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POOLO LIFE7期_卒業論文_小さなJOYを見つける旅路

2024年2月末。POOLO LIFEの参加を決めたあの日。まさか今こんな決断をしているなんて思いもしなかった。POOLO LIFEでの活動期間を過ごす中で感じたこと、気づいたこと、見えたこと、これらを綴りたいと思う。


プロローグ.POOLO LIFEとつながったあの日

キャリアチェンジをしてからの毎日、これで良いのか、私って社会に役立てる人間なのか?と自問自答しており、その解をどうしても見つけたかった。そんなときに広告で飛び込んできたのが、旅×キャリアをテーマにした「POOLO LIFE」。

~桃鉄旅🍑の道中~

誰もいない道をずっと歩いている感じで、何が正しいのか。何が良いのか。
この道なりに解を出したかった。自己理解って学生の時から、転職のときも、やってきていたし、見えていたはずだった。キャリアドリフトといわれうように、何が起こるからわからないことに敢えてのってみる。そうしてきたが、ただのっているだけではなく、やはり考えている。選択するときも何かを考えている。だからこそ、もやっとをクリアにしたく、POOLO LIFEの参加を決めた。たくさんの人の声から、どんな道が自分にとって豊かになるか考えてみたかった。立ち止まる時間がきっと必要だったんだと、今思う。

1.私の"豊かさ"の土台

この8か月間、POOLO LIFEのなかでもさまざまな課外活動が裏で動いていたのだが、私自身は仲間たちの勇姿を見ている側だった。彼らは初対面のメンバー同士で親睦を深め、新たな居場所を模索したり、これからの自分と出会うきっかけづくりを満喫しているように私には映っていた。純粋に「pure」な仲間たちがいるコミュニティーに私もいるんだ、と実施報告を読みながら感じていた。「旅」がもたらしている光る欠片なんだと。
一方私自身は私の「旅」をしていた。

"食べる"を楽しむ旅

ウィズコロナで始めた食べ物インスタだが、実はPOOLO LIFEに参加をしたことで、より本腰が入りはじめた。それまでは周遊するところがほぼ限定的だったのだが、POOLOの仲間たちの動きが可視化されていることでより活動範囲を広げるきっかけにもなっていた。
そのひとつが、ずっと行きたかった場所「ラコリーナ近江八幡」。改めて緑がもたらしてくれる穏やかさを感じることができた。ついでに食べ物インスタにふさわしい、出来立てバウムクーヘンも入手できたわけだ。そんなゆったりとした時間を過ごしていると、普段私自身が抱えていることやめそめそしていること自体がとてもちっぽけに思えてくる。
何より、「おいしい!」っていえてしまうその瞬間がHAPPYになる。その感想を自分だけでなく、誰かに教えたくなるし、共感してほしい、と思ってしまう。これだから、「食べる」はやめられない。新しい瞬間に出会えるひとつの要素だと思うから。生活を彩る重要なスパイスだと思うから。「食べる」って。

晴天下で映える"CLUB HARIE"のバウムクーヘン

「時間」をつくる旅

この8か月間、前述したとおり私自身が課外活動にあまり参加ができなかったわけだが、その中でも1on1であったり、チーム活動の中で私と出会ってくれた皆さんに心からお礼を伝えたいって、思う。
私自身、人とつながるのは好きだけれども、本当に好き嫌いがはっきりしている。ただし「その人の素敵なところ探し」が母からの教えでこれはずっと守ってきていること。それをPOOLO LIFEでも体現できるようにしようとしているわけだが、そんなことが無駄に思えるくらい、POOLO LIFE7期に参加してきている皆さん、柔軟で心が澄み切っている人ばかりで。正直POOLO LIFEの参加費用決して、安くない。そこに費用をかけてきているメンバーだからなのか、優しい人たち。ただそれぞれのことを深く知れているわけではないので、今後のひとつのミッションとしてもせっかく繋がった縁をただ終わらせたくない。とことんみんなと腹を割って話せる、そんな時
間をつくりたい。なんというか、表面上ということではなく、ディープに語り合えるそんな仲間づくりのきっかけをもらえたように思っているので、そういう関係構築をこれからできたら、と感じている。
誰かと向き合うと、おのずと自分と向き合わなければならなくなる。だからこそ、真剣にPOOLO LIFEの仲間たちと時間制限なく語り合う「時間」をつくりたいのかなって。

