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作為的でないのがいい

この前、京都で買おた本2冊と、近江八幡のボーダレス・ミュージアムで予約購入してて届いた図録。

ボーダレス・ミュージアムでは障害ある人らの作品をいっぱい見てんけど、彼ら彼女らの表現と、ピカソの陶芸と、世界の民芸玩具には通じるものがあると思てまして。

作為がないねん。しかも独自性が、濃い。それがたまらなくグッとくる。魂の赴くままに、自分もこういう風に作りたい。

コンセプチュアルなアートは正直しんどいねん。というか、なんやいろいろ言いたいんか知らんけど、結局ようわからんし、滅多におもろないし。自分が作るのもイヤになった。

実際のところ、便器にサインしたアレだけがおもろかったんちゃう?それが缶詰のうんこ(by ピエロ・マンゾーニ)とかになり始めると、「狙い過ぎ」でおもろないねん。

でもこの3冊は見ててまったく飽きへんのよ。なんかたまらん楽しい気分になる。果てしなく自由で、美しい。

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ラファエロのように描くには4年かかった。
子どものように描くには一生かかった。
by Picasso

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