りょうへー

広告屋的な会社とマーケティングツールの会社をやっています←某スタートアップ(取締役COO)←オプト(営業部長・事業部長)←大日本印刷。野球と吹奏楽とマーケ好き。アマチュア楽団指揮者とクラリネットやサックス吹いたり。

りょうへー

広告屋的な会社とマーケティングツールの会社をやっています←某スタートアップ(取締役COO)←オプト(営業部長・事業部長)←大日本印刷。野球と吹奏楽とマーケ好き。アマチュア楽団指揮者とクラリネットやサックス吹いたり。

最近の記事

凡才のキャリアはネガティブな状況でこそ好転する

キャリア相談に乗る側になることも増えてきた今日この頃、皆さんと話しているうちに、自分自身のキャリアを振り返ってみてふと気づいたことがあり、もし今キャリアに行き詰っていると感じている人がいたら、少しでも何かの参考になればと思い、まとめてみることにしました。 変化を決断した時は、毎回ネガティブな状況だった 私は独立を含めると3回転職していますが、その決断をしたときを思い出してみると、全て「その時の短期的な視点」でいうと「ネガティブ」な状況でした。 新卒で入った大手企業を1年

    • 「身の程を知る」ことで自分の強みがクリアになる

      30代に入ってからの私のキャリアは「身の程を知る」ことの連続でした。 「身の程を知る」は消極的なワードに感じる方も多いと思うのですが、私自身のキャリアを振り返ると「身の程を知る」ことが、むしろキャリアを好転させてくれたと思っています。 ※20代など若い段階に当てはまる話ではなく、30代以降のキャリアをイメージして書いています。 管理職でぶつかった壁私のキャリアは、現場の営業マンとしてスタートしました。 営業は好きだし、現場時代の成績もよかったので、前々職の上場ベンチャ

      • スモールチームの存在価値

        3期目を迎える(株)ユニークストーリーは、私一人の会社で、マーケティングや新規事業のご支援や、広告代理業を業務領域としています。 もう1社の(株)マーケティングサプリについて、1期目がまもなく終わるので、少し想いをまとめておこうと思っています。 (株)マーケティングサプリについてこの会社は、エンジニアの友人と2人で共同出資、私が代表取締役で、エンジニアが取締役CTOという形で起業しています。 パートナーのCTOも一人会社をやっている社長なので、お互いが二足の草鞋の状態で

        • キャリアアドバイスを「再現性」という視点で捉える。

          副業、パラレルワーク、フリーランス、週末起業、独立起業。 様々な働き方に関する情報が、たくさん世の中に出てくるようになり、キャリアの選択肢も、めちゃめちゃ幅広くなってきました。 色々な立場で、色々なことを言う人がいて、様々な情報が溢れていて、一体誰の何を聞いて行動すればよいのか?という風に思っている人も多い気がします。 中には、アドバイスに見せかけて、広告収入を得たり、謎のセミナーや情報商材に誘導して、利益を得ようとするものすらあるので、本当に玉石混交。 ハイブリッド

          起業家でもフリーランスでもサラリーマンでもない「ハイブリッドな働き方」

          前々職の同僚でもあり、分野は違えど、ある側面では近しい働き方をしているイセオサム氏と話をしていて、自身の働き方の志向性について、言語化できずもやもやしていたことが、整理できた気がしたので、備忘録がてら、まとめてみたいと思います。 自身の働き方を定義すると??私は法人をつくって独立していますが、メインでやっている会社は、一人会社なので、「社長」と呼ばれるのは違和感があります。 かといって、「フリーランス」というわけではないし「起業家」「サラリーマン」的な要素も、あるっちゃあ

          起業家でもフリーランスでもサラリーマンでもない「ハイブリッドな働き方」

          「若いうちにがむしゃらに働け」をオッサン武勇伝だと感じる人へ伝えたい、当たり前の事実

          働き方改革が叫ばれる一方、昨今SNSなどでベンチャー界隈の年長者の皆さんからは盛んに、 ・20代のうちに猛烈に仕事を頑張って成果を出すべき ・若いうちに苦労しないと後で苦労する といった「若いうちにがむしゃらに働け」論が発せられている気がします。 若い人の中にはこういう話に対して、 ・今の時代に合った働き方でいいでしょ ・年寄りの時代錯誤 ・自分たちが苦労したからといって押し付けないで といったように「結局、武勇伝語りや、自慢話、説教したいだけでしょ」と思うこともあ

          「若いうちにがむしゃらに働け」をオッサン武勇伝だと感じる人へ伝えたい、当たり前の事実

          あえて言おう!「脱社畜」の前に経験者、年長者の意見に耳を傾けるべきだと

          働き方改革が叫ばれ、働き方の多様化が進む昨今において、最近の謎のフリーランスや独立推奨の風潮には、中々に違和感を感じています。 「好きなことで生きていこう」といった耳障りのいい言葉を多用し、サラリーマンを揶揄するような、「脱社畜」なんて言葉も登場してきました。 大前提として、私は独立をして法人化しており、ある側面ではフリーランス的働き方もしている立場でもあるという上で、話を進めたいと思います。 それってただのポジショントークじゃないですか?キャリアの構築の仕方というのは

          あえて言おう!「脱社畜」の前に経験者、年長者の意見に耳を傾けるべきだと

          凡人の人脈の作り方

          まず最初に、、 「人脈」という言葉(表現)は全くもって好きではないのですが、あまりに普及している言葉なので、「(特に社外の)人とのつながり」を意味する言葉として、わかりやすく使用します。 別に、私は特段人脈が多い人間ではないですが、人とのつながりには、本当に助けられてきたし、自分自身がキャリア形成していく中で、最も重要だと思っているものの一つなので、自分なりの方法論をまとめてみたいと思います。 ちなみに、若い頃から、人間力のある人、自信に満ち溢れた人は「人脈」「人とのつ