2."余白"が与えた気づき

大きな財産と言える所以のひとつに、普段勤務先と自宅とだけを行き来しているだけど出会わなかった仲間たちに出会えたということ。年齢・職種・出身地・居住地など何もかもが異なる皆さんと出会えたことで、私のワクワクを刺激してくれた瞬間が何度もあった。1on1や課外活動でお話をすると、それぞれがキャリアデザインしていたり、迷っていたり、何かを決めていたりと、さまざまなフェーズにいたのだが、そういったことを隔てなく共有できる場って単純にいいな、と。前述しているように、もっとそこを広げていける、ただ外面だけを聞くのではなく、どうしてその状態になっているのかどんどん深堀しながら対話できるともっと互いのことを高め合える存在になれるのかもなと。
私自身仕事もそうだし、プライベートも何もかも、かなり全力投球で取り組むタイプで、2-3か月先まで予定を埋めている、というのは日常茶飯事だった。そこに"余白"という考え方を与えてくれたのがまさにPOOLO LIFEのメンバー。"余白"とは??がことあるごとに頭に浮かんできて、立ち止まることを自分に対して良しとできた、そんな出来事だった。それもあり、とある月の週末に、予定を全キャンセルして、ただただ物思いにふける時間をつくったことがある。そのときにワードとして思いついたことをただただ書き起こした。思いついたりしたことを実現せずにはいられないんだって、その時客観的に感じた。無意味に時間を埋めるのではなく、そこに目的をもったり、ひとりではなく協働できる時間というのが私にとっては外したくない条件なんだ、と気づけた。当たり前が当たり前化してしまうのではなく、自分のあたりまえを立ち止まって検証してみる時間≒"余白"を持てるとモノゴトが広く見えてくるのかもしれない。

3.桃鉄旅🍑

旅の象徴:ダイス

「トライ」を生み出す

桃鉄旅はこのPOOLO LIFEのなかでも私にとっては一大プロジェクトだった。一緒に2-3ターム過ごして、旅を実現させてくれたふたりには大感謝なのだが、これは別でたくさん伝えるとして(笑)
この旅と実践報告を通じて、おこがましくも、ちょっと踏み出す勇気を皆さんにサンプルとして示したかった。且つ私もこの旅のなかで遭遇するであろう事象に小さなJOYを見つけたかった。正直、行先も宿も決まっていない旅、そんな簡易的なわけがない。3人できちんと準備をして迎えた当日だったが、想定外のことはいくつも起こる。目的地にたどり着きたいのに同じ駅ばかりが出てみたり。長距離を歩くことになったり。見つからなそうなものを探さないといけないことになったり。一見無理じゃない?と思うことにトライしてみる、そんな時間を笑って過ごせる瞬間が素敵だなと。程よいハード感のあることに、ひとりでなく、仲間とともに挑む。仕事にも同じことが言えると思っていて、目標だのKPIだのが課されるときに、ひとりで悩んでいたり、考えていても埒が明かないことが、いざチームになると解像度があがることって多々ある。まさに同じ状況がこの旅にもあった。「トライ」したいことに全身全霊で取り組める、その時間を生み出せたのはだれかと何かを成し遂げたい、という強い想いかなと。誰かが喜んでくれるなら頑張りたい、とシンプルに感じられることが私にとっては大事なひとときだったんだと思う。
何度もいってしまうけれど、ふたりにありがとう♡

「対話」を生み出す

桃鉄旅中、話せるってやっぱりいいな、って単純に思っていた。たわいもないことや、それこそトークテーマをつかってお互いの過去のエピソードや今の状況を語り合ったが、お互いを形成しているバックグラウンドを考えられたきっかけだった。これってともに旅をする醍醐味だろうし、活動期間を共に過ごしてアウトプットをつくろうと奮闘してきた間柄での結果だとは思うが、同じ箱で出会えたからには、やっぱり話したい!ってそう感じる。その機会を埋めるかどうかは、誰かに責任があるわけでもなく、「対話」を生み出す努力というよりは、誰かにアンテナを立てておきたいって思う。開拓することが私の活動の源になっていることもあるので、そんな心地よさをつくれる関係性って小さなJOYをつくることに欠かせないピースだと思う。

エピローグ.私の"豊かさ"

  • 「思いついたこと」を放置しない

  • だれかのためになることを放置しない

  • トライできることを放置しない

これらは確固たる私の豊かさを作っている要素だとこの8か月間で確信した。私自身がありたい人間であるために。そのためにも小さなJOYの積み重ねがこの要素を構成するのに大きな意味がある。いかなることでもJOYになれることがあればあれほど、私の豊かさって広がってくる。
このPOOLO LIFEの活動期間に改めて自分と向き合えたからこそ、この結論に至っていると思う。
だから、転職することに決めた。あのPOOLO LIFEに参加するときには微塵も考えていなかったのだが、今私を構成している小さなJOYが応援してくれているから。

7期で一緒に活動してくださった皆さんへ。
これからもとことん語れる仲間づくりを一緒にできるといいな!
GRACIAS POR TODOS:)

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