偉業を成し遂げた人の育てられ方がうらやましい
ワールドシリーズで優勝を果たし、数々の記録を生み出している大谷翔平選手。放送されない日はありません。そんな彼や、偉業を成し遂げた人達の報道を見るたびに、私の心には、育った環境や親に恵まれてうらやましい気持ちが出てきます。
偉人の親は人間性のレベルが高い
今まで、偉業を成し遂げた偉人はたくさんいます。人間性にも注目すると、謙虚だったり、意外と屈託のない素直な性格だったりと、肯定されておおらかに育てられたこともわかります。子ども時代には、親も否定せず尊重して関わってきたりと、親の人間性も、親としてもお手本となるような育て方で、家庭環境も精神的に健全だったのかなと感じました。
きっと本人も親も、計り知れない努力と、私達には見えない苦労もされているでしょう。それでも「偉業」という結果だけではなく、人から尊敬され、愛される人間性も備わっているのは、本人の持って生まれた資質や才能だけではなく、親や環境も整ってこそ「偉人」に育つように思うんです。
毒親じゃなければ
偉人と比較する訳ではありませんが、私は、「肯定して尊重してくれる親のもとに生まれたこと」を、とてもラッキーなことで、うらやましく思います。もちろん本人にも才能があるから親も一生懸命だったはずですが、偉人の親は「子どもをありのまま認める」こともできる器があるように感じました。
確か、エジソンだったと思いますが、彼は小学校には途中から行かず、母親と勉強をしていたそうです。学校から渡された手紙に「問題があるから学校には来なくていい」ようなことが書かれていたそうですが、母親は本人には、「優秀だから学校で教えることがない」ようなニュアンスで伝えたと、テレビで紹介されていました。
私は、こういった「偉人の親が子どもを信じる姿勢」を持っているところが、毒親にはないところだと思います。そんな親に育てられるって、本当に幸せです。常に否定的な関わり方で、結果を出して周囲から評価されたら自分の手柄のように振る舞う毒親。そういったところに、人間性や器の大きさの違いをすごく感じます。
偉人を作るのも親
偉業を成し遂げても、謙虚な姿勢や、周りへの感謝を示すことができるのも、肯定されて育った上に、親にも人間性が備わっているからこそ教育できたのでしょう。そう考えると、どんな大人になるかは環境と親の影響が大きそうですよね。
毒親と途中で気付いても、基本になる考え方や生き方は、すでに親に染められています。気付けても修正するのは本当に大変です。
基本となる幼少期から、肯定されて育てられる環境は、将来の人間性を良い方向に導きます。本人は、ありのままを肯定されているから、承認欲求も少ない場合もあるでしょう。結果に関係なく、謙虚で淡々と、切り替えて常にできることに焦点を当てて考え、行動する。こういった、ポジティブな考え方も肯定ありきではないでしょうか。ネガティブな考え方が刷り込まれていれば、余計な不安材料が頭の中で邪魔をして、現状維持しがちになります。
まとめ
今回は、偉人を通して「素敵な親に育てられた環境」をうらやましく思う気持ちについて綴りました。偉人の中には、人間性や親に問題がある人物もいるかと思いますが、今回はお手本になるような人間性を持ち、夢を叶え続けている偉人を対象に書いています。せめて、考え方だけでも見習って、人生を好転させたいと思う私です。
とりとめなく綴りましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。