スモールチームの存在価値
3期目を迎える(株)ユニークストーリーは、私一人の会社で、マーケティングや新規事業のご支援や、広告代理業を業務領域としています。
もう1社の(株)マーケティングサプリについて、1期目がまもなく終わるので、少し想いをまとめておこうと思っています。
(株)マーケティングサプリについて
この会社は、エンジニアの友人と2人で共同出資、私が代表取締役で、エンジニアが取締役CTOという形で起業しています。
パートナーのCTOも一人会社をやっている社長なので、お互いが二足の草鞋の状態です。
スケールを目指すスタートアップであれば、当然代表が大半の株を持つことが一般的ですが、我々は持ち株を等分していますし、出た利益も等分するという形にしています。
我々の事業とミッション
やっていることはマーケティングツールの開発。世の中にあるマーケティングツールを超格安で提供したいと思っています。
背景として、我々は
~インターネットをもう一度「持たざる者」の武器に~
というミッションを掲げています。
昨今よく話題になる「格差」はWEBマーケティングの世界でも起きています。
予算の大きい企業が、質のよいサービスを受けられる現状。各種マーケティングツールも、それらの企業向けの価格設定が多く、多機能、高価格のものも多々。
価格が安いものがあっても、大手企業のリード獲得や、クロスセルのための入口商品で、中小・零細企業が相手にしてもらえないケースも多々あると思っています。
加えて、それらのサービスや情報も都市圏に集まり、地方では「量」も「質」も満足のいく状況ではないのも現状。
ただ、立ち返ってみると、そもそもWEBマーケティングは、大きく予算をかけず、小規模からでも大きな武器になるというのが、良さだったはずで、その良さを取り戻す一端を担う存在になりたいと考えています。
我々のビジネスモデル
我々の第一弾の製品は、世の中的には、同ジャンルの最大手の価格帯は5万円~10万円、最安値の企業でも1万円~。
我々はこれを2,980円で販売したいと考えています。買ってくださったお客様への広告ビジネスなどのクロスセルなども一切行いません。
2,980円が100社売れて、約30万円、1000社売れたとしても約300万円。
小規模のスタートアップだとしても、企業が取り組むビジネスとしては小粒すぎて、意義はあっても、積極的に取り組もうという会社はまずないと思います。
「儲からなくていい」という前提に立てば、本当にあるべきビジネスに取り組める
前述の通り、現メンバーの私と、CTOはそれぞれ自分達で、別々の会社をやっています。
だから、極論(株)マーケティングサプリで一切利益が出なくても、全く困りません。
利益が十分に出るまでは、無給でまったく問題ないですし、借り入れなどもなく自己資本なので、経済的リスクもありません。
また、多少なりとも軌道にのってこれば、スモールチームとしては十分すぎる利益が出て、また新しい開発などに取り組めると考えています。
やりたくないことをやらなければいけなかったり、心の中では売りたくないものを、お客さんに売らなければいけなかったり、これは当たり前のことながら「企業が利益をあげなければいけない存在」だから。
経済合理性から自由になったときに、
「儲からないから存在しないだけで、世の中に必要とされている事業」
に取り組めるのではないか?というのが、今我々が考えていることです。
スモールチームの役割と存在価値
「儲からないから存在しないだけで、世の中に必要とされている事業」は世の中にまだまだ沢山あると思っています。
これを解決するのが、我々のようなスモールチームの役割であり、存在価値だと思っています。
既に同じような形はたくさん生まれているとおもいますし、
今後、雇用形態もどんどん変わっていき、スモールチームだからこそできる、世の中に必要とされている事業が生まれてくるのではないかと思っています。
ちなみに余談ですが、この形は、サラリーマンの方の副業にも応用できると思っています。
普段の給与がしっかりある状態で、私のようなビジネスサイドの人間と、CTOのようなエンジニアで組んでやっていけば、なんのリスクもなく、同じ形が再現できると考えています。
特に何も難しいことはないですが「もしどういう風にやればいいのか?」と興味がある方は、気軽に声をかけてください!
また、(株)マーケティングサプリの事業について、今後様々な方にご相談をさせていただくことがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします!
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