なにかに沿って、そこに形を置く。のような。
なぜかそこにあるとしっくりくる
のような感覚で絵を描いている。
子供の頃に公園で石を並べていた時の感覚と似ている。
そこにあるとしっくりくる。
少しズレるとしっくりこない。
そんな感覚を楽しみながら、線を描くのはきもちがいいし楽しい。
足跡のような、石のような、石庭のような、ダンゴムシのような、ゴマのような、凍った湖に開いた穴のような・・・
色々な、「のような」が浮かんでくる。のようなを後付けするのも楽しい作業。
ミミズのような、血のような、血管のような、たらこのような、おえっと月でた舌べろのような。のような。
寄生虫のような、タコのような、寿司のような、高速道路のような、赤血球のような、のような。
どこに周波数を合わせたのかわからないけど、このような、「のような」が浮かんだある日でした。