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シャワーヘッドから伸びる冷たい筋が、頭にあたって後頭部へと抜ける。 ひたひたと浴槽にたまる水は、心の平穏を担保するように私を無心へと導く。 服を着たまま浴槽に入れられた私を母が真剣な目で見つめている。 その隣には××が立っていて。何かしきりに唱え続けてクジを切っている。 私はその手の動きを何とはなしに見つめていた。 どこかから王子様が業火を引き連れてここを焼き尽くしてくれる。 そんな光景を夢見ていた。 お前ら!次の授業までにちゃんと組を作っておけよ。 HR終わり