夢ノート てんとう虫と幼馴染み 20250101
言葉がてんとう虫の飛ぶような速度で空間に軌跡を残す
丸いドットの点線となって発話されたそれが立体的に交差する
見るからに美味そうな
ツンデレのそれをつかまえて食べてみる
甘美であることこのうえない
場面が突如変わり 運動会とは名ばかりの社交場
学校の校庭かグラウンド
下膨れではれぼったい性格で異性を寄せ付けてはいなかった
幼馴染が イタリアに音楽留学し垢ぬけて
まあ 普通でありかなっになっている
昭和期のドラマにあるような学校の先生の雰囲気
白のシャツと靴下 水色のスカート 小豆色の靴
わたしを認めて 彼女が言葉を投げかけてくるが
オニヤンマが懐かしみながら滑空しているような速度である
わたしは大急ぎで車に戻る