にも、ご来場いただけなかった方にも、改めて展示会の様子や新商品についてご紹介をしたいと思います。 ちなみに主催者の発表によりますと、2日間合わせて12,000人を超えるお客様にご来場いただいたそうです。 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。 自分らしい空間を作る「ガロ」今回、弊社ブースでひときわ目を
2023年82万戸から、2040年55万戸へ新設住宅着工数の減少に歯止めがかかりません。 国土交通省の発表によると、2023年の新設住宅着工数は前年比4.6%減の81万9623戸となり3年ぶりに減少に転じました。 2040年には着工数が約55万戸になると予測されており、2023年比で約33%減少することになります。 これはつまり、現状のまま住宅の販売を続けていくと売上が約33%減少してしまうことを意味しています。 この売上の減少をどのように補っていけば良いのでしょうか?
暮らしの写真を共有するプラットフォーム「Room Clip」から「RoomClip Award 2023」が発表されました。 ユーザーから投稿された膨大な写真データをもとに、2023年に注目された暮らしとインテリアのトレンドが選出されています。 今回はこのランキングを紐解き、2024年の住宅トレンドを予測してみます。 脱コロナを象徴する新しい動きランキングの1位は「色のある暮らし」でした。 シンプル、ナチュラルといったすっきりしたスタイルがここ数年は人気でしたが、少しず
日本全国には企業が約368万社あるといわれています。 そしてその内の99.7%が中小企業です。 中小企業が必ずしも弱い立場にあるわけではありませんが、多くの場合は一部の大企業に対して劣勢であることが多いです。 私たちのいる住宅市場においても、大手ハウスメーカー、全国ビルダー、メガ工務店、地場工務店など様々なポジションの企業がひしめき合っています。 この競合相手とどうやって戦っていけばよいのか? 今回はそんな話をしたいと思います。 ランチェスター戦略【弱者・強者の戦い方
皆さま、あけましておめでとうございます。 新年から各地で災害や事件・事故が発生しています。 被害にあわれた方々が一日も早く平穏な日常に戻れますよう祈念しております。 一年の計は元旦にありさて、年始ということで今年一年の抱負を立てられた方も多いのではないでしょうか? 『一年の計は元旦にあり』という言葉は、一年の最初に計画を立てることが大切である、という意味があります。 今年一年をどう過ごすか、しっかり考えて行動しよう、ということですね。 では、なぜ最初に計画を立てることが
以前の記事で植物がもたらす癒し効果について解説しました。 植物は穏やかな気持ちを作ってくれるだけではなく、子どもの成長にも良い効果をもたらします。 植物を育てることで子どもの心も育っていくのです。 目には見えない非認知能力の重要性非認知能力とは、数値では測れない能力のことを指します。 例えばコミュニケーション力、意欲、協調性といった、社会生活を送るうえで重要になる能力です。 この非認知能力は6歳までに大きく伸びるといわれています。 子どもは遊びや日々の生活の中で非認知能
弊社では毎年お客さまの施工現場を広く募集し、建築家:伊礼智氏と造園家:荻野寿也氏を審査員に迎え審査会を開催しています。 今年は「ミライクル2023」と称して施工写真とそこに込められた想い・コンセプトを募集したところ、なんと400件近い作品をご応募いただきました。 今回は応募いただいた中から個人的に気になった作品をご紹介したいと思います。 ‟縁”が繋がる分譲住宅NOEN KASHIWA SAKASAI-ノエン柏 逆井- ポラスガーデンヒルズ株式会社 様 もともとブルーベリ
昔から植物には癒し効果やリラックス効果があるといわれていました。 自然豊かな場所でのんびり過ごすことや、家やオフィスに観葉植物などを置くことでその効果を感じている人も多いのではないでしょうか? では実際に植物にはどんな効果があるのでしょうか? 植物が発する香り成分「フィトンチッド」植物は光合成をしたときに「フィトンチッド」という成分を放出しています。 この「フィトンチッド」は抗菌や防虫といった効果があり、有害な微生物や雑菌から植物自信を守る役割があります。 植物によって
先日社内で「カスタマージャーニーマップ」のワークショップが開催されました。 「カスタマージャーニーマップ」とはマーケティングの考え方のひとつで、顧客が商品やサービスを購入するまでの道のりを可視化したものになります。 カスタマージャーニーマップの例例えば住宅を購入しようと考えているご家族がいるとします。 住宅の購入に至るまでにどういった道のりが考えられるでしょうか? そもそも住宅を購入しようと思ったきっかけは何でしょうか。 結婚や出産で今の住まいが手狭になったとか、親から土
前回の記事でコンパクトな平屋がトレンドになっているとご紹介しました。 今回は平屋に合うエクステリアについて解説します。 平屋ならではの考え方や注意点など、ご参考になれば幸いです。 平屋の外構設計の注意点平屋は基本的に1階部分に全ての空間があるため、どの部屋も道路や隣地と接しています。 そのためフェンスや塀、植栽を使って周囲からの視線をうまく遮ってあげることが重要なポイントとなります。 敷地に余裕がない物件では駐車場や庭の配置にも工夫が必要です。 また窓の高さを目線から外
「SUUMOトレンド発表会2023」(https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2023/0420_12208.html)で「平屋回帰」というキーワードが発表されました。 このキーワードから見えてくる住宅に求められるニーズの変化とは? そしてその住宅に合うエクステリアの形とは? 発表の内容を紐解いていきたいと思います。 平屋の検討率が年々上昇発表によると注文住宅を検討している人の内、平屋の住宅を検討している人は201
リクルートから『 住宅購入・建築検討者 』 調査( 2022 年 12 月)(https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2023/0417_12193.html)が2023年4月に発表されました。 この調査では「住宅検討状況」や「住宅に関する意識」など、今まさに住宅を購入・建築しようという検討者のリアルな意見が集約されています。 この調査結果からこれからの住宅に求められているものが見えてきました。 住宅を”買い時”だと