日々是妄想
ラッパズイセンとリーキはウェールズの国章あつかいらしい。厳しい土地柄を偲ばせる。
幸か不幸か失われたヒガンバナの調理法を模索している。一概に言えないが、甘藷がそうであるように、救荒作物は単体で食べるというよりは、「量の水増し」に用いる方が現実的ではなかったかと思っている。
アルカロイドの易水溶性に懸けてみるとする。
アレロケミカルの常で、鱗茎外皮は絶対に取り除く。
20種のアルカロイドなのでリコリンだけでは考えられないのだけれど鱗茎中ならば0.5g/g、
対人の致死量10g。(下痢嘔吐はその限りではない。)
最悪を想定しても20-10gの鱗茎中には10-5gのリコリン。しかないとは言ってはいけないのだけれど、
あとは流水でどれだけ抜けるか。
鱗茎も一概ではないけれど親芋が弱るチューリップからの連想では、開花中の鱗茎はあまり旨みはない。目がでた段で掘り起こし、
まずは外皮を除いた鱗茎を水曝して、重曹でアク抜き(加熱にキモがあるのではなく、後の冷水晒しで溶出しやすくならないかどうか)
万全を期して5-10gを食して30分で嘔吐がなければ
毒抜きはできたとみなす
漸次10-20gと増量。非すりおろしの料理法が確立できたら米飯のかさ増しくらいになるのではないか?と考え中