          凡人の人脈の作り方

          いろんなことを諦めるとオッサンになる

          毎年4月1日に、自分の中で必ず行う確認があります。 それは、 「一生懸命、まっすぐに前進し続ける大人でいるか?」 という自問自答。 冷めた大人になりたくない新卒1年目の頃、特に壮大な目標とかはなかったんですが、一つだけ仕事において、また社会人として「こうありたい」という想いがあって、当時の想いを文字にするとだいぶサブいんですが(笑) 30代になっても40代になっても、熱く、まっすぐに、一生懸命頑張っている大人でいたい。 ということ。 社会に出ると、表現難しいです

          いろんなことを諦めるとオッサンになる

          企業は管理職にこそ副業をさせるべきではないか?

          副業やパラレルワークなど、「新しい働き方」の機運が高まる今日この頃。 それこそ、(私から見ると)やみくもに独立を促すような論調も、目につくようになってきました。 今回は、そんな「新しい働き方」の中で「副業」というものに対して、最近考えていることについて、書いてみたいと思います。 ※今回も基本的には、ベンチャー企業やスタートアップなど、比較的年齢層が若い会社向けに書いています。中でも、メガベンチャーや、ある程度安定成長期に入った会社をメインの対象のつもりで書いております。

          企業は管理職にこそ副業をさせるべきではないか?

          20代は機会にこだわり、30代でお金に換える(ベンチャー20代の年収論)

          今回はちょっとだけ生々しい話で、ベンチャーやスタートアップ界隈の若い頃、特に20代の年収論。場合によっては30代前半くらいまで。 これまた、いつもの私のnoteと同様、若いうちに大成功する人や、若い頃から超高年収のハイパフォーマーなど、劇的に優秀な人向けではなく、着実に一歩ずつ前進する、私を含めた「凡人(普通の人)のキャリア形成」にまつわるテーマと捉えていただければ幸いです。 また、あくまで私自身の主観であり、私自身の少ない経験や狭い視野を出ない意見である部分も多々あるか

          20代は機会にこだわり、30代でお金に換える(ベンチャー20代の年収論)

          「らしさ」を生かすということ

          今日、割と長く濃い付き合いの、同い年のベンチャー経営者のW氏とメシ食いながら話をしている中で、挙がったテーマ。 お互いに、ベースは営業キャリアで、若い頃はどちらかといえば、オラオラ、競争心むき出しタイプだったはずの2人が、 30代後半でいきついた「らしさ大事よね」 みたいなナゾの結論。笑 キャリアアップの近道は自分の延長線上にいる人を見つけることキャリアアップにおいて、「自分の延長線上にいそうな先輩」つまり「自分とタイプが似ている先輩」を見つけることは、とても大事だと

          「らしさ」を生かすということ

          ONとOFFの切り替えは必要ない

          私自身が、特にここ数年意識していること。 それは、ONとOFFの切り替えをできるだけなくして、自然体で過ごす時間を増やす、ということ。 一般的にはON・OFFの切り替えというのはポジティブな意味でつかわれることが多く、これがうまくできる人は優秀と言われることも多いかと思います。 最初に断っておくと、私自身が「独立しているから、仕事とプライベートの境界線が限りなく少ない」といった話ではありません。 GAPが大きいと人は苦しい精神的に苦しくなる時に多いのが「様々なGAP」

          ONとOFFの切り替えは必要ない

          「バブル」と「ゆとり」の狭間で

          最近、ことあるごとに自分は「狭間の世代」だな、と感じることが増えてきました。 日本が主に成長率という意味で、経済的に今よりはるかに元気だった時代の「バブル世代」の価値観もわかるし、「ゆとり世代」や「さとり世代」の気持ちもわかる。 私は1981年生まれです。調べてみると一応、1980-1988年生まれは「ミニマムライフ世代」という言葉があるそうですが、あんまりピンとこないですね。 私自身は、「バブル」と「ゆとり」の中間に位置している世代であるという認識がとても強いです。

          「バブル」と「ゆとり」の狭間で

          「会社では仕事がまぁできる人」レベルがどこまでいけるのか?そのロールモデルを創りたい。

          9月に独立をして、noteの更新をスタートしました。 色々と書き連ねている中で、「自分が何をしたいのか?」ということが一つ明確になったので、まとめておきたいと思います。 「凡人のキャリア形成」に対する想い一番初めに更新したnoteは“凡人”のキャリア形成を考えるというテーマ。 このnoteが私の想いの根幹にあるものだなと。 その後のnoteも含め、周りの方々から、共感やご意見などの反響をいただきながら、自分自身が考えていく中で、一つたどり着いたのが、 私自身の「凡人

          「会社では仕事がまぁできる人」レベルがどこまでいけるのか?そのロールモデルを創りたい。

          「部下」という言葉は死語になればいいと思う

          あまり好きではない言葉の一つが「部下」。 自分自身が、誰かお世話になった先輩をたてて話す時などに「私は〇〇さんの元部下です」といった表現は使うことはありますが、現在及び、過去自分の部署やチームにいた人のことは「メンバー」と呼ぶことにしています。 「部下」という言葉に含まれるネガティブなニュアンス「部下」という言葉は一般的に使われる言葉ですので、もちろんその言葉自体が悪いとは思っていません。 ただ、その「部下」という言葉が嫌だなと思うのは、時として ・自分より下の人間

          「部下」という言葉は死語になればいいと思う