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幸福論オタクが読むべき本?


ついにこの本、中古で買って読み始めた。この前、読み始めた「クソどうでもいい仕事の理論」よりも結局こっちの方が面白くて…

この本を書いたアイルランド人の著者は1979年生まれ。私より4歳若いけど、まあ同世代と言っていいはず。携帯電話が存在しなかった時代に生まれ、インターネット黎明期が青春と重なるといういう意味で。

完全にテクノロジーを手放す勇気と決断を賞賛せざるを得ないし、羨ましくもあるけど、同じ暮らしを実践するのはなかなか難しいね…。

仕事やめて狩猟採集と畑だけで食って行くとか、音楽はライブでしか聴けんとか、旅行行くのも徒歩がチャリのみになるとか… いやまあ、まだ諦めたくない事も多々あるワケで。

イデオロギーと精神論は違うのか同じなのか被るのか。

今の時代に失ったものと、失ったけど取り戻せるものと、失いたくないものと、手放すのに困難を極めるもの。それは人によって違うということなんやろう。

読書は子供の頃からかなり嫌いやけど、この人の本は2冊目。訳本やけど表現がおもろいし、共感することも多い。ま、Apple Watchで運動量を測定しつつエアロバイク漕ぎながら読むってことに、えもいわれん矛盾を感じてはいるけどね…。

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