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多汗症 3/4

多くの治療を試しました。
何も効かなかった。
時間とお金をただ無駄にして過ごした。
治療方法や手術に至るまでの過程が知りたい方はぜひこちらをお読みください🎶



とりあえず診察

高校1年生の2月。
紹介先に向かうと、手汗の量測らせて。と言われ、大学病院でも握らされた例の丸い平べったい磁石のようなものを握らされました。
一般人の20~30倍の汗。多汗症の中でも重度だと言われました。
その病院では測定後、手術のやり方、どの手術をするのか、アレルギーはあるか、健康状態、持病などを色々と聞かれ、副作用などについても話し合いました。
手術するために色々な質問がありました。


選択。どちらをやる

手汗の手術にはふたつの方法があります。
T3神経遮断手術とT4神経遮断手術です。
話を聞くとどうもT4の方が確実に汗は減らせるそうです。
どちらも脇の下に小さな穴を開けて肺をしぼませて神経を切る手術らしいです。
どちらを選択しても握力が一時的に減る。代償性発汗はT4の方があるがT3でもでる。そう言われました。
私は迷わずにT4を選択しました。
ただここで大きな問題が発生!

16歳未満の手術は行わない

私は3月生まれです。
高校1年生の2月の時点ではまだ15歳

誕生日を迎えてないと手術はできない。
そう言われました。

迎えた16歳の誕生日。
誕生日を迎えたことによりわたしは手術の準備を進めました。

術前検査、麻酔、手術、その後

多汗症の手術は実はそこまで症例が多いわけではないらしいです。
術前検査と術後検査に協力欲しい。そう言われました。
もちろんYES。
私と同じように悩んでいる人がいるならば喜んで実験台になろう。そう思いました。

術前検査、変わらず磁石のようなものを握らされ汗をはかり、手術室へ。
コンタクトをつけることが出来ないので裸眼で向かいました。
視力がとにかく悪いので人にぶつかりかけるわ散々だったが何とか手術室へ到着。
そして麻酔が入る。
そこからの記憶はない。

目が覚めた頃には病室にいて、肺の違和感と咳でした。
少し咳がひどい時の胸の痛み。1番近い表現だと思います。
手術したあと目がしっかり覚めて退院。
術後1ヶ月ほどで術後検査を行いました。

手術を行った右手は一般人の2~3倍の手汗に、手術を行わなかった左手は変わらず25倍ほどの手汗量でした。


その後の術後経過などについては次のnoteに書こうと思います。

じゃまた〜👋

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