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海外学校生活に不安がありますか?~海外現地校&インター元教師が、3つの秘訣をお届けします~


はじめに

新学期スタートとこれからの学校生活への不安

8月半ばから、多くのインターナショナルスクールで新学年度が始まっていきました。

静かだった学校は、子ども達が戻ると活気を取り戻します。新しい学年度、ワクワクしますよね。

同時に、不安で体調を崩したり、クラスに行くのにサポートが必要なお子さんも出てくるのが、数週間過ぎたこの時期。

様々な点を考慮され、海外現地校やインターナショナルスクールを選択されたと思います。

これから本格的に始まっていく学校生活、不安を抱えられている親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。一番の願いは、お子さんが海外学校生活を安心して過ごすことです。

気が付けば、長い時間を海外現地校やインターナショナルスクールの中で教師として過ごしてきました。

クラス担任から私に声がかかる時は、日本人の子どもにサポートが必要な時。言葉や文化の違い、またちょっとした誤解から、学校という壁の中で不調和が生まれた時でした。

多くの子ども達が集まる場所です。成長のプロセスとして、様々なハプニングが起こるのは日常茶飯事のこと。そのプロセスから子ども達は自分について学び、自信をつけていくものです。

時間と共に自然に解決することもあれば、絡まってしまった糸を解くのに、多くの時間と話し合いが必要になる時もあります。ちょっとした秘訣で、この糸の絡まり具合を事前に調整できたのに…のちの話し合いの場で残念に思うことがありました。そしてこの秘訣は、親御さんが事前に出来るアクションです。

自然にこの秘訣を実行されている親御さんもいらっしゃいます。同時に、「え、そんなことしていいんですか?」と驚かれる親御さんもいらっしゃいました。

今回は、情報が必要な方にこのアクションの秘訣について届けたい!

教師も保護者の皆さんもゴールは同じ、子ども達が安心して過ごせる環境を築くことです。

秘訣を伝える為に、学校の内情や、校内で感じていた本音も書きます。本当に必要な方に率直な思いをお届けしたいので、有料記事にしてアクセスに制限を設けます。また、記事を購入いただいた場合、無料オンライン相談(30分~1時間)をお受けしますので、記事最後に記載した問い合わせ先に、その旨ご連絡下さいね。

記事の対象者

海外現地校やインターナショナルスクールでの学校生活を送るご家庭で、以下の点が当てはまる場合、役に立つ内容です。

  • 初めての海外学校生活で、親御さんが不安を感じている

  • 初めての海外学校生活で、お子さんの気持ちが不安定

  • お子さんに発達の特性がある

  • お子さんが、周囲から影響を受けやすい特性(HSP)がある

  • 学校生活で過去に困ったことがあった

海外現地校・インターでお仕事をする先生にも、以下の点でお役に立つと思います。

  • 校内でスタッフ間の連携プレイのコツ

  • 保護者の校内サポートの際のポイント

子ども達が学校で困難に直面し、体調に大きく影響が出る前にアクションを取りたいもの。

以下にお話しする秘訣の目的は困難を取り除くことではなく、可能な限りのサポート態勢を準備しておくことです。困難に直面した際に学校や担任の協力を得るために動くのでは、正直遅いです。

子ども達がハプニングを経験するのは、避けられないかもしれません。ただ、その際にいらぬ誤解が生まれないよう、苦しいと感じる時間が最低限に抑えられるようアクションの秘訣をまとめました。

子どもが「助けて」のサインを出した際に、子どもの性格や特性を把握しつつ、学校側に即動いてもらうのが、この秘訣の目的です。

限られた時間の中で関係づくりを目指し、特に学校の窓口となる担任とご家庭の信頼関係づくりにフォーカスを当てて、お話を進めていきます。

海外の「学校」をお子さんの学びの場に選んだ親御さん達に、この秘訣が役に立ちますように。

そして、子ども達が安心して成長することが出来ますように。

学校の現実とアクションの秘訣

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