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キッチン常夜灯(長月天音)
Kindle Unlimitedでおすすめに出てきて読了。
洋食屋店長の女性が家の近くにある洋食屋で癒され、学び成長するはなし。
お店の雰囲気や料理の描写があたたかく、ほんとうに美味しそうで癒される。
ただ辛そうだった仕事に少しずつ前向きになって、ベテラン社員とも向き合い打ち解けていく姿も良かった。一番嫌いだった人が、少しのきっかけで一番の味方になるって素敵。
外食は選ぶことが面倒で疲れるし、体に合わなかったら体調を崩すかもと思ってしまってあんまり目新しいところに行かない。
同じお店の同じメニューばかり頼みがちだけど、どこかにこんな温かいお店があるなら、チャレンジしてみようかと思えた。
原麻希シリーズでハマった吉川英梨さんの十三階シリーズ(スパイ小説)を読み、その後、道尾秀介さんの鬼の足音(ホラー)を読み、刺激を受けすぎた頭を癒してリセットしてくれた作品。
十三階シリーズは原麻希シリーズと同じ女性主人公でもかなりテイストが違い、スパイとしては超優秀でも不安定な主人公の姿に私まで気が狂いそうになった(あまり人にはおすすめできない)。
鬼の足音は短編集。確か久しぶりに家に1人でいるのが怖くなって出社が増えた覚えが。もう内容を覚えてないなんて、幸せな記憶力だ。
Kindle Unlimitedのおすすめ機能には不満がある(すでに読んだ本も出てくるし、ホラーばかり出てくる)けど、今回はベストタイミングだった。