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6600万年前……ぼくは恐竜だったのかもしれない/くすのきしげのり

恐竜の家族愛を、水墨画の力強いタッチと優しい色合いで描いている作品。

絶滅時に起きた現象を言葉ではなく、逃げる様子や倒れながら血を流す姿で表現していて、誰が読んでも分かりやすい。

隕石によって絶滅させられた恐竜達は、まるで地震の津波で逃げられず、流されてしまった人々のようで、胸が締め付けられた。

寄り添いながら化石になった恐竜の家族は、
あたりまえの日常は突如奪われるかもしれないという恐怖と、死は必ずしも孤独ではないことを私たちに教えてくれる。

#ぼくは恐竜 #NetGalleyJP

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